2025/01/05 のログ
ご案内:「違反部活群/違反組織群」にキキさんが現れました。
■キキ > >
「あ、聞こえてる?指令達成したよー。いえーい。え?やりすぎ?
知らないよ、そんなのぉ、キキわかんな~~い
調査してこいとは言われたけど、潰しちゃいけないとは言われてないも~ん。ちゃあんと情報も流したデショ?
じゃ、お迎えよろしく~~」
きし、と笑って専用オモイカネの電源を切っておく
回収場所に指定された廃ビルの上層部で階下を眺めれば
<てめ、うちの組織の情報風紀に流しやがったな!>
<ああ!?それはてめえらだろうが!グループのスパイがよぉ!>
<俺の女に手ぇ出しといて何を!>
<はあ!?お前が脅して関係迫ったんだろうが!>
そんな喧騒が聞こえてきて大変愉快愉快
まずは片方の組織Aに潜入して情報を仕入れながら、組織Bとグループを作って危険活動をしていることを察知
そんな情報を掴んでは正義のキキちゃんが黙っているはずもなく
組織Bの親玉にハニトラ仕掛けて骨抜きにした後、組織Aの情報をさりげなーく貰う
次は組織Aの親玉に同じ女の姿で、暴力を受けたと泣きついてなぐさめてもらいつつ組織Bの情報も貰う
もちろん、この女の姿は二人の親玉の共通の知り合いの姿だ
後は二つの組織の連絡役に化けて、風紀へと情報を共有していることをわざと発覚させる
痴情のもつれと組織の存続という火種でああもう山火事大火事、綺麗な正義の火が舞う
「ばっかだねぇ。違反部活~とか言ってるくせに友情だ愛情だ欲情だーなんてぇ」
違反部活に潜り込んで情報を取って来い、とか適当な指示を出した上層部が悪い
私に正確な指示を出したければ書面でしーっかりまとめないと抜けが出てこういうことになるんだ
(ま、正義だからイイよね。さいこ~)
ジーンズからロリポップキャンディを出して咥え
甘さを味わいつつ、窓から外を見ながらお迎えを待とう
きっと多分怒られるだろうから、どうやってからかってやろうかなーとか考えながら
■キキ >
きちんと情報を手に入れているし、別に風紀や公安に歯向かおうとしているわけじゃないから異能にも制限がかからない
ただ、その過程でちょ~っとトラブルが発生してしまっただけだ
「うん。これでいこーっと
キキ~、頑張って情報取ろうとしたら地雷踏んじゃって勝手に争っちゃった~って感じで」
けらけら
下で起こっている喧噪から溢れるネガティブな感情が心地いい
ああ、そうそう組織AとBの親玉はそれぞれ落第街の頂点を目指して切磋琢磨してきた親友兼ライバルなんだって。素敵~
だから裏切られたと分かった時の絶望は凄いんだろうなあ
「おっかしーの。希望なんて絶望の前振りでしかないし逆もまた然りなのにさーあ
人類の考えることは…って、テヘ☆私も人類だーった♪」
かっこかっことロリポップを揺らして独り言
「わ・た・し・のおーじさまはまだかなぁ~…ブリキの馬だと嬉しいなあ」
流行りの歌を口ずさみながらのんびり待っていよう
■キキ >
めんどくさいのは、現場の往復には誰かの付き添い…というより監視が必要な事
でもそれはそれで新しい知り合いが出来るし、どっちにしてもからかえばいい
便宜上王子様と呼んでいるがお姫様のこともあるから楽しみだ
「飴舐め終わるまでに来ないとにーげちゃうぞ~、逃げられないんだけどさ
やーん、ど・え・す♪」
上層部は緊縛プレイが大好きなので、わっちの付けてるチョーカーに色々ついてる
発信機だの、出自不明の異能抑制装置だの
「んー今日もあったかいなあ~」
風は寒々しいが、心はほっこり
寛大なキキっちはもうちょっと待ってあげよう
■キキ > ――やっとお迎えが来た
何も知らなさそうな、おつかいを頼まれた風紀委員だ
だからにっこり笑って、帰路に就こう
ご案内:「違反部活群/違反組織群」からキキさんが去りました。
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に海藤 宗次さんが現れました。
■海藤 宗次 >
違反部活群に位置するとあるオフィスビル。
みすぼらしい建物が乱立するこの場所で立派な建物は間違いなく大物が集う場所であろう。
そしてそれは正しい。
そのオフィスビルの高い階層の会議室
そこには高価な花瓶やたソファにテーブル等まるでマフィアさながらといったところ。
その部屋に半グレ幹部海藤宗次はいた。
ただし同じ半グレ組織ではなく別々の違反部活や半グレ、マフィア等といった幹部の面々とだ。
本来であれば競合相手になりかねないが今日は商売をしに来たのだ。
「交流会にお越しくださっておおきになぁ~。ま、今回は商売繁盛、一年の始めを景気良くやろ~っちゅう感じで。組織間を超えた仲の良いものにしましょ」
挨拶をするのはこの男。海藤宗次だ。
この男の舌の回り具合はもはや天性の物。
他の組織の幹部もバカではない。宗次が本当に戦争ではなく平和的な商売及び商戦をするのは嘘ではない事は見抜いている。
ひとまず話を聞くのか錚々たる悪の重鎮達がソファに座る
■海藤 宗次 >
「ここでは役に立つ情報やら何やらを共有する場でもありまして~あ、勿論ただではありませんで。ちゃんと代金を貰うって感じで」
適当にヘラヘラと喋っている割にはどの重鎮達にも動きがない。
宗次の部下が茶を入れてそれを呑んでいるだけだ。
そんな様子を見た宗次はまあ、言い出しっぺという事で面白い商品を紹介する。
「まあ、前置き長くても始まりませんし俺からちゃちゃっとやっちゃいますか。はいはい、持ってきて~」
手をパンパンと二回叩けばすぐさま部下の者らが持ってくる。
あれは身分証だろうか。それに風紀の腕章もある
「これがなんなのか簡単に経緯の説明をば。実は俺、飯食ってる時に風紀の職務質問にキレちまいましてね?うっかり殺しちまったんですよ。でもただ殺すのにも勿体ないしとりあえず、風紀のデータベースにハッキング仕掛けてしばらくはバレないようにしておりますわ。」
そこで水を飲む。
つまりはここに空白の風紀の身分があるということだ。
それにハッキングしていることもあって時間の問題はあるもののごまかしは聞いている。
「つまりですね…これで潜入すれば風紀の情報がまるっと取り放題なんですわぁ」
ここでドヤ顔を決める宗次
ご案内:「違反部活群/違反組織群」に大神 璃士さんが現れました。
■海藤 宗次 >
「では3から始めますか…他には…」
そうしてみるに反応はまずまず
工作員の抱えていない組織は中々に厳しい事情だ。
逆に搦手の得意な所は非常に良い反応を示してくれた。
こういうのは意外とニーズが分かれるものなのか。
プレゼンして宗次は考えた。
そうこうしているうちに端末やら暗号など様々な情報の売買に一区切りがついて休憩に入る。
休憩時には各々が好きな場所に
ある者は会議室に残ったままある者は自販機へ、ある者は屋上に風にあたりに
宗次も屋上で知恵熱出かけた頭を冷やすところだ。
■特別攻撃課 >
ビルに集まる者達の気配が緩んだ瞬間。
それを狙っていたのか、あるいは偶然が重なったタイミングだったのか。
爆発音。次いで、重火器類の発砲音。
それらが階下から響き渡る。
否、階下からだけではない。
屋上からもヘリ、あるいは数こそ少ないがAssaultFrameが一挙に強襲を仕掛けて来る。
上と下、双方からの同時攻撃。
明らかに「このビル」に「何かある」事を把握していなければ展開が追い付かない速度だ。
そして、突入してくるのは…特徴的な赤い制服に、黒のプロテクターを身に着け、
重武装で固めた委員――否、それを委員と称していいのか。
最早、その様相は「軍隊」と言った方がよいかも知れない。
『――発信機反応は、上階より! 各員、速やかに制圧を進行の事!
…理不尽に必勝せよ!』
『『『理不尽に、必勝せよ!!』』』
――風紀委員会 特務部 特別攻撃課 挺身隊。
その役目はただ、「敵対者をぶちのめす」事。
風紀の誇る決戦部隊。赤服には気を付けろ。
……屋上で頭を冷やしながらくつろいでいた男は、「拾い物」の「細工」に気が付かなかった結果、
知らぬ間に恐ろしい相手を呼び込んでいたのである。
■海藤 宗次 >
「うん?」
屋上で缶コーヒーを飲んで休憩をしていた。
なにやら今日はやたらと風が強いなぁ。
…いや、なんか普通におかしいなんというか風が人工的なような…とかふと空を見上げる。
「ぶふーーー!なん、なんやねんあれ!」
盛大にコーヒーを吹いた。
ツッコミも途中で下から何やら重い音がする。
あれは拳銃の音ではないな。ショットガンかライフルか…
「だとすれば…これはちとアカン奴や」
何故ならば今日は会合だ。
必要な兵隊を揃えたとはいえそれは防衛の為。
最初から戦争仕掛けてくる奴など想定はしていない。むしろいることに驚きだ。
「まあ、下は1分持つか…なら1分で上を片付けるとしますか」
抜いたのは拳銃ではなく日本刀。
切っ先が向ける先は上空から見下ろすヘリコプターだ。
異能の気配、魔術の気配…共に無し
■特別攻撃課 >
『――報告!
屋上にて手配データ合致を確認! 93%の確率で重犯罪者・海藤宗次と認定!』
ヘリのひとつからの通信は、速やかに此処から離れた司令部へと届く。
その通信を受け取った司令部の判断は、迅速。
『…上方攻撃担当へ伝令! 手配データ該当者には構うな!
制圧を優先、「発信機」の所在確認及び敵対勢力制圧に注力!
――目標へは、「予備役」を当てろ!』
その指令を受け、ヘリは高度を変えて目標から遠ざかり、AssaultFrameは
屋上からではなく、上階の窓を破っての進攻に切り替わる。
『指令が出た。お前には、奴の相手をして貰う。
可能ならば捕獲しろ。それが無理なら殺せ。最低限、制圧まで奴を釘付けにしろ。』
「……徴発された上に、散々な指令だ。
まあいい。俺が出て、奴を止めればいいんだな。」
直後、ヘリのドアから一本のロープが伸びる。
それに捕まる人影は、ロープを振り子のように動かし――――
■大神 璃士 >
「――――らぁっ!!」
この場で唯一、赤い制服を着ていない風紀委員が、
日本刀を構えた半グレの幹部目掛けて一直線に、飛び蹴りの姿勢で飛び込んでいく!
■海藤 宗次 >
「あん?なんや?」
ヘリの高さ的にはほんの1ジャンプで届く距離にある。
さて、どうするか。
ヘリに機銃はついているか?もしついているのであれば撒いてからジャンプしてカウンターで撃墜してやろう。
そうでなければもう数瞬で跳ぶ。
脚に力を込める。
バネを溜めて任意のタイミングに備える。
しかし相手がしてきた一手は予想外の事だ。
「何!?」
予想外の事に目を開く。脚は完全に攻撃する方を向いているので咄嗟に躱しきれず両腕でガードをする。
かなり痺れたが動く。
「お前、クリスマスパーティー台無しにした奴か…お前な、しつこいねん」
日本刀を持っていない左手を後ろに回しこっそりとスイッチを押す。
まあそれを押して何があるわけでもない。しいて言うなら保険。
保険を掛けた後は日本刀を正眼の位置に直す。
■大神 璃士 >
「――しつこいのはお前らの普段の行いが悪いからだろうが。」
ざ、と立ち上がり、シルバーメッシュの男は軽く腕を振る。
その両腕には、和風の鎧の半篭手を思わせる、肘から手の甲までを覆うガントレット。
「…風紀委員の身分証が、ただの身分証だとでも思ったのか?
「悪い事」に利用されないよう、ちょっとした細工がしてある。
――端的に言うとな、お前、やり過ぎたんだよ。
こっちの人間を「何も言えない」状態にして、身分証辺りを奪ったんだろうが、
そんな事への対策位は立ててある。」
そう、風紀委員は其処まで迂闊ではない。
そうでなければ、この島の「風紀」を守る事など出来はしない。
「あの時と違って、今度は守らないといけない「一般市民」もいない。
遠慮なく――――
殺す。」
――その言葉は、半グレの人間や違反組織の連中がゴミ掃除のように口にして、
ゴミのように命を奪うものとは真逆。
命を奪う重さを知る者の、それ故に「必殺」の覚悟で挑む一言。
■海藤 宗次 >
「ちい、身分証一つに随分と金かかっとんなあ!風紀委員の予算はさぞかし羽振りがよろしくて結構やな」
相手を観察する。一瞬で十分だ。
腕はしっかりガードされている。
つまりは生半可な斬撃じゃ受けられて反撃は確実
かといって大振りの攻撃はそもそも振らせてくれない程の速度か。
状況把握。
戦法も粗方確立された。
次は交渉でもしてみるか
「あーあー、待て待て、俺は別に争うつもりはないで。それになにも殺すことはないやろ?こう見えて結構役に立つで。だからな、俺、お前らに雇われてもええで。ビジネスの話や穏便にいきまひょ」
口は良く回りそれでいて軽薄。
目まぐるしい状況の変化を把握しつつ時間を稼ぐ。
こんな状況にも関わらず先手は打たず。
代わりにゆっくりと左手が腰の隠れた拳銃に手が伸びる。
やるとすれば会話の合間に不意打ち一択。
■大神 璃士 >
「寝言は――寝てからほざけ!」
ビジネスの話、と言った瞬間。
轟、と腕と――風が唸りを上げる。
明らかに間合いの外からの、正拳。
が、そこから放たれた不可視の「何か」は、口の回る男の胸部中央を狙い、真っ直ぐに飛ぶ!
当たれば…胸部陥没は軽いであろう、一撃。
「……言っただろ。お前は「やり過ぎた」。
風紀のお偉い方はお前を「実家」ごと潰す形で話を進めてる。
その頭でも分かるだろ――「連帯責任」。
お前の好き勝手の尻拭いは、お前の所の連中全員に払って貰わなくちゃ
割りが合わないレベルまで来てる上、一般市民の評判にも関わるんだよ。」
ぎら、と、蒼く燃える瞳が半グレの男を睨みつける。
其処に――話し合いなどという生易しい選択肢は一切存在しない。
確実に、此処で、「殺す気で」、来ている!
■海藤 宗次 >
前にも食らった殴打。
それに近いモーションと癖…タイミングは、ここ。
「ひょへええ!?」
幹部が聞いて呆れる情けない悲鳴を上げる。
だがその悲鳴とは裏腹にしっかりと軌道を見極めてギリギリのところで身体を横に逸らして躱す。
海藤宗次。
幹部の中では刺青の能力も低く身体能力も使う武器も特筆すべき点はない。
しかし全ての能力に目立った穴はなく、対応力と応用力がずば抜けている。
故に一度見た攻撃への対応力は高い。
「ははあ、俺の組織を…大きく出たもんやなあ~。ま、ええわ。この状況じゃ逃げられへんし正々堂々やろうや。」
腹をくくったのか体制を低くする。
「あ、ところでウチの組織がオタクのヘリ攻撃してるけどええの?…なーんて、へへっ」
ひょい、と相手に上を向くように刀の切っ先を向けて促す。
勿論、そんなもんはハッタリ。
直後に銃声が鳴り響く。左手に隠し持っていたリボルバーだ。
銃弾は相手の右太腿へと飛んでいく
■大神 璃士 >
「――――。」
暫し前、クリスマスの時にも同じ事があった。
不意打ち気味に放たれた銃弾。
だが、半グレの男が不可視の「何か」を見切ったように。
そして、此処には護るべき一般市民も存在せず、この戦闘に臨む全ての委員は命を厭わないが故に。
「……シッ!」
軽いステップ。最低限の動きで以て、放たれた銃弾を回避する。
更に、それだけでは終わらない。
ステップの動きに紛れさせる形で、左手で小さく指弾を飛ばすようなモーション。
狙った先は…応報とでも言わんばかりに、銃を放った男の右大腿部!
当たれば、貫通こそしないものの、銃で撃たれるのと同等の痛みが襲うだろう。
そして、それが外れようが当たろうが、まるで風のようなステップで
不規則に動き回り――隙を見て放たれるは右の拳。
かつてのクリスマスの時のような、触れるような一撃ではない。
確実に、相手を砕く為の一撃。
そして、それを喰らおうものなら、かつて半グレの男がクリスマスに喰らった時の再現――
拳を受けた場所が、内側から破裂するような衝撃。
クリスマスの一撃との違いは、「外」と「中」から同時に砕かれる感触が同時に襲い来る地獄…!
■海藤 宗次 >
「お?」
前よりも動きのキレが違う。
宗次のような半グレは守るものや失うものが少なく、むしろ土地勘のあるホームグランドの方がやりやすい
相対する男はその真逆か。守るべきものがあると足枷になるが、ここではそんな制約もない。
違う理由だが互いにポテンシャルを出せるという状態か…
「っ」
動きで誤魔化しているようだが指弾を放ったのを確認した。
軌道は下半身。
機動力を殺し、トドメの一撃といったところか…
「必殺剣…シュラスコ斬り・改!」
だから札を切る。
放ったのは斬撃。それもただの斬撃ではない。
下から掬い上げるように指弾を全て弾く一刀
相手の拳が外に受け流される受の一刀、ガントレットと刀が火花を散らす。
最後に、相手の頭から真っ二つに斬り伏せる攻撃の一刀。
その合計三刀が全て同率時間軸上に存在する時空屈折魔剣を繰り出す。
誰かが異能・魔術測定器を持っても宗次の数値は0を示すだろう。
つまりは純粋な剣術での物理法則を歪めた剣技を叩き込むのだ