落第街、スラムの最奥の岬近くに存在する巨大な「穴」、通称「黄泉の穴」。
今から4年ほど前に発生した災禍の爆心地。《大変容》セクトの一つであり、違反部活の一つである「新世魔術師会」の拠点が存在した。
「新世魔術師会」が蒐集した膨大な禁書類を用いて「無名の恐怖」なる存在を召喚しようとした結果、儀式は失敗。
膨大な魔力が暴走し巨大な「穴」が出現し、「新世魔術師会」は消滅した。
風紀委員会などの活躍により、周囲に発生した怪異については抑え込むことができたが、「穴」を完全に封じることはできなかった。
場所が場所だけに常時監視することも難しく、現在は魔術的なバリケードのみが施された状態である。
現在も穴の状態は不安定であり、周辺では怪異の発生も確認されるが、落第街の中に入ることはない。
穴への侵入を学園は禁じているが、穴の内部には「新世魔術師会」の残した膨大な魔導書やアーティファクトが未だ残されているため、それらを手にしようと穴へと侵入するもの絶えない。ここで発掘された物品は闇市場へと流れていく。
黄泉の穴の内部は異界化しており、内部は非常に危険である。
【PL向け】
上の説明文にある通り非常に危険な場所として設定しております。出現する怪異等も危険なものを想定しています。
必ずしも何かしらの被害に遭わねばならない、危険な怪異に遭遇しなければならないというわけでは勿論ありませんが、上記のような場所として設定しておりますので、その点にご留意の上ご利用ください。
参加者(0):ROM(1)
Time:21:05:43 更新
ご案内:「黄泉の穴」からコトハさんが去りました。
ご案内:「黄泉の穴」から御雷 天華さんが去りました。
■御雷 天華 >
常の粗暴な口調とは違う、実に"女の子"らしい口調。
それに僅かながらに目を細め、その意味合いに思いを馳せる。
……馳せたところで、何が分かるでもないのだが。
「ちょっと色気が無いと言われそうですが…。
正直、訓練所というのは興味がありますね」
苦笑すらせずに、半ば開き直るように少女はそう返し。
「それではまた、今度は危なくない場所で?」
去り行く彼女を見送れば、少女も何処かへ向けて立ち去るのだ。
■コトハ > 「時間取らせたか。こりゃ悪ぃな」
言葉は恐縮しているが、悪びれもしない。
無事連絡先を交換し……
「……そう、ですか」
冗談めかせたその一言をどう受け取ったのか。
平坦な声で少女は答えた。
そのまま、足は進んでいく。
「っと、出口だな。サンキュ」
そうして、外へとたどり着き、その頃には少女の調子は元の様子に戻っている。
「んじゃ、またな。なんなら知りたい場所とかピックアップしとけ?
スイーツでもファッションでも。訓練所って線もあるか?」
そういって笑いながら少女は去っていく。
■御雷 天華 >
「ありますよ、交換しておきましょうか」
こうしてこの場で再会したのも何かの縁。
連絡先の一つや二つ、交換しても損は無かろう。
歩きながらにスマホを取り出し……。
「……と、私も戻るように言われてしまったので丁度良かったですね。」
何かしらメッセージでも来てたのだろう。
苦笑しながらにスマホを操作して、連絡先を交換するのだ。
「うん?」
そして、ふと聞こえた声に小首を傾げて。
彼女の問いかけに少しだけ考える仕草を見せてから。
「……そうですね、少なくともここに一人……なぁんて」
冗談めかして小さく答えた。
■コトハ > 「そらそうだ。」
世の中はそんなものだ。
「おっけーおっけー。送ってもらうお返しもあるしな。
案内くらいしてやるよ。連絡先とかある?」
流石にこの帰り道に案内、というのも変なものだろう。
また改めて、どこかで、とそんな提案をする。
そして、ともに歩き、外へと向かう。
「……あ」
その道中で。ふと、思い出したように。
小さな声を上げる。前を向いたまま、顔も見ずに、一つ問いかけた。
「……カミサマって、いるんですか?」
その間も、足は止めない。外へと、向かう
■御雷 天華 >
「車のエンジンの仕組みだって、知らない人の方が多いでしょうしね」
知らなくとも致し方が無ければ、知らずとも生きていけるのは異能や魔術に限らない。
世にあるモノの原理を知っているのは、それだけで一つのスキルなのだと。
「街の案内やら学園の案内だけでも随分と助かりますよ。
まだ入学前ですからね、なにせ」
冗談を言うように肩を竦めて。
それから改めて、彼女を先導するように外に向かって歩き始める。
……魔物より人が危ない、という話にはきっとまだ半信半疑。
「ともあれ、寄ってくるのが居ないように出口まではお守りいたしますよ。
勿論、もしものときがあればその相談にも……さて、とにかく外に向かうとしましょうか」
■コトハ > 「原理とかはともかく、一応の納得はできるな。
まあ、ホントは原理のほうが大事なんだろうけど。」
どっちにしろ、扱えない側ではあまり意味はないのかもしれない。
原理は知らずとも、動いている仕組みが世の中にはある。
「あー、やっぱそういう系なんだな。
島ってことだけでいや、私の方がちょいとだけ先輩だけど。
とはいえ、教えれることそんなあっかなあ。
落第街はあぶねーぞ、とか?案外、魔物より人間の方がやばかったりするしな」
その奥地にいる少女たちにとっては、もはや今更の話ではある。
「寄ってきちまったら、まあそんときは……天華サマにお任せするさ。
こっちはその心得はねーし。そっちの肩慣らしにはちょうどいいかもよ」
肩を竦める。
ただ、少女にはなんとなく、今は有象無象が集まることはないだろう、という変な確信がある。
もしあったら、それは厄介な事態だ。
「しかし、そっか。祭祀局とかいうのがあって、魔だかなんだか祓ってるってのは聞いたけど。
マジでいるもんなんだな。正直、半信半疑だったもんな。
んー……もしなんかあったら、相談すっかねえ。まあ、出会うとは限らねえけど」
■御雷 天華 >
「その言い方は自虐的すぎますけれど、そんなものです。
モノを燃やすのに、ライターで火をつけるのも、魔法で燃やすのも同じでしょう?
袖の下にライターを仕込んでたら、どう火をつけたかもわかりませんし」
その結果だけを見るのなら、結局は"何を使って"その事象を起こしてるのかの違いだけだ。
つまるところ、本当にザックリ違いを言ってしまうなら、『道具が違う』という話になってしまうのだ。
……勿論、その道具が如何なものであるのか、というのが要ではあるが。
「えぇ、本土に居る頃から退魔が生業でしたから。
この地の事はまだまだ知らぬ事ばかりではありますけどね」
故に単に素人ではないだけで、少女も実のところ危うい部分はある。
"戦える人間"に襲われる可能性を、実のところ考慮の中に入れてはいない。
正確には、居たとしてもその力量を低く見積もっているのである。
署図よの元居た地では異能者や魔法は……少なくとも"一般"ではなかったのだから。
「そんなことを言うとホントに寄ってくるのも居るんですよ?
……まぁ、根絶やしは一人では流石に不可能ですね。
ここには調査と、あとは言うなれば腕を鈍らせないための肩慣らし、ですね」
■コトハ > 「何にも知らない雑魚にゃあ、結果だけみりゃどっちも大して変わらんって?
そりゃご尤も。」
発達した科学は魔法と区別がつかない、という物言いがある。
言ってしまえば、この話も似たようなものかもしれない。
結果だけ見れば過程など関係なく、似たようなもの、に見えてしまう。
「そこの違いを知りたいっても、よく知らなきゃ理解も出来ねえかもしれないしなあ」
あーあ、と肩を竦める。
「そうだなー。おっ……美少女に、女の子の来る場所じゃないって言われてもなー。
説得力はあんまねーな。」
一瞬だけなにかを言いかけたのを飲み込みつつ、キャハキャハと笑う。
「マジか。新人さんだったか。の割に、随分と堂々としてたけどな。
まあ、そんなもんか。島に来る前から"こういうこと"してたんだろ?」
随分と手慣れていたようにも見えたし、そういうことなのだろう、と勝手に推測する。
それに、術、らしきものも堂に入っている。
「そりゃおっかないことだな。美少女に寄って集ろうなんざロクなもんじゃねえ。
来んな寄んな!」
魔性にもそういう輩はいるかもしれないが、別に全てがそうというわけではない。
おそらく少女もわかってて冗談で言っているのだろうが、言葉ではどちらともつかない。
しかし、その言葉に呼応したかのようになんとなく気配が弱まった気もする。
「つか、うようよ、かあ。でも根絶やしにするぜ、とかでもないよな?
そんなん一人じゃキツそうだし。調査とか?
いや、なんでわざわざ……なんて、それこそ私の言えるこっちゃねーけどさ。」
■御雷 天華 >
「魔法とも色々と違うところは挙げられますけれど……。
まぁ、事象だけを見るなら、どちらも摩訶不思議には違いないですよ」
出元や起源、出力方式が違う……と、言葉でこそ語れるが。
傍から観測する分には違いが分からない、と言う彼女を肯定するように苦笑する。
「……ふむ、深くは聞きませんけど、あまり女の子が来ない方が良い場所ですよ。
何があるのかわかりませんし……私が言えた事では無いですけどね」
とはいえ、それでも少女がここに来てるのは戦えるからに他ならない。
万が一に火の粉が降りかかっても、振り払えるからこそなのだろう。
「来るのは初めてですし、そもそも島に来てまだ数週間ですけどね。
けれど話には聞いてましたから、他ならぬその祭祀局に」
そして、彼女の言葉を暗に肯定する。
その上でまだ新参者だとも口にする。
「ともあれ、ここはわりかし"そういうスポット"のようですよ。
周りに居るのは片付けましたが、探せばまだまだうようよいるでしょうね」
■コトハ > 「異能、ではない……かあ。
私、そういうのには縁がねーから、あんまよくわかってねーんだけど。
魔法、とかともなんか違うヤツなの?」
異能も魔法も、言葉は知っているし知識としてもある程度はわかってはいる。
それでも実際をよくはしらない。ゆえに、純粋な疑問であった。
「まあ、色々だよ。足が向きやすい方に行ったら、此処まで来ちまったってだけ。」
誤魔化しているのか、なんなのか。非常に曖昧な物言いをする。
「そりゃどーも。てか、天華って此処詳しいの?
さっきの感じからして、なんだ。えーっと。"あっち"のを斬ったりするのが仕事、とかでよく来てるとか?
……うん?そしたら、此処ってそういうスポット?」
お上りさんのようなことをいった。
「もしそうなら、えーっと、あれだ。
祭祀局とか、そんな感じなん?」
辛うじて知っている学園の組織名を口にした。
確かなんか、そういった感じのところだった気がするんだけど、と付け足す。
■御雷 天華 >
「否定はしませんけど、複雑な気分になりますよ」
女の子として、そこは羞恥心とか色々あって当然なのだ。
とはいえ、彼女の言い分も尤もなのだが。
「えぇ、そんなところですね。
異能……ではないですが、似たようなものです」
その言葉に頷きを返し、けれども詳細は語らない。
問われれば答えるだろうが、説明するには色々とややこしいためだ。
「あぁ……地理的には確かに落第街の先にありますものね、ここ。
そもそもスラムに来てる理由が知りたくはなりますが」
とはいえ、来てしまったものは仕方がない。
周囲の魔性の気配は今こそないが、ここが危険な場所だ。
退魔師としては庇護し、安全な場所まで送り届けねばなるまい。
「つまるところは迷ってきてしまったものですね。
危険がない所まで、お送りいたしますよ」
■コトハ > 「いやだって、目も髪も色違うじゃねーか。
そしたら別のとこで判断するしかないじゃん?」
それだけ変われば印象もだいぶ変わる。
似てるような気がしても、結びつけるのは少々難がある。
足し算をしていって当てるしかないのは、仕方ないのではないか、と少女は思う。
「はー……なるほど。そうなるんだな。
確かに、色的にも水っぽいし、そういうもんか。
それに、なんだ。巫女?とかそんな雰囲気もあんな。
カミサマっぽさってーのかな」
説明に、素直に頷く。
「……神、聖……?神……?」
小さくか細い声で誰にともなく呟く
ともすれば、誰にも聞かせるつもりもないような、そんな声で
「私?あー……なんてーか、たまたま、としか言えねーんだけど。
スラムに入っちまって、とりあえず奥に奥に来たら、さあ?」
嘘ではない。ただただ、スラムから逃げるようにしてきて此処までついたのだから。
此処は、居心地が悪いようで良いようで、不思議な感覚がある。
「せっかくだから見学でも決めようかと思ったって感じかな」
■御雷 天華 >
「……流石に覚えられ方は不服ではありますが、えぇその天華です」
何とも言えない顔をして、僅かながらに視線を逸らす。
そのまま肩を竦めてみせれば小さな溜息を一つ付き、髪や瞳を軽く指さす。
「今の姿は言うなれば戦闘衣のようなものでしてね。
水を本気で操るとなれば、自然とこうなってしまうのですよ」
そういう天華の姿は、どこか神職のそれを思わせる。
或いはそれに祀られるような、神聖なものだろうか。
「ともあれ、それには此方も同意です。
私は一応役目の一環でここに来てますが……貴女は?」