2024/06/17 のログ
Dr.イーリス > 「生活事情がありまして……」

なにせイーリスは、ストリートチルドレン集団に属する。食事の確保は日々の課題。
改造や開発などは、盗品や廃品などでやってのけるメカニックな不良である。
つまり、そんなイーリスの身分からすればアーティファクトはかなり貴重。

「アーティファクトは、既に私が操作するドローンが回収し、こちらに戻る途中です。つまり、アーティファクトはもう私の手中にあるも同然ですね。私の自由に使います」

優希さんの代案を聞いても、イーリスはただ彼を見据えるままだった。

「つまり、あなたを私のラボに招待しなければいけないという事でしょうか? そうですね、私が所属する集団は落第街やスラムを拠点としているとだけ言っておきましょう。ラボの情報までそう易々とあなたにお教えする事はできません」

イーリスは緩慢な仕草で立ち上がる。

風花 優希 >  
「別段、キミの扱い方には口を出さないさ。
 ボクはその利用中に、意図せぬ”暴走”が無いかを危惧しているんだよ」

大きく息を吐く。
これ以上、此方の譲歩は出来ない。

ラボの場所を明確に教えぬという選択肢を取った時点で、つまりはそういう事なのだろう。
冷静に思考すればそう易々と教えるはずのないことではあるが、それはそれ。
此方としても譲れぬ一線というものが存在する以上、交渉も不可であれば敵対せざるを得ない。

少年はそう判断すれば、言葉を紡ぐこともなくその魔術を行使する。

「だから、最後通告だ」

もとより霜が降っていた地面が『凍り付く』。
その足元を凍てつかせ、絡め捕るように。

「『アーティファクトの管理をボクにもさせろ』
 そうでなければ、回収しようとしているアーティファクトを強制的に封じさせてもらう」

Dr.イーリス > 「では完結に。“嫌です”」

メカニカル・サイキッカーがイーリスを守るように立ちはだかる。

「とは言え、あなたのその行動自体は非難しません。間違っているとも思いません。ただ単純明快な話です。あなたが私の物を奪いにくるので、私はそれを死守する。それだけの事」

優希さんの正義を認めた上で、そこに恨みや憎しみなどの感情を一切挟まず、ただ単に自分の利益を守るためだけに戦う。
元より、法に守られて生きているとは思っていない。力があれば他者から何かを奪う事ができ、力がない者は一方的に搾取されるだけ。ただただ、それだけの事。

風花 優希 >  
「だろうな、キミの目的がそれならば、ボクもそれを止めるだけの事だ」

人知を超えた物品を封じる事で守護するために。
元より『風花優希』という機構は、それを成す為の絡繰りの一部なのだから。

そこに憎しみや恨み、怒りというものはない。
ただ淡々に、何処までも冷徹なシステムとして、彼は事を成す。

「『氷柱』」

大気の魔力を吸い上げながら、詠唱する。
同時に魔力を走らせ、無詠唱にて魔術を行使する。

まず一つは直系2m×1m程の氷の柱を『イーリスとメカニカル・サイキッカーを分断するように』地面から創造する。
同時に無詠唱で放たれるのはイーリスの後方から、イーリスに向けて『氷槍』とも言うべき、氷柱が複数”射出”される。

魔導書の頁が捲れ上がり、はためいて行く。
並行処理可能な魔術は残りひとつ。
その余剰を確保しながら、少年は躊躇なく、その本体をまずは狙った。

Dr.イーリス > 優希さんが魔術と発動している間に、メカニカル・サイキッカーは背中の推進エンジンを稼働させ突進していた。
イーリスとメカニカル・サイキッカーは確かに分断した。だが、メカニカル・サイキッカーが先行していて、むしろ分断してもいいという動きであった。
そして後方から放たれた氷の刃。

「……うっ…………」

イーリスは振り向く事もできなかった。全ての氷柱がイーリスの背中に刺さる。
改造していながらも血は流れており、両膝を地面につける。
そうしている間に、メカニカル・サイキッカーが優希さんに接近した。
巨大なアンドロイドは、大きな拳を素早く優希さんに突き出した

風花 優希 >  
「(…まあ、そう来るよな。
 オフェンスは”コレ”なのは分かっていた)」

分断はもとよりその連携を乱すためのモノ。
これがどこまで自律稼働する機械なのかは未知数だが、子機であるなら本体からの影響を多少なりとも受ける筈。
そう思案して、本体への攻撃を優先しつつ、ひとつの余剰を遺した。

「『碧盾』」

ここに来てようやく、少年の肉体は動作を取る。
片手を突き出し、その前方に創り出されるは『氷の盾』だ。
恐らくは質量差的に受けきれるのは一発だけだがそれで十分。

拳を受け止め、その盾が衝撃を吸収して砕かれる頃には魔術の枠が戻っていた。

氷柱も、氷槍も、それそのものを維持する必要はない。
展開しきった時点で、(いずれ溶けはするが)その行使は終わっている。
故に、復活した枠でさらに魔術を行使する。

一匹の氷で形作られた翡翠が、結界の奥に向かって──アーティファクトを捉えたドローンに向かって飛んでいく。

Dr.イーリス > 優希さんが展開した氷の盾。それを漆黒のアンドロイドが砕いた。
先程の氷柱といい、そもそもからしてここに来た時に砕氷が積もっていた事と言い、氷の魔術を操るようだ。
砕氷に関しては、また穴の周囲で摩訶不思議現象が起きてると思って気にもしてなかったが。
氷を砕いた後、メカニカル・サイキッカーは口をぱかっと開き、火炎放射を吐き出した。
氷を解かす炎、それは辺りを火炎地獄で包み込む程のものだ。

「…………アーティファクトを回収するドローンを攻撃してきますか」

ドローンはまだ遠くにあるので、氷の翡翠が到達するのにある程度(もう一ロル程度)掛かるだろうか。ドローンは無数の手を生やして、直径五十センチ程の箱型のアーティファクトを持ち帰っているところだった。しかし、攻撃が仕掛けられたという事で方向転換し逃亡。悪魔の群れの方へと向かっていく。

風花 優希 >  
「(…逃げたか…まあ当然だけど…そっちに逃げられるのは面倒だな)」

翡翠越しに覗くドローンを視認して、内心で一人ごちる。
しかして、これ以上に現状ではやりようはない。

翡翠はある程度自動追尾してくれる。
ドローンに追いつけば後は自壊させ、その炸裂によりドローンを動作不良させればよい。
故に今は、優先すべきは正面への対処だ。

「『氷柱』」

言葉を紡ぎ、その魔力を熱への防御に回す。
ここで初めて地面を蹴り、ほんの僅かに距離を取る。
一歩分、それで十二分。
氷の柱が再び、今度は少年とメカニカル・サイキッカーを分断するようにそびえたつ。

そう、炎や熱が氷を融かすとしてもこれで上々。
案外と火で氷を融かすというのは、熱効率が悪いもの。

総てを融かしきり、少年にそれが到達するのも一瞬とはいかない。
『次の詠唱』、そして『翡翠の到達』までの時間を稼ぐにはそれで十二分だったのだ。

Dr.イーリス > 「本当に、追ってきてもよろしいのですか?」

ドローンからの映像は、イーリスのコンピューターにより解析されている。つまり視覚が共有されているので、実のところスマホの画面に映るドローンの映像は気分的なものでしかない。
そして、ドローンから数段の小型ミサイルが発射された。ミサイルは悪魔の群れで爆発。
悪魔が怒りだして、こっちに向かってくる。

「さて、悪魔がこちらに向かってきますね。このままだと悪魔がこちらの世界に来ます。あなたは悪魔と私のドローン、どちらを止めますか?」

非情手段。
先程まで脅えていた悪魔を逆に利用する。
イーリスは必要がなければいかなる悪事をする気も起きないが、必要となれば色んな手段を計画する事もある。

火炎放射を吐いたが厄介な事に氷柱で阻まれてしまった。
だがそれ以上追撃はせず、メカニカル・サイキッカーはバックステップでイーリスの傍らに戻った。
何せもうすぐ悪魔がここに来る、守りを固めなければやばい。

「今、余計な消耗をしている場合ではありませんね。一足先に、悪魔が来た時の対策を講じておきます」

そう口にしつつ、氷柱が刺さったまま立ち上がった。

風花 優希 >  
「…っ、そこまでするか…キミは…っ」

翡翠越しにドローンが悪魔たちへと攻撃する姿が見える。
刺激された彼らは明確に此方に向かってくることだろう。

だが、だとしても選ぶ行動は変わらない。

「当然──両方だ」

元より翡翠により攻撃できる対象は一つ。
攻撃された悪魔が群れならば、其処に『攻撃を加える意味がない』。

どちらにせよ、あの悪魔の群れは此方に来てから、視認できる距離まで来てから対処するしかないのだ。
故に翡翠はそのままドローンに特攻し、『炸裂』する。ドローンを氷結させる。
ドローンを墜落させられたかは分からぬが、少なくとも捕えたアーティファクトを持ち帰らせない為に。

そうして、其処まですれば少年はその背を向けた。
メカニカル・サイキッカーが彼女の傍らに戻ったから…ではない。


その視線は迫り来るであろう悪魔たちを見据えて。
地面を踏みしめ、本を構えて大きく息を吐き、その意識を完全にイーリスたちから反らした。

後始末は自分がすると、そう告げるように。

Dr.イーリス > 「氷の翡翠で少しでも悪魔の数を減らそうとは考えませんか。残念です」

翡翠がドローンに当たる直前、そのドローンが三つに分解された。その一つが翡翠により氷漬け。もちろん、氷漬けにされたドローンはアーティファクトを所持していない。
これで氷の翡翠は消滅したはず。よってここから先の事は優希さんは目視できないとイーリスは判断した。

そのアーティファクトを持っている機体は推進エンジンが発射され、穴の出口へと向かっていく。
そして最後の機体だが、再び小型のガトリングを乱射して悪魔を攻撃して挑発。
出口と真逆の方向に飛んでいき、悪魔達をこちらの世界に来られないように誘導する。
本当に悪魔達が来てしまったらやばい。ちゃんと、優希さんの見てないところで、悪魔達がこっちの世界に来ないようにしておかなければ……。
そして優希さんがこちらに目を逸らしたところで、メカニカル・サイキッカーは目からビームを放ち、背後から優希さんの腹部を貫かんと攻撃した。
悪魔との闘いにやる気なのはいいけど、持ち帰ってくるアーティファクトの妨害をされてはかなわない。

風花 優希 >  
少年は翡翠が衝突する直前までしか、その光景を視認できない。
故に、ドローンが三つに分解され、その一つに衝突したところまでが視認できる限界だ。

「(…っ、流石にこれは想定外だな)」

恐らくは外したであろうことを、その時点で直感する。
してやられたが、これ以上は悪魔への対処に集中しなければ此方が危うい。

「なっ──」

そうして、意識を外したことが仇になった。
メカニカル・サイキッカーのビームは見事に少年の腹部を『打ち貫いた』。

少年の身体がぐらりとゆれて、倒れ伏す。
常人であれば致命傷であったであろうと分かる光景であった。

その手に持ち上げられていた本が、ふわりと地面に落ちていく。

Dr.イーリス > 「状況が、少々私に味方しましたね」

ちゃんとビームが優希さんの腹部を貫き、明らかに致命傷を負ったのと確認すれば、一応メカニカル・サイキッカーに護衛させつつ彼に歩み寄っていく。
正々堂々一対一の勝負だったなら、どう転んでいたかは分からない。今回は、非常な戦術を取れたからなんとかなった。
言い方を変えれば卑怯という事だが、アウトローに生きるイーリスにとって忌避する手段ではない。

ドローンが入れられていたアタッシュケースから、注射器を取り出す。

「ご安心ください。あなたが死なないよう治療するための、応急処置用の注射です。毒の類は、半日痺れるものしか入っていません」

そうして、優希さんの左肩に注射を打とうとする。
もし無事に注射が打てたなら、出血がだんだん止まっていき、痛みもある程度引くだろう。その代わり、全身が痺れて動けなくなる。そんな薬。
無論、治療後に抵抗されないための痺れ作用だ。

そうしている間に、アーティファクトを抱えた機体だけがこちらの世界に戻ってくる。
悪魔はこない。

風花 優希 >  
「……」

倒れ伏した少年に抵抗の術はない。
一見すれば意識も失っているように見えるだろう。
注射針を打つのも恐らくは容易く行える。

常人であれば、そこで終わりだ。
意識を失い身体を弛緩させられて身動きが取れない状態で対応できる手段はない。
ドローンが戻って来るまで、何も起こるはずがない。

──しかし、風花優希のその本体は魔導書なのだ。


恐らくはアーティファクトを持ち帰ってくるであろうドローンが戻って来た瞬間。

『氷槍』

それは、放たれた。

Dr.イーリス > 注射を無事に済ませる。
当然、このようなところで痺れた優希さんを放置するわけにもいかない。
ひとまずスラムの方に出て、救急車でも呼ぼう。
目的が済んだなら、あとは優希さんが無事に回復するよう手を尽くすのみだ。

「薬物を投与しても、意識が戻りませんね……。救急車を呼んでいては間に合わない可能性も……。近場のアジトの医療機器を使うしかないでしょうか……」

ビームの威力から導かれる負傷具合のデータ、それを上回る状態にイーリスは焦りを覚えて、あまり表情の変化がないながら冷や汗を流した。
同時に、イーリスがよろめく。氷柱が刺さったままの体。そのダメージが大きい……。後で、イーリス自身も修理修復しなければ……。
ひとまず、意識のない優希さんの体を大切にメカニカル・サイキッカーが抱える。
そうして、分解したドローンがアーティファクトを持って帰還した。
その次の瞬間に発動する魔術。

イーリスもメカニカル・サイキッカーもその魔法に反応できないが、果たして氷の槍はイーリスかメカニカル・サイキッカーかドローンか、どこに放たれたか。

風花 優希 >  
当然、氷槍が狙うはドローン…ではなく、それが抱えたアーティファクト。
それはアーティファクトを打ち貫き、同時に事前格納させた別の魔術、『封結』をその衝突をトリガーに起動させる。
それは簡易的な封印術式、必要最低限の機能封印を行うだけの魔術。

現状のマスターのいない、『風花優希』が単独で無しえる事が出来たのはそこまでだった。

「(……ただで渡すわけには、行かないから、な)」

後は野となれ山となれ。

時間をかければこの封印も解かれるし、アーティファクト次第では何の意味も持たない。
だが、しないよりはマシだろうと。

一瞬浮かび上がった本はその魔術を行使したのちに、ぱたりと地面に墜ちた。

Dr.イーリス > 「……ッ!?」

本が魔法を行使する様に、一瞬焦るイーリス。

イーリスはよろけてしまったので反応できないしそもそも本体は弱い。メカニカル・サイキッカーは不意打ちという事もあるけど優希さんを抱えている事もあって反応できない。そのどちらかをターゲットにされれば、回避できないという意味ではどうしようもない。

しかし“そこ”に攻撃した場合に限り、唯一反応できるものがあった。
それは帰還したドローンだ。ドローンが抱えているアーティファクトへの攻撃も、ドローンへの攻撃を認知するには十分。
ドローンは分解して帰還する際にほぼ全自動になっており、帰還の妨害をするものを排除するよう命令されている。
攻撃を検知したので、分解してしまったが故にドローンに最後に残された小型迎撃ミサイルが数発発射された。
氷の槍を打ち落とすべく、迎撃ミサイルが衝突。

「……本が勝手に……。このような奥の手をまだ残していたのですか」

警戒が本へと向く。
一人でに動き出した本……下手に触ったら危ないだろうか……。
しかし、このような場所に放置するかけにもいかない……。
イーリスはスマホを取り出した。

「私、イーリスです。今から持ってきていただきたい物があります。黄泉の穴までお願いします。危険だから行きたくない? 危険でも来てください」

仲間の不良に、ある物を持ってくるよう頼んだ。
それは、中に入れると魔道具の類の力を弱める籠。
そして、魔道具に触れても効果を弱めて影響を受けづらくする用の義手。
要は、物凄く良いサンプルデータになりそうな魔導書を持ち帰ろうとしているわけだが──。

風花 優希 >  
「(……残念、流石にそう上手くはいかない、か)」

撃ちだした氷槍が撃ち落とされるのを察知して、魔導書は密やかにため息をつく。
いや、息を付くための身体が今は動作していないのだが…それはさておき。

このままでは恐らく、己を持ち帰られてしまうだろう。
かと言って、この状態で出来る事も限られている。
既に魔導書単体で動作できることを視認した以上、それを仕込みかあるは自律稼働かまでは見破れぬにせよ…
『この本単独で何かを成すかもしれない』ことは見破られている。

警戒されているのは間違いなく、では魔術を行使したところで抵抗の余地はない。

「(まあ、彼女のアジトの場所もついでに知れると考えよう。
 ……あとは、ひっそり抜け出すしかないな)」

一先ずはそう考え、魔導書は沈黙する選択肢を選んだ。

Dr.イーリス > その後は、駆けつけた仲間の不良数名から籠と義手を受け取る。義手を交換して、魔導書を籠に入れた。
魔導書とアーティファクトを持ち帰りつつ、治療のために意識を失った優希さんをラボのあるアジトに連れて帰る。
治療を促進する液体が入れられたカプセル型の医療機器に、優希さんを入れて治療。
ラボに、籠を入れたままであるが魔導書とアーティファクトを放置。
魔導書をくすねているという事もあるので、優希さんに関しては命に別条がない程度の治療で済ませて、意識が戻る前に歓楽街のベンチに寝かせて放置した。

脱出した魔導書は、ラボがあるアジトの場所(ただし、ラボもアジトも数ある内の一つ)、アーティファクトの保管場所、これらの情報を持って脱出できるだろう。

風花 優希 >  
魔導書は加護に詰め込まれて、そのまま持ち帰られる事となる。
人体の身体の方は最低限の治療を受けて放置されたのも、恐らくは幸運だったのだろう。

魔術行使こそ加護のせいで弱められていたが、それを回収するための身体と最低限の魔術は扱えた。
ラボがあるアジトの一つの場所を魔術書を通して視認し、目晦まし程度の魔術を行使。

数日後、魔導書はいくらかの情報を手に、ラボから忽然と姿を消していただろう。
……その間に、いくらかのデータは回収されたかもしれないが。

Dr.イーリス > 魔術的効力を弱める籠に入れておけばひとまず大丈夫。そう思っていた。
人の目での監視なく放置されたが、さすがに監視カメラぐらいはラボに設置されていた。
突然、魔導書が魔術を行使。警報アラームがイーリスのコンピューターの響く。

「……!? あの魔術的効力を弱める籠でも、管理体制としては甘かったですか……! ほとんど、データが取れていないのに……」

駆け付けた時には既に手遅れ。
魔導書に脱出を許してしまい、表情の変化が乏しいながら、かなり分かりやすく悔し気な形相をした。

ご案内:「黄泉の穴」から風花 優希さんが去りました。
ご案内:「黄泉の穴」からDr.イーリスさんが去りました。