2025/02/03 のログ
ご案内:「大麻・芥子畑」に海藤 宗次さんが現れました。
海藤 宗次 >  
ビニールハウスで点在するエリア。
農業区内ではよく見られる光景なので誰しもがあまり気にしないだろう。

時に半グレ組織『覇伝洲』には潤沢な資金があり、その資金源も多種多様。
例えば麻薬の販売と生産。
麻薬には莫大な利益を生じさせる裏社会には必要不可欠なモノ。
覇伝洲も麻薬の生産に力を入れており、特に農業区の一部土地を買い取って芥子と大麻を育てている。


「おいっす~。おどれら、今日もきびきび働いとるか~収穫の時期やろ?トラック用意してきたで」

覇伝洲幹部の海藤宗次。
色んな事をやる一種の便利屋的な幹部ではあるが今日は麻薬の原材料の回収に来た。
自分はバイクをそのあたりに停めて、部下達に運転させている軽トラックが収穫した芥子と大麻を運ぶべく待機している。

海藤 宗次 >  
「あいよ~差し入れや~毎度ご苦労さん」

良い汗をかいた現場の覇伝洲構成員にビニール袋に入れた沢山のジュースやコーヒーを渡す。
卸売り業者が農家に差し入れをする微笑ましい一幕でもある。
大麻・芥子生産担当の構成員達は宗次に感謝の言葉を与えながら休憩に向かうだろう。
少し談笑してから搬入作業だ。


「まあ、最近風紀の活動も厄介やねんな。しばらくは俺らのシマ内といえど油断できへんて…
 せやから手堅くお金稼ぐためにここが重要やねん。いつもありがとうな」


確かに大麻や芥子を育てているもののビニールハウスで中は見えづらく、そもそもこの区画に立ち入りする人間は少ない。
都市部ではなくここは農村部。
手堅く麻薬を生産できる絶好の立地だ。

海藤 宗次 >  
「ほな、搬入するで~」

休憩も終わり各自キビキビと動き始める。
ビニールハウス前に待機している軽トラも寄せて搬入しやすいように停める。
そこからは丁寧に敷き詰める。
最後にブルーシートで被って紐を縛れば完成。


「よっしゃ~ええ感じやな~。…ところで今回の収穫ちと少なくないか?」


違法植物の生産は麻薬の生産と資金に直結する。
まあこの季節だしビニールハウスと言えど温度管理が難しいのは仕方ないだろうが

海藤 宗次 >  
「まあ、そういうことならしゃあないか」

原因を聞く。
まあいずれにしろ細かい専門的な事で生産が少なくなったというのも僅かな範囲だ。

「とりあえずここは覇伝洲じゃあ結構大事な拠点やからしっかり頼むで。
 勿論頑張れば頑張った分だけ報酬も増えるんでな~」

この麻薬畑というのは覇伝洲でもかなり重要な拠点である。
にも拘わらず兵隊は少ない。それはこんな農業区に兵隊が多くても怪しまれるからだ。
だから代わりに単体で絶大な戦力を誇る幹部が定期的に見回りに来る。
今回は…というか大抵面倒な仕事なので宗次の担当だ。

「ここはバレなきゃ覇伝洲も安泰やろうて」

ご案内:「大麻・芥子畑」から海藤 宗次さんが去りました。