2025/05/19 のログ
ご案内:「医療施設群 医療研究施設」に有瑠華さんが現れました。
ご案内:「医療施設群 医療研究施設」にメアさんが現れました。
■有瑠華 >
医療研究施設の一角では、ある人物の肉体と精神の再生実験が行われていた。
それも無事に終わり、女は意識を取り戻して『最初の人格』に統合されていた。
そうして落ち着いたところで、女を助けてくれた少女の元に、連絡が届く。
少女が訪れる扉は隔壁のように大きく重たいが、少女の情報が認証されると、重さを感じさせないように速やかに扉は開かれるだろう。
そんな、開かれた先の研究室は先日までとは随分と様相が違い、大きな白いベッドを中心として、沢山の点滴や、各種大小の計器、それらが小さな音を立てて稼働している。
それらのケーブルやチューブは非常に長く、床に余っているくらいの長さだが。
本来それに繋がれていないといけない人物の姿は――ベッドの布団の中から、ふわふわとしたウサギの耳だけが飛び出して、周りの音を探っているようでした。
■メア > コツコツと小さな足音が聞こえる
聞いていた場所には大きな扉
認証と共に開かれたその中にはベッド…と、そこから生えているウサギ耳
「おじゃま……します…」
初対面ではあるけれど、少なくとも彼女の体の事はよく知っている
そしてその耳が彼女の物であるというのもすぐに理解する
周りを探る様に動く耳とその主を驚かさないように静かに挨拶を済ませた
■有瑠華 >
少女の小さな足音と、控えめな愛らしい声に、ウサギの耳がピーンと立ちました。
すると、そろそろと、掛布団の中から頭が出てきて。
「――めあちゃん?」
と、布団の中から青いきらきらとした目だけをだして、少女の様子を伺っています。
不安と期待で落ち着かない様子ですね。
■メア > 「…ん、私はメア……こんにちは…」
少しの驚き
そして無事な様子に一安心
体も不自由はなさそうに見える
「お見舞い、きた……体は…大丈夫……?」
そう尋ねてからゆっくり近づく
驚かせてしまわないように
■有瑠華 >
少女の返事を聞くと、ぱぁ、と不安げだった表情が明るくなります。
そして、お布団から飛び出すように、上半身を起こしました。
患者着の下には、少女の記憶よりも豊かな胸や、明らかなオプションパーツのウサギの耳がありますが。
それ以外は血色も良く、健康そうにみえる、かもしれません。
「わぁ――めあちゃん、ほんとうにお見舞いに来てくれたのね!
とっても嬉しいっ!」
嬉しそうな笑顔で、胸の前で両手を組みながら、少女を大歓迎します。
「ええっ、おかげさまで元気!
今はもう点滴の数もこれだけになったのよ!」
両手を挙げたりしながら、アピールすると。
患者着の下から伸びている管は数本だけ。
どれもベッドの横の点滴に繋がっているようです。
「ねえねえっ、こっちきてきて?
めあちゃんには、たくさんありがとうって言いたかったの!」
そう言いながら、ベッドの上をぽんぽんと叩いて近くに来てほしいとお誘いします。
■メア > 「(大きかった……?)」
そんな事を思いつつ血色が良いのは一安心
文字通りその手でこねこねした体はきちんと機能しているらしい
追加で着けた耳も良好なら他のも問題はない筈
「ん、良かった……もうすぐなくなる…?」
数本の管
文字通り機械の一部とも言えた状態から見れば信じられない回復である
「ん、待って……」
とことこベッドの方へ、そして少し考えてからベッドに腰を下ろした
■有瑠華 >
「うんっ、もうすぐ無くなるみたい。
そしたら、普通のご飯を食べてもいいんだって!
わたしねっ、あまーいお菓子を食べるのが楽しみなの」
両手を組んだまま、期待に満ちた楽しそうな表情。
そして、少女が近づいてきてくれるのをわくわく、と落ち着かない様子で見ていて――
「――えへへっ、思ってた通り、めあちゃんって小さくて可愛いのねっ!」
そう言いながら、遠慮なく少女に抱き着こうとする有瑠華です。
抱かれ心地は、まあ、一部盛られた部分のお陰で、かなり柔らかいかもしれません。
■メア > 「お菓子…楽しみに、してて…」
美味しいお菓子でもお勧めしてみようかな、なんて
こうして近くで見ても普通の人の体に見える、アレでできているなんてとても見えない
「ん、今はそんなに…変わらない……」
ぎゅっとされる
体温が温かく、感触も人そのもの
触られてもどこもおかしな点はなく大人しく抱きしめられる
「そう、言えば……これからは…なんて、呼んだらいい……?」
名前をそのまま呼んでいいのか、それとも何か偽名でも使うのか
敵が存在している以上まだ油断はできないのかと聞いてみる
■有瑠華 >
「うんっ、たのしみー!
あのねあのね、あんことお抹茶がとっても美味しいのよ」
和菓子が大好きな女の子にしか見えないでしょう。
小柄な体に、少し幼さの残る言動を見れば、実年齢通りの大人の女性には、ちょっと見えないかもしれません。
「ふふっ、めあちゃんあったかぁい。
冷え性とかなぁい?
ちっちゃくてかわいい~!
ほっぺもぷにぷにで柔らかいのね」
なんて、散々遠慮無く戯れようとします。
「うぅん、なんて呼んでもらおうかしら?
あ、でも名前はね、有瑠華、星護、有瑠華なの。
だから、『あるか』でも『あーちゃん』でも大丈夫よ!」
■メア > 「ん、渋い…いい選択……」
和菓子が好みなのは覚えた
お見舞いか、外に出た時はお勧めを教えないと
因みに、メアは目の前の彼女を自分と同じ位に認識していたりする
「冷え性……わからない…」
あまり気にしたことがなかった
ぷにぷにと頬をつつかれたりしても特に動じない
今は大人しいお人形替わり
「ん、じゃぁ…あるか…有瑠華って、呼ぶ……」
しっかりと記憶する、グリムにも覚えておいてもらう
「元気に、なったら……どうする…?」
何かやりたいこと、若しくはこれからの予定や計画があるのかどうか
折角元気な体になったのだしやりたい事があるのならできる限り協力は惜しまない