2026/03/05 のログ
■浜野 宗一郎 >
「イジメとか嫌がらせっちゅうのはいつどこで発生するか分かりまへんて。本人は目立たんように生きてたつもりが皆の前に晒し上げられて公開処刑染みたイジメ…こんな話いくらでもありまっせ。
まあ強いてあげるなら大神サンの視線がなんかやたら痛いんで嫌がらせ受けてるかと勘違いしちょりましたわ。」
どこか憐れむような目つきだ。それは宗一郎が言う様に知らずのうちに嫌がらせやイジメを受けた者への。
そんな憐れみの視線をどこかにぶつけた後にまたしても視線を逸らした。
相手の突き刺すような視線は真っ向からぶつかるもんじゃない
「…………。」
今度は沈黙の最中に大神を見た。そして背中ごとそっぽを向いた。
それはまるでこれ以上情報は引き出せない、と切り捨てるかのような不躾な態度だ。
もう用は無いと言いたげに出口に歩みを進めた。
「分かりましたわ。もう、何も言いまへん。大神サンの言う通りそろそろ休憩終わって業務に戻るとしますわ。」
正直この男とはあまり関わりたくない。
正体の事もそうだが本能的に避けろと訴えていた。
「4度も言うたかな…。働き過ぎでボケ始めたんかな…」
なお、小言も口は回る。こっそりとぶつぶつと
背中を向けて歩きながら指折りしていた。
そのまま出口に
ご案内:「訓練施設」から浜野 宗一郎さんが去りました。
■大神 璃士 >
出口に向かい、去っていく後ろ姿に、視線だけを向ける。
突き刺すような鋭さこそないが、何処か見張るかのような。
内心で、小さく息を吐く。
どの口が、と。
既に、疑いは確信に変化していた。
後はタイミングのみ。
(……逃げられると、思うな。)
一瞬。男が去った出口を、まるで獲物に狙いをつけた狼のような目が見つめる。
直後にするりと出口から視線を外し。
「――うちの委員が気に障る真似をして、すまなかった。
気にせず、修練に励んでほしい。」
施設の利用者に一つ頭を下げてから、別の出口へと足を進め、黒いジャケットの青年も
訓練施設を後にして、何処かへ歩いていった。
ご案内:「訓練施設」から大神 璃士さんが去りました。