2024/09/15 のログ
ご案内:「Message」に奥空 蒼さんが現れました。
奥空 蒼 > 蒼いのは、
蒼色の破れ目から、
何かを見ていた。
それは、禁書図書館の閲覧室の……誰かの姿。

(――よく、頑張ったね。)

奥空 蒼 > 電話が鳴る。
蒼色の破れ目を片目に、ゆるりと端末をつける。

「ああ、もしもし――?」

TEL > 「こちら風紀委員ゴミ処理係《フェイルド・スチューデント組》組長Dr.イーリスです。申し訳ございません……! 私、無能すぎて侵入者に逃げられてしまいました……! 始末書は明日までに提出します……!」
奥空 蒼 > 「ふっ……あっはは、なんだそりゃ。」

慌てたような彼女の口調に、
蒼いのは心底おっかしそうに、安堵したように笑う。

「もうちょっと上手く嘘つけ。」
「始末書の前に、上手いサボリかたとやってる感の出し方のお勉強しよっか。」

とても―――微笑ましそうだ。

彼女が守りたかった人は、きっと、
守れたんだろうさ。

直接、ではなくたって、
そこにはちゃんと意味があったんだから。

奥空 蒼 >  

      「―――待ってるよ。じゃ、ね。」

       ツー、ツー、ツー……。

 

ご案内:「Message」から奥空 蒼さんが去りました。