2024/08/02 のログ
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にミア・コレットさんが現れました。
■ミア・コレット >
ステージに上がる。
うわ、すごい熱気。
言っちゃなんだけど氷を割ったくらいで涼が取れるだろうか。
まぁ今回は進行役のバイトだからそこに意見を挟むつもりはない。
マイクを片手に声を上げる。
「皆さんこんにちはー!」
「式典委員会主催ッ! 納涼氷柱割りを始めたいと思います!!」
会場からワッと声が上がる。みんな元気だなぁ。
「既に開催三年目! 私は一年生なので去年以前のことは知りませんが!!」
「今年もやってるということはきっと去年も成功したのでしょう!!」
ステージに氷の塊が運ばれてくる。
うわ、大きいな。これ本当に砕けるものなの…?
「それではあちらの受付で5分でエントリーし!」
「こちらの……私より大きい氷を砕いてもらいます!!」
「中には凍ったパイナップルが見えますね、それ以外にもアイスなどが見えます」
「まずは冷たい食べ物氷ということでしょうか」
「これを砕き、中身を壊さずに取り出せるのは誰かー!!」
「挑戦者を待ちます!!」
■ミア・コレット >
「ルール説明ッ!」
「跳弾が怖いので銃器の使用は不許可ッ!」
「それ以外にも規模や火力の過剰な異能はエントリーできない可能性があります!!」
身振り手振りで大仰に説明をする。
あー、暑い。バイトだから仕方ないけど暑い。
「まぁ協賛各委員の防御系異能の方がスタンバっているので」
「そうそう危ないことはないとは思いますが念の為です」
「良い仕事というのは地味な仕事の地道な積み重ねである、ということが真であるならば」
「このステージのためにご協力いただいた氷雪系異能者、防御系異能者、ならびに」
「安全な品質管理を行った氷の運搬等、生活委員会の面目躍如」
「周辺の安全を完全な形で確保している風紀委員の縁の下の力持ちっぷり」
「そして今回のイベントを企画し、夏季休講中に形にした式典委員会の皆様」
「大変ッ! 大変お疲れ様です!!」
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にヴィシアスさんが現れました。
■ヴィシアス > 「でっけぇ……」
今日はなんだか面白お祭りがあるらしい。
やってきたのは強面の悪魔
「スズシー…ちょーきもちー」
超ヒンヤリ空間!
めっちゃデカい氷!
挑戦者募集中らしい…!
これの面白いところは
"中身を砕かずに"
"景品を取り出せるか?"
というところッ!
氷を砕くちょうどいいバランスが必要なのだ…!
「私が一番槍のようだな…?」
「挑戦、良いだろうか?」
ウッキウキで勇んでやってきたところ、
受付にエントリーに来たのは、
どうやら最初らしいので
案内らしい受付の子に声をかけてみよう。
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にエルピス・シズメさんが現れました。
■エルピス・シズメ > 待機所。
(勢いで参加してみたけれど、思った以上の熱気だなあ……)
(思ったより大きい氷……軽くやるつもりだったけど……大丈夫かな。)
一番槍に飛び出た角の生えた強面の男を見送りつつ、手番が来るまでゆっくりと待機。
(あの人……2mある? すっご……たぶん生徒さんだよね……)
■ミア・コレット >
「はい、二本角のお兄さんがエントリィー!」
「こんにちは、挑戦大歓迎です!!」
ヴィシアスにマイクを持ったまま近づいていき。
「それでは意気込みを一言どうぞ」
彼にマイクを向けて。
「会場の皆さんも期待を込めた眼差しで見ています」
「金曜日の真っ昼間に涼を取れるチャンスですからね」
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にシアさんが現れました。
■ヴィシアス > 「えっ、あ、ちょっと…!?」
見た目の割には、ちょっとおどおどしてる。
デカいツノにデカい体しているが。
マイクを向けられると暫く沈黙。
「ど、どうもこんにちは。」
「えー、意気込みは……」
「……んんっ」
一息ついてから。
■ヴィシアス > 「せめてこの異常なクソ暑さを癒してやろう……ッッ!!」
■シア > いべんと。つまり、祭り。多分だけど。
内容をよく知らないままに、とりあえず見に行ってみるか、とやってきた。
「……氷、大きな」
いくら山育ちでも氷くらいはしっていた。
もっとも、身の丈を超える氷の塊などは見たことがない。
まして、それだけ持ってきて砕くなど。
気づけば、待機所まできてしまう。
「……エルピス?」
見知った顔を視界に収めつつ。
巨躯の角の生えている、怪異かなにかと見紛う存在の大声に意識を向けた
■ミア・コレット >
「なんと酷暑を癒やしてやる発言ですッ!!」
「意外や意外ッ! 癒し系お兄さんだったー!!」
ワッと湧く観客が静かになる。
これから氷柱が割られる瞬間を待っているのだ。
「それではエントリーナンバー1!」
「二本角のお兄さんの氷柱割りのスッタァートです!!」
ヘルメットを被ってささっと距離を取る。
もちろんツナギと軍手も特別製。
「果たしてどんな方法で氷へアタックするのかー!!」
■エルピス・シズメ >
「あ、シアちゃん。」
お祭りの中で見知った顔を見つける。
隊列から少し離れて、迎えに行く。
「こんにちは。大きな氷を割るチャレンジみたい。
たしか概要のチラシがあのあたりに……ほら。」
一角に張り付けられているであろうイベントの告知と概要を指し示す。
(そういえば、『何撃』までOKなんだろう……読み直してみよ。)
■ヴィシアス > "スタート"が高らかに告げられる!
「よーしやってやろう……!!」
見たところ
この巨氷
"一撃で丁度良く潰そうとする"のは愚策……!!
力加減を誤れば中身ごと逝く
だが力が足りなければお笑いでしかない
故に取るべき手段は"連撃"……!!
『異能、自由! 格闘技術、自由! 白兵武器、自由!!』
巨漢の取った手段は、拳を魔術で鋼鉄のように化させての、
氷を抉りこんでかき消す乱打ッッ!
大きな氷を丁度良く、
少しずつ的確に削りながらも、
中央には至らずにベキッ!バキッ!ドゴッ!と凹ませて、
会場に氷の断片の雨を降らせる―――ッッ!
■ミア・コレット >
「ああっとー!! 二本角のお兄さん、持ち時間3分をフルに使っての乱打乱撃できました!!」
「削り取られた氷の欠片が会場に降り注いでいきます、これは涼しいー!!」
キラキラと輝く氷が会場にぱっと散っていく!!
「涼を取るというイベントで言うのもなんですが!!」
「私、こんなに気持ちいいものとは思ってはいませんでした!!」
「そして氷柱が削り取られるカタルシスーーー!!」
歓声が会場を包み込む。
■シア > 「エルピス、こんにちは。
……考えるものだね、不思議なこと。
するの、エルピスも」
指し示されたチラシを見て、確認。
確かに、書いてある。
異能自由、格闘技術自由、白兵兵器自由。割と色々できそうである。
そのうえ、割った中のものは持ち帰っていいらしい。
今見える氷の中には食べ物っぽいものが見える。
食事が手に入るなら、悪くないのか?
「……ミアかな、この声。バイトしてるのかな、また」
知り合いと言えば、響いてくる声も聞き覚えがある。
きょろきょろと見回せば、離れたところに姿が見える。
「お金ないのかな、そんなに」
ぽつり、とつぶやく。
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」に龍宮 鋼さんが現れました。
■龍宮 鋼 >
買い物途中に通りかかった特設ステージ。
なにやら人だかりが出来ていたので近くに寄ってみれば。
「あーん? なんか面白そうなことやってんなァ」
その辺で買ったアイスキャンディー(齧ったところしか溶けない魔術入り)を咥え、大量のカップ麺とビールが入った買い物袋をぶら下げて。
参加列はどこだとキョロキョロ見回しながら近くをウロウロ。
■エルピス・シズメ >
「お、っ……!」
読み込もうと思った所でスタートが告げられたので振り向く。
直後に氷の雨が降り注いだ。これは『連撃』だ。
巨漢が繰り出す怒涛の連撃に魅入る。
(制限時間3分、連撃OK。これなら何とかなるかな……。)
(にしても、デカいし早い。質量の暴力に見えるけど、この大会の趣旨を考えると──。)
技巧もある。一番槍の腕前に舌を巻いた。
魅入っていたので、反応が少し遅れる。
「折角だから出てみる。……みんなお金不足なんだね。」
シアの呟きからミアの懐事情を考えてしまった。
このエルピスの懐事情もよくないが、それはさておき。
■ヴィシアス > 「フンッ……!」
「商品、ゲットだァ…ッ!」
最期の一撃を叩き込んで、タイムアップ。
そして、中身に入っていたひえっひえのパイナップルを、
力強く引きずり出して、観客席にアピールしてみせる。
「……私がやったところ、3分間、鉄で殴り続ける必要がある程度には分厚く硬いようだ。」
「それなりに体力がいるだろう。」
「凍傷には気を付けるといい。」
次に挑戦する者がいれば、と声をかける悪魔は、
悪魔らしからぬ気遣いの言葉を投げかけてから。
「ケガ人が出れば、私の元へ来ても良いぞ、癒しに関しては自信がある。」
「さ、次だ。この場に入って来た者の順なら、君が次ではないか?」
ゆっくりと観客席につき、次の者の参加を促す。
ちらり、とエルピス・シズメに赤黒い目を向けて声をかけた。
無論他の者が次に行きたいのなら、それでもいいのだろう。
■シア > 「凄いね、氷を手で殴るなんて」
よほど手を鍛えているか、それ以外のなにかの方法を使っているのか。
そこは伺い知れないが、相当な何かがそこにあることだけは察する。
「……じゃあするかな、ボクも」
知り合いがするというのなら、自分もしてみようか、というシンプルな思考。
方策はないわけでもない
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」に蘇芳 那由他さんが現れました。
■ミア・コレット >
「素晴らしいーーー!!」
「ラストアタックと同時にパイナップルが引きずり出されました!!」
「冷えていく会場の温度とは裏腹にボルテージは上がりっぱなしです!!」
「二本角のお兄さん、ありがとうございましたー!!」
会場から割れんばかりの拍手がヴィシアスに送られる。
「会場の希望者に中身のアイスや割れた氷が配られます」
「皆さん、この瞬間を待ち望んでいたことでしょう!!」
ステージが盛り上がっているのを見て次の氷が運ばれてくる。
「それではエントリーナンバー2、多腕義手の少年です!!」
「次はプラモ多めの氷柱のようです、メタラグ大好きな少年ハートが大ヒート!!」
エルピスに近づいてマイクを切って声をかける。
「頑張ってね、エルピス」
そしてマイクをONにして声を張り上げる。
「それでは次は華奢な少年ッ! 彼から意気込みを聞いてみましょう!!」
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にDr.イーリスさんが現れました。
■蘇芳 那由他 > 「……あれ、何だろう?」
偶々商店街を通り掛かった凡庸な少年。何やらお祭り騒ぎな賑わいを察して歩く足を止める。
「…えーと…納涼…氷柱割り…会場…?」
…え、何それ。どうやら式典委員会さんが主宰しているイベントらしい。
どんなものかと、少年は興味が沸いたのか賑わいの邪魔にならないように会場に近づいて見物のつもり。
■Dr.イーリス > 「エルピスさん、頑張ってください」
さりげなく会場にいるイーリス。
元気にエルピスさんを応援していた。
■エルピス・シズメ > 3分間を使い切って中身を砕かずに氷を砕く。
冷静な解説と気遣いも含め、3分掛けたのも『時間配分』だろう。
そんな推測の下、拍手を向けていれば声が掛かる。
「う、うんっ。お兄さん、すごかったです。」
緊張のもとに返事をして、階段を上る。
マイクを切って告げられた声には、"うん。"と答えた。
「こんにちは。エルピス・シズメです。
さっきのお兄さんみたいにすごくは出来ないかもしれないけれど──がんばります。」
控えめに意気込みを語る。
それでもやる気は十分だと、強硬度サバイバルナイフを2本取り出した。
景品はプラモらしい。
果物以上に慎重に行こう。
■ヴィシアス > 「ああ、ありがとう~!頂いていくよ。」
軽く案内の子と会場に手を振ってその場を去りつつも。
「なに、ちょっとした身体強化魔法の応用さ。」
「文字通り、鉄の拳となる魔法。」
「とりわけ、殴って叩き割るのがこの場では映えると思ったのでね。」
それとなく、囁かれた疑問に答えると
「では、後はのんびり観戦するとしようかな。」
パイナップルとアイスクリームを手に、ちょこん…とは言えないデカさで巨漢が座った。
■シア > 「応援する、エルピス」
向かっていく少年にエールをおくる
「……変わるんだ、中身」
アイスを受けとり、ペロペロと舐める。
つめたい、あまい
「なんだろう、あれ?」
プラモを眺めて首を傾げる
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」に緋月さんが現れました。
■龍宮 鋼 >
連打で氷を砕いた青年。
氷と言うのは、アレはアレで結構固い。
なかなかやるなァ、なんて口の中で呟いて。
「ステージは――あー、骨組みか?」
実際に乗ってみないとどうとも言えないが、恐らくはよくある骨組みのステージだろう。
となるとアレは使えないので、どうしたものかを待機列に並びながら腕を組んで考える。
■ミア・コレット >
「はい、彼の頑張りますという言葉を皆さん聞きましたか!?」
「そういうわけで、頑張ってもらいましょう!!」
安全第一と書かれたヘルメットを被り直してササッと退避。
「なんと、分厚い刃物二本で挑戦する模様!!」
「彼の技術で氷をどんなふうに“解体”するのでしょうか!」
「それでは華奢な少年のチャレンジ、スッタァート!!」
会場が静寂に包まれる。
エルピスの一挙手一投足に視線が向けられている。
■蘇芳 那由他 > 「…あれは…エルピスさん?…あ、進行役はミアさんなんだ。」
あまり少年に知り合いは多くないが、数少ない知り合いが二人も居た偶然に少し目を丸くしつつ。
流石に、自分みたいな凡人が参加しても無謀だし盛り上がりに欠けるだろうなぁ、と。
なので、見物に徹しようかと思ったんだけど…人が…思ったより見物客が多い…!!
「……あれ?」
結果、人込みに押し出されて何故か参加者待機列の最後尾に並ぶ事になった。
■緋月 > 「…これは何の催しでしょうか。」
通りすがりの外套に書生服姿の少女。
何となく気になって見学中。
「――なるほど、中に何かを入れている氷柱を割って、中の物を取り出す催しですか。
どれ、一つ挑戦してみましょうか。」
興味が湧いたらしい。
軽く刀袋を握ると、受付の最後尾に並んだ。
■ヴィシアス > 「頑張れ頑張れ~!」
頑張ってもらいましょうって声に合わせて。
……ナイフ?
あの分厚く硬い氷にナイフとは。
如何なる面白い仕掛けがあろうか。
すっかり野次馬根性丸出しの観客席の悪魔。
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にシゲさんが現れました。
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にアーヴァリティさんが現れました。
■エルピス・シズメ >
「ぁ、イーリス」
さりげなく応援に来ていたらしい。
これは下手な所を見せられない、と。やる気が揚がる。
2人の声援で、気合も十分。
生身の左手と、『第三の腕』──増設された右腕にナイフを握る。
義手の右腕は徒手だ。
「いきます。」
一撃目。真っ向からの右拳で打撃を氷の一部に罅を入れる。
当然ながら一番槍の男のものと比べても、威力にも派手さにも欠ける。
(でも、罅は入った。後は罅の流れを追って──斬り拓く!)
一瞬の溜めの後、罅の一つを狙って左手のナイフを引っ掛ける。
冷静に、精確に。
三、四、五。六、七八九十──。
左手の短剣と、第三の手による罅狙いのナイフの連撃。
ナイフの刃零れすら気にせず、冷徹なまでに徹底した乱撃を叩き込み、
────2分57秒、ギリギリの所で氷の中からプラモデルを削り取った。
(お兄さんがペース配分見せてくれたから組み立てられたけど、やっぱギリギリ……!)
■シゲ > 通りかかりの首輪がつけられた黒犬。
会場の賑やかさにつられて通りかかった。
黒犬は参加ではなく見学したいので観客席の上に飛び乗るとお座り。
耳は忙しなく動き 尻尾をゆったりと動かし はっはっと息が弾む。
あくまで犬として会場を見てます。
■シア > 「……そうしたんだ、エルピス」
罅を入れてからのナイフによる連撃。
正確無比な連撃がなせるその技は、相当の技量が見えてくる。
確かに、そういう手もあるか。
ふむふむ、と少女は頷く
■ミア・コレット >
「白兵打撃一閃ッ!! しかしこれはヒビを……?」
「ヒビを入れてからの斬撃連斬だぁー!!」
「ああっとあまりにも美しい氷片乱舞!!」
「舞い踊るような美しいフォーム、乱れ飛ぶのはダイアモンドダストー!!」
「こんなことがあるんです、脱力×鋭刃×技術=美観ーッ!!」
美しい光景に。美しい少年に。
歓声が巻き起こる。
「そして中のプラモの箱の数々は一切砕かれていません!!」
「会場の男子が大喜びです、プラモに………プラモにですよねぇ!?」
「華奢な少年ッ! ありがとうございましたー!!」
「彼に、彼に惜しみない拍手をお願いします!!」
大騒ぎの熱気。
そして切り裂かれた氷の冷気。
■アーヴァリティ > 「今日もあぢ~ね」
手をで扇いだぐらいじゃ暑さは大して変わらないと思うけど、やっちゃうよね。
今日はカップのうどんとやらを買いに商店街に来てます。
授業は終わってこの後は暇なのだ。
「ん?この先で納涼氷柱わり…?なんだそりゃ
よし!行ってみよう!」
暇だしね!
という訳で到着!
わ!混んでる!
「でも涼しい!
あ~なるほど!氷柱わりってそういうことか!」
観客席の中を歩きながら会場の中を見渡す。
どうにも、氷柱を割ってみんなで涼むというイベントみたいだ!
どっか空いてないかな~キョロキョロ
■ヴィシアス > 「ウオー!」
軽く手を叩きながら、気づく。
「おや」
「……?アーヴァリティかい?」
どっかで見たことがある子だ。キョロキョロしてるので、ちょっと声かけてみよう。
「さっき私もアレに参加したところだ。」
「キミも遊びに来たのかね」
強面には似つかわしくないやけに馴れ馴れしい雰囲気。
■蘇芳 那由他 > (――あれ?何で僕は参加者の側に並んでるんだろう?)
おかしい、さっきまで観覧席側に居た筈なんだけど。何時の間にか人込みに弾かれてこの有様だ。
おそらく、今の時点では一番最後尾に並びつつ抜け出そうにも抜け出せない空気。
「―――うわぁ、凄いなぁ…。」
ナイフ捌きに心底感心しつつ、参加者列に並んでいるのに完全に見学者気分だった。
■Dr.イーリス > イーリスがいるのは観客席で、受付の列に並んでいない。
硬い氷を割る力も何もないので、単に涼しむために来ていた。
エルピスさんがこちらに気づけばサムズアップした。
「悪魔の方が会場を冷やしてくださいましたが、氷の雨が止むとまた熱いです……。うぐ……」
熱さで干からびている。
そうしてエルピスさんがナイフで氷を削るのを見守る。
「見事です、エルピスさん! とても素敵でした! さすがエルピスさん、とてもあざやか!」
笑みを浮かべてぱちぱちと手を叩く。
エルピスさんが氷を削る様子はとても鮮やかだった。
洗礼された技、そして時間配分が感じられる。
■ミア・コレット >
会場にプラモの箱が配られるのを羨ましげに見ていた。
ああ、いいなぁ。ほしかったやつ……
おっと、いけないいけない。
「続きましてエントリーナンバー3!!」
「軍手にジャージ姿の少女ッ!!」
シアじゃん。知り合い多いな。
「それでは意気込みを聞かせてください!!」
「なんでもいいですよ、会場に一言どうぞ」
運ばれてくるのは割と高級な缶詰があれこれ詰まった氷。
「次の氷もでっかいぞー!!」
■エルピス・シズメ >
(ミアさんやシアちゃん、イーリスはもちろん。龍宮先生に、蘇芳さん、あの子は……既視感があるけど、知らない子かな。)
人だかりも増し、見知った顔も増えてきた。
当然知らない人や、知っていそうで知らない人も多い。
ある種の演武を終えれば、緊張による汗を拭う。
「根性には自信があるので、頑張りました。」
「さっきのお兄さんが3分きっかり使ってくれたのもあって、ペース配分のイメージが付き易かったです。」
ぺこりと頭を下げて、退場。
「次の方……シアちゃんも頑張ってね。」
そのまま、当たり前の様にイーリスの下へと向かった。
■アーヴァリティ > 「って…ん?ん”?!
あの人ってこの前の…エルピスさんじゃん…!」
この前青垣山であった人だー!
ば、バレないよね?
「ま、まあだいじょ…おっ!ヴィシアスさん!
そうなんですよ~遊びに来ました!」
この前の悪魔さんだ!
しゅたた。
「え?あれ割ったんです?あ~もっと早くこればよかった~」
ちょっと残念!どんな風に攻撃するかとか気になったのに。
■シア > 「……ボクかな、それじゃ」
のんびりとした足取りで……あれ、どこへ行けばいいのだろうか。
と、思ったらミアが呼んでくれた。よかった。
けれど、差し出されたマイクに首を傾げる
「ボク。
……ええ、と……できないと思う、さっきの二人みたいな派手なの。
でも。やる、割るのは」
そういって、ジャージの下から大ぶりのグルカナイフを取り出して氷まで近寄る。
そうして、ぺたぺた、と大きな氷のあちこちを軍手で触ってまわり始めた
■ヴィシアス > 「……お。」
「めっちゃレアな龍肉の缶詰ある。」
「うまそ…。」
氷柱の商品の中の一つの缶詰みて呟く悪魔。
この悪魔、お料理とか拘るタイプなのだ。
「ほう、君もそうだったか、アーヴァリティ。」
「ちょっと列が並んできているので、出番は遠いかもしれんが…」
「ああ、ついさっき…今割った少年の前だったよ。遅かったな…」
とりあえずそれとなく横に座ってもらって、出番まで一緒に観戦でもしようか?とか声かけるだろう。
■シゲ > 犬は辺りをきょろきょろとしたが、アーヴァリティさんの姿を見たが
今の姿はどっから見ても 犬。首輪付きの犬なので声をかけるのはやめた。
そして犬の姿で人の言葉を喋ったら怪しまれそう。
観客席でお座りをしてじっと会場の賑やかさを見つめていた。
他には?ナユタさんがおられる、が上記の理由により声掛けはやめた。
■ミア・コレット >
「私と同じくらいの背丈の!! 小さな女の子が!!」
「やると言いました!!」
「皆さん、ご歓声をお願いします!!」
マイクを切ってすれ違い様に。
「シア、頑張って」
と声をかけてヘルメットを被り直して離れた。
「それでは軍手少女の氷柱割りチャレンジ、スタートです!!」
■Dr.イーリス > 「お疲れ様でした、エルピスさん」
こちらに来るエルピスさんを笑顔で労う。
「あの氷、凄く硬かったでしょう。ここから氷の硬さを解析してみたら、その硬さにびっくりです。その氷から時間内にプラモを取り出せるのだから凄いです」
この島の達人が挑戦するものであるとよく分かる氷の硬さ。
■龍宮 鋼 >
「おーおー、若ェやつァ元気なこったなァ」
最初の青年も次の少年も、どちらも連撃で氷を割っている。
とは言え納涼と言う意味では、砕けた氷が飛び散っていいかもしれない。
どうしようかなぁ、なんて右手の指を閉じたり開いたりしてパキパキ鳴らしながらステージ上の挑戦者を見る。
■ヴィシアス > (……案内の子の知り合い、多くね……??)
こっそりマイク切って声かけてるところが2回も見える。
何言ってるかわからないけど、あれ多分知り合いだな。
世間は意外と狭い。
■蘇芳 那由他 > (えーと、取り敢えず知ってる人は…ミアさん、エルピスさん、緋月さん……え、緋月さん??)
自分よりおそらく前に受付に並んでいる姿を見て目を丸くする。
あの時、偶然青垣山で会って別れて以来だが、どうやら学生になれた?みたいだ、良かった。
流石に、ずっと気にかかってはいたけど少し肩の荷が下りた気がする。
声を掛けようかと思ったが、この後に出番もあるだろうし集中とかしてたら申し訳ないな、と控えておく少年。
続いてはジャージ姿に軍手という出で立ちの少女の出番だ。
何か特徴的なナイフだけど、生憎と武器には詳しくないので分からない。
「…グル…グルカナイフ…だっけ?」
かすかに何かで見た記憶があるので、それを引っ張り出しつつ。
一先ず彼女のやり方を並びながら見学する構え。
■アーヴァリティ > 「あ~参加は…しないかな!
見るだけにしとく!観戦はしよう!」
非力なボクにあんな氷われる気がしない!
という訳で辞退しておこう。
お?あそこに犬がいる。
フォルティとは違うみたいだけど、一人で来てるのかな?
賢い犬だな~。
■エルピス・シズメ > 「ありがとね、イーリス。」
「思った以上に堅かったけれど……カッコいい所見せたかったからね。頑張ったよ。」
イーリスに向けて、刃の零れたサバイバルナイフを掲げる。
後でしっかり研ぎ直そう、と思いつつ。
「次の演武も始まるみたい。イーリス、一緒に見よ。」
■シア > 「うん、やる」
ミアの声がけに応えながらも、氷に触れ続ける。
「……」
器用に氷の上にまであがり、そこでもしばし氷を触る。
「ん」
1分ほど触ってから、グルカナイフでガツガツと穴を氷に穴を開け始める。
それをあちらこちらに回って、複数箇所に行っていく。
「……硬そうだし、中身。
大丈夫かな、多分」
開けた穴に、ほんの僅かに手を差し入れを繰り返し……
「……」
会場の放送用に用意されていた梯子を登り始め、氷に向かって一気に飛び降りた。
氷塊の天頂に開けた、穴に向かってグルカナイフごと
ガヅンッ
鈍い音。そして
ピシリ、ピシリ、と亀裂が走る音
「……うん」
少女が飛び降りるとともに、各所の穴から亀裂が広がり……氷が砕けていく
■Dr.イーリス > 「エルピスさん、とても素敵でした。かっこよかったです!」
ナイフを掲げるエルピスさんに、再び笑顔で元気よくぱちぱちと手を叩いた。
「はい、見ましょう。本当に暑いですからね、涼みたいです。次の方もナイフを使うのですね」
■シゲ > 犬の姿なので尻尾を振る、耳を動かす、時々首を動かし前足で顔を拭う素振りをしたり、
まんま犬の動作を心掛ける。歓声に犬の耳がぴくぴくと動いてしまうけど本能な事なので我慢できない。
「わふ」
お座り状態から丸まってくつろぎのポーズをとった。
そうしていながらも氷柱わりの様子はちゃんと観戦しています。
■ヴィシアス > 「なら、のんびり観戦と行こうか。」
さて、次は…ふむ。
少女か。
なるほど
氷をあらかじめもろくするようにヒビを入れてから
最大限の勢いをつけたと
「随分度胸があるものだなぁ…」
■ミア・コレット >
「おっと、グルカナイフで解体しているのは氷ではない、真理だッ!!」
「構造を理解し、何かをするつもりのようです!!」
氷に穴を開ける姿を見守るステージ。
それを静かに見守る観客たち。
「なんと……軍手少女が梯子を登り始めました!!」
「高さを、取って……」
「ダイヴだぁー!! 落下と同時に破壊ッ!!」
「氷が粉砕されてしまいましたー!!」
女性たちもこれには思わず声を上げる。
華麗だ、圧倒的に!!
「缶詰も無事、これは割る方向を計算したということでしょう!!」
「軍手少女に盛大な拍手をお願いします!!」
チラ、と龍宮鋼に視線を向ける。
次いけるかな?
■アーヴァリティ > 「そうしよー!」
着席―!
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」に紫陽花 剱菊さんが現れました。
■緋月 > 「おお、要所に穴を空け、その上で一点に力を集中し、砕くとは。
中々の観察眼と腕前ですね。」
思わず関心。
さて、自分はどうやってあの氷を割るべきか。
氷の固さも含めて、今からよく考えなくては。
■龍宮 鋼 >
司会の少女と目が合った。
に、と笑ってステージに上がる。
「おーおー、盛り上がっちゃってまァ」
ゴンゴン、とステージの床を靴の底で叩きながら歩いていく。
両手はズボンのポケットに入れたまま、買い物袋をぶら下げて、アイスキャンディを咥えて。
「んで? 俺が貰える景品はなんなの?」
既に氷砕きチャレンジを成功したつもりの超強気発言。
■ヴィシアス > 「では、もし怪我人が出れば伝えてくれ。応急処置くらいはするからな。」
悪魔はそのままほんのりと観客席で涼をとり続けている事だろう…
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」からヴィシアスさんが去りました。
■エルピス・シズメ >
「……わぉ、一発。本当に何処から来たんだろう。」
冷静に割るポイント見極め、足りない火力を高さを使って使って補った。
分析力や行動力の高い人間は多いけれど、シアのそれは"あまりみない"もののように思えた。
■紫陽花 剱菊 >
何時の間にか男は佇んでいた。
挑戦者として居住まいを但し、黙然と有り。
「…………。」
然り。黙然である。
黙然としてペロペロアイスを……舐めてる……!
待ち時間暇だからって既に涼を取っている……!
相反する雰囲気。甘いもの食べたかったんだね、しょうがないね。
■ミア・コレット >
「エントリーナンバー4!! ライダースジャケットの女性!!」
「景品はなにか、と言っております」
「自信がありますね……!」
「それでは改めて意気込みをお願いします」
龍宮鋼にマイクを向ける。
次の氷が運ばれてくる。
「次はコスメのようですね、今年の流行色が薄っすら見えます」
「あっちょっと待ってあれクァールの新作ルージュじゃない!?」
「しかし分厚い氷が阻みます、聞こえますか!! 観客の女性の声!!」
■Dr.イーリス > 「鋼先生! “伝説の不良”としてのガッツ、見せてください!」
観客席から、元気よく鋼先生を鼓舞した。
■シア > 「……うん」
少々心配だったがうまく行ったので良しとする。
缶詰も無事手に入った。
パイナップルやアイス、のような柔らかいものだったら少々危なかったかも知れない。
「……見ていくかな、少し。」
エルピスは知り合いのところに行ったらしい。
自分も見物席に引っ込むとしようか
■エルピス・シズメ > 「龍宮先生! 氷も"わからせ"ちゃって!」
折角なので、観客席から声を届けて盛り上げてみた。
■シゲ > ふと犬は思った。見た目はあくまでも犬だけど参加は…無理か。
前代未聞過ぎるので犬は野心を一瞬出したがすぐに引っ込んだ。
「わふ」
ゆっくりと体を起こし再びお座りの状態に戻す。
尻尾を揺らしながら備に観察し続けている犬がそこにいた。
■アーヴァリティ > 「改めて見るとみんなよく割るな~あんなでっかいの
ボクには無理だよ」
人間体であればの話だけど、ここであの姿になる訳にもいかないしね。
大人しく見て居よう。
「あ~中にいろいろ入ってるんだ。
何かよくわかんないけど珍しい物が入ってるのかな?」
会場内で響いてる声がなんか盛り上がってる。
なるほど?よくわかんないけど女性人気のあるものなのかな?
■龍宮 鋼 >
マイクを向けられ、それをポケットから抜いた手で若干丁寧に奪い取る。
「あー、なんだ。
各々それぞれ工夫を凝らしたやり方で氷割ってるみてェだが
俺が氷砕きっつーのはどういうことか教えてやる。
龍宮鋼先生の特別授業だ、オマエら目ェかっ開いてよく見とけオラァ!!」
観客席に向けて大いに煽る。
マイクは司会の少女に放って返しておいた。
そしてステージの上をウロウロしながら、靴で床をゴンゴン叩く。
あっちを叩きこっちを叩き、何かを確かめる様に。
■蘇芳 那由他 > (…うん、やばいな。みんな凄いや…いや、むしろあの氷をどうすれば…?)
目のハイライトが無い黒瞳で考える。…続いて用意された氷塊を眺めている。…いや、本当にどうしよう?
異能も魔術も技術も知識も観察眼も武芸も無いんですが。…オチ担当かな?
今から挑戦する人は…確か教師の人だったな。学園で見かけた事はある。
伝説の不良、というのはよく分からないけど、あの自信っぷりからこの人も凄いんだろうなぁ、と思いつつ。
■龍宮 鋼 >
観客席から聞こえた声援はそちらには目を向けず、しかし片手を握って頭上に掲げ、応えておく。
■アーヴァリティ > 「割っちゃえー!」
誰か知らないけどなんかかっこいい人だ!
氷のわり方のお手本を見せてくれー!
■ミア・コレット >
「おっと!」
マイクを丁寧に奪われる。
プロレスかな?
そして名前と同時に宣言が行われる!!
マイクを放り返されて慌ててキャッチ。
「おおっと!! これは自信満々です!!」
「もう名前を隠す必要すらありません!!」
「龍宮先生の氷柱割りチャレンジ、スタートです!!」
緊張感、視線。静寂。
会場は大盛り上がりだが、今は静かに龍宮鋼のチャレンジを待つ。
■Dr.イーリス > 「とても痺れます、鋼先生! さすがは“伝説の不良”!」
鋼先生の煽りを受けて、結構ミーハー的な雰囲気で応援していた。
■Dr.イーリス > 「ところで、氷をわからせるってどいう事です?」
あまり理解できなかったエルピスさんの言葉に小首を傾げてしまう。
■エルピス・シズメ > 「あ、この前ファレーマン先生……尊敬する先生から対話目的の暴力もあるって聞いて……
龍宮先生に模擬戦をお願いしてね。その時に"ケンカは分からせ"みたいな感じに教えてもらったから、それかも。」
経緯も踏まえて簡潔に説明する。
エルピスが意図をちゃんと理解できているかは怪しい。
■龍宮 鋼 >
「――ン、ここだ、ここがいい」
比較的造りがしっかりしていて、床下が詰まっている場所を発見。
それの前に氷を移動させる。
握った拳を氷に軽く当て、感触を確かめる様に二度三度軽く小突く。
同じように、地面も脚で何度かドンドンと叩いて、
「――ほい」
その流れで、気合も何もなく思い切りステージを踏みつける。
次の瞬間、盛大な衝撃音と共に氷が爆ぜた。
自分の側ではなく、その反対側。
拳を添えていた側も、中のコスメグッズも、割れるどころかヒビ一つ入っていない。
自分の反対側だけが綺麗に砕け散っていた。
その爆ぜた側に回り、砕けた氷に手を突っ込んで景品を手に取って軽く放り、改めてキャッチ。
「とまぁ、こんなもんだ」
■アーヴァリティ > 「ぉ…ぉぉ…ふおー!かっこいいー!!」
何だ今のー!
衝撃だよね?でもあんな正確に!すごい!!!
乗り出して見ちゃうね。あんなのみせられたら!
■シア > 「……発勁?」
浸透勁の類に近いようにも見える。
練った武か、異能の類なのかはよくわからないけれど。
色々な種類の人がいるものだ
■紫陽花 剱菊 >
「……ひんひゃく……ふうまくまめみひる、みほとな…………。」
誠に十人十色の古今無双。感心をせざるを得ない。
挑戦者列で静かに述べよう。でもアイス食べながら喋るなよ。
気づいたら二本目行ってる。何処に持ってたんだお前。
■ミア・コレット >
「あ………!!」
氷が。爆ぜた。
完全なる、完璧なる破壊。
「な、なんということでしょう!!」
「鎧袖一触ッ!! 氷を一撃で破壊しつくしました!!」
「それでいてインパクトしたポイントやコスメグッズに傷一つついていません!!」
「これは素晴らしいッ!! パーフェクト・ブレイク・シュート!!」
「観覧席の皆さん!! これが常世学園だぁー!!」
そして会場のみんなに配られるコスメを指をくわえて見ていた。
「はっ! それでは皆さん、龍宮先生にもう一度盛大な拍手を!!」
ステージから蘇芳那由他を見て。
「準備のほう大丈夫でしょうか、それでは次のチャレンジャーの入場です!!」
■エルピス・シズメ >
「あんなことも出来たんだ……」
勁の類だろうか。
鮮やかな一撃に、ぽかんと口を開く。
■蘇芳 那由他 > 「…うわぁ、凄い…。」
もう凄いとしか言葉が出てこない。
あれも力だけでなく技巧も用いているんだろうか。
静かに、力強く、派手に氷が割れたけど中身はきっちりゲットしている。
…こういうのを見せられたら、素人から見たらそりゃ凄いとしか言えない。
■緋月 > 「――――!?」
思わず二度見。
殴った場所ではなく、その反対側を砕いた…!?
「…発勁の術のひとつでしょうか。
いずれにしろ、とんでもない技量――!」
ぞわり、と思わず戦慄。
■シゲ > 衝撃波を出せる方がいるとは!犬は犬なりにびくっと驚いたし、
尻尾がぶぁっと大きくなった。詳しい表現の語彙力が足りないので
何かしらの能力ではと 犬は思うが 口から出る声が犬の鳴き声だから締りがない。
「わふん」
あ、あれだ 発勁。素人では出せない威力ではと。
犬の耳はぺたんと伏せられた。
■蘇芳 那由他 > 「はい、……はい!?」
え、僕!?気が付いたら次は自分の出番だった…!!
周囲に控えめにぺこぺこと会釈をしつつ、一先ず移動する。
(えー…やばい、本当にどうしよう。もう玉砕覚悟しか…)
砕くのは氷であって少年の体ではないのだが。
■龍宮 鋼 >
とは言え正直コスメグッズには興味がない。
ふと観客席を見れば、さっき自分に声援を向けていた知り合いの生徒の姿が見えた。
ので。
「――イーリス!」
彼女の名前を呼んで、それをブン投げる。
見事なコントロールでまっすぐ彼女の方へ飛んでいく、新作ルージュ。
■シア > 「……」
こすめ、というものを受け取った。
小さく首を傾げる。ふと見ると、ミアが色々な人に配られてるそれをそっと見ているのが見える。
欲しいのか?
「……」
別に価値を感じないので要らないが、捨てるのは違う気もする。
それなら、欲しい人間に渡るのがいいだろう。
ミアの側によって、無言で差し出す。
■ミア・コレット >
「次の挑戦者、色白の少年です!!」
「それではチャレンジ前に意気込みをお聞かせください!」
蘇芳那由他にマイクを向ける。
「次の氷が運ばれてきました……な、なんと」
「なんということでしょう……!!」
「コンパクトステーション5、通称CS5が中央に埋められています!!」
「完全に専用容器に入っているため、視認が難しいのですが!!」
「衝撃は大丈夫なのか精密機器ッ!! 困難極まる挑戦が始まります!!」
それ以外はゲームソフトがたくさん。
はっきり言って自分はやりたくない!!
■ミア・コレット >
シアからプレゼントされた。
クァールの新作ルージュだった。
「すいません今、挑戦者からいただきものがありました」
「すっごく嬉しいです、ありがとうございます!!」
両手でぎゅっと握って笑顔でシアに手を振った。
■紫陽花 剱菊 >
「……ほうめんよ、いっほへんめいだ……いひねん、ひわほもふうるる」
緊張していることを察したのか蘇芳少年の背中に声をかけます。
三本目のアイス食いながら。人を応援する時位外しとけよ。
■蘇芳 那由他 > (…ちょっと待って?何で僕の番でよりによってゲーム機なの!?難易度余計に高くないかな!?)
表情は無表情なのだが、内心ではそうツッコミを入れてしまう。素人なんですよこっちは!?
ここからだと氷柱の中のソレは確認し辛いが、よーく見ると確かに何かの容器のようなものが見える。
あと、ミアさんその実況、盛り上がりますけどこれは僕だってやりたくない!!
「……もし壊してしまったら弁償します…。」
何か殊勝な事を言い出しつつ、どよーんとした空気でミアさんを見た。もう負けムードや。
■蘇芳 那由他 > 後ろからアイスを頬張っているコートに黒髪の男性からエールを送られた…気がする!
(…ありがたいんですけど、何を言ってるかあまり聞き取れません…!!)
アイス頬張るのせめて止めましょうよ!と、言いたいけど我慢。激励は激励だ、頑張るしかない。
■シゲ > この氷柱わり会場でアイスを食べている御仁を見た。
ひぇ、冷たくないのか、と犬は犬なりにじっと竹刀袋を携えている殿方へ視線を向けてしまう。
「わふ」
で、新たに氷柱が運ばれてきたので説明解説を聞きながら
犬は心の中で あれどうやって割るのかと犬は犬なりに思う。
衝撃波?中まで浸透したら壊れますし、どうやって?と
これから挑戦するナユタさんを見つめる犬です。
■Dr.イーリス > 「鋼先生は、とても喧嘩がお強い方ですからね。喧嘩で、分からせるというのはまさしく鋼先生のやり方ですね」
なるほど、こくこくとうなずいた。
鋼先生が対話目的の喧嘩をする方だという事はイーリスも知っていた。
それで、氷に対しても喧嘩のように分からせるという事なのだろう、と理解する。
そして鋼先生が氷を割るのを見守る。
鋼先生は、なんと一瞬で氷を破壊し、中身を取り出してみせた。
「凄いです、“伝説の不良”! 鋼先生のわからせ、凄まじいですね」
そして鋼先生は、中のコスメグッズをイーリスに投げてくれた。
「わわっ!!」
一瞬慌ててしまったが、それが見事なコントロールで両手で抱くようにキャッチする。
「いただけるのですか?」
表情が、ぱぁ、と明るくなった。
「鋼先生、ありがとうございます!」
笑顔で、鋼先生にぺこりと一礼した。
■龍宮 鋼 >
会場はまだ盛り上がっているようだが、無事氷をわからせることが出来たので目的は達した。
買い物袋の中身もさっさと冷蔵庫に突っ込みたいので、地面をブーツでゴツゴツ鳴らしながら家に帰るとしよう。
氷をしばきに来ただけの不良先生だった。
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」から龍宮 鋼さんが去りました。
■ミア・コレット >
「こういうイベントですからね!?」
「弁償する必要はありません!!」
わっと笑い声が会場を包みこんだ。
観客もウケ狙いと思っているようだ。
マイクを切ってナユタに近づいた。
「ナユタ、大丈夫? 顔色悪いけど……?」
こそこそ話してから離れて。
「それではエントリーナンバー5!」
「色白の少年、困難極まるチャレンジのスタートです!!」
ソワソワしながらヘルメットの紐を確認して離れた。
■シア > 「うん。不要だから、ボクには」
お礼を言われたので、気にするな、とミアに手を振り返す。
……目立ってしまった気がする。
「……ダメそう、衝撃与えるの」
次は缶詰よりも大変そうだな、と眺める
■エルピス・シズメ > 色々な品が配られた。
観客席に戻ったあたりで、エルピスも景品の品々をちゃっかり貰っている。
(思った以上に色々貰えちゃった?)
パイナップル、
『メタラグ』中心のプラモセット、
『龍肉』などが詰まった高級缶詰一式、
コスメグッズ。
タイミングにもよるだろうが、色々なものが会場の観客に渡っているようにみえた。
イーリスが龍宮先生からコスメを受け取っている様子をみて、つられるようにくすりと笑い。
「やっぱり龍宮先生は凄いね。底、見えないや。」
次の選手も知り合いだ。あの時は迷子だったイメージが強いため、戦う印象はあまりない。
(どんなことするんだろう……。)
■紫陽花 剱菊 >
「……おへなみ、はいへん」
緊張がほぐれたならそれで良い。ほぐれた雰囲気してないけど頷いた。ナンデ?
気づいたら四本目に突入しているいちご味。一体何処から出してるんだ……。
■蘇芳 那由他 > ちなみに、ウケ狙いどころか少年はガチでそのつもりだった。
周囲はなぜか笑っているが、何でだ…?と首を傾げ。
「…大丈夫じゃないけど頑張ります…あと、顔色悪いのは多分間違いじゃないかな…。)
そりゃ顔色も悪くなるだろうこれ。ミアさんに小声で返しつつ…よし、覚悟決めてこう。
次の挑戦者も控えているしあまり時間は掛けては申し訳ない。
周囲に律義にまたぺこぺこと会釈をしてから、自然体でゆっくりと氷柱の前まで歩み寄り、何人かがそうしていたように右手を伸ばして氷に触れる。
「……いや、無理ゲーだよねこれ…僕にとっては。」
呟くが、頑張るしかない。一生懸命、一念岩をも通ずる…というアドバイスもある。
「―――よし…。」
イメージ…【槍】の穂先を打ち出す感じ。杭打ち機みたいな。
ただ、これだとあの容器までまとめて粉砕してしまう。それじゃ最悪だ。
(…とはいえ、僕には観察眼も技術も無い。なけなしのコレでどうにか……あ。)
一つ思い付いた。右手はそのままに、今度は左手も氷に触れる。
イメージ…あの容器の辺りだけを”結界で包む”…最悪、これで壊れたりはしない筈。
そして、ゆっくり息を吸い込んでから――ほんの刹那、右手の手のひらから青い槍の穂先が高速射出。静かに何かを穿つ音が響き渡り――
■ミア・コレット >
「あっと……!!」
「何かが行われていますが、私の目には理解が及びません!!」
「果たして涼しい空気とゲームソフトはみんなに振る舞われるのか!!」
「会場が固唾をのんでチャレンジを見守ります!!」
静かになる観覧席、そして。
■蘇芳 那由他 > ――結果、氷柱は破砕された。…されたのだが。
「――――あ。」
氷柱全体に結界を展開していた訳ではないので、砕けた破片が顔面に当たった。思い切り仰け反る。
(ぐはっ!?…く、砕いた結果の事を考えてなかった…格好悪い…!!)
あと、ゲーム機とかは無事だろうか?結界が上手く作用していれば、容器は兎も角ゲーム機だけでも何とか…!!
■ミア・コレット >
「これは痛ぁい!! 色白の少年、顔面を砕いた氷で痛打ッ!!」
「大丈夫でしょうか、痛むようなら後で救護室で診ていただきたいところですが」
「チャレンジ成功です、ゲーム本体は恐らくチャレンジャーが持って帰るものとして」
「各種ゲームソフトも専用容器から取り出されて会場に配られます」
「いいですかー! 夏季休講だからって夜ふかしはしないでくださいねー!!」
ついでなのでひと笑い取っておこう。
お疲れ様、ナユタ。
ステージ上から緋月を見て。
「次のチャレンジャーは大丈夫でしょうか、準備のほうお願いします!!」
■緋月 > 「あれ、たしかあの人は那由他さん――
――ッ!?」
瞬間。
あの博物館で感じたモノに、非常に近しい「何か」を感じ取る。
――気のせいではない。
あの力は、あの「仮面」とよく似ている――!
「……ふたりの、所持者。
そうですか、まさかこんな巡り合わせが…。」
縁とは奇なもの。
まさか、此処で最初に出会った彼が「所持者」だったとは。
(……本当に奇妙なものです。)
■緋月 > 「――あ、すみません、大丈夫です!
失礼しました!」
観客が多い。
大きな声で答えながらステージへと向かう。
(…さすがに邪魔になりますね。)
事前に、外套の留め金を外しておいた。
■紫陽花 剱菊 >
「……みほと。よふぞ、みひった」
力加減か、或いは術か。如何様に格好がつかずとも讃えよう。
もうアイス5本目だよ。そろそろ腹壊さないかコイツ。
■蘇芳 那由他 > 「ど、どうもです…。」
顔面、主に鼻っ面を抑えながら。ちょっと鼻血が出ている程度には勢いが凄かったらしい。
しかし、どうやらゲーム機は無事だったようだ……ん?これ僕が貰えるのか?今更気付いた。
ゲームソフトも会場の皆さんに配られるらしい。…良かった、取り敢えず。色んな意味で。
次のチャレンジャーは…緋月さんのようだ。そちらに目線を向けて軽くぺこりと一度だけ会釈。
ミアさんにも同じく会釈をしてからそのままチャレンジ会場から下がろう。
あと、さっきアドバイス?をくれたアイス頬張ってる…もう別のアイス!?ともあれその男性にも会釈を。
■エルピス・シズメ >
(……なんだろう。今の。)
不可思議な現象だった。
推測は付かないが、とにかく何かが出来るらしい。
(でも、強いみたい。危ない所で迷子になっても大丈夫そう……)
内心でほっと安堵。
■Dr.イーリス > 「鋼先生は、本当に凄い方ですよ」
凄く尊敬できる方。
悲しきかな、多くの景品はイーリスにまで渡らなかった。
何か欲しいな、と思ったところで鋼先生がコスメグッズを投げてくれた。嬉しい。
「次の方、なんだか緊張なされてますね……? 大丈夫でしょうか……」
エントリーしたはいいものの、いざ会場に立って緊張してしまったのだろうか……。
ともあれ氷は割れたようだけど、破片がお顔に当たっていた。
「い、痛そうです……。だ、大丈夫でしょうか……」
■アーヴァリティ > 「いたそ~」
氷柱の欠片が当たってる。
あれは痛いぞ~
でもなんか大事そうなのは壊れてないみたい?良かったね!
■紫陽花 剱菊 >
会釈には二本指を立て、一礼。
佇まいは凛然。けどアイスを咥えたまま。アイスを咥えたまま(重要)
■ミア・コレット >
「エントリーナンバー6!!」
「書生服の少女です!! 皆さん……言う前から拍手してるー!?」
「ええと、それではチャレンジャーの方!」
「今回の挑戦に対して意気込みをどうぞ!!」
緋月にマイクを向けて。
次の氷が運ばれてくる。
中には風変わりなフルーツが色々入っているが…
「な、なんとー!!」
「釈迦頭です!! 森のアイスクリームとも呼ばれる非常に甘い果実!!」
「傷つきやすく、傷みやすいこの果実もまた専用容器に入ってエントリーです!!」
「さっきのゲーム機とはまた違う意味で困難なチャレンジです!!」
「釈迦頭を傷つけずに食べられるかどうかは、彼女の腕にかかっています!!」
それ以外にも桃やマスカットなどが容器に入っているようだ。
どれもこれも。傷物にはしたくないものばかり。
■緋月 > ゲーム機を手にした少年とのすれ違いざま、小さな声で。
「――――「資格者」ゆえ、まだ継承を行っていない身で、差し出がましいかも知れませんが、
あまりこんな場面で、御神器の力を使うのはどうかと思いますよ――「先輩」。」
そう、会釈際に小さく囁く。
それがどういう意味か、彼ならば理解出来るはずだろう。
■シゲ > 犬には景品は渡らなかった、よしんば配られたとしても辞退する。
氷の破片が当たって痛そう。
けれども割れたそうなのでおめでとうと言いたいが犬は尻尾を振るだけだった。
次の挑戦者は…少女らしい。
犬は静かに観戦をし続けている。
■紫陽花 剱菊 >
「はよう、ふへーはほいふまい。」
「おへはみ、はいへん」
次に向かう少女の背、其の佇まい、体幹のみで理解はする。
六本目はパイン味。子どもめいてちょっと口端から滴ってる。ばっちぃ。
■アーヴァリティ > 「あ!緋月さんだ!
緋月さーん!がんばってー!」
釜揚げうどん奢って食べ方教えてくれた人だ!頑張ってー!
手を振ったら気付いてくれないかな?
あ、あれは果物入ってるんだ!
おいしいのかな?
■エルピス・シズメ >
「緊張してたにしても、不思議な力だったね。……あ。」
自分が挑戦して獲得した『メタラグ』のイーリスにプラモをそっと見せる。
「これ、今度一緒に組み立てる?」
すごいことになりそうだけど、暇な時に組み立てるのも楽しそう。
■シア > 「……力、謎の……」
その男の次に出てくる女。
こちらはいかにも手練れそうではあるが、両者は知り合いにように見える。
「……見ておくかな」
■蘇芳 那由他 > 「―――それ以外は何もできないのが僕ですから。」
唯一、使える”力”がこれしかない。残念ながら少年にはそれ以外何も無いのだ。
小さく、囁かれた緋月さんの言葉に少年は何かを察したのか、僅かに表情を驚きの形に変えるも直ぐに何時ものそれ。
(……世間は狭いというか何というか)
まさか、彼女が”そう”だとは。まだ継承していないとはいえ、これこそ奇縁だ。
――あと、あの男性は凛然として格好いいのに、何でアイスを咥えたままなのか…!大好物なのか!?
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」にシャルトリーズさんが現れました。
■緋月 > ステージに上がると、流石に少し緊張。
「あ、ええと…い、意気込みですか?
その――成功した皆さんの手前、無様を晒さないよう頑張りたいと思います!」
そう一言。
その言葉と共に、留め金を外した外套を大仰に脱ぎ捨て、手にした刀袋の紐を解く。
現れたのは柄巻も城、鞘も純白の刀。
解いた刀袋の紐を即席の襷にして袖を邪魔にならぬように捲り、いざ氷柱と対面――!
■ミア・コレット >
「書生服の少女、恥はかかないという意気込みでした!!」
「皆さん拍手って早い早い……!」
なんでか知らないけど人気があるのだなぁ。
そして彼女が見せたのは。
純白の鞘。
「なんと、ジャパニーズカタナでしょうか…!」
「サムライの一閃で会場は涼しくなるのか!!」
「夏の夕暮れも近いのですが、これは期待をせざるを得ませんー!!」
■Dr.イーリス > プラモを見せてくれて、エルピスさんの提案を聞いたら明るい表情になった。
「私、ゲームセンターに行くお金なくて『メタラグ』自体はあんまりした事がないのですが、素敵なロボットだと思っていたのです。エルピスさんと一緒に組み立てたいです!」
楽しそうな笑顔で、こくこくとエルピスさんに頷いていた。
■蘇芳 那由他 > 先ほどの緋月さんの言葉に思う所もあり、一先ず観覧席に移動して見学していく事に。
「…えーと…。」
凄い賑わってるな…何処で見学すれば。ともあれ、視線は今まさに氷柱割りに挑戦する知己の少女を見ており。
■シャルトリーズ >
「は~い、必要でしたら怪我をした方はこちらまでどうぞ~っ」
そんなことを言いつつ、『救護室』と書かれた
ラミネートボードを目印としたテントの中で、手を振っているドワーフが一人。
先の挑戦者に氷がクリーンヒットしていたので、念の為声をかけたらしい。
他にも数名の保健課に所属する生徒達が、
皆の様子を見守りながら適宜動き回っている。
「いやぁ~……夏のイベントって、素敵ですねぇ……青春の香りがしますよ」
パイプ椅子のサイズが足りないので、
ぷかぷか浮かびながら長机の上の冷却用魔道具を整えている。
こういう腕試し的なイベントはシャルトリーズとしても結構見るのを楽しみにしているようで、手は動かしつつもイベントステージの方をじっと見ている。
■エルピス・シズメ >
「ん、それじゃ決まりだね。『メタラグ』のゲームも、一緒にやりに行こっか。
僕もあの手のゲームはやったことがなくてね……。」
頷きつつも、ミアの声が聞こえれば次の挑戦者を見る。
引っ提げているものに興味が行った。
「刀だ。」
ある種の特化した技術を要する武器。
どう扱い氷から景品を取り出すのか。興味が沸く。
■アーヴァリティ > 「おほー!かっこいい剣だー!
いいねいいね!」
あの時の剣かな?使ってるところも気になってたんだよねー!
見せておくれ君の技を!
■シゲ > 「わふ わふ!」
刀に反応する犬。
小さく吠えているけど応援のつもり。
どうやって氷を処するのか興味が尽きない。
■蘇芳 那由他 > 「…あ、すみません…。」
そう、少年は今まさに鼻血がダラダラだった。手で強く抑えて止血はしているが。
観覧席や他の見物人に血が付着したら申し訳ないので、慌てて『救護室』へと方向転換。
「えーと、取り敢えず手当お願いします…お手数おかけします。」
経緯が恥ずかしいので、若干縮こまった様子でおそるおそる一礼をドワーフの先生や他の保険課の生徒の方々に。
■Dr.イーリス > 「『メタラグ』やりたいです! やりたいやりたいと思いつつ、節約で泣く泣く我慢していましたからね。エルピスさんとプレイしたら、きっと楽しいです」
きらっと、嬉し気に双眸を輝かせた。
ずっとやりたいと思っていた『メタラグ』をエルピスさんと出来るのは嬉しい。
■シア > 「ん」
声につられてちょっと見れば、ぷかぷかと浮かぶ姿。
あれが魔法というやつだろうか。
「……先生? 小さな……若い? 優秀?」
他の生徒の話しぶりから教員のようであった。
小さく首を傾げる。宙に浮いていることを考えると、小さく若くとも優秀だからの教員なのだろうか。
■緋月 > じわり。汗が額に浮かぶ。
熱のせいではない。集中力の高まりが思わず汗を掻かせていた。
(容器に入っているが、中身は傷みやすい果物…。
あまり手荒な真似は出来ないか――――ならば!)
すらりと引き抜かれるは己が半身、銘刀・月白。それを八相に構え持ち――
「――シィッ!」
気合一閃。狙うは果物の容器の多少上側!
横薙ぎの一閃で、氷柱の上部分、果物の入った容器の少し上部分からが真っ二つにされ――
(――斬月・醒!)
ぐらりと自身に向かって迫り来る氷柱の上部分目掛けて、異能を発動しての斬撃。
それも一度に終わらず、3度、4度――刀の一閃に付随する「不可視の斬撃」によって、切断された氷柱は
粉々に砕かれ、礫ともならない、かき氷のような薄さとなって舞い散る。
「はぁぁぁ――っ!」
斬撃は止まらない。氷柱を旋回しながらその先端部分を、果物の入った容器を傷つけないように気を払いながら、
細く――そう、まるで鉛筆の先端のように斬り裂いていく!
先は細くなるが、下は太いまま。土台が安定しているので倒れて砕ける心配はなし!
更に、可能な限り上部分を薄く削ぐように刀を振るい続ける!
さながら、かき氷削り器のように薄くなった氷が飛び散り、会場に向かう!
そして、果物の入った容器に当たらないギリギリまでを削り切った所で――
「――――よし。」
容器よりやや大きい円形になるように、指先で「斬月」を使用し、ぐるりと切れ目を入れれば最後の仕上げ。
刀の柄頭で、薄くなった上に切れ目の入った最上部の氷を叩けば、ぱりんと割れて容器を取り出せるだけの穴が開く。
「よっ……と!」
刀を鞘に収めて腰に差し、最後の最後で落としたりしないよう、慎重に容器を取り出せば――チャレンジ完了!
少女の両手には、果物の入った容器が抱えられている。
■シャルトリーズ >
「いやぁ~惚れ惚れする氷の割りっぷりでしたが、
あまり無茶はしないようにしてくださいね~」
ま、分かってると思いますけどー、なんて言いながら
蘇芳にティッシュペーパーを手渡す。
「ティッシュは、血を拭き取るのに使ってくださいね。
粘膜を余計に傷つけてしまうこともあるので詰めないように……。
それでは、治療しますので楽にしてくださいね~」
そんなことを言いつつ、魔力を込めて鼻の辺りに
指を翳す。軽い怪我くらいなら治せる治癒魔術だ。
「少し安静にする必要はあるので、良かったら椅子も使ってくださいね~」
■シャルトリーズ >
「ハッ……! 今誰か『小さな小さなチビドワーフとか言いませんでした!?」
かなりの剣幕で周囲をぶんぶん見渡しつつ。
『言ってません言ってません』
他の生活委員のフォローが入ったので、一旦落ち着くのであった。
治療続行!
■エルピス・シズメ >
「楽しみがまた増えたね。……あ、次の挑戦者の準備が出来たみたい。」
そう言って、会場へと視線を戻す。
「ただの斬撃……にしては……いやでも達人なら……」
斬撃と切断の音が合わない。
不思議に思いながらも、挑戦者の御業に拍手を送った。
■ミア・コレット >
「うわぁ……!! これはどういうことでしょう!!」
「斬った氷が粉々に砕かれて消えました!!」
「この硬度の氷を難なく斬るという時点で驚嘆!!」
「しかしその後の冷気と寒気すら感じる斬撃!!」
「ご覧ください、あの傷みやすい果物をケースのみ残して!!」
「完全に取り出してしまいましたーーー!! チャレンジ成功!!」
観客の歓声がワッと上がる。
そうそう、みんな大好きだよねぇ!!
観客席に紙袋と桃などのフルーツが配られる。
持ち運ぶのにも難しいんだろうなぁ。
「さぁ……氷が運ばれてくるまでに次の挑戦者を待ちます」
紫陽花剱菊に視線を送って。
■蘇芳 那由他 > 「…あ、はい…お恥ずかしい限りで…。」
他の参加者の方達と同じく、何とか氷柱を割って無事に景品をゲット出来た。
が、最後のオチで怪我をしたのはこの少年くらいだろう、今の所は。その辺りが”凡人”なのだ。
ドワーフの先生のお言葉に素直に頷いて、一先ずティッシュで流血している分の血液を静かに拭って。
鼻先に翳された指から感じる感覚は暖かい。治癒魔術ってこういう感じなのかぁ…と、しみじみ。
「…ですね。それに最後まで見学はしてきたいので。」
シャルトリーズ先生…うん、間違ってはいない筈。教師の顔と名前はある程度きちんと覚えている。
ともあれ、大人しく椅子に座っておこう。視線は矢張り気になるのか会場の方をじっと見ており。
■シゲ > 職人の方が居られる。
犬はそこでようやくドワーフ教師に気づいたように宙を見上げた。
大きな音が木霊し素早く頭をそちらへと向ければ斬撃と切断の音が終わると同時に割れた氷!
わふわすと犬は犬なりに興奮しているのが見えるでしょう。
次の挑戦者が早くも出番の模様です。
■Dr.イーリス > 緋月さんとは一度、風紀委員主催の懇親会でお会いした事があった。
さすがは刀の使い手。
もはや刀が神速で消えて斬撃も見えない……。
「これが達人の成せる技なのですね」
技に魅せられた。
■紫陽花 剱菊 >
「…………。」
太刀筋は見えぬ。然れど動きのみが其れを知る。
見事に鍛え上げられた武芸者也。
居住まいも正しく、繊細。
「みほどなてはえ」
アイス七本目行ってるよ。
■蘇芳 那由他 > ちなみに、緋月さんの行った芸当は素人にはさっぱりだった。
目はそこそこ良いので、かろうじて斬撃が多少分かるくらい。
(……僕の知り合い、凄い人しか居ないなぁ。)
そして、彼女も締めが鮮やかだ。誰だ最後の最後で鼻先に氷の破片が直撃した馬鹿は。はい、僕です。
■シア > 「……なるほど」
小さい、は禁句だったらしい。危ないところであった。
「……ん」
凄い斬撃であった。
振りが、軌跡が、切れ味が、何もかもが。
それに、不自然にも見える衝撃の伝わり方。
「……違う、遠当てとも」
今日はいろいろなものが見れる日だ
■緋月 > 「ふぅ…緊張しました!
これは持ち帰って、緋彩さんと一緒に食べましょう!」
チャレンジを終了し、見事釈迦頭をゲットした少女。
刀を袋に戻し、外套を纏い直すと、戦利品を抱えてほくほく顔で観客席側に向かう。
■紫陽花 剱菊 >
視線が送られた。
アイスを咥えた男が会場に足を踏み入れた。
凛然。アイスを……食べている……!
黙々と……食べている……!
■蘇芳 那由他 > 「何で、あの人は常にアイス頬張ったままなんでしょうかね…やっぱり好物なのかな…。」
男子の目線から見ると凛然として格好いい!のだけど、アイスで色々台無しだよ…!!
■エルピス・シズメ > 「うん。龍宮先生とはまた違った、達人。」
素直に感動しつつ、目敏く配られるフルーツの入った紙袋を確保する。
中身は桃の積み合わせだ。
「これはナナちゃんのお土産にしようか。」
なんて言いながら会場に目を向けたら、アイスを食べながら足を踏み入れる男の姿。
(……すごい余裕だ。)
(どんな感じに氷を割るんだろう。)
■シャルトリーズ >
「ほわ~、凄まじい気合の入れっぷりでしたね~!
私も昔を思い出しますよぉ~。
そして技量も素晴らしいですね~」
メインステージへ向けてぱちぱち、と拍手を送る。
「まぁ、暑いですからアイスの一本や二本や十本くらいは~」
ほわー、とした笑顔を浮かべながら蘇芳の呟きに返してみたり。
■ミア・コレット >
「大丈夫でしょうか、さっきから見えている限り挑戦者は黙々とアイスを食べ続けていました」
「常人だったらお腹を壊して余りある量のアイスです」
ドッと笑いが上がる。
でも、佇まいはなんとも只者じゃない。気がする。
「エントリーナンバー7! 紺のコートの男性です!!」
「こんにちはー、意気込みをお願いします!!」
紫陽花剱菊にマイクを差し出して。
「おおっと次に運ばれてきた氷は……し、渋い!!」
「島原手延素麺や缶入りの贈答用ジュースが見えますね」
「ここに来て急にお中元みたいなラインナップになりました」
「しかし、専用容器の素麺をぶち撒けてしまったら大変悲しいことになります」
「難易度据え置きッ!! ギフト氷柱です!!」
■蘇芳 那由他 > 「…いや、人の好物にどうこう言うつもりは毛頭無いんですが、もうかなりの本数食べているような…。」
ちらっと見る度に頬張ってるアイスの種類が違った気がするんだけども。
「…それだけ沢山食べると鼻の頭とかこめかみ辺りがキーン!ってなりません?」
と、ドワーフの先生に同じく返しつつも視線はアイスを食べる男性に向けたままだ。
…緋月さんも、僕の前の人もそうだったけど、如何にも達人、という空気がする。
■緋月 > 「素麺ですか……ここ暫く暑いですからね。
お昼にちょうどよさそうです。」
あっちの方も良かったかも。
いやいや折角手に入れた貴重な甘味である、隣の芝は青いもの。
ともあれ、如何様に出るか、お手並み拝見。
■シゲ > 犬はフスフスと鼻を鳴らし、尻尾を振り振り動かして
黙って見守る飼い犬様な感じに犬としております。
難易度が上がっている氷柱割。
如何粉砕するのか参考にならないかもしれないけど拝見する犬です。
■アーヴァリティ > 「おー!緋月さんかっこいー!」
連撃!すごい剣技だ!
かっこいいー!
冒険者でもあそこまで強い人は珍しいよー!
テンション上がっちゃうね。
「おっお次は?お、アイス食べてる
いいな~ボクも食べたい」
どんな風に砕くんだろう!
剣みたいなの持ってるし剣術かな?
■紫陽花 剱菊 >
「……意気込み……。」
向けられたマイクを一瞥する。
じ、と見る虚の視線。
「…………!」
何かに気づいたのか、視線はカメラ目線。
「……とこよあ↑い↑す→きゃ↓ん↓でぃ、各所で販売中……」
宣伝…圧倒的宣伝…!
意気込みの意味を履き違えてるけどなんかやりきった顔をしている。
しかもなんか発音がおかしい。アイスの棒は七本、しっかり持ったまま氷柱の方へと向かった。
■ミア・コレット >
「はいー特に売り手でもない感じの宣伝ありがとうございましたッ!!」
笑いが会場を包み込む。
そそくさとヘルメットを確認してからその場から離れた。
「私はアイスキャンディーの発音がわからなくなりました」
「それくらいの力のある言葉であったと言えるでしょう」
「それでは紺のコートの男性、氷柱割りチャレンジのスタートです!!」
■蘇芳 那由他 > 「宣伝…!?しかもカメラ目線!?あと、発音が…。」
凡人なのでツッコミをつい口に出してしまった。
…あれ?凛然として格好いい男性なのに茶目っ気もある人なのかな…もしくは天然…?
「…でも、宣伝効果が何か凄そうな気もする…。」
根拠は無いけど、こう、何となくそう思います。
■アーヴァリティ > 「ぶふっ
なにそれ変な発音ー!」
思わず吹き出しちゃった。
とこよあ↑い↑す→きゃ↓ん↓でぃって何さ!!
面白い人だー!
■Dr.イーリス > 「凄く暑いですからね。アイスも食べたくなりますよね」
夏にお腹壊す量のアイスを食べられるのはきっと幸せだろう、という貧乏人な想像。
「ふふ。面白い方でございますね」
アイスキャンディーの発音に、静かに声を出して笑っていた。
■緋月 > 「アイスキャンディー…は、いかんいかん!
食べ過ぎはおなかを壊します! 適度に…適度に!」
一瞬アイスキャンディーの誘惑に負けそうになった。未熟者。
■紫陽花 剱菊 >
氷柱と対峙する。瞬きもせず、虚の瞳が氷面に映る。
鑑合わせ、自らと向き合う。幾度も行ってきた。
諸手を振りかざし、七本。棒が宙を舞う。
音も無く、一つ、また一つと棒が消えた。
数刻も満たない刹那。一目、何も起きはしない。
不動。何くれど、氷柱佇み聳え立つ。
一瞥くれず、男は背を向け音もなく去りゆくのみ。
何れにせよ、失敗とも思えし敗走のように見えよう。
■紫陽花 剱菊 >
──────────────故に、薫風涼を攫う。
■紫陽花 剱菊 >
然らば、氷柱は霜と成りて風と共に消え去るのみ。
斯様な事象、追いつけていたのあれば見えただろう。
氷菓子の棒のみで、細切れに斬ってみせた。
無論、棒も耐えれず、氷柱の前に霞と消えた。
特別な技や術等不要。弘法筆を選ばず、武芸百般の極地也。
唯其処に残りし景品は誰ぞのもの。
熱気香る会場に涼を届けた武人の姿は、影一つ有りはしない。
ご案内:「式典委員会主催 納涼氷柱割り会場(商店街/昼)」から紫陽花 剱菊さんが去りました。
■シゲ > 犬ってアイスキャンディー食べてもいいんでしょうか。
味付け的に犬には毒な気がするので試せません。今はあくまで犬です。
絶句。気づいたころには終わってた。
参考になりませんでした参考にしても真似ができない!
■シャルトリーズ >
「おー、サムライですねぇ~」
ぱちぱち、と拍手。
「ハッ、もしやアイスキャンディを作ってる部活の回し者だったのでは……」
この手のイベントは確かに宣伝効果がそれなりにありそうなことだし。
■緋月 > 「…!?」
斬った。
あの、かなりの固さの氷を、氷菓子の棒という「木切れ」で。
ギリギリだが、何とか見えた。
あの技前の前では、己の技量なぞ児戯。
(……あの御仁、強い…!)
じわり、と、背筋に冷たい汗が流れた。
まさかこれ程の使い手がいるとは…見聞も技量もまるで足りない!
■蘇芳 那由他 > 「―――は?」
思わず間の抜けた声が洩れてしまった。
…今、あの人は何をした?七本のアイスの棒も消えている……いや、もしかして。
「7本のアイスの棒で氷柱を細切れにした…とかですか?」
独り言なのに思わず疑問形になってしまった。どういう事なの。