設定自由部屋です。常世島内であるならご自由に設定を考えてロールして戴いてかまいません。
また、ここでは回想的なロールも可能です。ですので常世島の外でも構いません。しかし、あくまでメインは常世島の内部でお願いできればと思います。
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参加者(0):ROM(1)
Time:01:37:13 更新


ご案内:「白兔偵探社」からシェン・トゥアールさんが去りました。 (02/24-00:02:30)
ご案内:「白兔偵探社」からウィンドミルさんが去りました。 (02/24-00:00:36)
シェン・トゥアール > 「ミルさん…? う、ううっ…!」
ぐい、と肩が掴まれる。一寸走った強いパルスは、
体に損害すら出かねない膂力を示していた。
痛覚のレベルを抑えはするものの、その瞳には困惑が浮かぶ。

果たして『人間』である彼女が、フルボーグの肩に痛みを与えるぐらいの膂力を出せるものだろうか?

「ミルさん、ミルさん…なんで…?」
声に弱さが混じる。 大事な相手の行為を止めることができず、
そしてその理由を解き明かす事もできていない。
今はただ、相手に掴まれて…狼に捉えられたウサギのように、身を竦ませることしかできなかった。
(02/23-23:51:30)
ウィンドミル > 「『匿う』も『守る』も、もういらないのだわ
 だってだって、本当のミルは……」

庇護の形で会話を続けたのが貴方の仇となろう
ミルの意識は既に攻勢に切り替わっている

弱々しい態度を見せていた彼女の表情はそのままに、その肩が力強く掴まれる
機械の関節も軋みを上げる程の剛力。並みの人間がそんな出力を出すはずもない
シェンは彼女の正体を探る上で『改変』が確かに障害にはなるけれど
……それ以上の認識がどうなるかなんて、ミルですら考えた事はない

そして今も、とてもそんな事を考えてる筈もない。ただ、目の前の獲物を虚ろに定める目付きにそんな理性があるものか……と
(02/23-23:41:02)
シェン・トゥアール > 感情を顕にする彼女に、思わずウサギ耳がぺたんと伏せられる。
それでも、ゆっくりと、彼女に聞いてもらえるように続けた。

「ミルさん、君は『自分が子どもだと思われてるからこういう態度を取られてる』と思っているんだな?
 だとしたらそれは違う。 匿う・守るべき相手だからこういう態度を取ってるんだ。
 たとえミルさんが俺よりずっと年上であったとしても、俺よりはるかに強くて自衛できるとしてもね。
 『匿ってほしい』という依頼をもらったからには、俺は身を守るために最大限のことをするよ。
 だからその、そんな悲しい表情をする必要はないんだ。
 もし『子供扱いされてる』って思うような所作だったなら、きちんと改めるよ。」

今にも泣き出しそうな顔の彼女に、優しく語りかける。
そろそろと手を動かして、彼女の肩や背中を撫でようとした。

「うん。大丈夫だ。 ミルさんが子どもとか子どもじゃないとかは気にしなくて…。
 一緒にいられる方法って…なん…?」
彼女の言葉の端々に、少しだけ不穏な未知の言葉が交じる。
彼女はガラテア再現部のメンバーのようだが、果たしてそれだけで…
今みたいな言葉が出るのだろうか?
(02/23-23:25:14)
ウィンドミル > 「そんな目で見て欲しくないもん!!」
そうやって、宥め落ち着けるような態度
穿った方向から見るなら、子供を落ち着けるような態度
それがまた、コンプレックスを強く刺激するようなもの

強く、強く言い放った彼女が俯く。長い呼気と排熱の仕草
首を持ち上げて、隣の貴方を見やる。おじさまと同じ美しく完成された顔
強気の態度はもう消えた、洗浄液が溢れそうな位に溜まった瞳

「ミルは子供じゃないんだから……ちゃんと証明できるのよ、ホントウなのよ
 依頼がウソでも、一緒に居られる方法を知ってるんだから……」
(02/23-23:15:42)
シェン・トゥアール > 「う、うん…なんだって?」
今ウソっていったのだろうか?
少し聞こえた気がする。 ウソであるならば、彼女の態度…。
追跡者に警戒する様子がないことや、そもそも追跡の跡が一切ないことも説明がつく。
騙されたと憤るのは簡単だが、今は安堵の方が先に来ていた。
きちんと払って貰えれば、それはそれで良し。仕事は仕事なのだ。
そう思っていたけれど、彼女が限界を迎えつつあったのを見て、慌ててなだめに入った。

「ミルさん、まずは落ち着いて、いいね? 俺は君自身から君を匿う依頼を受けた。
 まず、その依頼が有効であるかどうかを知りたい。
 もし匿う必要がないというなら、探偵手伝いだって十分にできる。」
子どもっぽく拗ねるところはとてもかわいらしいが、変にヤケを起こされても困る。
探偵助手の話だって、依頼の代金をきちんと払ってもらってこその話なのだ。
 
(02/23-23:02:09)
ウィンドミル > 「だったら、依頼がウソだったら……っ」
口から殆ど飛び出しかけたその発言は、『もしも』と受け取って欲しかった
自分の使命と現状の論理矛盾が発生するとすぐに熱を持ってしまいがち

本来、排熱効率を犠牲にしてまで『完成度』を求められたのがガラテアの人形たち
少々ボディのバージョンが進んだとして、高度な電脳を封じ込める器としてはまだまだ未熟

シェンのように、魔術や技術で活動を補助する能力があればまた別の話なのだろうけれども


「……だったら帰って、また雇い直してやるもん
 おじさまがもっとじゅーなんに考えてくれないのなら
 いいじゃない。いつまでもそんな顔されたくないもん!!」
匿われた子供のままじゃ、ミルそのものを見てくれないくらいならば
(02/23-22:42:12)
シェン・トゥアール > 「そ、そう…? そう言ってもらえると嬉しいな。
 たしかに、ちゃんとミルさんを匿うって依頼は今のところはこなしてるしな。」
ちょっと元気が出た。耳がぴくぴくと自慢げに動く。
お茶を一口やったところで彼女の発言にまたお茶を吹きそうになった。

「み、ミルさん!? 匿われている立場なのをわかっているのか?
 君は今のところはゲストなんだぞ。 あとお金を払ったらもうそれはアレだよ、
 雇い主が君で…アレ?でも依頼を受けてやるのと同じようなもんか…?」
指摘しようとしたけれど、よくよく考えたらお金をもらって依頼をこなすのが仕事なら、
『助手にしてくれ』と依頼されるのだって立派な仕事だ。
でも、保護対象にそんなことをするべきなのか?

「…いや、やっぱりだめだ。お金をもらうわけにはいかない。
 俺は君から『匿う』という依頼を受けているんだ。
 安全が確保できるまでは、その依頼に抵触するようなことは認められないよ。」
活動すればどうしても人の目に留まる。
たとえばそれが追跡者であったら。 それを考えると、
やはり肯定はできない。 なにより彼女のことが大事故の発言だ。
首を横に振り、お茶をもう一口。
(02/23-22:17:22)
ウィンドミル > 「そんな、まさか、探偵と言えばおじさまなのだわ……!」
汚している、幻滅なんてとんでもない。こうして暇な時間を共にする事が大半ではあるものの
情報を探す為に出計らってる間にちょっと家事をしている程度の感覚だったのだ
この部屋のあちこちの備品のメンテナンスなんて、こういう時間でしか行えないのだし

おじさまが居る時に手伝えることは……いいや、先程のお仕事無いという話に繋がりそうだけど
騙しているという罪悪感以上に、頑張りたいと連れ出された際に奔走してる事は確かなのだろう

「このままずっと、お手伝い出来たら。ううん、したいの
 おじさま、お金を払うからミルを雇えばいいのだわ!!」
横に居る相手に、胸に手を当てアピール仕草
(02/23-21:53:10)
シェン・トゥアール > 「ひぃん…!」
道理が通った彼女の一喝に情けない声を上げ、ぺたんと耳を伏せる。
テーブルを叩くショックで、上にあった食器と一緒にぴょんと小さく跳ねた。
彼女に強く出られるとどうにも情けなく愛らしい声が出てしまうのは、
このボディの本能な気もする。
相手の言葉にぴんと耳を立ててから立ち上がり、
彼女の横にそっと座った。

「ミルさんは探偵が好きなのかい? その、確かに色々仕事に興味を持ってくれたり、
 俺の仕事を見てくれていたような素振りはあったけど…。」
お耳がしおれる彼女を見ると、励ますように声を掛ける。
そう、ここ数日、彼女はまるで自分の相棒であるかのように振る舞い、
仕事を沢山助けてくれたのだ。

自身としては、匿っている依頼人にそういった仕事をさせるのもな…と思うものの、
嬉しそうな彼女を見て止めないでいたのだった。

「憧れっていうのはとっても大事なことだ。 もし俺がそれを汚しているというなら、申し訳なく思う…。」
そっと彼女の肩に振れ、優しく撫でる。 
少しでも彼女に元気が出てほしいと言わんばかりの慰撫するような手つきだった。
(02/23-21:36:39)
ウィンドミル > 「そんな言い訳は無茶なのだわ、おじさま!
 苦しい所から目を背けた言い訳じゃ、お家賃なんて稼げないのよ!」
そんな傷口を閉ざそうとする振る舞いに、両手でつかんで引っ張り出すような言葉
机を大きく叩いたその衝撃でカップが一度宙に浮き、それを掴む
そして無駄のない一連の動作から、お茶を一口啜る

最も、所作が完璧なだけで人間のバックボーンのないミルに味を理解する要素はないのだけど

「ミルの憧れの探偵なのにこのままじゃ、本当に事務所が潰れちゃうのだわ
 そろそろミルのお手伝いが出来ると思ってた頃なのに……」
しゅんっと、逆に耳が萎れる様子
(02/23-21:22:38)
シェン・トゥアール > 「邦葳のプーアル茶だよ。
 紅茶や緑茶も美味しいけれど、やはりくつろぐにはこれだ。」
お茶碗を軽く掲げるようにして礼を示してから一口。
よく馴染んだ味わいのお茶は、この世界に来る前の合成ものとはまるで違う。
本物の”お茶”の味だ。 味の粒度が違う。

ゆったりとした時間を過ごしていた所で、容赦ない彼女の発言に
お茶を吹き出しそうになるも必死にこらえた。

「まあその…色々あるんだ、世の中にはお金以外の取引手段がある。
 特にここはそれが顕著だ。 例えば…そうだね。 依頼を解決したお礼に、
 現金の代わりに茶葉をいただくとか、食べ物をいただくとか。
 …決してお客さんがいなかったり、人気がない理由じゃないんだよ?」
頑張って平静を保とうとするも、ちょっとだけ焦っている。
ウサギの耳が忙しなく左右に動き、如実に動揺を示していた。
(02/23-21:07:08)
ウィンドミル > 「今日はどちらのものかしら、おじさま」
追手がある、という前提で考えるにはどうにも違和感のある頃合いなのか
調査をしても収穫はなく、たとえお得意の情報網を使っても欠片も足取りを掴ませず

1つの冗談であるかのように、シェンの日常は続いていく
ただ唯一、目の前の彼女が生活に居ついたという点を除いて

「こういうお茶が買える状況じゃないように思うんだけど……」
故に酸い部分もいつの間にか気付いてしまう。ここ、全然お客様が来ないのだわ!
(02/23-20:55:50)
シェン・トゥアール > 謎の少女…ウィンドミルを匿ってから少しの日数が経過していた。
今の所怪しい追跡者はなく、彼女も焦っていたり変調の様子は見られない。
時々じっと見られていたり、唸られたりする程度だ。
自分の方はというと、彼女を守るべく奮闘…人目につかないよう、
外に出したり出さなかったりする毎日である。

そうして過ごしている中でも、段々と疲れは出てくるものだ。
端末を使った調査がうまくいかず、一息入れるべくお茶を用意する。
彼女が来てから、用意する分は常に2人分。
それにもだいぶ慣れてきた。

「ミルさん、お茶が入ったよ。 今日のは昨日と違うやつだ。」
お茶碗が2つ乗ったお盆を持って、彼女のところに向かう。
彼女のところにお茶碗をそっと置くと、近くの場所にとりあえず座った。

(02/23-20:41:24)