2024/09/08 のログ
ご案内:「落第街 路地裏」にマリアさんが現れました。
風紀委員 > 響く笑い声、舞う血潮
吹き飛ばされ耐えた青年は連絡をする

『魔法少女がらしき存在が出ました…!黒い髪に赤い目……現在落第街C5区画で戦闘、中……!』

壊滅が違い、そう言い切る前に意識が離れる

マリア > 脆弱、貧弱、薄弱
寝起きで蹂躙ができる程彼等と自分には力の差がある
その差を味わい、噛み締めるようにまた一人地面に倒れた男に少女は近づく

「もう限界なのですかぁ?
ほら、もっと頑張らないとこのまま街の方へ行っちゃいますよ?ガンバレガンバレ。」

呻き声を出す男の頭を踏みつけ愉悦の表情を浮かべながら少女は足に込める力を強める
痛みによる苦痛が加虐による愉悦に塗り潰される感覚が溜まらない

ずっと続けていたい
なんて思っていても足の下から声は途切れる
痛みによる気絶なのか死んだのか…その結果についてはどちらでもいい

マリア > 次はだれにしようかな
既に息絶える、気を失った相手以外を探す
ふと目に入るまだ無事な女の姿

軽く陽気な足取りで尻もちをついたままの女に声をかける

「貴女…随分綺麗な恰好ですね?
もしかして、異能か魔術で自分だけ助かったんですか?
他の方はこんなのばっかりですのに???

いけませんねぇ自分だけなんて。
風紀委員と言うのは皆の為の組織なのでしょう?」

念入りにお仕置きが必要ですね♪
そう言われながら浮かべた笑みは親愛の笑顔と呼べる類の物ではない
確定した未来を想像し愉悦を楽しむ嗤い

女へと手を伸ばす
先ずはどこから始めようか…

ご案内:「落第街 路地裏」に蒼い影さんが現れました。
蒼い影 >  

     「はい、すとーっぷ!」

      それは、安らかに、休息に、音もなく。
      貴女の前へ"現れた"。


 

蒼い影 > 指を鳴らす音。

それと同時に、
貴女が手をかけようとした風紀委員の少女が。


ガラスみたいに。
存在そのものにヒビが入って、
粉々に砕け散って、


消えた。

蒼いのは優しそうに、意地悪そうに、笑っている。

マリア > 目の前で焼き立てのパンケーキをドブに投げ捨てられた
そんな気分
額に青い筋を浮かべながら少し離れた場所に居る女に目を向ける
愉悦ではなく怒りで痛みを忘れるのは起きた後では初めての事

「すぅ……ふぅ、それで?
私の楽しみを横からさらった貴女はどなた…まぁどうせ風紀委員の応援の方でしょうか。」

呼び餌がきちんと働いたのは素晴らしい
ただ、少し望んだシチュエーションではなかっただけ

それで怒りが収まる事は無いけれど、我慢はする

蒼い影 > 「風紀委員だとー?私が?」

「あっはは」

「この私が?」

おどけたように笑いながら、指を鳴らす。
指を鳴らすたびに、
風紀委員が敷いた包囲網を構成する者達が、

次々に砕け散っていく。

ぱりん、ぱりん、ぱりんっと。



まあ。

コレ
風紀委員本庁に転移させてるだけなんだけどな!

この子はちょーっと危ないのさ、一般的な風紀委員が相手にするには。

あとまあ。なんだ―――

蒼い影 >  


 うちの後輩が世話になったよ!そのお礼がまだだったね!


 

マリア > 幻覚、殺害、転移?
色々と考えるがどうも風紀委員を殺戮している空気ではない
となると派手な演出で逃がしていると言った所…

何だやっぱり風紀委員のお仲間じゃないかと状況を見守る

「貴女も貴女の後輩とやらも知りませんね、有象無象を覚える程暇ではないので。
まぁ、どうせこんな場所に来たんですから荒事には慣れてますでしょ?」

両手に魔力が集まり、形を成す
黒い手甲、蜂の針の様な形をした防具であり武器

蒼い影 > 「言うねえ。」

なんか聞いてたのと印象違うな?
敬語の正義の魔法少女ってのと本当に全然違うな。
なんだこりゃ。

「あ、荒事に慣れてるぅー?」

けらけらけら。

「いやあ。まあその。」

「どっちかっていうとあれだよ」
「荒事"そのもの"みたいなもんだから」

「ああええっと。」

魔法で武器を作ったようだ。
ほうほう!なるほどねえ!

「まぁでもぶっちゃけ荒事しに来たんじゃないんだよなー暴力はんた~い」

空気椅子の姿勢で笑っている。

マリア > 目の前の女を見ているとなんだかあの人を思い出す
確か凡その場合こんな風に道化みたいな言動を繰り返していたなと

「嘘半分本当半分、適当な態度で煙にまく姿は道化を演じてるんでしょうね。
暴力反対?暴力の鉄火場に飛び込んでくる輩は飛び込んでもどうにかなるからそうするんでしょう。

彼もそうしますよ。」

残像が見える程の速度で接近
座ったままの胴体に風穴を開けようと拳を突き出す

いたぶる、嬲るなんて考えは無い
この一撃で抹殺できるのであればそれが一番
明確に殺意を持った一撃

蒼い影 > 「道化ぇ~?」
「キミは私を安く見積もりすぎじゃないかな。あっはっは」

けらけら笑いながら急速にやって来た貴女は、
しかして蒼いのを捉えることはなかった。

速い。
実に速い。

だが。



それはあくまでも人間基準の話。
有限の速度じゃ私にゃ追いつけない。

蒼いのはいつの間にやら貴女の後ろ。

ついでに貴女が空ぶって痛くならないようにやんわりと衝撃を壊しておいてあげよう。
まるでそう…羽毛のように、ふわりと!
そんな感触が蒼い淡光と共にやさしーく、包むかもしれない。

「暴力振るうよりクレバーで幸せな生き方ってのがあるのさ。
どうだい?魔法少女ちゃん。
私は思うんだけどさ。暴力に訴えるのはなんでなんだい?ってね」

マリア > 「そうですか?高めの評価なんです…がっ!」

空を切った拳
目の前から消えたのを見てすぐに後方を蹴り上げるつもりが強すぎる違和感に止まる

(空ぶったのに…)

全力の打撃を相手に充てるつもりで振るいそれが外れた場合
大なり小なり反動として痛みに変わる
それが皆無、真綿で包まれた様な気色悪い感覚

「…暴力はシンプルですよ、強いか弱いか。
他の下らないしがらみや理由なんて全部抜きにして我を通せる。最高でしょ?」

慣性?空間能力?と頭を働かせるも相手の能力なのか他の何かなのかすらわからない
ともあれ、無駄に手を出しても体力の無駄という事だけは理解できた
何かしら、隙でも見つけない限り

蒼い影 > 「じゃあもっと評価上げてもらおうかなっ!」

にこーっ

「あっはは。そう、シンプルだね!野生動物と同じよ。
そんなものが知的な生き物の本当の幸福かな?
いやいや。そんなわけはないんだな~。」

まるで教壇に立つ教師のように。

って私先生だからまるでもくそもないんだけどね。


因みに私は"空間や距離というルールに縛られない"ってだけだ。

鳥が空を飛ぶ、
悪魔が契約をする、
火炎の竜が火を吹く。

それと同じ。

―――破壊神が世の法則を破り壊す。

「はーい、手を開いて御覧?」

貴女が素直に手を開けば、
妙な事にそこにはまるで最初からあったかのようにホワイトチョコレートが乗っかっている事だろう。

マリア > あぁ、やっぱり目の前の女はあれ(ギフタ―)と同種だ
好意を持っているか悪意を持っているかでこんなにもこの態度の受け取り方が違うなんて

「知的過ぎるんですよ、少なくとも私には窮屈。
拳をねじ込んで裂いてみれば出てくるモノなんてどれも一緒なのに。」

手を開け、と言われて開いてみれば白い菓子
くるりと手を下に向けてそれを捨てる

「チョコと言いつつチョコと呼べないお菓子をどうも。
貴女、結局何しに来たんですか?
風紀委員を逃がしたいならもうできたでしょうし、私が待ちに行くのを止めたいなら致命傷でも与えてみては?」

蒼い影 > 「まあまあ。食って見りゃわかる。それは極上だよ。
とりわけ今みたいな激しい運動をした後には最高だからさっ」

なんでかそれは、重力に従って落ちる事はなかった。
けらけら笑いながら、言葉を続ける。

「中々賢いね。ホワイトチョコレートは実はカカオが入っていないからチョコレートとは言えないんだなコレ。」
「何がしたいかっていうとー」

「結局のところ、暴力に走るとか、窮屈っていうのは。」

「何かに不満があるのかなって思ってね」

「美味しいお菓子」
「楽しいジョーク」
「愉快なお友達」
「安心できる家」

「何が足りないんだろうな~。」



「ああ、それは大丈夫大丈夫。」
「私がここにいる時点でキミはもう出られない。」

どこまでこの蒼いのは本気なのかはわからないけれど、
妙に確信ぶっている笑顔にて。

マリア > 手から重力に逆らって落ちないチョコレート
そんなものに抱く感想はおおよそこれだろう

「気色悪い。」

もうどうでもいいかとチョコは放置
目の前の戯言を聞き流す事に集中する

と、どうにかするにはこの女をどうにかしないと自分は籠の鳥らしい

「そうですか、では精一杯抗って無茶をして何とかしてみましょ?」

背中から魔力が溢れ出る
蝶の羽に似た黒いそれは単純明快、推進剤
さっきの速さで足りないならより速く

攻撃の形は同じ、違うのはそのスピードだけ

蒼い影 >  


       「いや、食えやーーー!!!!!」


 

蒼い影 > 「気色悪い?」
「理解できない?」
「そうだろ!私はそういう存在なんだよ。キミの感想は実に!正しい!」

喜悦する蒼いの。
 
「どうも……キミは話が通じないらしいなあ」
「あ、ちなみにこの先はちょっと通行止めー」

蒼いのに向かって急速発進、
先とは比にならない黒き魔力ッ!
普通の人間ならまあ余波だけで大怪我だ。

私は普通でも、人間でもないけどな。

とりあえずすれ違い際に喋ってくれたお口にひょいとチョコレート入れてあげつつ、

ふわ~っと柔らかな、

衝撃を
勢いを
威力を

柔和に蒼いモノが壊し尽くして受け止めてく。

マリア > 「手にへばりついたチョコなんてそんなものでしょう。
得体のしれない相手から渡された得体のしれない物、食べるのは馬鹿では?
あと、貴女は普通に嫌い。邪魔されるし。」

嬉しそうな意味が分からない
気味悪がられたい?疎まれたい?嫌われたい?
悪感情で何かあるのか、こういう無駄な思考をしないと面倒なくらい女の相手は面倒臭い

「また…ね…慣性とかスピードとかを操るのかと思ったけど、空間系と言った所?
口の中にいきなり白いものを入れるなんて気色悪い趣味ね。」

べっ、と吐き出す溶けかけのホワイトチョコレート
甘いだけで大した栄養にもならない割と嫌いな菓子

さて、どうしようか考えてみる
この状況をどう変えるか
少なくとも戦えるか逃げられないと話にならない
少なくとも、この女に付き合うしか方法がない

「改めて、何しにここへ?聞くだけ聞いてあげます。」

蒼い影 > 「ええええーーーー」

吐き出された。
露骨に嫌がられた。

「ゲロ甘いのはお嫌いかな?」
「私も正直甘いのばっかりだったら飽きてくるんだけど」
「たまには甘いのもあって良いと思うんだ。」
「でもこの街で急に人から勧められたもの食べちゃダメなのは正しいんだなー」

正論を言われるとけらけら笑うしかない。
どうも、友好的に接するには色々と足りないようだ。

「あっはは」
「慣性?スピード?空間?」



「そんなものはねぇ…ぜーんぶ」

破壊神(わたし)のおもちゃ、なんだよ。」

敢えて強い言葉で演出する。
それが破壊神への畏怖と神格を高め煽るのだ。
どこまで本気か、真実かなど、言う必要はない。

「そうそう、思い出した!」

蒼い影 >  


   「悪い子にちょっとだけ。破壊神(わたし)からの罰と救済を。」


 

マリア > 「甘いだけで体に悪いだけの物、嫌いなんですよ。
そうでなくても甘すぎたら気持ち悪い。」

そして何より、今この状況で未だに楽しそうなお前が気持ち悪い
そう声に出してやりたいけれど、言わずとも伝わりはするだろう

「おもちゃ、ね…貴女、人のフリした何かでしょ?」

少なくとも、人間の尺度ではないのだ
能力は異能で片が付く、だがさっきの交差
超高速で動いた相手の口にチョコを放り込むなんて人間技ではない
魔力で強化しているかもしれない?それは無い
最初から今まで、この女が魔力を使った跡が見えない

「罰と救済、ねぇ。
神気取りの化け物が偉そうに、そう言うのは全人類平等に扱えてから言えよゴミが。」

おっとお口が、でもまぁいいかと気にしない

蒼い影 > 「―――この島において、人間かそれ以外かの境界なんて、
曖昧に破壊され尽くした無意味な指標でしかないけど―――あってるよ。」

人間と人外の境界、それを隔てるものはもう機能していない。
私がそうだし、目の前の貴女もそうだ。

「ふっ……あはは…全くだね。」

今の言葉。
それを聞いて蒼いのは笑った顔が、少し真剣になった。

神気取りが。
偉そうに。
ろくに生命を扱えぬくせに。
ろくに世界の維持すらする気がないくせに。

何を偉そうにしている。
何を。

「私は、偉そうに気取った神なんぞ大嫌いだよ。ゴミだと思っている。」
「気が合うじゃん?」

だから私は神じゃなくて邪神なんだ。

「それに」

「化け物だと知ってなお物怖じしない態度」
「良いね…!素敵だよ…!」

マリア > 「やったぁ、正解して嬉しいようで鬱陶しいですね。

失礼、思わず本音が。でも気にしないですよね、ただの人擬きの戯言なんて。」

空気が少し変わった
怒らせたかな?何をいまさら
少なくとも道化を演じられているよりは気分が良い

「神なんていない、居たとしても依怙贔屓の糞野郎。
そこだけは同意してあげますよ。

今更化け物がなんだって言うんですか?」

自分だって赤の他人から見れば化け物みたいな物だろう
化け物が居るんだから別の化け物が至って不思議じゃない
養殖物と天然物の差がある位

「褒められてもこんなに嬉しくないなんて、人に好かれない才能素敵ですね。
化け物同士縄張り争いに勤しむ、獣らしくていいじゃない?」

蒼い影 > 「……全く、全く。全く……よく分かっているじゃないのさ!」

うんうん、と深く頷く蒼いの。
……心地いいくらいの正論だ。

蒼い影 >  


       「気に入った!」


 

蒼い影 > 「本当ならちょっとでもキミのことを知って、
仲良くなれたら良いなぁって思ってたんだけどさ。
きっと、私みたいな化け物には出来ないから。」

「だから」

誰かに託すしかないだろう。

「名乗りを聞いてもらえる?今日はそれで帰るよ。」
「そして―――暴力で生きることは、最後は破綻するって、知ってほしいな?」

くるん、と指を回す。
そしていつの間にか貴女のすぐそばへ寄り添った。
ちょっとでも、距離が近くなれますように、ってね。
絶対嫌がるだろうけどな!

マリア > 「気に入られても嬉しくないし、仲良くもできそうに無さそう。」

少なくともこちらからはお断り
嬉しい様子は見ていて不快
手を繋いで仲良くなんてまぁ無理だろう

「名乗り、ですか。いいですよそれ位なら。

破綻するからじゃぁやめた、そんな緩々の手段として使ってたら多分私もう死んでますよ。」

またこれだ、急に消えたり現れたり
化け物という事はそういう生態なのだろう
驚きは有っても手を出しはしない、どうせ通じないから

中指を立ててあげれば満足だろうけど目線を向けるだけに留める

蒼い影 > 「はーいありがとう。カッコつけた名乗りってのはでもなんかなあ。ちょっと考えるねー。」

思案中のようだ。

「キミ、あれだろ。」
「ちょっとやそっとじゃ驚きも恐怖もしない、気持ちが動かない。」

「それはつまり。」

呆れたような雰囲気。
絶対的な拒絶。
常に平たんで冷静な口ぶり。

この事から蒼いのは一つの結論を導いた。

「キミみたいな生き方は本当の幸福を知らない。
幸福を知らないものは、性格がひん曲がっちゃう。
そして余計に幸福を遠のかせる。しかし、喜ぶといい。キミにはちょっとだけ罰と救済を与えることにした。
気に入ったからだ。依怙贔屓だからだ。邪神の気まぐれだからだ。さあ―――」

邪神ってのは理不尽なものさ。
神みたいに偉そうでも厳格でもなんでもない。
そう、化け物っていう方が近いだろう。

蒼い、魔力をその場に宿して。

「―――私を依怙贔屓の糞野郎と呼べ!」

解き放つ。
砕けるは、世界。時空。
ガラスのように、
そのものが歪む。
割れる。

「―――私を絶対なる悪と恐れよ!」

砕け散るエフェクトが広がるたび、
辺りから、色が消えうせる。
無彩色だけの世界。
そこに色があるのは、
蒼天と蒼いのと、貴女だけ。

「―――我が名は蒼穹(そら)。蒼天より遍く全てに破壊をもたらす理不尽な破壊の邪神だッ!」

名乗りと共に。
貴女を狙う無限の断罪の蒼い魔弾が、無彩色の世界に広がる。
それは無彩と対比する如く。
蒼く、蒼く、蒼く。
限りなく全てを満たす。
間隙など一切ない。
海に青が満ち、空に蒼が満ちるように。

「…とか、どう?」

にこーっ


―――けれどその魔弾は、
貴女を傷つける事はしない。
一切の害無き破壊の魔弾。

破壊するのは貴女の意識。
破壊するのは貴女を捕え、苦しめる闇。
破壊するのは悲痛な終局へ至る道程。

今日は、安らかに、柔らかに、緩やかに。
良き眠りの中、夢を見られるように、って破壊(おまじない)。かけてみようとするだけ。

「…甘いの、無理に食わせて悪かったね。」
「今度会う時は。」
「好みの味とかお菓子とか、教えてほしいな?」

マリア > 気持ちが動かない
そう言われればどうなのだろうと思う
一方的に風紀委員達を蹂躙していた時は間違いなく楽しい、清々しかった
かといって、目の前に化け物の女が現れ圧倒されたときは忌々しい、鬱陶しいと感じた

恐怖、そう言えば自分は何で恐怖しないのだろう
格上を目の前にして恐怖を感じない…便利だが理由は分からず疑問は残る

「邪神…はっ、この島にはそういう類の化け物まで居るんですね。」

邪神なんて、ここまで実演されないと信じられそうにもない
邪神が風紀委員の味方、もしくは協力しているなんて酔っ払いの与太話にしても質が悪い

世界が崩れ、壊れて流れる
無数の弾丸が目の前に現れれば、ただ淡々と思う

(あぁ、死んだな…)

冷静に考えてしまう
足掻きはしたいが相手は邪悪でも神を名乗る存在
人から足を出したぐらいの存在がどうにかできる訳も無く
迫る弾丸に意識を砕かれ、眠りにつく
ほんの少しの恐怖と、諦めを胸に

痛みのない死なのかと、勘違いを募らせながら

ご案内:「落第街 路地裏」からマリアさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」にマリアさんが現れました。
ご案内:「落第街 路地裏」からマリアさんが去りました。
ご案内:「落第街 路地裏」にギフタ―さんが現れました。
ギフタ― > パチパチパチ
乾いた拍手がただ一つ

「素晴らしい、まるで神がこしらえたプラネタリウムである。」

白黒の仮面に純白のコート
身綺麗な装いの男の声が響く

「まさかまさか、命懸けの鬼ごっこでもって助ける算段であったがこうもお優しく寝かしつけるとは!
スーパーヒーロー着地におびえていた私の膝からも感謝の声が響いている!」

自身の膝に耳を傾ける
勿論何も聞こえない、聞け得たなら精神科をお勧めする

蒼い影 > 「やかましいわしばくぞまぬけ」

けらけらけら。
どうせ来るだろうなって思ってたよ。

「さっき"破壊神"って言ったの聞こえてなかった?」

名乗りと共に貴方のコートに"まぬけ"の字が浮き上がる!
まあ。
例の如く、それは20秒で消える。
ちょっとした演出だ。

「ぶっちゃけさあ」
「ヒーローってガラじゃないだろ私。」
「さて。このまま逮捕―――なんて終わりにする気はないだろ。お互い?」

ギフタ― > 「あまりの辛辣な言葉に私のガラスのハートは罅だらけであるなぁ。」

またコートにまぬけと書かれた
罅だらけのハートにまた追加攻撃!

「破壊神、つまりは神であるなぁ。
神と呼ばれたくなければ地に足をつけてみるであるかぁ?」

どうするであるかぁ?
等と言いつつマリアの元へ
心穏やかな寝顔、そして自身が触れれば痛みも抑える事は出来る

「まるで私達、娘を思う母と父の様な…冗談である冗談である。
うむ、この前の件でお主が出てくる事は分かっていたのでな、あんパンと牛乳を手に見守っていたのである。

格子て颯爽と駆け付けてマリアを回収する為に。」

蒼い影 > 「あーそう。もう好きに呼べよ……。」

青白い目がジト目になる。
地に足をつける気はないので脚を組んだまま空へ浮いた。
どうやってるって?
……今更説明なんかいらないだろ。

「きめー。ウケる。」
「因みに次に私が指を鳴らすとその子が砕け散るんだけど。
回収できると思うんだー、へー」

冗談には滅茶苦茶辛辣な言葉をさらに重ねた。
して、眠りこける少女を目先にちょっとしたアピール。
これが本当かどうかは、神のみ知る。

要はあれだよ。

タダでは回収させませんよ、って事。

ギフタ― > 「では、親しみを込めて蒼たんと呼ばせてもらうである!
だめ?ではその時その時で自由に決めるである。」

よっこいしょ、とマリアをお姫様抱っこ
大事な大事な姫君、丁重に扱わねば

「そ、そんな!幼気な人間に対して神が強欲にも対価を要求するとは!!
マリアに何かあればとある天才メカニック少女に私の懇願土下座説得虚しく
亡き者にされたと絵文字だっぷりにメッセージを送らざるを得ないではないかぁ!!」

あぁどうしよう!どうしよう?とそちらを見る

「被害者は出た者の魔法少女を無力化し撤退に追い込んだ、お主が好きなやった感には十分ではあるまいかな?うん?」

蒼い影 > 「きめぇぇええ~」
「おや、邪神ってのは対価に魂とか人生を捧げさせるもんだよ。
なんかキミあれだね。素でキモいんか?なあ。
とりあえずその子を置いて。ホラそこで土下座。そいつには別に手を出さんから。」

土下座を強要。
本気で求めてるわけじゃないけど。

「んーまあ。そうなんだけど。そういうことじゃないだろほら。ね?」

「キミくらい頭良くて、それだけ情報があるなら、分かるだろ?」
「もし分からなかったら次は腹に直接一生消えない字でまぬけって書いてやるよ。」

人差し指をくるんくるん。

ギフタ― > 「そんな!酷いである蒼たお!!
平時であれば構わないが今は可愛いマリアを抱いているためお断りである!
この手を!もう話さない、である!」

マリアを抱いていなければ流れるような土下座を見せたのに、口惜しい

「欲張りさんであるなぁ。
察っする事が出来るナイスガイと評判の私であるが、今回ばかりはちゃんと言葉にしてほしいであるなぁ。

もし違ってたら大惨事だしぃ?
私は一生まぬけの刻印を背負っていきたくないしぃ?

それに、言葉にすることで伝わる想いも存在するのである。先程のお主の様に。」

くねくね揺れて、最後は止まる

蒼い影 > 「普通に喋らんかいマヌケ」

ダメだコイツ。
早く何とかしないと。

「平時なら良いんだ。言質取ったのでお覚悟を。」

意地悪な笑顔。

「んー?じゃあ。」

「しょうもない曲解とかせず私の思い通りにしろ。」
「ご都合主義の大団円とは言わないけれど」
「幻想の物語のように」
「勇者が世界を滅ぼす神を退けて和解する英雄譚のように」

「華々しく、喜びに満ちたハッピーエンドを、ね~。」

くねくね揺れてる。
ウケる。

「キミの次元を1つ削除して棒状にしたら、もっと愉快に振動できるんだけど。試してみる?」