2024/10/09 のログ
■おこん > 「っふーっ、ふー…はぁ……♡」
ぐったりと脱力したまま、力なく相手の言葉に小さく頷いた。
のろのろと体を動かしてその場に座り直して、お茶を受け取って口に運ぶ。
「うん…大丈夫じゃ。 仰向け…そうじゃな、うん。」
最初のときよりもひとまわり小さい…幼い印象になっているのは、
徹底的に尻尾を可愛がられて、いつもの調子が封じられてしまったのである。
「あとろっぽん…そ、そうじゃな…終わるころには、ワシは…
虜にされてしまうかもしれないのう! 事あるたびに尻尾メンテナンスを
おねだりするようになってしまうかもしれん…!!」
相手の冗談めいたウインクに対して、ちょっと真剣な顔だった。
瞳をうるませて、もう一口お茶を口に運ぶ。
口の中が乾いていた。いっぱい鳴いたからかもしれない。
しかし、このあと尻尾が6本も残っているのだ。
「…だ、大丈夫じゃ…!!」
自分に言い聞かせる。先生の矜持は尻尾メンテナンスで
ぐちゃぐちゃになったりはしない。たぶん。
■黒羽 瑠音 >
「飲み物も一杯用意しましたからね、マッサージの後は暖かい飲み物がいいらしいですから」
保温された暖かめのお茶、マッサージと尻尾ケアは違うけど、結果的に用意したのは成功だったかも
「……」
何だか、そう真剣に語る先生の姿が可愛らしくて、思わず手を伸ばしてそっと頭を撫でようとしてしまう
さ、流石に失礼かな……
「ふふ、なら私、やっぱりロケ研に入ろうかな、そうすれば先生と会える機会も増えますし
何度もケアしていたら、きっと今日よりもっともっと、上手に、ぴっかぴかのつやつや尻尾に出来るようになります!」
少なくとも、其処まで言ってくれるくらいには気に入ってもらえたのかな、何て嬉しく思うのは確かで
それに、こんなに色々買ったものを一回や二回で終わらせるなんてもったいないというか
先生の尻尾ケアが思った以上に楽しいから何度もやりたくなりそうというか
「えへへ」
そんな色んな気持ちをざわつかせながら、大丈夫、という先生の頼もしい言葉に笑みを浮かべて
■おこん > 「なるほどのう。さっきの飲み物といいお茶といい…。
全く盛って準備万端じゃな…んー?」
なるほど、と納得していたところに、彼女の手が頭の上へ。
ぺたりと耳を伏せて、自然な仕草で、頭を相手の手のひらにぐりぐり押し付ける。
「ロ研か…色々やっとるし、活動も自由じゃからな・
でも、尻尾ケアはほどほどにしとかないと、ワシがなんもできなくなる…!!」
ぶるぶると頭を振る。 この尻尾ケアを受け続けていたら、色々ダメになる。
そうなってしまえば自分の大願は果たせないだろう。
「…よし、ワシの方はこれで問題ない。
さあ、第ニラウンドの始まりじゃ!」
お茶をぐっと飲み干してから、相手の笑顔にちょっとだけ甘えるような笑顔を浮かべた。
■黒羽 瑠音 >
わ、わっ、柔らかいし、耳もふぁさふぁさ……ずっと触ってたくなるかも
押し付けて貰えたなら、そのまま暫く堪能させてもらおっと、折角だし!
優しく、そーっと、ぽんぽん、なでなで……妹とかがいたらこんな感じだったのかなぁ、なんて
「えへへ、じゃあ玉のご褒美って事で……?私がそんな役割になっちゃうのはちょっと『おそれおーい』かもですけど」
何て冗談めかしてみながらも、二人でちょっと小休憩
終わって笑顔の先生を見れば、此方も気合が充填されるといったものです
よーし、残りの尻尾も頑張るぞ!
「いきますよ先生、今日はたーっぷり、ケアしまくってあげますから!」
こっちも満面の笑みを返して、続きの尻尾ケアへと挑みかかるのでした
■おこん > 「うむ…今日の気分ならこうしていても悪くないからのう…。」
大人しく撫でてもらって尻尾を揺らす。 尻尾を整える手と同じ手なのに、
頭を撫でるときは全く別の手触りだ。心地よさに目を細めた。
「いや、かまわぬ! なに、ロ研の連中をこき使うのも骨が折れるでな。
ちょうどリラックスさせてくれる者が欲しかったところなんじゃよ。
うむ、それでは、その……おねがいします…。」
がんばって先生をしていたけれど、いざマッサージの時となると
急に殊勝な反応を返す。 彼女の”ケア”が終わるころには、
自分はへにゃへにゃになっているのではないか。そんな思いを抱きながら、
大人しく彼女の手に自らを委ねるのでありました。
ご案内:「常世学園 施術室」から黒羽 瑠音さんが去りました。
ご案内:「常世学園 施術室」からおこんさんが去りました。