※注意! この部屋の存在によって、性行為描写・極端なグロテスク、猟奇表現などを含むロールを積極的に肯定・推奨するものではありません!
性行為描写(いわゆるエロール)のみを目的としたキャラクター、性行為描写をメインの目的とするキャラクターの登録はご遠慮いただきます!
この部屋では、ある程度性的に過激な描写(いわゆるエロールなど)、苦手な人がいるような残虐・グロテスク表現を伴うロールを行うことができます。そのような描写が苦手な方はご注意ください。
この部屋はフリールームです。基本的に、常世島島内でのロールを行っていただくためのものになります。
島内であるならばどの地区、場所でも構いません。ご自由に設定してください。
待ち合わせ以外にも、通常通り使うことも可能です。絶対にこの場では過激な描写を行わなければならないというわけではありません。行うこともできる、という部屋です。
残虐描写・グロテスク表現・性的な描写など、過激な描写に関しましては苦手な方もいらっしゃいます。
その配慮としてこの部屋を設けております。ご理解いただければ幸いです。
どこまでが通常の部屋でしてはならないのか、という定義については申し上げられません。ご自身での判断をお願いします。
規約にもありますように、相手PLの許可なく無理矢理そういったロールに巻き込もうとするような行為は禁止です。
PCがどうであれ、あくまでPL同士の合意の上で、そういったロールは行われるものです。
問題が起こらないよう、十分なご注意・配慮をお願いします。
また、当サイトは性行為描写を伴うロール中心のサイトではありません。
いわゆる日常ロール、戦闘ロールなどが基本のサイトとなります。
その点をご理解したうえでのご利用をお願いします。
参加者(0):ROM(1)
Time:05:04:26 更新
ご案内:「コルヴィーナを舌に乗せて」から汐路ケイトさんが去りました。
■汐路ケイト >
「……!?わっ、あっ、うわっ!?」
気づいたら、口元がべとべとだった。
半開きになったままの唇から、やたら唾液がこぼれていた。
枕に――……染みが。
「うわああ……」
うわあ。
ぐんにょりしたまま、身体を起こす。
それとほぼ同時に、追い焚きが終わったことを知らせるアラートが湯沸かし器から響いていた。
「うー。ずっと雨なのに……」
お洗濯物が大変だ。
……ほかにも、いろいろ、大変だ。
■汐路ケイト >
「……………」
ぼんやり。
考えているだけで、時間が過ぎていく。
そんななかでも、眼は瞬きを忘れたように開き続けていて。
「……………」
つめたい。
「……………?」
■汐路ケイト >
(………それにしても)
毛布をかぶって温もりを手に入れる。
闇のなかに籠もると、とても落ち着く。
(……おいしそうだったな……)
そんな――思考が。
頭のなかで、ぐるぐると、うまれはじめた。
(きっと、あの……お目々が……)
まるで――満月のような。
そんな瞳をみていたせいかもしれない。
■汐路ケイト >
(逃げてきちゃった)
話していて、気まずくなって、思わず逃げてしまったのだった。
気丈に、本能に対して、正しく律しようとしていたあの娘の前で。
半端者の自分が、まるで足を掴んで引きずり込むような真似。
(……リリィちゃん。今度会ったら、謝らなきゃ……)
嬉しそうにしてくれたのだ。
友人をつくることも、安心してとはいかないだろうから。
それに応えるのが、きっと――そう、よいこと。
ともだちをつくることは、自分には許されていることだ。
赦してもらっていたことだった。
■汐路ケイト >
「……つかれたぁ……」
午後の授業を終えた足でそのまま部活。
雨を吸った修道服が煩わしく、洗濯機へポイした。
身体を拭いて、お風呂を沸かす。ゆっくり浸かって眠りたい。
「はふー……」
ベッドにぼすんと飛び込む。
ご案内:「コルヴィーナを舌に乗せて」に汐路ケイトさんが現れました。
ご案内:「命の水、あるいはホーソンベリー」から汐路ケイトさんが去りました。
■汐路ケイト >
地獄――
思い出すのは、ずっと、テーブルの下で震えていたあの時間。
あのとき、素足で逃げ出さなければ、ずっとあそこにいることになった。
今日まで生きていられは、しなかったと思う。
じゃあ、そうなったことは正解だったのかといえば……
「………」
意識が夢に落ちていく。
思い出すのは、そう、あのとき。
こんなあたしを、地獄から救い出してくれた――
「我が…」
落ちていく……
醒めなければ良かった、束の間の幸福のなかへ。
■汐路ケイト >
「………」
備え付けのテーブルに突っ伏した。
しばらくこうしていないと逆流してきそうになる。
こんな地獄のような時間を、いつまですごすことになるのか。
自分の異能疾患は、ごくありふれたものではあるけれど、
感染源が少し特殊で、医学的および呪術的な措置では完治は難しい、とのことだった。
……それでもあと5年、20歳くらいまでは猶予があると思っていたけども。
「……地獄かあ……」
ぽつり、と呟いた。
いつ、どの、地獄だろう。
まぶたを閉じる。今日も部活でつかれてしまった。お祭りの期間はずっとこうだろう。
人手が足りていないところがあるから、こうしておくすりにありつける。
時間稼ぎはできている。
■汐路ケイト >
「……んっ!」
意を決して。
そばかすの目立つ鼻を指で摘んで、片手でコップをグイ、とやる。
ごくっ――と喉を大仰に嚥下する。泥水のほうがいくらかマシな味がした。
「ん゛ッ! ん゛ぅ!」
あまり薄めすぎてはいけないので、測った水は規定量。
2リットルのボトルでやれれば、どれだけ楽だったことだろう。
数度に分けて、どうにか飲み干した。戻してしまいそうになるのを、口を手で覆って耐える。
もう肌寒くすらあるのに、全身に汗が滲んでいた。
「あぁ…まっず…」
日に日に、薬が受け付けなくなっていく。
もうあまり時間が残されていないという証左だった。
■汐路ケイト >
親指で押し出された錠剤が、ぽろりとコップのなかへ。
水面に波紋をつくり、しゅわ、とささやかな音を立てて溶けていく。
寝る前に一杯キメる炭酸水……とはいかなくて。
「うう……」
色水となったそれを、飲もうとして……
両手で包んだコップはなかなか唇に近づいてくれない。
明らかに拒絶反応を起こしていた。
胃のあたりがむかむかする。肌がざわざわする。
喉がひどく渇いていた。
■汐路ケイト >
陶器のコップにミネラルウォーター。
グラスは透けるから好きではない。
病院からもらってきた袋から、丁寧にブリスターを取り出す。
濃い色の錠剤。これがまあ、高い。
目下、アルバイトに汗水垂らしているのは、これのせい。
カーテンの締め切られた明け方の女子寮の個室。
今日は周期だ。寝る前にちゃんと飲まないと。
ご案内:「命の水、あるいはホーソンベリー」に汐路ケイトさんが現れました。
ご案内:「Halloween Night Memory」から伊那美 環菜さんが去りました。