2024/07/04 のログ
マト >   
「可愛い、って言われるの、嬉しいけど」
「それはそれとして、だ」
「可愛いって言うなら優希だって多分『そういう感じ』だよね」
「此処は……可愛いというより、立派?だけど」

ほんの少しだけ、そんな会話を通して気持ちを落ち着かせていたのだろう
先走りが胸にとろけ落ち、ボディソープに混ざり合ってにゅるにゅるととろみを帯びさせていく

「うん、僕もなんだろ、胸が熱いというか、優希の、びくびくって動きが伝わってきて」

胸を懸命に上下に擦りながら、上目遣いに優希を見つめている

「本だと、こう、胸と口を一緒に使ってたりしたけれど」
「僕の大きさだと無理そうだ、ねっ」

そのかわりのつもりなのだろうか、舌が届く場所……優希のへそに舌をあてて、ちろちろと舐め始める
完全にアドリブなのだろう、舐め擽る動きもぎこちないものではあるが
優希の悦びを出来るだけ引き出そうという意思は伝わってくるだろうか

風花 優希 >  
「ぅ、そりゃあ…容姿は整ってると思う、けど。
 ……あと、その言い方は何というかこう…っ♡」

率直に言えば、実にエロかったのだろう。
少しばかり思考回路の言葉選びまでアレになってきているのは、気のせいだと思いたい。

だが、眼下で泡立たせながら胸で磨き上げられているモノをみれば、それも致し方がないだろう。
今も少年の肉槍は白くも硬く反り起って、今にも暴発しそうなほど。

「ひゃわっ、だからって…そこ、舐めるかい…っ?♡」

ぴくぴくと、擽るような舌先の刺激で身体が震える。
先走るものが軽く迸り、ぴちゃりと少女の身体を雄の臭いで汚していく。
もう限界が近しいことは、明らかに見て取れた。

マト >   
「でも、優希の…… 」
「……」  「おちん、ちん」
「もっと、熱くなって、先っぽからも、とろとろが出てきて」
「僕の胸、もうぬるぬるだね、泡立ててるのがとれてきちゃった」

暴発しそうな程熱くなっている肉槍に対して、マトは更に胸をおしつけ
ぐ、きゅ、っと両手で胸を挟み、少しでも触れる面積を増やして優希への快感を高めようとしている

「んっ…… だって、何かしてあげたいから」
「少しでも、優希に喜んで、欲しいんだ」

素直な気持ちの吐露、であるはずなのにその言葉の節々には甘い色が混じっており
彼女もまた、淫欲に身を委ねている事が分かってしまうだろう

「だからいいよ?此処、お風呂だからそのまま綺麗にできるし」
「気持ちよく……なって?」

身を包む優希の、雄の匂いに彼女も発情を隠さずに頬を赤く染めながら射精を待ち望み――

いよいよとなった所で、へそから口を離し、優希の肉槍が向く先で口を開くだろう
まるで、其処から出るものを待ち望むかのように

風花 優希 >  
彼女のあまりにひた向きで、それでいて淫猥なその言葉と仕草に、ごくりと生唾を呑み込んだ。
身体が熱くて、彼女と接しているそこは特に熱く、挟まれてもいないのに溶けてしまいそうで。

「…は…ぁ…っ、そん、なの…ボクだって…っ♡」

甘い甘い桜のような彩に、蕩けるような香りの中に、誘われてしまう。
あるいはそう、花畑の夢の中に落ちていくような。

後戻りが出来なくなる、そうわかっていても進んでしまう。
耐えることが出来ない、踏みとどまる事がもうできない。

「もう…だめっ、で…るっッ!」

彼女を■したいと、■め上げたいと、自分の■■■にしたいという欲望の発露。
その片鱗、或いは象徴とも言える白濁が吹き上がる。
彼女の顔をどっぷりと濡らすのでは足りない、コップをひっくり返したかのような量のそれが、紅い顔を染めていく。

マト >   
「…… あは♡」

射精の瞬間、優希の放つ言葉に対して、何時ものような屈託のない笑みを一瞬浮かべ……
その顔に向けて、白濁が吹き上げられた

「ん、ぁっ、あ、わぷっ、ぅ♡♡」
「ちゅ… ぅ、んんっっ♪」

彼の射精を口で受け止め、頬で受け止め、鼻で、額で……
出てくるものの一部は口内に飲みこまれるが、それを超える大量の白濁が顔を襲う
零れ落ちる白濁達はそのままマトの胸や首といった部分に零れ落ち、彼女をデコレートしていく

「匂い、前より、濃いっっ……」
「あむっっ、ぅ♡」

お風呂の中という、密閉された空間では前以上に優希の匂いがダイレクトに感じられるのか
そのまま勢いのままに優希の肉槍を口にくわえて
じゅ、じゅるるるるぅ……♡と音を立てて残ったものを吸い上げようとするだろう

風花 優希 >  
びゅぐるるるぅ、どびゅる…っ♡
彼の一見すれば可愛らしいとも言えるそれから出るには、不釣り合いな量。
何故に、前よりもそれが増したのか、それは定かではないが。

「ふぅ……っ、はぁ…♡ マト…、の顔に♡♡」

ただ、この時に彼の何かが一つ、外れて(壊れて)しまったのは間違いなく。

どくどくと、残りを絞り出すように尿道感が脈打って、陰嚢が痙攣していた。
桜色の顔を白濁で彩り、あまつさえ吸い付かせて顔を歪めさせている事に悦んでいるかのようで。

ぞくぞくっと身震いしながら、吸い上げられるその快感を愉しんでいた。
少年のそれは一度は微かにその硬さが緩んだというのに、直ぐにそれで硬さを取り戻してしまっていた。

マト >   
「熱いし、硬いし、どろどろで……凄い、ね」
「こっちも……大きくて、ひくひくしてる」

肉槍の先を何度も吸い付くようにしながら口に含み、形を確かめるように痙攣する陰嚢を軽く揉みしだいていく

「ん、ちゅっ… ちゅ… っはぁ♡」
「うん、僕の顔、優希ので真っ白にされちゃった……」
「気持ちよかったみたいで、嬉しいな」

じゅぽ、じゅるるるっっ♡と時折頬を強くすぼめて舌を絡みつかせ、尿道を吸い上げる姿
それは一度の射精でも萎えない『立派』な彼のものに対して喜んでいるようにも見える
その証拠に……

「ふふ……やっぱり、此処がお風呂でよかったかも」
「優希なら、幾ら僕を染めてくれても構わないからね?」

そんな、危うい誘惑を囁いてくるのだ

風花 優希 >  
「マトが、こんなことしてくる…せいだからね」

ぐにりと揉みしだかれる陰嚢は張りつめて、どくんどくんとまるで次を用意してるかのように波打った。
先っぽを吸い付かれて、綺麗に竿の裡の白濁まで『掃除』されたそれはどこか、前よりも滾っているかのように。

そうまでさせたのは、今口にしたように確実に、彼女のせいだ。
彼女が誘わなければ…ここにまで押しかけてこなければ、こうはならなかったのだ。

そう言い訳して、正当化して。
それでも理性を働かせようとしていたのに。

「────」

危うい誘惑が耳を擽れば

「……そう、キミのせいだから、さ」

達したことで戻った微かな理性も、吹き飛んでしまった。

マト >   
「うん、僕のせい、かもね」
「ちょっとは、自覚ある、よ?」

ゆっくりと口を離すと、唾液のアーチが肉槍とマトの口を繋いでいて
視線を上目遣いに上げながらも、彼女の胸の先端は明らかに屹立しているのが分かってしまって

視線を更に下に向ければ、マトの肉槍も、痛いほどに膨らんでいて
ひく、ひくっ、といやらしく震え興奮を隠せずにいるのが見えてしまう

「うん、そう、きっと僕のせい、だから……」

優希の続く言葉を、何処か待ち望むかのように声を震わせて
じぃ……と熱のこもった瞳で見つめるだろうか

風花 優希 >  
可憐な顔に、ぐっと腰を押し付ける。
反り起つ肉が少女の頬を軽く押す。

それは無意識下でのマウンティング。
あるいはある種のマーキングか。

「…最後まで、してもいいよね?」

いずれにせよ、次に彼が意識して行ったのは、その肩を抱いて彼女を立ち上がらせること。
立ち上がらせた彼女に抱き着き、互いのモノを重ね合って、その耳元に問いかける事だった。

マト >   
「んっ、ぉ……」

頬に彼の欲望の証を押し付けられて、そのまま目線を上に
ひくっ、と彼女の体が小さく震えて

「最後、まで」
「うん、いい、よっ……?」
「優希が望むなら僕は、っ、ぁ、あっ」

抱き合い胸も押し付け合うような形になる事で、お互いの心音の高鳴りも間近で感じられるだろう
お互い大きくなった状態で重ね合えば、その『大きさ』の差は顕著で優希の肉槍に明らかに押されている
そんな状況か、言葉か、雰囲気?恐らくはそのすべてなのだろう
こくり、と恥じらいながらも頷く彼女の仕草は、優希の問いの返答には十分だっただろうか

風花 優希 >  
ぐにり、とまるで彼女のそれを押しつぶすかのように。
或いはその差を比べるのか、あるいは直にそれを感じようとしているのか。

ただ、ギンギンに硬く腫れあがった肉竿が重なりあって、互いの興奮を伝えていた。

「…ホントはちゃんと準備、するべきなんだろうけど」

彼の手が彼女の股座へと伸びる。
そこにある男性の象徴の、その下を潜り抜けて…指先が女性の象徴の裂け目へ触れる。

「もう我慢、効かないからさ」

少しだけ腰を下ろした彼のモノが肌を伝って指先で確かめた場所へと差し向けられた。

マト >   
「ひぃ、ぅっ」

小さく、声が漏れる、触れあっている場所だけをみれば、どちらも雄であるはずなのに
押しつぶされるように攻められる動きと、恥ずかし気に小さく震えるマトの姿
それはその場所同士でさえも文字通り『雌雄を決して』いるようで

「あっ……」

指先が、当然の様にまだ誰の侵入も許していない部分に触れて
そこから、くちり、と小さな水音がする
先ほどまでの刺激と興奮で、多少なりともそこは水気を帯びているようだった

「ぁ、……はい、はいっ、てぇ…… っ!」

幸いにも彼女の裂け目は少し抵抗はあれど、優希の肉槍を受け入れることが出来そうだった
差し向けられたそれに力を籠めれば、ゆっくりと彼女の内部
とろりとした熱を帯びた内壁へと迎え入れられていくだろうか

風花 優希 >  
「…せ、ま…っ、でもこれなら…っ♡」

触れただけでも、其処がしっかりと受け入れる準備が出来ているのは分かった。
心なしか甘い花の香りが増した気がして、ますます彼の雄は張りつめる。

そうして今の限界まで反り起ったモノを、器用に彼女の雌へと押し充てれば…
ぐぐぅっ♡と腰を抱きしめながら押し込んで…その裂け目に沈めていく。

みちりみちりと、膣内の柔らかな壁が押し開かれるのが伝わってくる。
それにつられる様にして、とうとう優希の男根は彼女の中へと押し入っていく。
彼女の膣は狭くきゅうきゅうと締め付けてくるけれど、その痛みすら心地いいと、甘い吐息を零して。

マト >   
髪を振り乱すように身をのけぞらせる、花の匂いが立ち込める
荒く息を吐く、吐息が優希に降りかかる
しがみつく、彼女の鼓動が張り裂けそうになっているのが分かる

「ぅっ、くぅ… ん♡」
「優希、中だと… こんなにおっきく、感じるんだね……?」

何とか言葉を紡ぎながらも少しずつ、確実に優希を受け入れていく
……赤い液体が結合部から零れ落ち、ぽたぽたと浴室の中を僅かに染めていった

「は、ぁああ… ふ、ぅ……んっ、くぅうう……♡」

そして、何度か息を整えるようにしながらも根元まで優希を受け入れることに成功したころには

「よか、った、はいったぁ……♡」

何処か安堵の混じる表情を浮かべながらも、きゅうきゅう、ぎちぎちと狭く絞り上げるように絡みつく膣内が優希を刺激する

「でも、すご、いね、セックス、だよね」
「こんなに……大変なん、だ、ねぇ」
「優希、どう……?僕の、な、ぁ……っ」
「ぁっ、ぁっ!?だ、め、だめぇっっ♡」

気持ちいい?と、何とか言葉にして紡ごうと――
した所で限界が来たのだろうか、膣内に押し込まれる肉槍が裏側から刺激したのだろうか
ぴゅ、ぴゅっっ♡ぴゅぅううっ♡と可愛らしいといった方がいいかもしれない、押し出されるような射精をマトはしてしまう

「あう、ぅ……」

流石に、恥ずかしそうに顔を真っ赤に染め上げて俯いてしまっているだろう

風花 優希 >  
ああ、 こんな軽くて張りぼての造り物の身体の筈なのに、こういうところはちゃんとしているのだなと。
ある意味ではとても失礼な事を、冷静にも嗜好の端っこで考えながら。
ゆっくりと腰を突き上げ、彼女の膣内に己の雄の形を教え込む。

「マト、もう少し…頑張ってね」

小さく笑いながら、けれどもぞくぞくとこみ上げる欲望を抑えきれそうになく。
優希は、ゆっくりと最奥に己のモノをねじり込む様にして、彼女の子宮の入り口にその先端を押し付けた。

ぐちゅり、ぬちゅりと子宮口を刺激して、ゆっくりと押し広げるように。

「はっ……ぁっ……♡ やっぱり、狭いね…でも、熱い…♡
 もしかして、挿入れただけで、イっちゃった?♡」

そうした刹那、自らの腹の上で熱く可愛らしい刺激を感じ取る。
むわりと香るは自分のそれとは違う、甘い精の香り。
それすらも熱に変えて、優希は腰をゆっくりと、それでいて深く打ちつけながら、愛液と先走りが混ざりあったぬめり気のある水音を響かせる。

マト >   
「う、んっ、頑張るよっ」

マトの軽さは、突き上げる側にとってはとても楽……或いは優位なものだ
簡単に跳ねるし、逃がしたくないなら抱き着いた手を引き寄せればいい
そのたびに、彼女の口からはこらえ切れない喘ぎ声が漏れ出し
体上下する度に、僅かにだが胸もふるふると揺らすのを見せつけてしまうだろう

「はぅ、ぅっ……♡」

そして子宮口、そこもしっかりと、女性のそれとして機能しているのが伺えて
くぱ、きゅうぅ、と僅かに収縮しているのが、押し付ければわかるだろうか

「……や、それ、凄い恥ずかしい、かもっ、だから」
「あんまりいわないで……」

射精を指摘されながら微笑まれる
快楽に侵された思考の中でも、それには明確に恥じらいながら熱のこもった瞳で見つめ返して

「ぁ、ぁっ、ぁっ、はぁああ……♡優希、ぃ……♡」

深く水音と共に腰を打ち付ければ、射精したばかりのマトの肉槍もそれにあわせてひく、ひくっと小さく痙攣して
最早体全体が優希から与えられる快感に打ち震えるしかできないでいるようだ

風花 優希 >  
形だけならば、表面上の機能だけならば彼女はきっと完璧だ。
こうして抱きしめていると、そのあまりの軽さに、壊してしまうのではと感じてしまうほど。
だが、優希はそうであるからこそ、きっと遠慮は必要ないのだと悟った。

「さっきまでボクが、感じてた恥ずかしさなんだから、ね」

だから、遠慮も容赦もなく。
その細い腰を抱き寄せながら、深く、子宮口まで届くようにと腰を打ち付ける。
ぐちゅん♡ずちゅっっ♡と水音が響いては跳ねて、そしてまた響く。
そのたびにマトの体は震えあがり、優希のモノに絡みつく膣壁はきゅうぅうっ♡と甘く絞り上げる様に締め付けてくるのだ。
もう何度も達してしまっているのかもしれない。
それでも、まだ足りないとばかりに彼女の裡を掻き混ぜながら、己の形に変えていく。

「マト…っ、あぁ…っ、ダメだこれ…気持ちよすぎて、簡単にまた…っ」

ごりごりと子宮口を責め立てるように、何度も腰を打ち付けては入口を解す様にして。
そうして、優希のモノも限界を迎える。
先ほど出したばかりだと言うのに、マトの膣内でそれはさらに大きさを増していく。

マト >   
「ご、めんって……ぇ♡」
「だめっ、僕、優希にぎゅって、好きに"使われ"てる……♡」

そんな優希の判断はきっと、正解だったのだろう
望みが、欲が満たされているマトは甘く吐息を零しながら膣内を締め付け
叩きつけられるモノに対して、お返しの様に激しく、うねる様に膣内は絡みつき、擦るたびに滑りをよくしていく
ずちゅ、ぐちゅぅっ♡ ぐちゅぐちゅ、ぶちゅ♡
激しい水音と、打ち付けあう音、そして、二人の声だけが浴室に暫く響くが、それも終わりが近づいていて

「しゃ、せい、するんだね?いいよ、僕、受け止めるから……」
「最後まで、優希の好きにして?」

きゅっと抱き着いたまま、無意識にか腰をくねらせて押し付ける動きを取る
自身の膣内で膨れ上がる射精への期待に、ごくりと生唾を飲む音と共に子宮口が待ちわびるかのように震えるだろう

風花 優希 >  
そうだ、彼女が被造物として抱いている願望が、そうなのだ。
使われる事、使用される事。”ボクら”にとってはそれが何よりも悦びなのだから。
そしてだからこそ、己の中で壊れた箍が、彼をそうさせていた。

「っ…♡ い、くよ…っ、あぁ…勝手に…好きなようにキミを使うのがこんなにも…っ♡」

どくん、と。優希のそれが、大きく脈動する。
それは予兆だ、射精がもう間もなく来るという合図。

まるでそれは、彼女を心地よくするでもなく、彼自身が解放するためのように。
それが、ばちんっ!!と頭の奥で弾けた感覚。
強く彼女を抱き寄せて……そしてそのまま彼女の一番奥へ、滾る精を吐き出させるかのように腰を突き上げて。

「射精す、よ……っ!マト、受け止めて……!」

びゅうううううっっっ♡♡♡どびゅるるるっっ♡どぷぅっ♡どぷっ♡ごぷっ♡ぶぴゅっ♡♡
それはまるで壊れた蛇口の様に彼女の子宮へと流れ込み、その中を満たしていく。
熱い欲望だけで煮えたぎったかのような白濁液が、マトの膣内を染め上げていく。

マト >   
「ふ、ふふっ」
「優希は、よくばり、だねっ……僕も、人の事は言えないけど、さっ、ぁ、あぁぁっ♡」
「"どっちも"好き、だなんて、ぇ♡」

確かに自分を"使う"事で悦びを得ている優希を嬉しそうに見つめながら

「ひゃ、ぁ、んっ、ぁひっ……こ、え、もれちゃぅっ♡」
「うん、っっだ、してっ?僕も、ぉ… 」
「い、っっ   くぅううううう……♡♡」

壊れるくらいに抱きしめられながら、マト自身もまた、びゅ、ぴゅうっっ、と射精してお互いのお腹を汚してしまう
だが、それ以上に膣内に激しく注がれる白濁液にあわせて、激しく体を痙攣させる
男と女、両方で絶頂に達した事をその体全体の戦慄きで伝えるだろう

「ぁ、ぁっ… ふ、ぅうう… …ぅ♡」

何度も何度も注ぎ込まれるそれにお腹が僅かに膨れあがる
抱き合うお腹が膨れていくのが優希にもやんわりと感じられるだろう
暫くぽたぽたと、勢いのあまり溢れた精液が浴室の床に零れる音が響いていた

風花 優希 >  
「あぁ…っ♡ マトも、一緒にイったんだ、ね♡」

優希は彼女の膣内でまだ自分のモノがその種を、余すことなく吐き出すのを感じながら
自らの腹の上に、彼女がまた精を吐き出し、二つの性で達したことを悟っていた。

そうして込みあがる、柄も知れぬ高揚感。
彼女を使い、その上で彼女がこうまで悦んでくれたことへの愉悦感か、あるいは違うものなのか。

その腹が膨らむほどに精を注いで、彼女の裡を染め上げながら、抱きしめたマトを離さないようにする。
抱き寄せて、その唇から紡がれる嬌声を味わいながら、ゆっくりとその唇を重ねていった。

マト >  
「んっ、ぅ……♡」

キスをされて、此方もそのまま甘えるように抱き着いて暫く余韻を奏でる

「うんっ… 凄かった」
「どっちも… うん、イっちゃったし」
「優希だってまだ、ぴくぴくってなってる、ふふ……」
「しちゃった、ね  何だか、凄くくすぐったくて……嬉しい、かも」

未だ優希の腕の中で抱きしめられながら、無邪気な笑みを浮かべた

風花 優希 >  
「……果てた後は敏感になるんだし、仕方ないだろう?」

微かな甘い口付けの後、彼女の冗談めかした言葉にくつくつと苦笑して。
肩を竦め、それでも抱き留めながら優希はそう言葉を返す。

「…ああ、今更だけどヤっちゃったね…。
 ……内緒にしてよ、他の子には…こういうことは、さ」

瞳を細め、冷静になっていく思考の中でそう告げる。
きっと彼女も不用意に言いふらすことはないだろうけど、念のため。

「しかし、お風呂に入るはずだったのに、また汚れちゃったな」

マト >   
「でも、嫌いじゃないよ……寧ろ好き、かも?」

此方もくすくすと笑いながら返して、空気がゆっくりと穏やかになっていく

「うん、二人だけの秘密だね?」
「言わないよ、流石に恥ずかしい、というか、二人だけの話にしたいっていうか……」
「ともかく、言わないからそこは安心して?」

こくこく、と何度もうなずきながら、またちょっと頬を赤く染めたりする

「まぁまぁ、之からまた洗えばいいじゃないか、その為のお風呂だし、ね?」
「なんなら、今度はちゃんと洗ってあげるよ?あぁいや、さっきだって真面目ではあったんだけどね、一応ね」

ぺろ、と舌を出して悪戯っぽくそう言うだろうか

風花 優希 >  
「完全にボクをその気にさせるつもりだったくせに、よく言うなぁ」

そのくらいの軽口を返せるくらいに、どこか今は晴れていた。
秘めていたモノが、今まで自分でも自覚のなかったものの一つが、腑に落ちたかのように。

その微笑はこれまで以上に自然で、柔らかに。
これまでよりも、当たり前のような距離感で。


「……とりあえず、ざっと流して、今度こそお風呂に入ろうか」


ただし、関係性に名は付けずそのままに。

未だに繋がったままの二人は身体を流し、恐らくはきっと長いお風呂を済ませるのだろう。

マト >   
「乗ってきてくれたのは優希だし、お互い様、って事で」

そういって笑いあう二人の姿は『友達』といって差し支えないのものだったが
そこにそれ以外の名前を付ける事も出来るのだろう
ただ、今はそうしなかった、何れするのかもしれないけれど
今はただ、この名前のない暖かな関係のままで

「のぼせないように気を付けないとね」

二人の初めてのお泊りの夜は、こうして過ぎていくのであった。

ご案内:「堅磐寮 部屋」から風花 優希さんが去りました。
ご案内:「堅磐寮 部屋」からマトさんが去りました。