2024/09/12 のログ
ご案内:「落第街 曲がりくねった路地の奥」にエリザベトさんが現れました。
■エリザベト >
落第街、路地。
その一つの先の、雑に舗装された路地の奥。
返り血の跡を垂らしながら、進むもの。
「……段々と、悪い虫が厄介になってくるわね……。」
前後の記憶は覚えていない。
目の前が赤くなって、気が付いたらまた一つ、悪い虫を潰していた。
腕章を付けていたかどうかも、整った服装かも覚えていない。
ご案内:「落第街 曲がりくねった路地の奥」にナナさんが現れました。
■ナナ > 「また派手にやったみたいだね~不死姫さん。」
新鮮な血の匂い
やりたてほやほやと言った所かもしれない
相手が不良なのかその他なのか
「話って通じるのかな?
私はナナって言うんだけど、まぁ通じるなら手を振るとか返事してよ。」
ニコーッと笑ってみたりも
すぐに襲い掛かる気は無いよと態度で示してみる
■エリザベト >
「……あんたはナナって言うの、ね。」
ひとまず、通じるらしい。
理知を働かせ、視線を向ける。
手を振る事はしないが、振られた手に視線を向けている。
「大事な妹……の名前、じゃないわ……
……妹を探している最中なの、大事な、妹……」
敵意は向けていないが、うわごとのような、ずれた回答だ。
■ナナ > 「う~ん…通じてるようで通じてないくさいなぁこれ。」
返事はした、視線も向けた
攻撃もしてこない物の言ってる内容は妹とやらの事だけ
やっぱりこいつも魔法少女と同じ類の存在か
「妹を探してるって、どんな子なの?
名前とか、見た目とか、あぁどれくらい前に居なくなったかどうかとか。
居なくなって結構経ってるならもう死んでるかもよ、その子。
あんたみたいなのに殺されたとかで。」
口が悪いのは理解してるが、アレの仲間だと思うとどうしても棘が出る
あの返り血が知っている者だったら、なんて有りもしない正義感擬きが胸を刺激する
■エリザベト >
「……さやき、さくらこ。鞘樹、櫻子。
誘拐されて、みつからないの……。」
狂気と妄執の中、僅かな理知を働かせて聞きたいものだけ聞き取り、
答えたいものにだけ答えている。
半ばうわごとだが、既に存在しない妹の名を口にした。
悪趣味な串焼■屋に、商品とされてしまった妹の名前。
■前の姉が、空腹に負けて口にしてしまった串焼■の原料の名前。
「……あんたも、あのいじわるなとのがたのようなことを言うのね。
私の弾は、ザミエルじゃあないわ。何も答えてくれないただの道具。」
二丁の拳銃を構える。
高価そうだが、何の変哲もない拳銃だ。
呼吸を整え、狂気と理知の混じった瞳で敵愾心を向けた。
「あのとのがたみたいなこと、言うのね。……口の悪いこむすめ。すこし、お仕置きが必要ね。
いじわるな子は嫌いなの。妹じゃないみたいだし……貴方が悪い虫じゃないなら、命まで取らないわ。」
■ナナ > 「鞘樹櫻子…聞いた事は無いけど、結構いい情報だね。」
探している名前は鞘樹櫻子
この情報を風紀員に流して調べてもらえば割と簡単にこの不死姫も大人しくなるのではと甘い考えが浮かぶ
「意地悪…私が?
寧ろ優しいと思ってよね、あんたみたいな化け物とこうして話をしてる位なんだから。
自分が見つけたら即殺せって思われてる自覚ってある?」
拳銃
綺麗だけれどそれ以外変な所は見られない小銃
確か無限に打ち出せるとかいう凄まじい能力だった筈
「ふぅん、じゃぁ意地悪ついでにもう1個。
その妹とやらが生きてる確証ってあるの?
あんたの気が触れて自分で殺したとか思わない訳?
返り血べったりで妹の為に散々他の連中殺して回ったよ。なんて言われて喜ぶサイコな妹なの?」
誘導は、諦めよう
そういう利用ができる存在では無いらしい
ならせめて、嫌悪と多少は恐怖でも植え付けて家の周りには来れない様にするのが良い
ギュルリと目玉が複眼のそれに変わる
■エリザベト >
「即殺しにかかってくれるのなら、悪い虫だからやりやすいの。
そこまであのいじわるなとのがたみたいなこと、言うのね。」
大きな溜息。
通じてきてしまっている会話の最中、重たそうに二丁の拳銃を向けた。
かつて、届いてしまった妄執を断つ剣の切っ先。
妄執そのものは絶たれなかったが、届いてしまった切っ先から呼ばれた理性が、
罪を自覚させている。
「そんなこと、そんなことないわ。怯えた顔なんて……しないわ。
……それに死んでしまっているかもしれないからって、探さない理由にならないわ!
あなたは大切な家族が既に死んでいる、自分が殺したかもしれないと言われて、諦めるのかしら!」
……挑発的な言葉に耐え切れなかったのだろう。
慟哭と共に、二丁拳銃による銃撃を放つ。
狙うは、複眼に変化した瞳。弾丸は一般的な通常弾頭だ。
「地獄に堕ちたって、大切な家族を探さないと!」
■ナナ > 「すぐ襲ってきたら悪い虫…良いね。」
分かりやすい
そして後腐れも無く容赦もいらない
話しが通じない化け物の方がこちらもやりやすい
「既に死んでて、自分が殺したって言われたらそりゃ納得しないだろうね。
だからこれは私とあんたの意地をぶつけ合うただのエゴのぶつけ合い。
まぁ、簡単に言えばお前みたいな化け物でも助けるって言いだしかねない可愛いお姉ちゃんを守りたいだけなんだよね。」
狙いと発射のタイミングを正確に把握すれば弾丸を躱す事は出来る
中の向きを複眼で正確に把握し、火薬が爆ぜる瞬間に動けば直線運動する弾丸は後方へ飛んでいく
「お前を地獄に堕として、家族を守る。」
両方の手首から先が竜めいた鋭い爪と鱗に変わる
ゆっくりと一歩ずつ歩を進め、距離を詰める
「どんどん撃ってきなよ不死姫、化け物を殺すならここだよここ。」
自身の頭をこんこんと爪先が叩く
■エリザベト >
「そう……じゃあ、付き合って貰うわよ。
ちょうど、気分が悪かったから……八つ当たりしたかった所!」
意地と覚悟のぶつかり合い。
意味がないとは分かっていても、引き金を引かずにはいられない。
「守る家族があるなんて……ねたましいッ!」
避けられれば吸い付かせるように拳銃を動かし、追い続ける様に射撃を続ける。
……竜鱗と竜爪を貫くには、少々火力が足りない。
単純に、火力が足りていない。それを認めながらも、
間合いが詰まるまで、警戒しながら銃撃を続ける。
■ナナ > 「はは、良いよぉ。
私もお前のお仲間に色々溜まってるからさぁ!」
注意すべきは即死
要は頭さえ注意すれば他はある程度で良い
皮膚を裂き、肉を抉る弾丸は当たったはじから肉が塞いでいく
「作る気なんて無いけど、できちゃったものはしょうがないでしょ。
あんたはその家族が消えてご愁傷様。
あと、もう失うつもりもないからお前みたいな中途半端な化け物は消しておくに限るんだよねぇっ!」
リロードタイミングは存在しない
なら、一足で届く距離に近付けば上に跳ぶ
建物の壁を踏みつけ急降下、体の的の大きい場所を狙って爪で撫で切りに
「魔法少女とかも、お前も。ついでに私もか。
化け物の癖に人間臭い所見せると私の可愛いお姉ちゃんが何とかしたくなっちゃうんだよ。
けど、もうそこには私が居る!他の化け物共の為に傷つく位ならそいつらを先に私が消してやるのが妹心ってね!」
■エリザベト >
「仲間? ……ああ、仲間。
そう言えば、そうだったわ。あの白黒の仮面と、とのがたから授けて貰ったギフトと白黒の仮面。」
記憶を手繰る。夢うつつのような記憶を自覚する。
思い出せば思い出す程、思い出したくない現実に引き寄せられる。
「理不尽に反逆を、ギフトを得よ!
いつの間にかに、みんな私を異業者とか、不死姫とか、呼んでいたわね!
……そんな、私に仲間が居たなんて!仲間意識なんてなかったけど、仲間だったのね!」
撃ったものの中に、白黒の仮面が居たような気がする。
仲間を撃った罪を、また一つ認める。
「すばしっこい! ……最初からこの身が一本の刀で、強いものならば!」
弱っちく、中途半端な弱者。
使いこなせたと言え、実力の無さをギフトに頼るような半端な化物。
混乱と慟哭の中に肯定を混ぜて、別の重火器を何処からか取り出す。
大型の火炎放射器の展開。
無尽のギフトには、その派生として収納作用も含まれているのだろう。
それが練度によるものか、最初から備わっていた異能かは定かではなく。
「最初から化物なら、ギフトなんて……貰わないわよ!
……せいぜいその綺麗な服を焦がして、可愛いお姉ちゃんに泣きつきなさい!」
自分の身体を切り裂かせながら、至近で燃やしに掛かった。
■ナナ > 「特にその中で魔法少女だっけ、あいつはまじで死んでほしいよ!」
大事な家族を殺しかけた事、忘れる日は無い
今でも殺せるならそうしてやりたい
「反逆したけりゃ自分でやれば!
そりゃそうでしょ、同類お仲間エトセトラ。
お前等纏めてギフターの一派、派手に暴れる犯罪集団じゃん。
それで頼ったのがギフトって?ならついでにあんたの妹もギフターとやらに媚びて探してもらえばいいでしょうが!」
化け物が当てもなく暴れ回るよりは建設的だわと出てきた火器にぎょっとする
あんな物どこからひねり出した、と先ずは観察
形からして恐らく火炎放射器らしきもの、小銃なんかよりよっぽど危険な訳で…
「望んで化け物になったとか、やっぱイカレてるね!
あんたの妹も自分のせいで化け物になった姉なんて見たらどんな顔するかな!」
火炎放射器の先端を殴りつけ、放射口をずらして後方に跳ぶ
軽く焼けた手は鱗が表面が煤けている…肉迄焼けると再生が面倒になるがどうしたものか
「ここでそんなの使っていいのぉ?
落第街で大火事なんて起きたら、あんたの大事な妹もどこかで焼肉になっちゃうけど。」
そんな脅しを試してみる
■エリザベト > 「私の妹に、なんてことを……!」
ナナの回避に合わせるように後方に跳ぶ。
引き裂かれた身体が復元する。
……もし、その爪が異能と呼ばれる力に分類されているならば、
大きく引き裂いた爪から復元された彼女の服に、僅かな綻びがある。
そうでない、科学技術や特殊能力に分類されるものならば───綺麗に元通り。
「あのとのがたは忙しそうだもの!
ギフトを与えたのは、自分でどうにかしろって意味でしょうし!」
強烈な異能による致命打は、僅かながらに無尽の生命の上限を削る。
強烈な魔術による致命打は、僅かながらに無尽の狂気の上限を削る。
語られることのない無尽の限界であり、弱点。
理外の力による、不整合の発生。
「その言葉、そっくりそのままかえしてあげる!
……それともあなたの優しいお姉ちゃんは、『よく頑張りましたね、ナナ。』みたいなことを言うのかしら!」
先端のひしゃげた火炎放射器そのものを投擲して捨てる。
ひしゃげた火炎放射器も元に戻ってはいるが、そのままだ。かわりに、一丁の自動小銃を取り出す。
……脅しが聞いたのか、手を変えた。
「うるさい、うるさい、うるさいッ!」
乱射。素早い相手に当たりを付けることを諦めたのだろう。
点ではなく弾幕で制圧する方針に切り替えた。