2024/09/13 のログ
■ナナ > 「妹多いねぇ、浮気する姉とか嫌われるよ?」
残念ながら、爪も体も異能ではなく後付けの体質みたいな物
傷も歪みも残らず元に戻った体を見れば、自分と同じ様に見える
「どうだか、見つからない探しものをさせ続けるただの悪趣味じゃないわけ?」
さて、ここで目の前の存在を倒すとすれば解決策は2つ
一撃でもって再生を許さない程のダメージでもって磨り潰す
もう1つ、再生ができなくなるまで削り続ける
現実的なのは後者の方か
「あの子なら、いつだって私を尊重してくれる。
けどその時寂しい顔をさせるより、満面の笑顔でそう言わせたいって思うのが普通でしょ!」
だからそうする
そして新事実、この化け物には脅しが通じる!
「何でも出てきてびっくり箱みたいな奴…!」
肘まで竜化した腕を盾代わりに、膝をついて銃弾に晒される面積を小さくする
けれど弾丸の雨の前では彼女の能力上このままじり貧
だが、打開策はもう用意している…と言うよりしてくれた
「バカスカ撃ち込んでくれたおかげで、こっちも用意できましたよっと。」
高く跳び、握った拳を不死姫に向ける
遠距離で使える魔術を覚えた?答えはNO
腕に盛り上がった肉には骨を土台に筋線維を弦にしたパチンコ擬き
弾は先程これでもかと撃ち込まれた弾丸のうちの一発
「弾なんて、バカスカ撃たずに一発当たれば何でもいいのよ。」
弾き出された弾丸が狙うのは眉間
AR程の威力は無くとも、人体に損傷を与えるのには十分な程度の威力
■エリザベト >
「妹は、一人しかいない!
……少なくとも、あんたみたいな妹は願い下げ!」
段々と、正気と狂気の区別すら付かなくなっている。
警戒と激情で、揺さぶられているのだろう。
「じゃあ、そうしてあげなさい! 血に濡れた妹を見て、哀しいを顔をするよりは、
哀しそうな顔で一生を送るよりは、満面の笑顔でそう言わせたいわよね!」
理知以上に戻りつつある理性は、目の前の少女を殺すべきではないと告げている。
同時に取返しの付かないことになっていることを、微かであっても振り切れなくなっている、
人外の筋線維によってはじき返された弾丸は、彼女の全身に穴を空ける。
その弾丸の傷もすぐに再形成されるものの、服のすそに穴が開いたままだ。
無尽のギフトによる銃弾も、異能に分類される。
人体に損傷を与えるのには十分な程度の威力なら、ささやかながらに生命の上限を削る。
「……もう十分よ、あなたは、目の前から消えてッ!
私は妹を探さないといけないの……! 私は、そうしないといけないのッ!」
剥がれつつある妄執にすがる。
それに縋らなければ、取返しの付かない何かを自覚してしまう。
何かを取り出した。
大量のプラスチック爆弾と、棒状の爆弾が彼女の全身に括りつけられている。
近寄れば致死は免れず、遠くともその余波は甚大だろう。
彼女は自爆と同時に、この場から離脱を試みるつもりだ。
「あんたはあっち! わたしはこっち!
ほんっっとう……あんたがッ!妬ましいわ……!」
言葉と共に、巻きつけた爆弾群に手を掛けて起爆。
……爆風により巻きあがった粉塵と破片が消える頃には、不死姫の姿は消えているだろう。
ご案内:「落第街 曲がりくねった路地の奥」からエリザベトさんが去りました。
■ナナ > 「こちらこそ、お前みたいな姉はお断りだよ!」
荒ぶる程に無茶苦茶
どうも正気と狂気を行ったり来たりしてるらしい
やはり、使えるような相手ではないと再認識
「分かってるよ、お前みたいに間違いはしないってね!」
傷はつけた、そして服が完全には修復されない
この調子でやれば組み付ければ泥仕合にできる…そう考えていたが
「はっ!?ちょっとそれ…!」
文字通りの自爆
近付く事も出来ず煙が晴れれば何も居ない
全身木端微塵になっての離脱…?と言葉を失う
「そのレベルで回復できる訳…?
っと、流石に私も離れないと。」
大量の銃撃音にとどめの爆発
ぼさっとはしていられないと尻尾を巻いてこの場を立ち去る
ご案内:「落第街 曲がりくねった路地の奥」からナナさんが去りました。