その意思が、全てを変える
AssaultFrame
コズミックエレトクロニクス社によって開発された軍用パワードスーツ。 アメリカに出現した『門』ポイント621より到来した大量の異界の鉱石《リユニオン》と金属《ロアメタル》を元に開発設計。 当初はこの二種の加工に苦戦したが、荒川ハーモニクスの技術力により制御、加工技術を手に入れた。 《リユニオン》の無限大のエネルギーを元に作った《ERジェネレーター》による理論上無制限のエネルギー出力、 《ロアメタル》を加工して作られた《ER複合材》により変幻自在の質量と堅牢さを持っている。 特に《ER複合材》は弊社に革新的な技術を齎し、多くの機材に使われるようになった。 《ERジェネレーター》による高出力により多数の兵器を扱える汎用性。
開発コンセプトが『生命の新たなる可能性を外付けで生み出す』ものであり、 その居住性は見た目より良く、快適な睡眠も出来る。勿論排泄用機能も常備している。 スラスターにより高速巡航、悪環境による地上生活、深海の水圧にすら絶えうる耐久力。 新たな人間の形として、軍用兵器として展開されたこのパワードスーツは、 この大変容した世界の技術革新した象徴の一つと言えるものである。
・全長/重量 《ER複合材》の超形状記憶性質により、ある程度体格差を選ばずに装着することが出来る。 基本的に大きさは装着者のサイズに依存し、それぞれ機種の最大サイズが想定されている。それ以上は耐久性に脆弱性が出る可能性を持っている。 また、超形状記憶性質により、その携行性も高く、一般的な物(腕輪、トランク等)に変形・質量変化も可能。 勿論その大きさ、形状によって相応の重量にも上下する特性を持っている。
・操縦性/機動性 基本的には操縦者の脳波とリンクし、思考による脳波コントロールがデフォルトになっている。 思考した動きをAI補助とフレーム内のマッスルシリンダーとソルモーターにより、 あらゆる動きが再現可能であり、無力な少年でさえ超人的な力と機動力を得ることが出来る。 その反面、ある程度軽減されるとは言え超人的な動きを再現しようとするほど、 強烈に肉体への負荷が掛かり、装着者も相応の負担が増える。 また、マッスルシリンダーにより機体負荷は軽減されるものの、 総重量があるため、使いこなすには相応に装着者の身体能力も要求される。 また、背面のメインブースタ、各部フレームに内蔵されたサブブースタを駆使し、 驚異的な機動力を発揮することも出来るが、当然此れにも相応のGが掛かる。 現在、最新鋭機なら推進剤はフル稼働で半年は持つほどの燃費を会得した。
・動力源 《リユニオン》が生み出す膨大なエネルギーを内包、制御した《ERジェネレーター》により、 理論上無制限のエネルギー出力を持っている。但し、ジェネレーター自体の容量、冷却性能。 現状の技術力では最大出力した場合自壊する可能性が高く、リミッター上限が設けられている。
・耐久性 大変容前の兵器では傷をつけるほど困難な堅牢さ、深海2万メートルの水圧にも絶えうる耐久性。 あらゆる環境下において生命が生存できるような最新鋭清浄機フィルターにラジエーター。 上記の開発コンセプトにそうように特に耐久性全般は重視されて作られている。 特に開発された電磁パルス発生装置により常時展開されるパルスシールドはその耐久性に大きく貢献し、 脱出機能も基本完備しており、オフにしなければAIが独自判断でパイロットの排出が可能。 大変容後の安定期においては、多くの技術革新、更には異界の脅威が存在するため、 大変容前ほどの優位性は存在しないが、AFの技術も同時に進化しており、 絶対的ではないが兵器としての耐久性は現代兵器と遜色ない性能を維持している。
・医療装備 全てのAFに標準装備されている医療用装備。 弊社は元々医療メーカーであり、兵器として性能は勿論 救命用のマシンとしても平行開発されており、あらゆる局面での治療を可能としている。 バックパックには医療用のサブアーム、万能血液代溶剤、複数の医療薬、簡易医療テントetc... 等、正しく戦場の看護師とも言える装備を標準装備している。 弊社が医療メーカーであり、企業理念の象徴の一つとも言えよう。
弊社が展開しているAFから一部抜粋。
CEC-01《GEM》
型式番号 | CEC-01 | 全長 | 装着者に準ずる(規格上最大約8m) | 本体重量 | 装着者に準ずる(最大約14t) | 装甲材質 | 試作ER複合材 | 出力キャパシティ | 約1,370kw | 推力 | 約6,200kg×2(背面ブースタ) | センサー有効半径 | 約14,200m | 内蔵装備 | 右腕部レーザーブレード、左腕部12mm機関砲、試作型電磁パルス発生装置、多目的医療用装備 |
世界で初めて製作、実戦投入されたAF《GEM》。所謂旧ザクポジション。 大変容直後では多くの実績を上げ、混乱の最中である地球上で様々な活躍を残した。 現在においては型落ちに値するが、未だ古強者や一部の愛好家がいるほどに信頼性は高い。 特に安全性を重視されており、装甲の厚さは現行機より堅牢な作りになっている。 全体的に試験的なパーツ運用が多く、本来は実験機の予定をされていたが、 混迷する時代の中で本来試作予定だったAFが間に合わず、急遽実戦用に調整、量産された背景を持つ。 現在では一部の民間企業、または懐事情の厳しい違反部活や犯罪組織が使用していることもあるようだ。
CEC-02《Beryl》
型式番号 | CEC-02 | 全長 | 装着者に準ずる(規格上最大約8m) | 本体重量 | 装着者に準ずる(最大約11t) | 装甲材質 | ER複合材 | 出力キャパシティ | 約3,870kw | 推力 | 約8,200kg×2(背面ブースタ) | センサー有効半径 | 約16,200m | 内蔵装備 | 両腕部レーザーブレード、両肩部10mm機関砲、電磁パルス発生装置、多目的医療用装備 |
現在の主力量産型AF《Beryl》。所謂ザクⅡとかジムとかのポジション。 本来実践用試作機として予定されていたが、様々な事情からその役割はGEMに譲り、 大変容から安定期に入った今より全体的な見直しがされ、正式量産型として展開される。 ER複合材の軽量化、全体的な性能の向上に成功しており、整備性、量産性、操縦性を含めて完成された一品。 幅広い各地での活躍が確認されており、その拡張性から個人のカスタム機も数多く存在する。
CEC-02TC《Beryl TC》
型式番号 | CEC-02TC | 全長 | 装着者に準ずる(規格上最大約20m) | 本体重量 | 装着者に準ずる(最大約23t) | 装甲材質 | ER複合材 | 出力キャパシティ | 約3,870kw | 推力 | 約7,200kg×2(背面ブースタ) | センサー有効半径 | 約22,000m | 内蔵装備 | 両腕部レーザーブレード、指部内蔵トリモチ、両腕内蔵型スタンガン×2、電磁パルス発生装置、多目的医療用装備 |
常世学園の提携するに辺り、委員会に提供する形として専用カスタムされたBeryl。 TCは「Tokoyo Custom」の略称。機関砲をオミットし、捕縛用装備を多数内蔵されており、 また、通常のAFよりも多くの人々に装着出来るように最大サイズの拡張、センサー類の強化が行われている。 反面、全体重量の増加、推力低下も見られるが押し並べて本来のBerylと遜色ない働きをする。 唯一、本機に内蔵されたレーザーブレードは"もしもの時"を考えてオミットされなかった経緯を持つ。 一部の委員会、特に風紀委員会のパワードスーツの一つとして活躍することもあるようだ。
CEC-25《Amethustos》
型式番号 | CEC-25 | 全長 | 装着者に準ずる(規格上最大約8m) | 本体重量 | 装着者に準ずる(約最大8t) | 装甲材質 | ER複合材 | 出力キャパシティ | 約3,000kw | 推力 | 約9,300kg×2(背面ブースタ) | センサー有効半径 | 約45,000m | 内蔵装備 | 右腕部格納レーザーナイフ×2、電磁スモーク装置、光学迷彩、自爆装置、多目的医療用装備 |
隠密目的により生産されたAF《Amethustos》。 センサー類の大幅な強化が行われており、対センサー用の光学迷彩を装備したAF。 目的が仄暗い関係上、大変容後の安定期入った後は表向きは生産停止という事にされている。 現在でも少数量産されており、特に情報社会における現在においては活躍する機会も多い。 機体の軽量化、推力増加に成功している判明、装甲表面に塗装された対センサー妨害塗料のせいで ER複合材の劣化速度が早く、他機種に比べて整備性の悪さ、装甲の薄さが目立つ。 また、使用目的の関係上、脱出用装備は唯一オミットされている。
CEC-A09《Menou》
型式番号 | CEC-A09 | 全長 | 装着者に準ずる(規格上最大約5m) | 本体重量 | 装着者に準ずる(約最大6t) | 装甲材質 | ER複合材 | 出力キャパシティ | 約1,170kw | 推力 | 約14,500kg×2(背面ブースタ) | センサー有効半径 | 約12,200m | 内蔵装備 | 腕部内蔵高周波クナイ×8、爆裂マキビシ、高周波ブレード、多目的医療用装備 |
エレトクロニクスのある開発者が設計、生産したAF《瑪瑙》。 彼は機械産業に強い憧れを持ち、設計者の趣味がふんだんに組み込まれている。 全体的な機体の軽量化、機動力に特化した反面、ジェネレーター出力制限の低下を招いている。 内蔵兵装もそれに伴い実体兵装を採用されており、操縦性の難解さから少数量産に留まった。 現在でも一部の兵や愛好家がいるAFである。
CEC-EX09《Fluegele》
型式番号 | CEC-EX09 | 全長 | 装着者に準ずる(規格上最大約8m) | 本体重量 | 装着者に準ずる(約最大13t) | 装甲材質 | RER複合材 | 出力キャパシティ | 約7,560kw | 推力 | 約16,800kg×2(背面ブースタ) | センサー有効半径 | 約18,200m | 内蔵装備 | 両腕部レーザーブレード、肩部パルスミサイル×2、電磁パルス発生装置、多目的医療用装備、手首部内蔵パラサイトケーブル |
現在とエレトクロニクスの持つすべての技術を詰め込まれた最新鋭試作型AF。 本来は《Obsidian》の名称が与えられる予定だったが、 装着者たっての希望で《Fluegele》の名を与えられる。 ER複合材よりもより強固で柔軟性を高くしたRER複合材を採用し、全て高純度なパーツで揃えられている。 他AFとは一線を画す性能をしているが、その分本来のAFの居住性、安全性が考慮されておらず劣悪。 文字通り最新技術を試すために作られた文字通りの試作機。 また、公表されてはいないが手首部に内蔵されたパラサイトケーブルを使用した 有機物、無機物へのハッキング、制御における文字通り"一騎当千"を想定したAFである。
弊社が展開している外部武装から一部抜粋。
一部武装一覧 ・PHX-R98 大変容直後に使われていた実弾アサルトライフル。 口径14mm。今では旧式になったが、未だその安定性に根強いファンが多い。
・PHX-R105 PHX-R98の発展型。生産性、整備性を重視しており、 現在主流として扱われているアサルトライフル。
・LTL-BGE98 PHX-R105から派生させたレーザーライフル。 貫通力が高く、PHX-R105と二対を成す人気兵装。
・DK-M98 着弾と同時に大規模爆発を起こす大型バズーカ。 アゲートの職人技術がふんだんに使われている。
・DKD-LI202 背部に装着する折りたたみ式グレネードキャノン。 変形機構ながらその整備性の良さ、携行性により愛用者も多い。
・SME-98E コンテナ型の6連装ミサイルポッド。 背部に装着し、携行性武器として用いられる。
・HMC-01「ARAHABAKI」 炸裂式杭打ち機。所謂パイルバンカー。 腕部に装着して使用する事が出来、絶大な破壊力を誇る。 その整備性の劣悪さや使い勝手の悪さから使用者は少ない。
数あるパワードスーツの一つという設定です。 凄い乱雑に言ってしまえばアイアンマンスーツみたいなものです。 機体のパラーメーター等はフレーバーみたいなものなのでガッチガチに考えなくても大丈夫です。かっこよければいいんだよ。 画像はすべて購入品になります。兵装、AFの種類や諸々は良識の範囲で勝手に増やしたり使っていただいて構いません。 何かあれば、連絡用の私書箱IDまでどうぞ。 |
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