「わたしを忘れないで」
イベント『ギフト騒乱』参加PCでした。 設定を共有させていただいたギフター様。 直接関わっていただいた伊都波凛霞様、橘壱様、追影切人様、 九耀湧悟様、藤白真夜様、レイチェル・ラムレイ様。 夏輝にログ上で触れていただいた方、見守ってくださった皆様、 どうもありがとうございました!
名前:弟切 夏輝 身長:168cm 体重:55kg
■概要 元風紀委員。委員会の看板に泥を塗った、七人殺しの殺人鬼。 本性は冷酷なる殺人機械。その上に『弟切夏輝』の人格が乗ったもの。 後世に伝えられる事実と、対面したものが感じた真実はまた異なる。
仮面の男に授かった《逃亡者》のギフトは、 逃げないことを選んだことで破綻した。
■人間関係 ・伊都波凛霞…親友。『人間は一生のうちに、逢うべき人に必ず逢える』んだって。 ・追影切人…旧知。…たぶんあんたのこと、わたしなりに好きだったんだと思う。 ・レイチェル・ラムレイ…謝っても誤り足りない。だからせめて…話しましょう。 ・橘壱…凛霞に迷惑かけないように。悠薇ちゃんに何かしたら呪うから。 ・九耀湧梧…お礼できなくて、ごめんなさい。…気が晴れる結末、目指してみます。 ・藤白真夜…ありがとう、殺人鬼さん。わたし、好きなもののために生きてみる。
記録 ・9月11日 風紀委員・伊都波凛霞と偶発的遭遇、交戦。 ・9月13日 風紀委員・橘壱と交戦。右銃破損、重篤な内傷を負う。 ・9月14日 追影切人に対して、何者かから抹殺司令が下る。 ・9月16日 風紀委員・追影切人と交戦。左銃損失、打撲・斬傷、精神損耗。 ・9月17日 逃亡先で何者かと接触したらしい。 ・9月18日 謎の男に手当てを受ける。精神の若干の復調。(既知不可) ・9月21日 殺人鬼と偶然の遭遇。生きるということ、人間の基準。(既知不可) ・9月24日 風紀委員・伊都波凛霞によって逮捕。現場指揮はレイチェル・ラムレイ。
プロフィール ■人物 トパーズブラウンのハンサムショート。 きりっとした顔立ちで、王子様っぽい雰囲気の少女。制服はスラックス。 体つきはすらっとしていて、バランスの良い感じ。出っ張りは少し控えめ。
見た目と裏腹に女子コミュニティ気質。「ちょっと男子〜」しちゃうタイプ。 落ち着いていて義理堅い性根ながら、それなりに遊びもわかるほうだったようで、 周囲からの信頼はけっこう勝ち得ていたようだった。 身内には甘いが、それ以外を「どうでもいい命」と認識する。 人命を奪っても平然としている精神性「殺人者の才能」の持ち主。 本質は人格なき氷の空虚。その上に「弟切夏輝」の人格が後乗せされている。 委員時代から発露しはじめ、追い詰められていくほどにその本性が表出化している。
現状からの転落を感じると強い逃避願望にとらわれてしまう性格で、 現状に留まるため、周囲の委員のような拠り所となる「信念」を求めていた。 最初の暗殺は、そうして自分に向けられた「期待」と「信頼」に価値をみてのもの。 すべては「現状の維持」を求め、周囲への露見を恐れて犯行を続けていた。 そこには確かに、人間としての弟切夏輝がいたのかもしれない。
■設定 北海道帯広市出身。両親は既に他界し、親戚もいない天涯孤独。 中学卒業後に高校生相当として常世島へ来島、入学した。 元ジュニアフィギュアスケーターのトップ「氷上の天使」。 いずれは五輪にと嘱望されていたが、キャリア絶頂時に引退している。
先日まで風紀委員刑事部に属していたが、現在は連続殺人の容疑で手配中。 被害者は確認されているだけで――七人。最悪の部類の連続殺人鬼。 七人目の殺人の直前、仮面の男の試練を乗り越え『ギフト』を授かっている。
■戦型 "双炎舞踏 "弟切夏輝。 人体にめぐる「氣」の解放による瞬間的な自己強化を体得する、とある家系の生まれ。 武術、武器術および、委員会の訓練で培った戦闘術は抜けて優秀。 「氣」を解放し続ける戦型「双炎舞踏」は、戦場を選ぶが圧倒的制圧力を誇る。 その機動力を一瞬に集約して放つ「早撃ち」が奥義であり、弟切夏輝である。
異能は発現していなかったが、そんなハンデはものともしない。 前線で戦い抜ける能力を十二分に保有する凄腕の風紀委員……だった。
双銃『Fragarach』 堅牢なフレームで構成された一対の回転式拳銃。 拳銃としてだけではなく、鈍器として攻防ともに活躍する。 魔導の粋である流体金属で造られており、夏輝の下知で変形。 銃剣の発生や、銃身・弾倉が変形し、様々な弾丸に対応する。 ただし弾丸や火薬の生成はできないので別途調達は不可欠であるほか、 ワンオフ品であるために破損時のリペアなどが困難という致命的欠点もある。
橘壱、追影切人両名との戦闘で破損していたが、 のちにリペアされ、伊都波凛霞と追影切人に継承される。
■犯罪者として 先日の女子生徒射殺事件の容疑から余罪調査が始まり、 確認されているだけで七件の「金銭を報酬とした殺人」が発覚。 風紀委員の手法での証拠の隠滅・隠匿も確認されている。
1年生時の夏、数枚の紙幣を報酬に、 島外脱出を目論んだ立件前の凶悪犯を射殺したのがはじまり。 そこからは自分の犯罪の露見を恐れるあまりに、 負の螺旋にとらわれ、抜け出せなくなっていった。 重篤なストレスのなか、七件目の殺人は――単なる痴情のもつれ。 裏を取ることを怠ったがゆえの事件発覚だった。
以後は落第街に潜伏。違反部活や同じ仮面の者たちを襲い、 巻き上げた金銭で『逃がし屋』を頼り、島外逃亡を目論んだ。 その寸前に風紀委員刑事部の活躍により捕縛される。 現在は委員会の医療機関で入院中。余罪追求の捜査は続いている。
■異能 『アリアドネの糸』 弟切夏輝の根幹である現実忌避、逃避願望が極限まで高まった時点で発動可能になる。 『逃走を成功させる運命』を手繰り寄せる、現実改変・因果律操作。 短期間の連続使用はできず、また逃走できるのは「現在直面している状況」のみ。 ギフターによって、試練の報酬として開花させられた異能である。 使用者の精神の変化により、効力はほぼ喪われた。 逃げずに、ラビュリントスの中で生きることを選んだのだ。
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