異能や魔術などの授業の実習に使われる施設群。
また、主に学生のための訓練施設が併設されている。
異能や魔術を制御するための実習や訓練であり、人や生物、器物を殺傷・破壊する目的のための訓練は認められていない。

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Time:00:29:57 更新


ご案内:「訓練施設」から神代理央さんが去りました。 (11/27-02:19:51)
ご案内:「訓練施設」から雪城 氷架さんが去りました。 (11/27-02:19:19)
神代理央 > 「…む、そう、なんだろうか。そんなつもりは無いんだが…」

難しく考え過ぎ、という自覚は無いが、最近『話し方が堅苦しい』だの『実年齢プラス30くらいのおっさんみたい』とは風紀の同僚に言われる事がある。
そんなに考え込む様に見えるのだろうかと、考え込んでしまうというループに嵌っていた。

「取り敢えずは、授業をサボらないところからだな。
生徒の安全を考慮するのも仕事のうち――って、おい、聞いてるのか?」

結局、彼女に引きずられる様に買い食いに付き合わされ、好物の甘味に散々舌鼓を打ちながら彼女と帰路につくことになる。

―翌日『えらい美人と放課後買い食いとは風紀委員の風上にも置けない』と責め立てられ、閉口することになるのだが。
(11/27-02:15:45)
雪城 氷架 >  
「理央が難しく考えすぎなんじゃね?」

力の抜けた言葉を迎えれば、にやにやとした笑みを向ける

「ゔ…しょうがないな…少しは真面目にするようにするって。
 …お?送っててくれんの? それじゃあさ───」

どのみち帰り支度をしていたところ
風紀委員に帰り道を送ってもらうというなら心強いこと他ならない

途中に確かクレープの屋台があったなー、なんて思いつつ
そういった買い食いに付き合わせながら、ほんの僅かな時間ながら帰路を共にすることだろう
(11/27-02:07:54)
神代理央 > 「…全く。お前を見ていると、悩んでいるのが馬鹿馬鹿しくなってくるよ。だが、そうだな。お前の言う通り。俺にとって、お前は正しい人間だよ」

反論も否定もなく、ただ肯定された事に何とも気の抜けた様な、毒気を抜かれた様な顔で彼女を見つめる。
そして返した言葉は、力の抜けた穏やかな口調だっただろう。

「良い友人、善い出会いに恵まれた様だな。羨ましい限りだ。
…であれば、授業中に屋上で昼寝をするなんて道を間違えた様な行動は謹んで頂きたいものだな。風紀委員の知人としては」

マフラーに口元を埋める姿を、まるで小動物みたいだな等と場違いな感想を抱きつつ小さく笑みを浮かべて誂うような口調で答える。

「怪我くらいはするさ。戦闘してるんだからな。…まあ、豊かな食生活を送る為にも、大怪我はしないように努力しよう」

クスクスと笑いながら肩を竦め、腕時計に視線を落とす。

「…訓練中に長々と付き合わせてしまったな。まだ頑張るというなら係員には話を通しておくし、帰宅するというなら近くまで送るが、どうするかね?」

彼女の訓練時間を削ってしまったか、と過ぎ去った時間を確認して内心溜息を吐きつつ、此の後はどうするのかと首を傾げて尋ねた。
(11/27-02:03:57)
雪城 氷架 >  
「じゃあ、理央にとっては私は正しい人間ってことだな。
 何が正しくて何が間違ってるとか、人によって違うんだし、それでいいや」

肯定も、否定も、その人間次第だと思う
重々しげに吐き出した言葉と溜息に、少年の浅からぬ感情の淀みを感じた
だから、その言葉と、その考えをただただ、肯定する

「…そう、なのかな。でも、きっと自分だけで出来上がった考えじゃないと思う。
 私の周りには私を心配するヤツとか、おせっかい焼くヤツがいっぱいいて、
 そういう優しい皆に迷惑かけたくないから、私が道を間違うわけにはいかないっていうか……うーん…」

説明するのが難しいな、と口元をマフラーに埋める

「怪我しないよーにって言ってんのにどういう返しだよー。
 ……はぁ、まぁ…死なない程度にな。絶対夢見悪いし、おすすめしたい学食のメニューはいくらでもあるんだ」
(11/27-01:49:02)
神代理央 > 「…そんな事は無いさ。正しく、真っ当で、善い思いだ。
……決して俺には持ち得る事のない、至極真っ当な思いだよ」

彼女から感じ取れる全てが、己が持ち得ぬものばかりであった。
それ故に、彼女に返す言葉には僅かに黒い感情が篭ってしまうだろう。尤も、すぐにその感情を振り払う様に忌々しげな溜息を吐き出した後、緩く首を振ることになるのだが。

「嘘、か。何が嘘で何が本当か、判断できる者は多くは無い。お前は、あの事件の当事者としてその考えを持つに至ったのか?」

それは、少々不躾で意地の悪い質問だったのかもしれない。
だが、自分には無い真っ直ぐな心を持つ彼女がそこに至った理由を聞いてみたいと思い、僅かに瞳を細めて彼女の瞳に視線を合わせ、緩やかに首を傾げる。

「落第街じゃそれなりに嫌われ者になるくらいには、風紀委員としての任務には準じているしな。まあ、多少の怪我くらいはするが、歯向かう連中を叩き潰すくらいは慣れたものさ」

そう答えた後浮かべる笑みは、尊大で傲慢。そして、僅かな嗜虐心を滲ませたものだっただろう。
(11/27-01:40:18)
雪城 氷架 >  
「さあ、でも私は色んな人に助けられてこの年まで育ったし、
 この学園でも色んな人に助けられて今ここにいられる。
 だったら、私も誰かの力になれるならなりたい…って思うのって、ヘンか?」

困ってる人がいたら助ける
自分が困っている時に助けてもらったから、それが自然になっていた
良い環境、良い家族、良い友人
そういったものが感じ取れる…かもしれない

「……どうかな。
 正しい選択かどうかなんて、全部終わってみなきゃわからないけど。
 自分に嘘ついた、っていう負い目だけは背負いたくないってだけだよ」

道を選べないことにも、きっと罪はない
人が弱い生き物だってことも、18年生きてきて十分にとは言えなくても、知っている…

「うん、強いんだろうなと思う。じゃ、安心か
 やっぱ、知ってる顔のヤツが怪我したりとか、イヤだからな」
(11/27-01:21:46)
神代理央 > 「お前……何というか、あれだな。大分お人好しな部類だろう。困ってる人がいたら助けに行くタイプか?」

きょとんとした様な表情を浮かべた後、何とも言い難い複雑な表情と共に首を振る。
何というか、自分が人でなしになった気分だ。いや、人でなしには違いないのだろうけど。

「…その方向しか、道を選べなかった連中だ。お前が気にかける事じゃない。お前は、正しい選択をしていれば良い」

己が道を違えかけているからこそ、正しい道を進む彼女にはそのままで居て欲しいと思う。
そんな思いは、口元を歪めただけの笑みと共に伝えられるだろう。

「無理をしなければ、守るべきものを守ることは出来ん。
心配するな。驕るつもりは無いが、多少は危険な任務も慣れているからな」

彼女の視線に気付くと、クスリと苦笑いを零しつつ穏やかな口調で言葉を返す。
まさか自分が心配されるなんて思ってもみなかったな、等と内心思いながら。
(11/27-01:11:23)
雪城 氷架 >  
「? 別に無償である必要はないだろ。助かるって結果は同じなんだし」

こういう考え方がお人よしなのか?と若干自分の言った言葉に首を傾げていた

「…哀れなんかじゃないよ。
 みんながみんなそうじゃないけど、不安からそういう方向に逃げるヤツだっている。
 そういうヤツを食い物にするモノは、悪いモノなんだ」

コートの前を留め、マフラーを首へと巻きながら…

「……うん、ああいう時間もなくなると学生生活寂しいしな。でも無理はするなよ?
 その…危ないことも、するんだろうし」

頷く少年に、少しだけ心配するような視線
あまり、大勢で行動するようなタイプには見えないからだ
(11/27-01:03:02)
神代理央 > 「時と場合によりけりだ。だが、俺が無償で人助けをする様な人間に見えるなら、お前は相当なお人好しだ」

彼女の口調に釣られるように、此方も僅かに冗談地味た口調と共に肩を竦めて見せた。

「…悪意、か。成る程、確かにその通りだな。そう思えば、薬に頼る連中も哀れなものだ。自身の満たされぬ心を、薬によって得る力で補おうとしているのだからな」

自身の言葉は、全て己自身を突き刺す刃となる。
彼女の言葉に頷き、風紀委員として至極当然な言葉を発しつつ、自嘲めいた笑みを漏らす事を耐える事は出来なかった。

「任せておけ。それが仕事だ。お前が屋上で優雅に昼寝する平穏くらいは、精々守ってみせるとも」

無意識に皮肉げな笑みを浮かべつつ、小さく頷いてみせた。
(11/27-00:56:34)
雪城 氷架 >  
「何だ、プライベートだったら助けてくれないってこと?」

冷たいなー、と、再び冗談めかして笑いながら、
はてなんのことやらとクビを傾げてから、スカートをはたいていたことだと気づく
そういえば前も似たようなことで苦言をもらった気がする
仏頂面してるけれど案外そういうコトに敏感なのかもしれない、なんて内心で思いながら…

「無理じゃないかな。
 異能者なんてみんな何かしら悩みを抱えてるんだ。
 真面目とか、不真面目とかじゃなくて、そういうのにつけこむような売り方してるトコ…。
 だから私はやんない。悪意を感じるから」

はっきりとそう言い切り、ベンチに向かうと置いておいたコートを羽織る

「手を出す生徒が増えないうちに、まぁ…頑張ってくれよ。無理しない程度に。
 一般学生なんて、風紀委員に頼るしかないしな、そういうとこ」

そういう薬の魔の手が、自分の友人に伸びる…なんてことは、想像したくない
(11/27-00:46:05)
神代理央 > 「…仕事だからな。当然だ。……それと、もう少し自分の服装を考えた仕草をすることをお勧めするがね」

僅かに彼女に視線を戻し、やれやれと言ったような口調で言葉を返す。
立ち上がった彼女に場所を譲る様に、少し後退って―

「……そうか。健全な生徒で居てくれて風紀委員としては安心する限りだ。全ての生徒が、お前の様に真面目だと良いんだががな」

淡々とした口調で答えつつ、その表情は僅かに曇る。
何せ、己自身は昨夜制御薬を受け取っているのだ。力を追い求めた故の行動であり、未だ服用はしていないが、それでも、彼女と相対するには僅かに良心の呵責を感じてしまうだろう。
(11/27-00:38:24)
雪城 氷架 >  
「でも介抱はしてくれるんだろ?優しいじゃん」

くすっと小さく笑って、よいせっと立ち上がる
ぱたぱたとスカートのお尻部分をはたいて、ふぅ、と呼吸を落ち着ける
…まだ少し鼓動は早いけど、いつまでも座っているのもなんである

「でも結果がなかなかついてこないからなー…。
 いっそ使えなくなればって思うこともあるけど、そういうわけにもいかないしな。
 …まぁ、でもだからって安易に悪いモノに頼るつもりはないから、安心してくれよな。風紀委員として」

頼りたくなる気持ちもわかるからこそ、制御薬なんてものには逃げない
はっきりと口にはしなかったものの、その意思を示した
(11/27-00:29:54)
神代理央 > 「…別に心配している訳じゃない。介抱する手間がかからない分安心しただけだ」

ふい、と視線を逸らし、ぶっきらぼうな口調で呟いた。

「周りに迷惑、か。…いや、そうだな。自覚をもって訓練に励んでいる事は、十分努力家だし、偉いと思うよ」

炎の巨人事件の当事者である彼女の言葉は、冗談と受け取って良いものかどうか僅かに悩んでしまう。
一瞬の逡巡の末、穏やかな口調で言葉を返しながら小さく頷いて見せるだろう。
(11/27-00:24:31)