http://guest-land.sakura.ne.jp/cgi-bin/uploda/src/aca2100.png性別
年齢16
種族人間
立場学生
学年2年生
異能『鉄火の支配者』『創造主への崇拝』『人造神の残骸』
魔術『肉体強化』『異能同調』『Gutsherrschaft』『神々の黄昏(ラグナロク)』
世界地球
所属風紀委員会

基本事項 Edit

本名:神代 理央 (かみしろ りお)
1月6日生まれ。父親の転勤に合わせて主に欧州・米国・日本を渡り歩く。

発色の強い金髪を肩に触れる程度まで伸ばしているが、基本的には丁寧に整えている。
紅玉の様な大きな紅い瞳を持ち、顔の造りも全体的に童顔。
身長こそ160cmと同年代の男子では平均(と言い聞かせている)だが、華奢な体格故に遠目からでは男子か女子か判断され難い。
日本人らしからぬ容姿と、性別すら間違えられる事から自身の容姿に関しての話題は避けがち。
誂われる様な事があれば、実力行使も辞さない。

日本人である父「神代 統(かみしろ すぐる)」とドイツ人の母「ディートリンデ・レーヴェンタール」を持つハーフ。
基本的に母親似で、日本人らしからぬ金髪赤目は母親譲り。寧ろ、高身長であり怜悧な男性である父親に似ている要素は余り無い。
身長はきっと伸びるはずだ、と背丈が伸び悩み始めた自身に言い聞かせる日々である。

私服はフォーマルな物を愛用する。
基本はテーラードにシャツの組み合わせ。気分に応じてラフな格好もするが、所謂「育ちの良いボンボン」の様な服装であることが多い。
また、親の仕事の都合上夜会や式典に参加する機会が多く、礼服はやたら数を揃えている。

父親は民間軍事会社「Alte Krone(日本名:古き王冠)」の創設者であり、日本支社支社長。
母親は欧州に君臨する大貴族の息女。
まごうことなき上流階級の出身で、両親(特に父親)に連れられて各国の社交界でマスコットを務める事もしばしば。
年齢に見合わぬ慇懃無礼な口調や敬語は、社交界で身につけたもの。
また、社交界で繰り広げられる大人達の舌戦と陰謀劇に感化され、周囲の人間に対して警戒心が強い。
無償の奉仕や親切心に対しては特に懐疑的で、寧ろ金銭による契約関係こそ尊いものでは無いかと考えている。

生まれた時から異能に目覚めていたが、力の制御については殆ど無知と言っても良い。
これは、後述する異能の性質上制御では無く発動の時間短縮と異能への順応を父親が優先させた為。
モルモットの様な扱いをされた訳では無いが、異能に順応する為の教育と訓練は、幼い理央にとっては大きな苦痛であった。
また、異能の訓練と称して紛争地域へと送られ、現地で敵対勢力の壊滅を黙々と行い続けていた。
その訓練と経験故に異能の発動と親和性は高いレベルで纏まっており、容易な召喚と召喚物への支配権を確立している。

性格は攻撃的・嗜虐的・唯我独尊の三拍子。この本性を隠す為に普段は熟れた笑顔と丁寧な言葉遣いを心掛けている。
但し、一般的な感性や道徳心に対して疎い所があり、同年代との付き合いは正直苦手な部類。
それ故に、悪意無く人の善性を否定してしまう事があり、それに反抗してきた相手を金と論理で叩きのめしてしまいがち。
それすらも、社会的には褒められた事では無いと理解はしつつ、その場の和を乱さなければ問題無いだろうと悪い方向に割り切っている。
格下・目下・明確な敵と認識した相手にはその本性を思う存分に発揮するが、無条件に媚びられる事や阿られる事は好まない。
また、哀れみ、憐憫といった感情を向けられる事を極端に嫌う。敵対する相手でなければ口は悪くとも甚振る様な事はしない。
あくまで、どの様な形であれ闘争の末に屈服させる事に意義を見出しており、その結果がどうであれ戦い抜いた事に価値を求める。
功利主義かつ国民国家主義な思想を持つが、これは父親の教育によるもの。
但し、思春期特有の反抗心と異能に目覚めた事により、その思想を実現しようと権勢を追い求め始める。

異能・魔術に関する情報収集と常世学園でのコネクション作成に己の異能強化を行うべし、と父親の命を受けて常世学園に入学。
学生街の一角にある高級マンションで一人暮らしを満喫しつつ、昼は学問に。
夜はコネクションを持つ大人達との面会や風紀委員としての任務に明け暮れる日々。
自分の事に関しては大雑把な一面があり、部屋では風呂と睡眠を取るだけ。
スケジュールによってはそもそも帰宅すらロクにしない。
読書と映画・音楽鑑賞を嗜むが、それも余程時間に余裕がある時に限る。



家族構成とPMCについて Edit

父親:神代 統(かみしろ すぐる) Edit

身長:185cm 年齢:37歳
漆黒の髪をオールバックに纏め、常にスーツ姿。
白金製のステッキを常に持ち歩いており、異能や魔術の発動媒体として利用している。

西日本を中心に重工業・化学産業に権勢を振るう神代家の一員であり、現当主「神代 総一朗」の長男。次代神代家当主の座が約束されている。
幼い頃から周囲の人間を支配する事に長けており、邪魔者を叩き潰し、配下を増やし、手段を問わず成り上がってきた。
大学生の時に訪れた欧州にてレーヴェンタール家とコネクションを持ち、Alte Kroneを設立。
異能・魔術双方の使い手でもあり、現在の戦争において能力者が果たす役割というものを身を以て理解している。
その為、兵士の派遣だけではなく兵器開発、異能・魔術の研究にも力を注ぐ。
使用する異能は『重力』と『冥府』に関わるもの。魔術については、基本的なものを一通り。
ワーカーホリックであり、家庭の事を顧みない冷徹な父親…とは周囲からの評価。
実際、息子である理央にも厳しい態度で臨む姿が多く見られた。
また社交界では大分浮名を流した人物でもあり、理央以外の子供の存在は認知されている子から表に出ない子まで様々。
彼を快く思わない者達からは、異能や魔術の発現を確かめる為に子をこさえているのだと揶揄される程。
但し、どんなに多忙であっても結婚記念日には自宅にいる様にしているらしい。

母親:ディートリンデ・フォン・レーヴェンタール(神代 ディートリンデ) Edit

身長:165cm 年齢:32歳
輝く様な金髪を腰まで伸ばし、柘榴の様な紅い瞳を持つ。

神聖ローマ帝国から続く大貴族であるレーヴェンタール家の長女。
貴族の息女として華やかな雰囲気を纏う一方で、人目の無いところでは天然&ぐうたらな一面を持つ。執事と侍女からの評価は『ぽやぽやした人』
息子の事を溺愛してはいるのだが、過度な愛情を持つが故に接し方が分からず、執事や侍女達に教育を任せきりになってしまった。
その結果、息子が実家を出て常世学園に入学してしまった事に深く落胆しており、どうにか呼び戻せないものかと思案している。
レーヴェンタール家に伝わる魔術として『支配』『神域』『空間』に関わる魔術を行使する。

神代家 Edit

明治維新から日本の重工業に多大な投資を行い、西日本を中心に重工業・化学産業に絶大な影響力を誇る一族。
とはいえ、大株主であったり、役員として一族の者を送り込む様な事はしない。
各企業や政財界のパイプ役としての側面が強く、エネルギー・重工業を中心とした神代コンツェルンを交渉の窓口として活用してきた。
大変容時にはいち早く影響力を持つ企業を取り纏め、復興の為にそのコネクションを活用し日本の重工業再興の礎を築く。
その為、現在の神代家が一族の歴史上尤も政財界に影響力を持つと言われている。
異能や魔術については大変容後に細々と研究していた程度。政商の側面が強い神代家は、異能や魔術を利益に繋げる様な思想は未だ薄い為。
現在は、嫡男である神代統が異能・魔術の研究機関に対して大規模な資金投資を行っている。

レーヴェンタール家 Edit

欧州社交界に君臨する神聖ローマ帝国から続く大貴族。欧州各国の王族・皇族と血縁関係を持ち、各国の皇位継承権を保有する。
その実態は、魔術・魔導の研究に心血を注ぐ魔術師の一族。
大変容前から一族の者は魔術を行使する事が可能で、時の為政者達にその力を貸し与える事で影響力を保ってきた。
第二次世界大戦では、その教義上的な信念から共産主義者と相容れず枢軸同盟に加担。多くの魔術師達を前線へと投入し、欧州同盟のパイプ役も担った。
しかし、枢軸同盟の敗北と欧州の共産化によってその影響力を大きく喪失。レーヴェンタール家の再興は大変容を待つ事になる。
大変容後は再び魔術の大家として権勢を振るう様になり、レーヴェンタール家が目指す『神に至る魔術』を得る為に異能・魔術問わず様々な分野の研究に邁進している。
現在は、日本からやってきた神代統と手を組んでPMCを設立。自分達の暗部としてPMCを活用しつつ、その息子である神代理央の魔術顕現に大きな期待を寄せている。

Alte Krone Edit

神代統とレーヴェンタール家が共同で設立した軍事企業。主な業務は兵士の派遣・兵器製造・魔術と異能の研究等。
様々な下部組織を統一し、様々な国家(主に欧州・南米)の軍部と結びついて軍産複合体の体を成す。 欧州本社ドイツ、ミュンヘン。その他北米支社(ワシントン)、英国支社(ロンドン)、南米支社(ブエノス・アイレス)日本支社(東京)が存在する。
その戦力は膨大で、大変容後に混乱の極みにあった中東、アフリカ、中南米、東アジア等の諸国に部隊を展開し経験を積んでいる。
その戦力は下手な中小国をも凌ぐ、とも言われており、通常兵器群から異能、魔術といった能力者まで戦力となり得る物を取り揃えている。
レーヴェンタール家が管理する欧州本社と神代統が君臨する日本支社の2つが実質的に組織を支配しており、欧州とアジアから世界各国の支社へ指示を出し、各地の紛争に介入している。


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Last-modified: 2021-06-06 (日) 17:34:19
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