2015/06/02 のログ
食堂儀 シェスタ > 大笑いする瀬名の声を聞きながらパンを食べる
まるでそれを肴にしているようで一種シュールな図にも見えた
「これは、私としては食べ物を粗末にするなと怒るところかしら」
「でもそこまで購入者に喜んで貰えればホットドッグも本望……?」
眉を少し上げると冷たそうに見える表情が少し柔和になる
頬杖をつきながら瀬名に仕方がないような物を見る目線を送った
「……昔から変わらないわね、貴方。いつも楽しそうで羨ましいわ」
「サンドイッチの魔力ポテンシャルを信じて防弾性能を自分の身体で試してみたときに懲りなかったのかしら」
そんな事実が存在したのか分からない冗談を口に載せた

瀬名 翔一 > 「いやいやいや。それは話が飛び交ううち、尾ひれなどが付着してしまったんだな」
「流石の私もサンドイッチを防具になどと。あれは良い食べ物さ。おまけに投げれば刺さるし斬れる」
「事実、遺跡発掘の際に大活躍さ。まるで気分は忍者! 手裏剣捌きを君にも見せてあげたかったね」
「いやあれはサンドイッチ捌きかな? ハハハハ!!」
「……まあ、冗談だけどね」

嘘か本当か非常にわかりにくい冗談に、後ろにいた学友が思えず「エエーッ!?」と声を上げる

「知らないのかね。ユーモラスは人を幸福にするんだ。そして何よりもモテる。わかるかい?」

学友はお手上げといった様子でシェスタに助けを求めるが、彼の大きな手が遮る

「まあまあ。レディを困らせてはいけないよ。それに私も小腹が空いてね」

指を鳴らしそのまま引き連れるように出て行く瀬名。
学友は酷く疲弊した顔で、シェスタに手を振っていた。

ご案内:「第一教室棟」から瀬名 翔一さんが去りました。
食堂儀 シェスタ > パンを口にしたまま顔を抑える。笑っているのかもしれない
なるほど、サンドイッチは投擲武器だったのね、私も理解が足りなかったわと肩を竦めた
「そうね。多分この世から全ての食餌がなくなったら、きっと私はユーモアを口にすると思うわ」
「その時は是非食べ方を教えて欲しいものね。舌に合えばいいけれど」
「……でも、もしかしたらこの世にある全ての食べ物を武器にされてしまったときかもしれないから」
「レディの最大の困った怨敵は貴方なのかもしれないわね」

冗談に冗談を更に重ねた
パンには何かを挟めば美味しいように、食事にもユーモアを挟むことを拒まない
去っていく変わり者の友人に同じように手を振り返すと
自分も今はユーモアよりも舌を満足させるパンに舌鼓を打つ作業に戻った

ご案内:「第一教室棟」から食堂儀 シェスタさんが去りました。
ご案内:「第一教室棟」に広瀬 琴葉さんが現れました。
広瀬 琴葉 > 「うーもーなんで課題なんて世の中にあるのー?」
ずるずると脚を引きずるように教室の中へ入り込む小柄な少女が一人。風紀委員の制服をきちんと着ている彼女は、紙と筆箱を手に持ちながら年中どの季節であろうとつけている赤いマフラーを揺らし席についた

広瀬 琴葉 > 「えーっと、なになに?えっくすたすわい……んあー駄目だわかんないよー。そもそも何で文字を足すの?数字だけで良いじゃん!」
開始数十秒もしないうちに机に伏して大きな独り言を言いながら嘆く。教室には彼女の連れらしき人影が見えないことから、おそらくは自主的に1人で課題に取り組んでいるのだろう

広瀬 琴葉 > 「うぬぬ、でもこのままだと落第しちゃうよー……先生ももうちょっと単位オマケしてくれたらいいのにさ!」
唇を突き出し膨れっ面をする。風紀委員というイメージから外れた発言をするものの、一応課題に取り組む気力はあるらしい。再びペンを取りプリントへと向かい始めた

広瀬 琴葉 > 数分後、頭からプスプスと知恵熱のようなものを出し、机につっぷした彼女の姿が見られる。どうやら奮闘した結果、課題に敗北してしまったようだ
広瀬 琴葉 > 「……ぬ、ぬぬ……課題めぇー……ヒーローのあたしをここまでピンチにさせるとは……侮れない……」
こういう時はどうするか、少し考えたものの、答えは存外すぐに出た
「そうだ、寝よう」
そんなセリフを呟き、まぶたを閉じた彼女はそのまま一時間程度の薄い睡眠を取ったのだった……

ご案内:「第一教室棟」から広瀬 琴葉さんが去りました。
ご案内:「」に食堂儀 シェスタさんが現れました。
ご案内:「」に食堂儀 シェスタさんが現れました。
ご案内:「第一教室棟」に志葉恭介さんが現れました。
志葉恭介 > 【黒詰襟に学生帽の少年は、講義が終わったばかりでざわついた様子の教室にてため息をつく】

参った。さっぱり分からない。
いんたーねっととかゆびきたすとか、横文字はさっぱりだ。

志葉恭介 > 【情報系の授業であったのだろう。スマートフォンを手にした異世界人の学徒達が談笑しながら教室を去るのを横目で若干恨めしげに見やりつつ】

……電話といえば、黒電話。
そういう時代はもう来ないのだろうか……

ご案内:「第一教室棟」にレセナさんが現れました。
レセナ > (帰り支度をしていると悩ましげな溜息が聞こえた)
黒電話、持ち歩きたいのでございますか?

志葉恭介 > 【投げかけられた言葉に視線を返す。女中服の少女。何度か授業で顔を見たことはあるが】

いや。あんな嵩張るものを持ち歩く人間の気が知れない。
どちらかというとその時代まで情報伝達が退行して欲しいと思っている。

レセナ > (この人はたまに授業で見る、古風な服装の、ええと、名前が思い出せない)
で、ございますよね。良かった、普通の感性をお持ちで。
あれが置いてある家にはたまに仕事で行きますがちょっと気を抜いてるときに鳴り響くと心臓にわるいのでございますよねぇ。
ああ、私、レセナ・ロディアと申しますフリーのメイドです。お見知りおきを。
(と、営業スマイルと共に会釈)

志葉恭介 > ……仕事、というと矢張り女中なのだろうかな。

あと、電子音のその……着信メロディ? というやつが不意に聞こえた時の方が心臓に悪いと感じる。
と、言うのは恐らく俺が恐ろしく文明から後退した生活をしていたからなんだろうけれど。

【これは丁寧に、と脱帽し、一礼】
志葉恭介と言う。探偵の真似事をやってる。
依頼があれば何でもどうぞ、ロディア同級生。お代は俺の昼飯三日分。

レセナ > ええ、勿論。おはようからおやすみまで、貴方を見守るメイドでございます。
(恭しく、スカートの端を摘み立礼しながら)
依頼は今は特にございませんが楽して稼げる単位の取得方法があれば頂きたいですね。

あれはもう慣れでございますね。鳴れ、だけに...
それとも志葉様は音楽はお嫌いでございますか?

志葉恭介 > 学生の身で女中働きとは、なんと勤勉な事か。
俺は楽して生活費が稼げる方法が知りたい。

【冗談にズレるメガネ。無表情に指でブリッジを押し上げて】

音楽は……嫌いではない。興味はある。エレキギタアなど憧れた事もある。
ただあの、何も設定していない時のぴこぴこ言う電子音が。なんというか耳慣れない。

レセナ > 最近は学生のほうが副業になりつつありましてねぇ...
(自嘲的な笑みを浮かべながら)
稼ぐなら単位でも売れば良いのでは?違法でございますが。

繁華街で生演奏をしているのをみると、つい足を止めたくなってしまいますね。
本格的なコンサートというのも一度は経験しておきたいものです。

(ポケットから自分の端末を取り出しヒラヒラさせて)
端末はお持ちでないのです? 自分で使っていれば気にならなくなるものでございますよ。

志葉恭介 > それは難儀な。
違法だな。やってやれん事は無いけれど、タンテイ仕事では無かろうしね。

【暗に違法であっても受ける事を仄めかしつつ、コンサートの言にはうなずきを一つ】

学園祭の時なんかは、流石に大小様々な催し事があるだろうね。
俺は昨年度のはタンテイ業が繁盛してしまって全く見て回れなかったけれど。

【見せられた端末には露骨に眉を顰め、学ランの内側から取り出したのは古いタイプの二つ折り携帯電話。画面はモノクロであった】

さっぱりわからないんだ。悪魔の機械か。

レセナ > 風紀や公安に目をつけられては仕事への支障が確実ですしね。
(流してください、本心でないからと首を振る)

昨年の文化祭は盛況だったそうでございますね。
ああ、同じでございます、私は喫茶のヘルプを5件ほどブッキングしてました。死ぬかと。

これはまた、レトロな......
(予想外の古代種に驚愕しつつ、メモを渡す)
私のアドレスでございます。何か入用の際は是非。

志葉恭介 > ま、連中は煩くするのがお仕事な訳で。

【肩を竦める。本気でそれが出来るほど真面目に勉学に打ち込んでいる質でもない】

……あぁ、それは。聞くだに死ぬかと。本当に随分と勤勉な事だな、ロディア同級生は。
誰か一人に仕えるということは考えないのだろうか。

【レトロと言われてむっつり顔のメガネは光った】

俺にとっては最早これでさえ更新不能な最先端技術の塊なのだよ……うむ。登録は、恐らく出来よう。それぐらいは覚えたから。

レセナ > 2級学生なんていう下賎な身では使い捨てられるのがお似合いだと、皆おっしゃるので。
(と、笑顔で応え)
仕事があるということは良いことです。
様々な人の色々な面を見るのは良くも悪くも楽しいですからね。

(むむむ、と暗くなりつつある雰囲気を散らそうとしながら)
少しづつリハビリしていきましょうねぇ... 技術はこわいものではありませんよ...

志葉恭介 > 【二級学生。この学園の負の側面の極致とも言える者たち。その身の上をてらいなく語るレセナに、その悲哀は感じられないが……故に、違和感を感じた。とは言え】

ふ、む。
需要に見合った供給というのは、分からない話でもない、か。

こわい。こわいが故に人類は色々なものを克服してきた。それは分かる。
故に俺も頑張らねばならない時が、来ているのかも知れない……

【なんだか余計に悲壮な決意を漲らせるメガネである。と、思い出したように】

そうだ、仕事、というか頼み事、というか。
掃除は好きかな、ロディア同級生。

レセナ > (なにやら悩みや覚悟や決断のようなものを感じつつ小首傾げながら)
好きか嫌いかでいえば得意でございますね?

志葉恭介 > それ好き嫌いで答えてないよな?

異邦人街の宗教地区に、小汚い祠があるのだけれど。
其処の掃除を、時折で良いから頼まれてはくれないか。

なんだか神を自称してる小さいのが居ることもあるがあまり気にする必要は無いと思う。
【俺も毎日掃除しに行ける訳ではないから、と結んでノートの切れ端に簡素な地図を書き】

面倒だと思ったら別に気にしなくても良いんだ。報酬をと言っても何分財布が軽くて、依頼という形にも出来ないし。

レセナ > おっと、これはうっかり。

異邦人街の宗教地区にある小汚い祠でございますか。畏まりました。
(地図を受け取り、端末に記録しておく)
ではこちらの方とも後日挨拶に行くとします。
仕事の合間に行くので御代は初回サービスとでもしましょうか。
余裕のあるときになにかご馳走してくださいね?

志葉恭介 > ああ、助かる。

【余裕のあるときに、という言葉にメガネが光った。吹き出る汗】

……う、む。助かる……美味い飯を奢らせて貰う。
そのうち。きっと。必ず。

レセナ > (だ、大丈夫かな、と若干の不安に苦笑い浮かべて)
む、無理ならよいのでございますよ?
二級の言う事など反故にしていただいても...

それではそろそろ本日の契約時間なので。
(会釈をして教室を後にしていった)

ご案内:「第一教室棟」からレセナさんが去りました。
志葉恭介 > ……いや。これは仁義と、矜持の問題だ。
この志葉恭介、報恩と約定を違える事はしない。しないったら。

ああ、講義終わりに引き止めて悪かった。
それではね、ロディア同級生。

【思いがけず起きた会話の機会。去り行く彼女に手を振り、ごくりと唾を一飲みしてから】
【手元の携帯電話との格闘を開始するのであった】

ご案内:「第一教室棟」から志葉恭介さんが去りました。
ご案内:「保健室」に来島宗仁さんが現れました。
来島宗仁 > 「ふーっ……」

カルテにペンを走らせながら溜息をつく。
最近は特に緊急出動の回数が多い。
彼の耳にも公安と風紀、両委員の対立の話は聞こえていた。

来島宗仁 > 「面倒な事増やすなっての……」

ぶつくさ言いながらもペンを止めない。
今日は緊急出動の担当ではない。
ただの宿直だ。このカルテを書き終わればする事もなくなる。

来島宗仁 > 「よっと……」

カルテを書き終わり、面倒な書類仕事は終わり。
コーヒーを飲もうとして――空なのに気付く。
仕方なくコーヒーメーカーでコーヒーを沸かしはじめた。

ご案内:「保健室」に士尺 流雲齋さんが現れました。
士尺 流雲齋 > 【ドアが開き、小柄な老人が顔を出して中をうかがう。】
こんばんはじゃよ。保健委員会の誰か、居らぬかのう?

来島宗仁 > 「ん……あ、こりゃ流雲齋先生!」

あわてて立ち上がり一礼する。
年上の人間、特に尊敬できる人間への礼儀は彼の骨の髄まで染み込んでいる。
早速傍らの椅子をすすめながら

士尺 流雲齋 > 【礼はともかく、椅子をすすめられると、流石に苦笑した。】
これこれ、来島先生や。
立場は同じ教師じゃし、そう畏まらんでもよかろうに。
ま、有難く座ろうかの。お仕事中じゃったかの?
【どっこいしょ、と椅子に座る。】

来島宗仁 > 「何をおっしゃる。先生はここの主みたいなもんでしょう」

苦笑すると、冷蔵庫から麦茶を取り出す。
本来なら緑茶のひとつもいれるところだが、あいにくこの部屋にそんな高尚なものは置いてない。

「いえ、もう終わりました。これから朝まで、退屈な宿直ですよ」

士尺 流雲齋 > 【小柄で分かりにくかったが、片手を持ち上げ、机に草餅の紙包みを置く。疲れた頭に糖分は必要だろうという、爺のささやかな心づかいである。ただし、珈琲に合うかどうかは知らないが。】
ここのて…保健室の主かい?儂よりもとんでもない身分なぞ、ごろごろ居るじゃろうに。
さて、すこしばかりやりたいことがあっての。“保健委員会”にもお伺いを立てに参ったのじゃよ。
【小さく笑うと、麦茶を眺める。有難い、ちょうど喉が渇いていたのだ】

来島宗仁 > 「違いますよ、俺たち教員の主って意味です――お、こりゃどうも」

酒も飲むが甘いものも好きな宗仁は嬉しそうに草もちを受け取る。
自分も丸椅子を引っ張り出すと腰掛け、早速草もちに手を伸ばす。
コーヒーとの相性は微妙だが、甘い餅は美味い。

「やりたい事、ですか?」

士尺 流雲齋 > はて、そう大層なことはしておらぬつもりじゃが。少なくとも記憶にはないのう、来島先生の言を信ずるならば、儂もとうとう本格的にボケてきたのかのー。
【冗談交じりにそう言い、ややまじめな顔で続ける。草餅は受け入れてもらえたようで、持ってきたかいがあったというものだ。】

…うむ。ほれ、中間試験が終わって少ししたら、『さまーばけーしょん』じゃろ?異能や魔術の制御に難がある学生もいるようじゃし、屋外実習をしようかと考えとっての。ちょうど農業区付近の獣らが活発化しておるし、そやつらを相手すれば、下手な対人の模擬戦よりはよほど身になるかと、な。

来島宗仁 > 「――また、スパルタですなぁ先生。
確かにそりゃ、万が一に備えて保健委員を何人か派遣しておいた方がいいですな」

保健委員は救急治療に長けた者が多い。
猛獣に襲われ大怪我をしても、腕利きならば適切に対処できるだろう。

「しかし今年はそこまで本格的にやるなら、収穫が見込めそうですね」

士尺 流雲齋 > おっと、そうじゃなあ。
やるときは、事前に人員貸してくれるよう、協力要請をしておかなければの。
【こりゃいいことを聞いたと、手をポンとたたく。収穫と聞けば、いたずらっぽくにやりと笑った。】

じゃろう?農業区の田畑も守れて、食料も減るどころか若干増える。学園都市の為にもなるじゃろう。確かにスパルタじゃが、得るものも大きい。最後まで参加してくれた学生諸君には、そう決して多くないが単位を進呈するつもりではあるよ。

来島宗仁 > 「なに、保険委員でも鍛えなおしたい奴が何人か居ましてね。
ついでに俺も行きますよ、フィールドワークは大好きなもんで」

こちらもにやりと笑う。
来島は生来のフィールドワーク好きであり、野草や薬草を採取するのが好きなのだ。
農業と聞いては黙ってはいられない。

「こいつは楽しみだな」

士尺 流雲齋 > 【思ったより好感触、しかも結構乗り気だ。老人はにこにこして話を続ける。】
おう、こりゃあ有難い。
まあさすがにタイマンではないがの。獣1体につきチーム戦で当たるようにしたいと考えておるよ。それと、万一を考えて、安全地帯の維持とストッパーをやってくれる人員もな。

来島宗仁 > 「そっちは専門の人間に任せましょう。
俺らはけが人の救護、農作業、それに色々な雑務なんかを担当させてもらいましょ」

近頃はけが人の救護で忙しく、なかなかフィールドワークにもいけない。
これは思いがけず良い外出になりそうだ。

士尺 流雲齋 > 一応猟友会に話は通す予定じゃから、安全地帯の維持は半分くらいなんとかなりそうじゃがの。
あとは、武器の使用を許可するとなると、……風紀委員会にも話を通しておいた方がよさそうじゃなあ。彼ら、多忙そうでなかなか捕まえる事が出来ぬのが困りものじゃが。
【困った顔で、そういった。】

来島宗仁 > 「風紀委員ですか――あぁ、ちょっと待ってください。
たしかこの前、会った子が……」

(ぴっぴっとスマホを操作し、この前会った少女、佐伯の情報を探す)

士尺 流雲齋 > む?もしかして、伝手があるのかの、そうなら連絡を頼みたいところじゃが……
【すまほはどうにもなれぬなあ、と呟きながら対応を大人しく見守る】

来島宗仁 > 「――ありました。メールくらいなら送りますよ」

俺もそんなに使いこなせてませんが、と笑いながら

士尺 流雲齋 > それでは、そうじゃなあ。
【しばらく考えた後、要点をかいつまんで伝えてもらう。】
この流雲齋が夏休み期間中に屋外実習をする考えであること、獣害対策だが戦闘があること、風紀委員会にもできれば協力を仰ぎたいこと。人員割けぬならば名前だけでも借りたいこと。このように伝えておくれ。
本来、儂が直接出向かなければならぬが、すまぬのう。

来島宗仁 > 「はい、承知しましたよっと」

ぴっぴっぴっとメールを送り終える。
同時にスマホがけたたましく鳴り響き

「俺だ、どうした――っち、またか!」

来島宗仁 > 「すみません先生、どうやら急患のようです。
ちょっと行ってきます」

手早く白衣を着込み、非礼をわびる。
保健委員に安息の時は少ないのだ

士尺 流雲齋 > む、お仕事かの?
承知した、儂に構わず、急がれよ
【素早く察して、それ以上は問わないことにする。】

来島宗仁 > 「すんません、フィールドワーク、楽しみにしてるんで!」

そして宗仁は急患の元へ駆けて行く

ご案内:「保健室」から来島宗仁さんが去りました。
士尺 流雲齋 > 【静かになった保健室に、残される老人。残っていた、ややぬるくなってしまった麦茶を飲み干す。】
さて、夜も更けてきたし、儂も帰ろうかのう。

ご案内:「保健室」から士尺 流雲齋さんが去りました。