2015/07/11 のログ
ご案内:「保健室」に嶋野陽子さんが現れました。
嶋野陽子 > 委員会棟に生活委員の姿が見えなかったので、先に保健室に挨拶回りに訪れる。
「こんにちはー・・・って、ここも空かしら」
(保健課員の登録とか、配属される保健室を知りたくて委員を探しているのに、みんなどこなのかしら・・・)
しばらくこの保健室で待ってみようと、保険医のデスク前の床に体育座りする。

嶋野陽子 > (配属が決まったら、今度は常備する薬剤の種類と分量を決めて、体内生産と備蓄の設定も変更しないと。)
入学決定通知書には、体内合成薬剤の保健室での利用についての許諾書が、私の署名捺印を求める形で添付されていたので、少なくとも利用する気はあるはずだ。

嶋野陽子 > (今日は特に予定もないし、少しここで待ってみるか)
入室者に威圧感を与えないように、床に体育座りしているのだが、それでも彼女の規格外れの体格は隠しようが無い。

嶋野陽子 > しばらくすると、生活委員会の委員がやって来て、配属は看護科の授業が多い第二大教室棟の保健室に決まったと教えてくれた。
早速移動しなくては。

ご案内:「保健室」から嶋野陽子さんが去りました。
ご案内:「保健室」に嶋野陽子さんが現れました。
ご案内:「教室」にユーインさんが現れました。
ユーイン > ピアノのある空き教室の使用の許可を得て、楽譜と授業を進めるための資料を挟んだバインダーを手に室内に足を踏み入れる。
授業まではまだ時間がある。

「今回はどうやら楽譜を読める人の方が少数派のようですね。最初のうちはソルフェージュを中心に、それから実技」

自分の授業を取っている生徒の名簿を眺めている。写真付きだ。

「これだけの顔と名前を覚えるのは……無理そうですね」

ユーイン > 「これから毎週ここの教室を使わせてもらえるんでしょうか。この学校の制度はまだイマイチよくわかっていませんが……。もし別の教室しか押さえられなかったら、生徒を振り回してしまうことになりますね」

困った、とばかりに眉尻を垂らし、小さくため息をついた。

「ここの生徒は個性的だと聞いていましたが、見た目が既に個性的ですね。圧倒されてしまいます……名前はこれ……なんと読むんでしょうか」

ユーイン > 「ふむ……この子は軽音楽が好きでこの授業を取っているんですね。困りましたね、電子系統の音楽についてはまだまだ勉強不足で……力になれることがあればいいんですが」

一ページ、また一ページと名簿を捲っていく。

ご案内:「教室」に御園生こよりさんが現れました。
御園生こより > 「……なんで私がこんな事……」

雑用を命じられたことが不服なのか、眉間にしわを寄せた仏頂面で、集めたプリントを抱えて音楽室へ歩いていく。

扉の前までたどり着くと、行儀悪くつま先で扉を引っ掛け勢いよく蹴り開けた

ユーイン > 「おや、御園生さん。なんですか、その扉の開け方は」

パタン、と名簿を閉じて、視線を今しがた現れた小さな女の子へと向ける。

「私に対して無礼極まりないですよ。それに、学校の設備はもっと大事に使いましょう。あなたが卒業したあともたくさんの人が使うんですから。わかりますか」

御園生こより > ユーインの言葉にフンと鼻を鳴らして

「こんな重い物を幼い女の子を一人で持ってこさせるアンタのほうが無礼じゃないの?」

つかつかと教室の中ほどまで進みいるとプリントの束を机に乗せて。くるりとユーインのほうへ向く

「年に3度も大掃除をするじゃない。それに私以外もこの開け方してる奴は大勢いるんだから、私が改めた所で何も変わらないわ」

ユーイン > 御園生の言葉を聞いて、夏の暑さを忘れるように涼しげな微笑みを湛えた。

「あなたは少し教師へ敬意を払うことを学んだほうがよさそうですね。お疲れ様です」

机のプリントを確認する。今日の授業で使うプリントのコピーを命じたが、印刷ミスなどが軽く見られる。
しかし、プリント自体が予定生徒数よりかなり多めに刷られているため、指摘はせずにミスの分だけを抜き取るだけにとどめた。

「だからといってあなたも同じことをしていい理由にはなりませんよ。――さて、お礼と言っては何ですが、今日の授業の予習をやりましょうか。お教えしますよ」

御園生こより > 「あんたがれでぃふぁーすとを学んだら考えてあげてもいいわ」

えらそうに手を腰に当て、髪をかき上げるような仕草をしてみせる。
無論二つに結われた髪はかき上げることなどできないので格好だけである。

お礼、という言葉にピクリと反応するも、続く言葉に顔をしかめて

「げぇえ~っなによそれ横暴!」

くるりと踵を返して

「帰る」

ユーイン > 「困りましたね。私は常に男女平等に考えているので」

大人の真似をした態度を前にして、少し困ったように眉をハの字にして笑ってみせる。

「横暴、でしょうか?喜んでいただけると思ったのですが。おや……御園生さん、このまま帰ってしまうと欠席がついて平常点が減点になってしまいますよ」

まるで気持ちは理解していないようだ。怒った御園生の背中に、無意識に厳しい言葉をかける