2017/04/18 のログ
■真淨在処 > (とはいえ、最近風紀委員会の一部がどーも探り入れてるっぽいしなぁ…世知辛いねぇ、ほーんと)
仕事中か、それとも終えた後か。どのみちかち合うと面倒にしかならない。
仕事と一部例外を除けば好んでドンパチする気も無いし、その時はさっさとトンズラでもしよう。
「……と、ゆーか報酬外だしただ働きとかマジしんどいし…」
動く基準は契約(報酬)、依頼主が反故にしたら報復で殲滅。それ以外では動かない。これ基本。
…あ、いけね煙草の吸殻落とした。拾い上げるのも面倒なので、指パッチンして吸殻を超高熱で跡形も無くした。
周りに一切被害が及ばないのは、それだけ力の操作性と安定性が高い証拠だ。
ご案内:「ロビー」にイチゴウさんが現れました。
■イチゴウ > 「こういう何もない時間ってのはいいもんだよほんと。」
HMTと巷では言われている四足ロボットが
機械音を立てながらロビーへと入ってくる。
現在は請け負っている任務が無いので
所謂休憩タイムといった状態である。
そうしてソファの前まで移動すると
一メートル前後の小さなジャンプをして
ソファの上へと乗る。その後にイチゴウは
特に何も考えずに辺りを見渡す。
この辺は意外に人がいない、今日いるのも
何やらだらけている生徒のみだ。
「・・・待てよ確かアイツはーー」
イチゴウはソファでくつろいでいる彼に
素早く顔を向けるとそのままじっと眺める。
■真淨在処 > 「……んぁーー?」
物凄いリラックスを通り越して間抜けな顔を晒しつつ、何か変な機械音の発信源に目を向けた。
…と、いうかその時点でもうソファーの上に乗っていた。…そうか、ロボットもソファーで寛ぐのかぁ、とすごいマイペース。
「おーーい、そこの…えーと、ロボットさん?個人的にジーッと見つめられるなら女子のほうが俺は好みなんだけどなー…」
と、気楽な笑みを浮かべてみせる。ただしまだ眠気があるのか目が半開きで露骨に眠たそうだが。
あちらの態度に比べたら、それこそ緊張感やシリアスの欠片もないダラけっぷり。
それが、ただの演技なら見抜かれもしようが…残念ながらこういう態度が自然体だった。
流石にロボットは珍しいのか一応、そちらを眺めてはいるが…姿勢はソファーに寝転がったままである。
■イチゴウ > 彼に声をかけられると
イチゴウはピクッと反応して
言葉を返す。
「ん?すまんね。
それといきなりで悪いが
キミは前の学生通りの一件を知ってるか?
ほら、怪鳥が大量発生したって話。
いやその時に遠くから眺めてた傍観者の一人が
妙に気になってね。もしかしたらキミじゃないかと
思ってたんだよ。」
あの一件自体、傍観者は大量にいたのだが
どうもその一人だけが気になった。
あくまで断定したわけではなく
推測で尋ねているだけだが。
「というか、かなりふにゃふにゃした
態度だな。ある生徒を思い出すよ。」
イチゴウの脳裏には
驚異的な記憶力を持ったある生徒が浮かぶ
ものをすぐ忘れるという意味でだが。
ご案内:「ロビー」に真淨在処さんが現れました。
■真淨在処 > 「…学生通り……あーあー…なーんか変な鳥が飛び回ってたヤツだっけー?…んー野次馬してたよーな気がしないでもないけど…覚えてねーなぁ。ナンパしてた記憶はあるんだけどなぁ…。」
惚けてる、のではなく素で騒動よりナンパしてた記憶の方しか無いのか…寝転がったままで器用に首を傾げる。
もっとも、例え彼が断定してもこの男の腑抜けっぷりとマイペースさから中身を伺うのは難しいだろう。
中途半端な演技ならまだ分かり易いが、態度が自然体過ぎるのだ。よく言えばお気楽、悪く言えば何考えてるか分からない…そんなイメージだろう。
「あーよく言われるねー。と、ゆーか肩肘張ったりしても疲れるだけだしなぁ。
そーゆーのは、生真面目な人に任せて、俺はノンビリと行くさ」
不真面目を体現したかのようなダラけた態度。入学したばかりでこれである。
彼が誰を思い浮かべたのか…赤毛の青年が分かる筈も無いが。
■イチゴウ > 「なるほどねぇ・・・」
彼がのんびりとした口調で質問に答えると
イチゴウは何かを考えながら発しているような
何ともいえない口調でそう呟く。
特に理由もないのだが何故かイチゴウは
この男のこの姿が本来の形であるとは
思えないでいた。
「まったく、そんなにダラけていると
単位を落とすぞ。キミも生徒だろう。」
イチゴウが寝転がったままの彼に対して
一応中途半端に警告をする。
ご案内:「ロビー」に真淨在処さんが現れました。
■真淨在処 > 「と、ゆーかロボットさんさぁ。俺なーんかしたのん?探りを入れてるみたいな感じよ?」
のんびりを体現したかのような、お気楽な表情と態度で尋ねてみる。
一見洞察力があるように思われるかもしれないが、別にそんな事は無い。
だって、ロボットとはいえ何とも言えない歯切れの悪さが相手にあったのだし。
そこから適当に考えていけば、探りを入れられてるという結論にもなる。
「んーー…あーー成績はキープしてるから、だいじょーぶだいじょーぶ」
起きる気が全く無いのか、ソファーをベッド代わりに寝転がった姿勢で、右手をゆらりと上げてヒラヒラ振ってみせる。
実際、成績に関してはトップクラスである…授業態度、もといサボリの多さで教師からの心象はあまり良くないが。
生徒は生徒だが、物見遊山的な気分で来たので最悪、退学になってもそれはそれで…というような態度である。
それに、中途半端な警告はさしてこのお気楽な赤毛には意味が無い。本気で警告されても多分この調子なのが困りものであろうが。
「と、ゆーかロボットさんも生徒さんとかそんな感じなん?この学園は魔境だねぇ」
■イチゴウ > 「いや?変容後の世界は常識が通用しないから、
とりあえず疑う事から始めるようになってんだ。」
彼のお尋ねに対してそう答える。
実際に何か匂うものを感じ
探りを入れているというのは事実だが
何の証拠も無い現状では
こういった行為も無意味だろう。
一応注意リストには加えておくか・・・
「だろうな。なーんかそんな気はしてたよ。」
成績の方は大丈夫という声に
イチゴウはため息をついて呟く。
実際こういうおちゃらけているヤツほど
成績が良いというのはある事だ。
「こんなのが生徒に見えるか?
ボクはただ風紀に飼われてるだけだよ
生徒でも教師でもないさ。」
ロボットなのであまり表情の変化は無いが
少し笑いながらその言葉を発する。
■真淨在処 > 「んー…あれもこれも疑ったらキリが無いんじゃねーかなぁ。つーか疲れそうだわ…あーロボットさんは疲労とか無さそうだわなぁ」
ふむぅ、と頷きながらも赤毛の青年はそう彼へと言葉を返す。
実際面倒だったり疲れたりとかは出来るだけ避けたい。楽して高みの見物ポジションが大好きだから。
さてさて、疑われるのは想定内であるし、事実上の初対面なロボットさんではあるが。
(んーー、取り敢えず注意しておこう、的な所かねぇ?)
自分への現時点での評価をほぼ正確に把握しつつも、思考を顔や態度に出さないのは基本中の基本。
と、いうよりもこのダラけたお気楽な態度はそういうのを自然と隠してしまう。
「あははーロボットさんそりゃ確信犯な質問じゃねーの。
まー成績くらいは高めにしておかないと、それこそ連日説教だろうしねぇ」
心象は悪いが、成績が良いというのがある意味でストッパーにもなっている。
とはいえ、サボリも多いのでどのみち説教コースになる事は多いのだが。
それも、マイペースで自由人だから割とすぐにケロッと忘れてしまうけれども。
「いやぁ、こんな学園だからロボットさんの生徒が居ても不思議じゃねーだろうさー。
て、ゆーか飼われてるって…風紀委員会さんも結構アレな所なのかねぇ」
ほへぇ、といった感じの間の抜けた顔でそんな感想を呟くように口にする。
とはいえ、アレでも化け物揃いだからこそこの島の警察機構にもなっているのだろうけど。
やっぱり風紀関係者とは面倒だからなるべく色々と回避したいものだとボンヤリ思う。
ご案内:「ロビー」に真淨在処さんが現れました。
■イチゴウ > 「まあ身体は機械だから疲労はないな。
だけどまあ面倒くさくなるというか
精神的に疲れるという事はある。」
機械であるが意思をもつ人工知能のせいで
疲れを覚えてしまっている。
これは進化というべきか劣化というべきか。
「ハハハ。まさか風紀が不殺主義を掲げる
正義の組織とかと思ってないだろうね?
どうしようもない連中は文字通り消されるし
特に罪が無くても風紀にとって面倒な奴も
消される、それが例え構成員でもな。
・・・この事は他言するなよ?」
イチゴウは風紀の汚れ役を担っているからこそ
良く知っている風紀の実態を話す。
しかしこの事実自体風紀に不利な情報であり
あまり言いふらすものではない。
ご案内:「ロビー」に真淨在処さんが現れました。
■真淨在処 > 「精神的…ねぇ?…んーロボットだから人工知能?なんだろーけど…ふーむ、よく分からんなぁ」
本当に分からないのか、それとも分かっているけど分からないスタンスを取っているだけなのか。
首を寝転がったまま傾げつつ…まぁ、結局ロボットではない身には関係無い事だと適当に割り切った。
「いやぁ…しょーじき正義とか悪とか割とどーでもいいというかなぁ。
まー正義だろうがなんだろーが、そりゃ汚い側面もあるんだろーさ…ってか。
…んー入学したばかりの新1年生に語って良い事じゃねーんじゃねぇかな、それ…」
苦笑というか、そんな感じの笑みを浮かべてみせるがただの笑顔にしか見えないかもしれない。
風紀の裏側を聞かされても、マイペースさは矢張り変わりはしないが。
肝が据わっていると見るべきか、単にお気楽な馬鹿なのか。それはそれとして。
どのみち、言いふらすとかそういう発想は最初から無い。
青年はただ、日和見で高みの見物と洒落込むだけだ。
■イチゴウ > 「いやーわかっている人で助かるよ。
まあこの事は警備ロボットの戯言として
流しといてくれ。」
相変わらず笑顔を浮かべている彼の真意は
わからない。彼にとって正義か悪かなどという
ものは気に留める問題でもないのだろう。
不意にイチゴウはあることを思い出して
もう一度彼の顔を見上げる。
「この際だから一つ案件に協力してくれないか?
今、風紀案件で一つの問題が浮上しててね。
なーんかスゴ腕の殺し屋が活動してるらしく
今の所二人いるという頭数の情報しかないんだよ。
普通こういう殺し屋ってのは刑事課の仕事で
大抵数か月でしょっ引けるんだが
今回の件は刑事課ではどうにもならないレベルで
特別攻撃課のボクにまで回ってきてるってワケ。」
刑事課の情報収集力を持っても
実態を掴めない奴らというものも非常に珍しい。
こうなれば虱潰しに生徒に聞いていった方が
かえって何か得られるかもしれない
そう判断してのこの質問だ。
そもそも目の前に
その殺し屋のうちの1人がいるという事実に
誰が気付けるだろうか?
■真淨在処 > 「はいよーーロボットさんのユーモアと受け取っておくさね」
正義を笑い悪も嗤う。中途半端のどっち付かず。日和見で眺めるのが真淨在処という青年のスタンスだ。
実際、正義とか悪とかそんなのはどうでもいいに等しい。誰も彼も行動や周りの見方次第でどっちにも転ぶのだから。
「んー?協力?別に構わんけど…って、え…殺し屋ってまたいきなり物騒な…。
…と、いってもなぁ…そんな物騒な知り合いも居ないし、そもそも目撃した時点で俺、多分殺されてると思うんだけどなぁ」
えー…と、いった感じの表情で。実際、青年の言葉はそんなに間違いでもない。
殺し屋なんて裏家業と関わった時点で、まず一般的な生徒なら命が下手すれば無いだろう。
「真淨在処」は、少なくともそういうのに関わって面倒になるのを嫌うタイプだ。
「…て、ゆーか…んーつまり目撃したら知らせればいーのかねぇ?
流石に、入学したばかりで、そーゆーハードな話題は全く聞いてないしなぁ」
首を傾げたままで尋ねようとしたが、流石に態勢がキツくなってきたのか身を起こす。
そもそも、二人の片割れはこの青年の別の側面でもあるのだが、まず「あちら」とこの青年の共通点が無い。
更に、「無貌」という通称の殺し屋は未だ誰もその素顔すら見た事が無いので有名だ。
殺し屋としてのランクは最高クラスで、風紀だけでなく公安からも目を付けられている。
それでも未だに正体不明、素性不明なのが不気味といえば不気味だろうか。
まぁ、正体を探ろうとした者は居たが全員見事に【行方不明】である。
「…ともあれ…いやーいち学生にはいまいち想像出来ない事になってるぽいなぁ。まーそれっぽい話とかも聞いたらそっちに教えるさぁ」
そして、「あちら」の自分がマークされてる事を全く態度に出さない。「真淨在処」は揺らがない。
そろそろ引き上げるつもりなのか、よっこらせー、とジジ臭い独り言ともにフラリと立ち上がり。
■イチゴウ > 「知らないか。
まあ入学したてらしいし無理ないわな
こういうのはやっぱ落第街とかで聞いた方が
効率いいのかね。」
イチゴウは気怠そうに呟く。
この殺し屋に関しては恐ろしいほど情報が
出てこない。本当に存在しているのか疑わしく
なってくるくらいだ。精神的に疲れるとは
まさにこの事だと思う。
「まあ目撃情報があれば一番いいが
それ以外の些細な情報でもあれば風紀に
知らせてくれよ。それが役に立てば
それなりの報酬があるはずだ。」
そう言いつつイチゴウは
ふとロビーの時計を見る
面倒くさいがそろそろ巡回の時間だ。
「パトロール開始時刻だから
そろそろボクは出ていこうかな。
学生として学生生活を頑張ってくれよ。」
そう言い残すとイチゴウはソファーを
ピョンっと飛びおりて
そのままロビーの出口へと歩みを進めていく。
■真淨在処 > 「んー…少なくとも、フツーに学生街とかで生活してる事が多い生徒はしらねーんじゃねぇかなぁ」
気だるそうなロボットさんの呟きに「ご苦労さんだねぇ」と、笑いつつ。
実際、無貌に関しては皮肉もこめて幽霊や亡霊扱いもされている。
「…目撃…は、したくないなぁ。俺はまだ死にたくないしさぁ。
あーでも、報酬は気になるなぁ。まー何か情報拾ったらお知らせするさぁ」
へらり、と笑いながらそう述べる。実際報酬はどの程度出るのかというのは気にはなる。
さて、気だるそうに立ち上がれば欠伸を三度噛み殺しつつ、これからパトロールという彼に笑いかけ。
「巡回ってやつかい?そりゃまたごくろーさんっつぅ事で。
そんじゃ、俺は寮に戻って寝るとするさぁ。じゃーなロボットさん」
相変わらず一貫してゆるーい感じの空気と態度のまま、右手をヒラヒラーと振って彼と反対方向へと歩き出そう。
(……いやぁ、思ったより「あちら」は注目されちゃってるんだなぁ)
寮へと欠伸をかみ殺しながら引き上げる間、そんな事をボンヤリと考えていたとか何とか。
ご案内:「ロビー」から真淨在処さんが去りました。
ご案内:「ロビー」からイチゴウさんが去りました。