2018/11/01 のログ
ご案内:「教室」に伊都波 悠薇さんが現れました。
伊都波 悠薇 > ふぅ、と一息
あぁ、なんとかここまで挫けず来たものだ

もう秋ーー

「寒く、なってきたなぁ……」

呟いて、教室ひとりーー

ご案内:「教室」にレイヴンさんが現れました。
レイヴン >  
(今日のオシゴトも滞りなく終わり、あとは帰るだけ。
 晩飯は何にするか、なんて考えながら歩いていれば、教室から何か聞こえた。
 もうじき下校時刻だというのにまだ残っている生徒がいるのか。
 余計な仕事を増やしやがって、なんて心の中で愚痴をこぼしながら扉を開ける。)

オイ、何やってんだ。

(そうして彼女に声をかける。
 確か名前は、イトワ、だったか。
 それも妹の方。)

伊都波 悠薇 > 「はい?」

首をかしげて振り向けば。

いた。だれ?

「……えっと、いや、その帰るタイミングをなくした、だけです?」

レイヴン >  
……あー。
数学のレイヴンセンセーだ。

(彼女の顔にはだれ?と大きく書かれている。
 デカい学校だ、教師が生徒の顔を知っていても、生徒もそうとは限らないだろう。)

タイミングってオマエ。
ダチとか帰るときに一緒に帰るだろうが。

伊都波 悠薇 > 「数学……」

苦手科目、というわけじゃない。もとい
得意な科目なんてひとつもあるわけじゃないのだけど

「あー……えーと……」

そう、友達がいればだが。
なんとも返しにくい、あれだった

レイヴン >  
――マジか。

(頭を抑える。
 まさかそうとは思わなかった。)

いや、まぁ、なんだ……悪かったな。

(ぶっきらぼうに謝罪し、彼女の斜め前の席の椅子に座る。)

伊都波 悠薇 > 「……?」

……なにがマジか、なのだろうか。
いや、分かりやすかった?
それとも……?

「なにか、謝られることありました?」

レイヴン >  
(察しが悪いのか気にしちゃいないのか。
 顔を見る限りごまかしているわけではなさそうだ。)

ダチいねぇんだろ。

(言いにくいことをズバリと。
 もう既にやらかしているのだ、今更気にすることもない。)

そういう時は謝るもんだろ、フツーは。

伊都波 悠薇 > 「……なんで、知ってるんです?」

言わなかったのに、分かったのは

「異能ですか?」

レイヴン >  
んな大層なモンじゃねぇよ。

(ポケットから煙草を取り出し、しかし教室だということを思い出す。
 舌打ちをして、火を付けずに咥えるだけに留めておいた。)

お前俺が「ダチ」っつったとき一瞬戸惑ったろ。
返事も曖昧だったしな。
あとは勘だ。

(椅子に座って黒板に向かう。
 こうしているとここに通っていたころが懐かしい。
 その時は黒板の前に立つ立場になるとは思ってもいなかったが。)

こちとら伊達にお前らの倍ほど生きてるわけじゃねぇ。
センセー舐めんな。

伊都波 悠薇 > そういう、ものか?
いくつもの推論からそこまで絞り
尚且つ当てるとなるとーー

「大層だと、おもいますけど」

あぁ、こういう場所だったと再認識