2015/06/12 のログ
ベリオクレース > そーーっとのぞいて……んひっ!!?!??
(さすがのアホもなにかまずい感じを察し、乱雑に包帯の巻かれた左手首を若干庇いながら、)
はははははっはは走ってないでーす!!断じて!!!おれは!!走ってないです!!!!
(怒られたであろう部分を間違った返答をした)
■矛海 遼 > ひたり、ひたりと職員室から出て、廊下に佇み―――――――
「聞こえなかったか―――――――静かにしろと言ったのだがな――――――?」
両手に氷によってつくられた刃が握られ、それで十字を作るように持ち構える
――――――ヤバイ、眼がガチだ――――――――――
ベリオクレース > あ、あ、あわわあわわわわ……!!!?(あまりの驚きに尻もちをついて情けなく涙目になる男)
お、お、おばおばお化け……!?ヒエエエアアアア………なんか持ってるしああああやばいあああ……!!?
こ、氷……?
■矛海 遼 > 怯えて腰を抜かす少年を見て、ふと
「………………ふむ。やはりこの脅し方は有効なようだ」
一言呟くと手元の刃が透き通るように消えて行き、廊下の寒気は無くなって行く。
ベリオクレース > っは、へ、え?何……なんだったの……あわ、こ、腰抜けてるよ……(涙目で立ち上がれないまま手足が震えっぱなしである)
(PLプロフリンク貼り忘れていたので直します)
ご案内:「職員室」からベリオクレースさんが去りました。
ご案内:「職員室」にベリオクレースさんが現れました。
■矛海 遼 > つかつかと足音を響かせ、明らかに人を殺してそうな冷たい目をした青年が歩み寄り――――――
「立てるか?」
一言呟きながら手を差し出す。
■ベリオクレース > っひー……たったたtt立てるよ、多分……
わー、怖い人だなぁ……(心の声を心の声に留めておけないのは生まれつきだ。差し出された手に左手を出そうとして、右手に変えた)
■矛海 遼 > 掴むとやや冷たい手で引き上げる。
「ふむ、あくまで指導としてだな。廊下は静かに、だ。わかるな?」
職員室から出て来たという事は教師なのだろう。
年齢はそこまで高くはなさそうだが。
■ベリオクレース > (逆に、こちらの通常より体温の高い手は熱いくらいに感じるだろうか)
よ、夜だし誰もいないと思ってさ……まっさかァ先生がブチ切れるなんて思わなかったんだよね~!(目じりに滲んだ涙を残しながらナハハと笑う)
……ご、ごめんなさい……(間をおいて、ぺこりと頭を下げた。結った髪が重力に従ってするっと落ちる)
■矛海 遼 > 「いや、解ればいい。試しにこの手法での指導という物があったので実践してみたが………なるほど、効果は抜群だ」
何か勝手に独りで納得しつつ、そちらに視線を向けて
「まぁ、暗くはなってきているからな。気を付けて帰るように。」
■ベリオクレース > 試しでビビらされたら困るよー。マジで怖かったよ……
おれさっき出て来たばっかだもん、もう少しぶらつくよ~
(なんとなく歩き出そうとしながら)
でもちょっと怖すぎたから暗いとこでやられたらお説教どころじゃないよー、おれだったら全力で逃げるよ!!できなかったけど!!
■矛海 遼 > 「あまり遅くならないようにするんだぞ?」
割と親切だ。顔が怖いだけなのかもしれない。
「さて……少しは目が覚めた。私は失礼するよ。」
その場で背をむけ、再び職員室へ向かって行く。
■ベリオクレース > はーい、了解でっす(大げさに敬礼のポーズをする)
あれー、どっこまでうたったかな……(そんなことを呟きながら出口の方へ歩いていくだろう)
ご案内:「職員室」からベリオクレースさんが去りました。
■矛海 遼 > 見送ると、ゆっくりと職員室に戻って行く
「…………名前、何だったかな?」
独り言を溢し、暫くした後にその場を後にしただろう。
ご案内:「職員室」から矛海 遼さんが去りました。
ご案内:「食堂」に岡部 吹雪さんが現れました。
■岡部 吹雪 > 「こう雨が続くと外にメシ喰いに行く気も失せるよなあ……。」
流石に深夜とあっては、いつも出迎えてくれる食堂のおばちゃんはいない。
当直の岡部以外に人はなく、インスタントコーヒーを片手に頬杖をついている。
■岡部 吹雪 > 目の前に積まれた書類は答案の山。
まあ見事に出来はまちまちで、珍回答の発掘は教師の醍醐味と言える。
あまり良い趣味とは言えないが、それぐらい愉しんでもバチは当たらないだろうというのが彼の言い分だ。
■岡部 吹雪 > 「えー。 『霹靂(へきれき)』、『曇天(うんてん)』、『熟慮(ねつりょ)』……いやいやいやお前。」
「こいつ問題読む気ねーな……。」
■岡部 吹雪 > 「まあ熟の字は熱っぽく見えなくもなくもない? ……のか?」
「こりゃ一般教養にも少し舵切った方がいいのかあ……?」
前髪をかき上げて雑にばさばさと頭を掻く。
考え事をするときは、たいていこうやって癖が出る。
■岡部 吹雪 > 「あー……腹減ったなあ。かと行って外は出たくねえ。ハイパー出たくねえ。」
「カップ麺でも常備してもらうかねえ、今度から。」
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
■シプリ > (きょろきょろと辺りを見回し人がいるのを見つけると露骨に舌打ちをする)
はあ、人が居るうえよりにもよっておっさんかよ……おっと、聞こえちゃったかな。
(にやにやとわざとらしく口元を押さえる)
■岡部 吹雪 > 「うるせークソガキ。聞こえてんぞ。」
スティックシュガーの包みを丸めたゴミが、今宵の空気を切り裂く弾丸だ!
手のひらをカタパルトとして、岡部の中指が強かに弾く!
■シプリ > (ふんぞり返っていたが間一髪で避ける)
おい、危ないだろ!当たってたらどうするんだ、僕の高貴な顔に傷でも付けたらパパ、じゃなくて……父様が黙ってないぞ!
(ぷんすか怒りながらコーヒーを奪って飲む)
にがっ
■岡部 吹雪 > 「お子様にゃコーヒーの深みはわかんねーんだよ。おらっ。返せ!」
ただのインスタントコーヒーでしかもスティックシュガーは二本分。
加えて文言はこれである。大人げなさが服を着るとこういった人間ができあがるのだろう。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
ご案内:「食堂」からシプリさんが去りました。
ご案内:「食堂」にシプリさんが現れました。
■シプリ > (大人しくコーヒーを渡す)
ふ、ふん!大人なのにそんな甘いの飲んでるわけ?僕なんてもうブラックで飲めちゃうから。
■岡部 吹雪 > ふんぞり返って残りのコーヒーを一息に飲む。
元より採点しながらの飲みかけだ。風味も熱もありゃしない。
「お? じゃあ淹れてやろうか? 湯ならまだまだあるんだぜ?」
備えつきのポットを指差した。この時間にも関わらず電源が入っている。
それもそのはず。先程岡部が補充したばかりなのだから。
「つーか、こんな時間に夜遊びたあ関心しねーな?」
「それこそパパ上に怒られちゃうんじゃねーの?」
■シプリ > え、遠慮しておくよ。あんまり飲みすぎると寝てるときおしっこに行きたくなっちゃうから駄目って母様に言われたし。
(岡部が座ってる場所とは少し離れた場所に座り)
パパ上って言うのやめろ。僕はもう子供じゃないんだ、だからこうして夜食を楽しみに来たのに……シェフはいないし汚いおっさんは居るし。もー最悪だよ。
■岡部 吹雪 > 「誰が汚いおっさんだよ誰が。」
文句を言いつつも備え置きのインスタントコーナーを漁る。
カップは新たに二つ。粉を適量、湯を少々。
具も飾り気もないのだが、不思議と漂うのは芳醇な香り。
シプリの前に出されたのは、即席のクラムチャウダーだった。
「まあ、飲めよ。」と対面へ座り直す岡部。
「夜食っつってもな。何かあったっけなあ。」
ずずいとクラムチャウダーを啜り、厨房の奥へと視線を向ける。
「そうさな、何かつくるのも悪くねえかもな。」
■シプリ > む……なかなか気が利くじゃん。
褒めてやろう、あちっ。
(カップを両手で持ち少し啜る)
作れるの?じゃあ僕ハンバーグね。
(クラムチャウダーをちびちび飲みいってらっしゃいと手を振る)
■岡部 吹雪 > 「いやいや。いやいやいやいやいや。」
「何故俺がお前の分までつくってやらにゃならぬ?」
「道徳の授業までしなきゃならぬ???」
「てめーの分はてめーでつくるのが男の料理ってやつだろうが。」
「あっ もしかしてアレです? お料理経験ナシです??」
「ママゴトやらずにどうやっておっきくなってきたんだよオメーよ。」
「アレか? お医者さんごっこか???? ン??????」
がっしがしとシプリの頭を乱雑に弄ぶ。
■シプリ > (頭を揺すられカップから少しスープを零す)
バカにするなよこのド庶民!!
大体お前教師だろ!生徒を丁重にもてなすくらい出来ないの?
うちの執事は靴下まで履かせてくれるぞ!
(急いでシャツに零したスープを近くにあった紙で拭き取る)
ん?何の紙だこれ、まあいいか。
■岡部 吹雪 > 「……あ。」
無造作に掴まれ今まさにカロリーを吸収してるのは、答案の一つ。
本来なら慌てて取り上げたところなのだが、提出者の名前に理由があった。
自分で自分の答案を布巾代わりにしたと、まあそういった光景だったためである。
「あーあ。これだから執事とかいう空想上の生き物を信じてるやつはだめなんだよ……。」
「そういうのは年齢一桁のときに卒業なさい。」
「サンタさんなんていないしナマハゲもいない。」
「テレビで話題のマスコットには、汗だくのおっさんが詰まってんだ。」
■シプリ > (そんな事は露知らず、紙をくしゃくしゃに丸めて岡部に投げつける)
は?いい加減僕を甘く見すぎだよ。
いくらなんでもサンタなんて信じてないし、
ナマハゲは祭の時だけおっさんが藁被ってやるんだろ。
そんな空想動物とうちの執事を同列に置かないでくれる?
うちの執事に汗だくのおっさんなんて詰まってないし。
僕に相応しい優雅でダンディなおじ様だし。
■岡部 吹雪 > 「まあ執事なんてどーでもいいんだよ。」
あーあと言いたげに紙くずを拾って伸ばす。
水分はあまり吸ってはないが、しわくちゃであることには変わりない。
応急処置とばかりに資料の山に挟み込む。これで綺麗サッパリ元通りなら言うこともないのだが。
「夜食って時間でもなくなってきちまったなあ……。」
「続きはまた明日にすっかな。」
大きく怠惰なあくびをひとつ。
壁にかけられた時計が指し示すのは、既に良い子が寝る時間には大きく過ぎているという事実である。
「戸締りすっから帰るぞ。」
■シプリ > じゃあ今回は僕の勝ちだね。
(何で勝負してたのかはよく分からないが、満足そうにカップの中身を飲み干す)
確かに……汚っさんもたまにはちゃんとした事言うじゃん。
今日はもう大人しくトイレ行って寝て、ハンバーグはまた今度作ってもらお……
(言いながらカップを厨房のカウンターに置く。
生意気な割に言われたらきちんと素直に従う辺りはやはり子供らしい)
■シプリ > く、ぁ……それじゃ、おやすみ……
(小さくあくびを一つ、のろのろと食堂を後にした)
ご案内:「食堂」からシプリさんが去りました。
ご案内:「食堂」から岡部 吹雪さんが去りました。
ご案内:「教室」に綾瀬音音さんが現れました。
■綾瀬音音 > (放課後の自習用に開放された教室で。心地よい風が入ってくる窓際の席でカリカリとシャーペンを走らせる。時折教科書だったり参考書だったりを確認し、記入し、書き込んだ内容を確認するを繰り返していた)後もうちょっと(後プリント数枚で出されていた山のような追加課題が終わるのだ。これが終われば定期考査までの間は心置きなく遊べる)
■綾瀬音音 > (自習室と言っても教科書を広げるだけでお菓子を食べながらお喋りをしている学生もいるし、音楽を聞きながら机に突っ伏して寝ている学生もいる。割りと皆フリーダムだ。勿論真面目に勉強している者もいるが)…………(プリント一枚片付けると、続いて今度は解答欄がまっさらなプリントを取り出し、それに取り組み始めた。もうちょっと、もうちょっと、等と呟きつつ)
■綾瀬音音 > (機械的に集中して取り組めば、片付くのは早い。いいペースで設問を埋め、また違うプリントを取り出して。ちらりと時計に目をやる。この様子なら終わった後に遊びに行く余裕もあるだろう。今は思いっきり遊びたい気分だった。すごく遊びたい。忘れてしまいたいことがあるからだ。どんなに遊んでも忘れられないだろうけれど)………………、バカ(誰かに向けて罵ると再びプリントへと。外から運動部の掛け声が聞こえてくる。平和だ)
■綾瀬音音 > (ペースが落ちてしまった手指にカツを入れるように眉を寄せると、再びプリントへと。――程なくして最後のプリントの最後の設問を記入する。それに安堵の息を吐きだすと、シャーペンを持ったまま机に突っ伏した。凄い開放感である)―――やっと終わった……。良かった……(あーあ、と大きく安堵に息を吐く。漸くこれで自分にとっては事後処理、と呼べるようなものは終わったのだ)
■綾瀬音音 > (暫く机に突っ伏して開放感に浸っていたが、のそりと頭をあげる。おでこが少し赤くなっていたが、気づいていないし気にしていない。身体も起こして勉強道具をしまいスクールバッグを持ってその場を後にする。職員室に寄って課題を提出したら、学生街にでも遊びに行こう)
ご案内:「教室」から綾瀬音音さんが去りました。
ご案内:「教室」に岡部 吹雪さんが現れました。
■岡部 吹雪 > 授業の終わりまであと少しといったところ。
今回の授業の進みは早く、教師本人が時間を持て余し気味であった。
昔の女の思い出話から始まり、メンヘラと破局したら身の危険がマッハだぞ!という痛烈な教えが生徒たちを直撃する。
「あー、そうだ。そういやスポンサー様から直々に特別授業のお誘いがあるんだよ。」
■岡部 吹雪 > 「転移荒野の方にまた化けモンが飛ばされてきてな。」
「野放しにするとそのまま市街地まで喰い進む恐れがあるらしい。」
「で、だ。うちの生徒の方で、実習もかねて討伐隊を出したいってワケ。」
ご案内:「教室」にクラスカさんが現れました。
■岡部 吹雪 > 岡部が言うには、身の丈5m程のワームが転移してきたため、周囲の転移物を食い荒らしてまわっているらしい。
島のトラブルに対して、基本的に不干渉を貫く常世財団ではあったが
実害が大きくなるとなれば野放しにはできないようだ。
公安や風紀は人と人とのトラブルで手が回らない。
故に時折、こういった"特別授業"が舞い込むのだ。
■クラスカ > (もうすぐ授業が終わる)
(いい加減腹も減ったし食堂へ行きたい。今日はカレーにしよう)
(大きな欠伸をすると、岡部に見つからないよう慌てて手で口を抑えた)
(壇上で行われている危険喚起の話は、机にうつ伏せになりながらふんふん、と頷く)
■岡部 吹雪 > 手元の資料を眺めながら、かつりかつりと教壇を中指で叩く。
「えー、ちなみに今回は出席日数+20。前回のテストに+30点の加点がされま……えっマジで!?」
「すっげーな、超破格じゃん。どう、お前らの中で誰か参加する?」
右から左へぐるりと生徒に視線を投げる。
その中には当然クラスカも含まれた。
■クラスカ > (基本的に無人の転移荒野なら、巨大地蟲程度放置しておいても新しく転移してきた邪神や神格、異界の勇者が打倒しそうですらある)
(生活委員会の巡回で何度か足を運んだ時も、ごく僅かな例外を除いて、荒涼な世界が広がっていた)
(早急な危険な低くても、別の目的があるか)
(邪な想像を巡らせていると、指名の声がかかる)
いいえ、僕は遠慮しておきます。
(笑顔で横に手を振る。そんな危険に巻き込まれるのは真っ平御免であるとの意思表示)
■岡部 吹雪 > 「そりゃまあ無理にポイント稼ぎに行く必要はねーよな。」
「もっとどうしようもねえ成績の奴に投げつけに行くべきか……。」
ヒゲの剃り残しを指先で掻きながら面倒くさげに言葉を零す。
「はいじゃあ丁度いいやクラスカ君!」
「何で俺がわざわざ募集かけたかわかりますか!」
■クラスカ > (知り合いに投げようかとどうしようもない生徒の情報を検索するも、どうにも誰も当てはまらない)
(落第だの留年の話も聞かないことだし、もしや皆「優」や「秀」ばかり取っている模範生なのか?密かに感心する)
はい!
(名前を呼ばれて小学校の授業かと勘違いされるほど元気よく立ち上がると)
分かりません!
(月並みすぎる回答を出した)
■岡部 吹雪 > 「元気があってよろしい。着席したまえ。」
「では皆、この機会によお~~~~~っく聞いてほしい。」
「つまりな、生徒が誰も立候補しねえ場合な、俺たち教師が派遣されんだよ!!!」
勢いよく諸手で教壇を叩く。ひりひりとした痛みが残り、岡部はちょっと涙出た。
「よく聞いてください。先生は今週末忙しいんです。」
「めっちゃ女遊びしたいし、バイクをブンまわしたいんです。」
「あわよくば女をブンまわしたい。わかりますね? ありがとう!!!」
「だっからさあ~~~~誰か行かない? ね? いこ???」
■クラスカ > (元気よく着席。隣の生徒は「もっとマシな答えはなかったのか」という胡乱気な視線を向けている)
(それと全く意に介せず、はははと笑った)
先生……そんな自己のエゴイズムに塗れた、やむを得ない事情があるなんて!
(わなわなと震えると、周囲に声を張り上げて)
みんな!どうしたんですか!
岡部先生がこんなに涙ながらに頼んでいるんですよ!
先生が婚期を逃すのは嫌ですよね!
僕はどっちでもいいけど!
(不穏な発言を混ぜ「自分は絶対に行かない」の意思表示を頑なに崩さず、他の参加者を募る)
ご案内:「教室」に沙塚 凛さんが現れました。
■岡部 吹雪 > 「いやいやいやいやいやいや婚期は関係なくない!?」
「ちょっと失礼し過ぎじゃないそれ!?」
「岡部先生こう見えてまだ26よ? まだまだ男盛りよ??」
「普段先生と接している君たちには、よお~~~くこの魅力が伝わっていると思います。」
「ほら、どんどん先生のいいトコ挙げたくなっちゃった!」
「じゃあまず出席番号一番前からどんどん挙げていこうか。」
「ほら」
「さあ」
「はよ」
圧のある視線が一番前の生徒に投げかけられた。
答えに窮するのは当然で、言葉を濁そうにも岡部の視線は人殺しのようにとても冷たい。
とても冷たいが、その表情はとてもニコニコ。
元気いっぱいだ。
「まだ?」
■沙塚 凛 > 黙って授業を聞いて…もう授業とも呼べない状態だったが。2人の問答に、こらえきれず笑い出す
「ぷっ…く…… あはははははっ あは…は…っ!」
「正直は美徳言うけど、正直すぎるのも困るなぁホンマ…はーおもしろ…」
■クラスカ > (『常に最悪の事態を想定して行動しろ。事態はそれの斜め上を行く』)
(過去の兵法家、ヨシオ・トガシの至言である)
(このままだと悪目立ちした自分が一人で吊るし上げを食らう未来は明白だった)
(それだけは絶対に回避したい。今後円滑に学園生活を送るためにも)
(槍玉に挙げられた生徒に内心感謝しながら)
(新しい生贄に捧げられそうな声の先へ、視線をやる)
■岡部 吹雪 > 「ちょっと強引ぐらいがオトナの女にはウケるんだよ。」
「俺ぐらいになると、夜のお店じゃ大スターだからよ……。」
沙塚の言葉に少し自信の二文字を思い出すが、そりゃあ大スター扱いだ。
なんせ相手はそれが仕事なのだから。
「沙塚君はどう? やんない?」
「なあに、ちょっとでっけえミミズだって。」
■沙塚 凛 > 「はぁい。ミミズは畑的には益虫やからウチはやらんでおくわぁ」
くつくつと、まだ笑いが収まらないのか目元に浮かんだ涙を拭いつつ投げやりにそう応える。そんな彼女は造園部部員であった。
「なぁにせんせ、そんな人手足りとらんの? それともそんなに週末の用事外せんの?」
■クラスカ > (26歳。世間的には結婚し子供の一人がいても何ら不思議ではない年だ)
(が、実際この学園で教師をして毎日の非日常に曝されていると、そんな余裕はなさそうである)
(生徒相手に結婚した先生とかいるんだろうか)
(やや不謹慎な思考が頭を過る)
(実際岡部の授業は嫌いではない)
(授業中の雑談内容はともかく、生徒と近い距離を目指すため歩み寄りをしようとしていることも伺える)
(一人なら絶対にノゥと言うが)
(沙塚が攻撃を担当してくれるなら参加してもいいかな、くらいの義理立てをするつもりはあった)
■クラスカ > (あっ悪い方向に風向きが流れそうだぞ)
(白羽の矢が立たないように、少し顔を俯かせる)
■岡部 吹雪 > 「そりゃそーだろおめーよォー。」
「よく考えてもみてください。」
「土日は人間おやすみしないといけないんです。」
「何故そこでも仕事を? おかしくありません??」
「お前ら生徒は教師なんてクソくっだらねー授業してるだけだと思ってるかもだけどなあ。」
「実際には授業のための準備とかの方が倍時間かかってるし、自給換算にするとお前らのバイト以下だぞ。」
そこには世知辛い、オトナの都合があった。
■クラスカ > おとなっていろいろたいへんなんだなあ。
ぼくはこどもなのでわからないや。
(誰か他に我こそは、という猛者はいないのか)
(慌てて周囲の様子を探る)
■沙塚 凛 > うんうんそうやねぇと頷きながら岡部の話を聞く。
準備は大変、採点も大変、きっと言う通りなのだろう。
造園部だって畑から適当に野菜をもいで売るだけでぼろ儲けとか思われてる節はある。岡部の話はとても身に染み入るものがあった。
だが。
「ごめんなぁ。ウチ、普通のモグラくらいしか倒せんから…もっと魔法使いさんとか当たっておくれなぁ」
心情を考えれば協力してあげたい。できる事なら。
しかし悲しいかな、沙塚は荒事に関してはどこまでも普通の農耕民族であった。
■クラスカ > モグラ退治できたら、農具持って殴るだけで巨大ミミズ倒せそうですけどねえ。
(唇を尖らせ、自称農耕民族の沙塚に呟く)
(どうにも話が進展しそうにない)
(本当は行きたくないんだけどな、という雰囲気全振りで、静かになった教室の中、恐る恐る手を挙げる)
危険手当も出ます?
骨は拾ってくれます?
再来年には岡部先生のお子さんが見られそうですか?
■岡部 吹雪 > 「残念ながらお子さんの姿は期待できません。」
「だって育児ってすっげえ~~~~~めんどっくさそうじゃん。」
「俺やだよ。ゴム付けたくないけど子供はいらねえ。」
ふわあとあくびを一つ。
「危険手当はまあ、さっき言った加点とかじゃねえかな。」
「他にはなんもねえな。」
■岡部 吹雪 > 「はあ~~~~~~~~~~。」
「じゃあ仕方ないです。先生があとで始末つけに行きます。」
「土日と言わず、ちゃっちゃとやっつけてくりゃいいんだろ!」
といったところでチャイムが響く。
「じゃあ今日の授業はここまで!」
「次のテストは極悪に難しいヤツにするから覚悟しとけよ貴様ら。」
「馬謖が山頂に布陣したときの諸葛亮みたいな憤りを見せてやるからな!」
■クラスカ > うわっこの人責任とらない気だ!
それが大人のすることかと聞かれたら、大人だからやるんだろだと返しそうな悪い大人だァー!
(じったんばったん。本当は心の底から駆りだされなくて良かったと考えている)
(もし駆りだされたら、なんだかんだ理由をつけて、岡部を盾に逃げ回っただろう)
ご案内:「教室」から岡部 吹雪さんが去りました。
■沙塚 凛 > 「開拓区の怪物って鍬くらいだとちぃと厳しいんよぉ? こないだも海岸で機動部隊が壊滅しとったし。あれは怖かったねぇ」
クラスメイトの方を向いて、笑顔で答える。
「頑張ってなぁセンセ。開拓村に被害が出る前にやっつけてくれたら野菜一封くらい差し上げますけぇのー」
暴言を吐き捨てる岡部に向けて、これまた無責任に応援を。次の授業はバッくれよう。そう決めた。
■クラスカ > あ、お疲れ様でした。
(出て行く岡部に軽く頭を下げる)
(次のテストは赤点が増えそうだな、誰のせいだ)
(自分は棚に上げ、参加の意思を示さない他のクラスメイトを内心非難する)
(なんとなしに、途中で野次を入れた沙塚の様子を観察してみる)
■沙塚 凛 > 教師の捨て台詞もどこ吹く風、大きく伸びをしてついでに欠伸を一つ。
あふ…と気を抜いた表情にはテストを難題化させ来週を地獄に陥れた事への反省も見えない。
欠伸を終えると、不意に一瞬クラスカの方へと視線を移す。
もし目があったなら野次仲間へと笑顔で手を振るが……
■クラスカ > (視線は沙塚と交差する)
(いい意味で土くさい話、またミミズに対する蘊蓄から、つい最近入学したようなニュービーではなく)
(数年は在籍している、そこそこやり手の女生徒。そんな雰囲気を受けた)
(こちらも笑顔で手を振り返すと、勢いよく椅子を引いて立ち上がる)
さて、と。
……先生の仕事、減らしてあげようかな。
ご案内:「教室」からクラスカさんが去りました。
■沙塚 凛 > 先の問答から悪戯っ子なのかなとみれば、案外と落ち着いた様子で力強さを感じた。
あぁ言う子が開拓村で頑張ってくれたらきっと色々やれる事は増えるのになぁ、お願いしてみよかなぁ…と考えている間に、彼はさっさと立ち上がって行ってしまう。そう言えばお昼時だった。急がないと色々と混んでしまうね。
「さ…って。お昼は何にしようかのぉ」
転移荒野の災害が解決する事を祈りつつ。教室を後にする。
ご案内:「教室」から沙塚 凛さんが去りました。
ご案内:「教室」にマリーさんが現れました。
■マリー > こちらの世界の数学と呼ばれる学問は、複雑怪奇ですね………。(今日はちゃんと制服。普段からして打っても投げても力の限りしているエネルギーあふれた姫様の姿はそこに無く、とほほー、と居残り学習を嗜む、すっかり萎れた姫様の姿。)
確かに以前教えて頂いたような気はするのですけれど、…………(数字を見やる。嗚呼、なんだろうこれ、ぼんやりと覚えていないような覚えていないような。)
■マリー > ……確かに教えていただいたのは事実なんですが、……忘れてしまったんですよねぇ……(終わったら帰ってよし、と言われてはや30分は経過した。解けない。最後の二問だけ、どうしても解けない。)
………ああ、今日も土が私を呼んでいると言うに。(やるせない、切なげな表情で外を見る。運動したい。)
■マリー > (こうやって外を切なげに見つめていると、まるで今の環境を悲しみ、遥か遠くになってしまった故郷を憂う姫君の姿に見える。見えるだけ。)
………この二問を終えずに帰ってしまったら、………………きっと怒られてしまいますね……(はぁぁぁ、っとため息。深い深い、ため息。)
………………(また窓の外を見る切ない表情。実際のところはテストでガッツリ睡眠を取って怒られてからの補習。その途中で現実逃避をしているだけである。絵になる現実逃避。)