2015/06/11 のログ
ラヴィニア > 身動ぎした遠条寺に再び首を傾げる。浅く半眼の瞳がまっすぐ遠条寺を見ている。
面白い女性だなと考えている。
自分の周囲に今までいた人間はもっと2つのどちらかが多かった。
つまりもっと洗練され隙のない者。己を遣う者か、あるいは強敵。
または愚か。有象無象の敵か、あるいは肥えた半島の豚。
目の前の“お姉さま”はその身が洗練され張り詰めてはいるのに、同時に一瞬一瞬でストンと抜けたようなものを感じる。

「ドレス、ですか。そういったものには縁がありませんわ。
生まれてこの方修道院暮らしでしたもので。
こちらでは着物というものがあるのでしたわね。お姉さまはそう言ったものをお召になられるのかしら」

遠条寺菖蒲 > 一瞬の挙動不審にラヴィニアの視線が冷たくなったような気がして、
不審な人と思われただろうか、などと勘違いする。

「勿体無いように思うわ」

着物。
着物か、確かにこの島に着て式典やまれに普段着で着る人を見て印象は変わったものだけれど、私の持つ着物は戦装束だ。
あまりいい印象はない。

「何度か着たことはあるけれど、私が着て似合うかしら?」

着物を着た自分の姿と言うのは写真にも鏡越しにも確認したことはないので似合うのかは分からない。

「自分ではちょっと分からないから」

ラヴィニア > 「あら」

着たことがある、という言葉ににこっと破顔する。
叩く、というほどではないが開いた手をあわせ

「あまり詳しくはございませんので、なんとも申せませんけれど、いつか是非見てみたいものですわ。
ええ、ええ、そうですわね。ですからよろしければいつか見せてくださいねっ」

言葉尻がはねて、そのまま手を差し出す

「それでは体も冷えますし、参りましょうか」

遠条寺菖蒲 > 「分かったわ。そのうち見せるわ」

こう純粋に期待されるのは悪くない気持ちがある。
だから、自分の着物姿というものにあまりいい印象がなくともいいかと思うのだった。

「約束するわね」

と差し出された手を握って「そうね」と言葉を返して屋上の出口へと向かう。

ラヴィニア > 「ふふふ❤」

微笑んで、先達に従い歩いて行く。
やや前を行く後頭部を眺め、目を細める。
このところ色々と厄介もあったが、それでも今日はいい夜だとラヴィニアは思った。

遠条寺菖蒲 > そして案内に不安のあった菖蒲は微妙に手を引くはずがラヴィニアに手を引かれる感じで屋上を後にする。
ご案内:「屋上」から遠条寺菖蒲さんが去りました。
ご案内:「屋上」からラヴィニアさんが去りました。
ご案内:「保健室」にサイエルさんが現れました。
サイエル > 「……ふぃー……あー……疲れた。ひっさびさに、疲れましたぁ」

保健室に到着……ゆっくり腰を下ろし、机にぐでーっとなる。
おっさんがしてもむさいだけで可愛らしくともなんともない。
さて、珍しく何故このおっさんがこのようなことになってるかというと
今までサボっていた分を、マダムに見つかり
そのツケを払っていたわけなのである。おのれ、マダム
恐ろしきマダム。なにが恐ろしいって、きっつい香水をつけているのに
ぐいぐい迫って来るからか鼻が曲がりそうになるのである。
壁ドンされなくてよかったと心からおも……うんぬんかんぬん。

「……タバコタバコー……」

がらっとい窓を開けて、タバコを口にくわえる。
実際すってはいけないが、今この時間は誰も来ないはずだし
誰も見ていないはずだ。保健室は今日も平和である。
いや、平和でなくてはならない。おもにサボるために

かちっと火をつけて。一本、一本だけと心の中で言い訳しつつ。
ゆっくりと、味わいながら……

サイエル > 「あ゛~~~~……」

なんともだらしがない声である。
まぁ、仕方がない。今後のサボリのためと言い聞かせ
鼻地獄攻拷問に耐えながら、ドリルギュルルルマダモンの
監視を乗り越えてのここなのだ。
せいいっぱいだらけたとしても誰にも文句は言われまい。

なによりここは保健室。我が城、マイホーム。
何をしようとも、誰に文句を言われるあれはない
などと言い訳武装をしつつ、お酒を取り出して
ウォッカを楽しむ。
この前の匂いの騒動はなんだったのかぁ、なんて
思い出しながら。思いっきり怠惰する。

「あ゛~~~~。ももいろの、あっめっぇ……」

なんかそんな音楽あったような気がするなぁ
とか考えつつ。だらけ声に音楽を混ぜて

サイエル > 「はぁ……すっきりしたぁ……」

短くなったタバコを携帯灰皿に突っ込み。
お酒のグラスと瓶をしまって。
手当キットと一緒になっているカバンにしまい込む。

「……最近仕事しすぎだなぁ。もうちょっとサボらないとやってられないねぇ」

先日の駅前の騒動。それに今日。
重労働である。一ヶ月サボる権利が必要だ。

「さて、今日はどうサボったものかな……」

もうすでに仕事は終わったものだとみなして。
顎をさすりながら、静かに静かに考える。
また交流記録をしても面白いかも知れない。

考えるのは嫌いじゃないのだ。
動かなくていいし、なにより今時恐ろしい忘れちゃう病気の対策にもなる。はず……なにもしないよりかは。

「話すのが一番だそうだけどねぇ」

生憎ただのおっさんである。ナンパの成功率は0・003%。現在何千連敗……だったような気がする。

「あー、やめやめ。落第の方でも行ってみるかなぁ……」

サイエル > 「そう。こういう日こそ。サインをもらったセカンドアルバムを聞くに限りますともさ。ええ、ええ」

自滅して沈んでしまった心を癒すため。
CDプレイヤーで、オキニの曲を流す。
大音量。その音をイヤホンで独占しつつ。

「……さってとぉ。行きますかね」

カバンを片手に。白衣を靡かせながら。
ゆっくりゆっくりと保健室を後にした。
たまーに、腰を手でノックしながら……

ご案内:「保健室」からサイエルさんが去りました。
ご案内:「保健室」に音糸さんが現れました。
音糸 > (ガララとドアを開けた生徒は保健室に入ることも難しく)
(開けた方の引き戸に捕まりつつ)
あのー、ちょっとベッドかりていいですかぁ~……
あ、ちょっと風邪薬もいただきたいのですが……
(目の下に大きなクマを作りつつヨロヨロとベッドに向かう)

ご案内:「保健室」に蓋盛 椎月さんが現れました。
音糸 > (学業と委員会の掛け持ちがここまでキツイとは想像していなかった)
(委員会活動をすれば単位がもらえるとはいえ、そこは学生)
(学べるものは学びたい、音糸はそういう生徒だった)

ふぅー、はぁ……この固い布団も体調が悪い時は天国のようなやわらかわさですねー……

(履いてた上履きを寝ながら床に投げると掛け布団を腹に乗せて目を瞑る)

蓋盛 椎月 > (ほどなくして保健室にいかにもTHE 保健の先生で~すといった風情の
 白衣の女性が入ってくる。
 人の気配を感じて)

……ん? 誰か寝てるのかな~?

音糸 > んがっ!?
(不意に声がして思わず飛び起きようとしたが目眩がしてそのまま枕に逆戻りする)
(白衣を着ている、ということは保険の先生だろうか)
あー、先生すみませーん、ちょっと風邪気味なのでベッド使わせてもらってますー……
(と、蚊のなく声で)

蓋盛 椎月 > あ~、いいよいいよそのままで。無理しなくて。
(安心させるための笑顔。手で押しとどめるような仕草。)

(ノートと鉛筆を手に携えてベッドに近づく。)
あたし養護のフタモリー。よろしくね。
一応名前だけでも教えてー、利用者さんは名前書いてもらう決まりだから。
風邪薬とかお水とか持ってこよっか?

音糸 > (具合の悪い時に親切にしてもらうと、その人が天使に見えるのは気のせいではない)
(ただちょっとタバコの香りがする天使だけど)
い、いるみ ねいと ともうしますー……
(自分で書きますといわんばかりに起き上がるが体が鉛のように重く再びベッドに吸い込まれる)

<風邪薬とかお水とか持ってこよっか?
お、おねがいしますー……
(藁にもすがる思いだ)

あのー、ふたもり先生、こんな時になんですがー
風邪とか具合が悪いのを治すような異能を持った子って存在するのでしょうかー……?

蓋盛 椎月 > ほいほーい。いるみねいとさんねー。(サラサラと名前を書く)

(一度引っ込んで、がたがたと何かを探すような音。)
(「誰だよウォッカ入れたバカは~」なんて声)
(少しして戻ってくる。手にしたトレイには
 洗面器、濡れタオル、風邪薬、コップの水、体温計が乗っている。)

治す異能? あたしの異能ならなんでも治せるよー。
……ただ、副作用としてちょっと記憶がトんじゃうんだよねえ。
具合悪かったのいつから?

音糸 > (何やら不穏な音と独り言に寒気がました気がする音糸)
(少し上体を起こしてトレイの水を「ありがとうございます」と言いつつ手にすると)
(一応、チェック、これは……水だ!)

(風邪薬の袋をデコピンの要領でパンパンとひさし指で弾き、袋の下に寄せ、封を切り口に流し込む)
(そして水で一気に流し込んだ)

ふぅー、飲むだけでもなんだか生き返ったきがしますー……

(Yシャツのボタンを二つ外して体温計を脇に突っ込むと再び仰向けに倒れる)

何でも……!すごいですね先生……!
(記憶が飛ぶと言っても深刻に捉えることなく、昨日の晩飯を忘れる程度だろう、と思った音糸)

具合はー、三日前くらいからフラフラしてました……
体動かせば元気になると思いましたが、
そう簡単にはいきませんでしたー……

(トホホ、という表情を浮かべて)
(ピピっと体温計が鳴る、取り出し見てみれば38.6度であった)

ご案内:「保健室」におこんさんが現れました。
蓋盛 椎月 > (ペロッ……それは水です!)
(体温計を回収して)
あー結構熱あるね~。しばらく休んでいきなさい。
歩けなかったら帰りは付き添ってあげてもいいから。

三日前か。随分無理するねえ。
疲れてる時はちゃんと休んだほうがいいよー。
自己管理大事大事。
(たしなめるような口調)

記憶飛ぶ副作用はさー、症状が長期的なほど強くなっちゃうんだ。
どれぐらい飛ぶかは大雑把にしか予測できないんだけど……
ヘタしたら三日間の記憶全部消えちゃうかもね。
……それでもいいならやるけど。
(衝立の向こうで、何やらカチリとした金属音)
(荒事に親しんでいたら、拳銃の引き金を引く音とわかったかもしれない。)

おこん > しづきー、ワシのヴォトカ知らぬかえ?
だいぶ前に友人にもらったものなんじゃが、見つからんてのう…
ピョートルって書いてあるやつなんじゃが…おや、患者さんか。
済まなかったの。 別に邪魔するわけではないから、治療を進めるが良かろう。
うるさくするわけではないでのう。
(がらー。 扉を開けるなり、失せ物を探すおばあちゃん的な感じで蓋盛先生に問いかける。
 寝てる生徒を見ると、おや、と小さく声を上げて。 とりあえずうるさくしないように、
 その辺の椅子におとなしくお座り。 狐にだって人をいたわる気持ち位ある。
興味津々な感じで蓋盛先生の治療を見る構え。)

蓋盛 椎月 > おこん先生のかーい!(思わぬ来客にデコピンをかます)
てっきりサイエル先生あたりが置いてったやつかと思った……
(消毒液の隣にしまわれていたウォッカの瓶を取り出して
 おこん先生に手渡す)

あんまり眺めてても楽しいもんじゃないですよあたしの仕事。
お菓子でも食べます? なんかいろいろあるんで……
(棚を開けると柿の種やらコアラのマーチやら
 駄菓子がどんどん出てくる)

ご案内:「保健室」に相楽 満さんが現れました。
音糸 > (生活委員会なのに自分の生活は守ってないとは)
(まるで医者の不養生ではないか、これからはちゃんと自己管理しようと心に決める音糸)

(ふと、可愛らしい耳が目に入ると軽く会釈をする)
(確か先生だったはずだが、そもそも保健室にお酒をとか色々考えたらまた熱っぽくなったので考えるのをやめた)

なるほそー、症状に合わせて記憶がなくなるんですねー……
あ、じゃあ、せっかくなんでー、治療をお願いしてもいいですかー?
(あくまで好奇心で言ってみたが、嫌なSEが耳に響くと背筋に冷たいものが)
カチ?
(TVでよく聞いた音だが、まさかねぇ)

相楽 満 > 「失礼しま……っておぉーい。
 また満員ですか!?」

ドアを開けて開口それ。
どうも最近人が多いなーとぼやいた。

音糸 > (ドアの前の男子生徒に申し訳なさそうにすみませんという表情を送った)
(この保健室、こんなに人の出入りが激しいのかと軽く驚いたりもする)
(きっとふたもり先生の人柄がみんなを呼び寄せているのだろうと思った)

おこん > いたっ…
(患者さんがいる手前あんまり大っぴらに騒いだりしない。
 でこピンされておとなしくヴォトカを受け取って。)

あ、おかしいっぱいあるんじゃな。じゃあちょっといただくとするかのう。
ワシこれ取ったー。
(なんかオブラートに包まれた立方体のゼリーのやつを掲げる。
 名前はわからないけど、とりあえず口の中に放り込んでもぐもぐ。
 会釈をしてくれた生徒には小さく手を振ってご挨拶して。)

ほー、それを使うんじゃな…見た目ちょっと物騒じゃの。お、また負傷者じゃぞ。
満員御礼なのは結構じゃが…これ、そこな男子生徒。 外でなにか起こってるわけでは
あるまいな?
(二人も保健室にいると、先生としてはちょっぴり心配。
 一応確認といった調子で問いかける。)

蓋盛 椎月 > (音糸の目の前に、ひょっこりと衝立の影から蓋盛が姿を表す。
 片手には映画とかでよく見るリボルバー)
いいならやっちゃうかー。一発で楽になれるよー。楽にね。
(ニコッ)

あら相楽くんじゃん。(拳銃を手にしたまま振り向いて)
どしたの具合悪くなった? それともまた検査?

相楽 満 > 「検査もしたいんスけど、ちょっとシップもらいたくて……
 筋トレしすぎて体中バッキバキで。
 あ、表は大丈夫ッスよ。なんか誰か叫んでた気がしますけど」

へらへら笑い、女子生徒に気にするなという感じで手を振った。
そのまま空いてるベッドにまっすぐ。

「あれ、蓋盛先生治療ッス?
 気になるんで見てていいッス?」

音糸 > (やっぱりぃ!?)
(不穏だ!不穏すぎる!!)
(正直ごめんなさいと言って逃げ出したい気持ちでいっぱいだが)
(それよりも、この突き刺すような頭痛の方をなんとかしてもらえるなら!)
(これはもう楽になるしか!)
(しか!)
(と、決意を固めた音糸)

おねがいします……!

(手と手を胸の上で組み、祈るような形になるとバチっと目を閉じる)
(若干プルプルしてるのは決して恐怖してるわけではない)
(ただの寒気だ!と思い込むことにした)

蓋盛 椎月 > なんか人増えたしお茶でも入れるかな~。(湯沸し器で湯を沸かし始める)
お茶請けなら(駄菓子が)たくさんあるし。

暇な時はかーなーりーヒマなんですけど、
来るときはなんか急にドサッと来るんですよね。
もう少しペース配分を考えて来て欲しいものです。
(皮肉っぽい苦笑。もちろん本気で言っている素振りではない。)

湿布? ほいほい。(棚からサイズさまざまな湿布を取り出して渡す)
いつもお疲れ様ー。
何よー二人して。そんなにあたしが誰か面倒見てるのが物珍しいのかしら……。(ちょっと口を尖らせた)

音糸 > (すごく団欒ムードだ……!)
(拳銃片手にお菓子を用意したり、湿布をだしたりと非日常な光景が広がっている……!?)

(あれ、もしかしてこの学園、結構バイオレンス?とか思う音糸)

おこん > まあ誰かが叫んでおる程度なら気にすることはなかろう。
(男子生徒の言葉に、それならよい、と満足気に頷いた。)

怯えとるのう。 しづきー、もうちょっとこう、心を和ませるっちゅうか…
(メッチャ死にそうな顔で決意する女生徒を見てちょっぴり不憫になったので、
 そっと蓋盛先生に声をかける。)

なんじゃなんじゃ、言ってくれればワシが茶くらい立てる…
うん、まあそうじゃよな…今の世の中湯沸し器よな…
(出番?!って立ち上がりかけるけれど、さすがは保健室の主、
 行動が素早かった。おとなしく座りなおして、マーチングコアラをもぐもぐする。)

相楽 満 > 「大丈夫だよ、そこの女子ー。
 怖いかもしれねーけど怖くねーし」

蓋盛女史からもらったシップを腕とか腰とかに張りながら言い放った。
慣れているのか理解しているのか、そこはわからない。

「あ、お茶までもらえるんッス?
 やー、来てよかったッス!」

完全に居座るつもりだ。
おこん先生と一緒にお菓子をもりもり食べる。

蓋盛 椎月 > はいじゃあ目瞑って、耳塞いでー。
痛かったら言ってくださいねー。(言ってみたいだけ)
えいっ。

(破裂音。
 結構無造作に音糸に《イクイリブリウム》を撃ちこむ。
 あんまりオススメはしない治療法なのだが、本人が強く希望するならしかたない。)

(実際の所痛みはなく、それは一瞬で終わる。
 いままで引いていた風邪が嘘だったかのように、
 シャッキリとした目覚めのような気分になるだろうが、
 その代償としてこの三日間の記憶は霞がかったかのように
 大変いい加減なものとなるだろう……
 授業とか大丈夫?)

蓋盛 椎月 > あたし心のケアニガテでして……
せめて安心するように笑顔を見せたんですけど。(多分逆効果だった)

(立ち上がりかけて座るおこん先生を見て)
あっひょっとしてジツでなんとかしてくれたりできたんですか。
すいませんあたし文明の子でして……。
まあ客人だし大人しくもてなされててくださいよ。
(とかなんとか言ってる間にも湯が湧いて
 ティーバッグの紅茶が人数分出てくる)

なんかこう言うことしてるから保健室がたまり場になるんだろーなー……
(お菓子をモリモリ食べている二人を見て)
いやいいんだけど。一人じゃヒマすぎて死ぬし。

音糸 > (いやいや、怖いですよ!撃たれるんですよ!)
(撃た)

(破裂音。

ん、んんー?
あ、あれ……確かは私は学園の漏水調査をしてて……?
それでー、なんだっけ?

(驚くほど視界と思考がクリアーになっている)
(が、なんだろう、この空間は)

(隣に男子生徒がベッドでお菓子を食べ)
(可愛いと評判な狐の先生がちょこんと座っていて)
(保険医の先生が、拳銃!?何に使うのそれ!?

あ、あのー、私……

(ブレザーのポケットから着信音が鳴る)
(慌てて取り出し、スマホを耳に当てる音糸)

え!?実験室で水道管が破裂!?分かりました、すぐいきます!

(ベッドから飛び降りると、無造作に置いてあった上履きに足を通し、ドアに駆け出す)

あ、あの、その、ありがとうございました!!

(恐らくお世話になった保険医の先生に素早くお辞儀をするとダッシュで廊下に飛び出していった)

相楽 満 > 「ぶっちゃけ蓋盛先生の笑顔怖いッス。
 銃持ってるしすっげー怖いッス」

横からぶっちゃけた。
口いっぱいにお菓子を詰め込んでハムスターのような顔になっている。
紅茶も遠慮なく頂いて啜り始めた。

ご案内:「保健室」から音糸さんが去りました。
おこん > まったく、普段は可愛いのにこういう時だけ悪い顔になるんじゃのう…
(先生の言葉にふむん、って鼻を鳴らして、落ち着いた調子でお茶を頂く。
 尻尾の1本を使って、上手にソーサーを保持しており実際便利だ。)

おおー、元気になったのう、よかったよかったが……なるほどのう。
(コストとして記憶に障害を残す。それを体現するように混乱する女生徒を見て頷いた。)

相楽 満 > 「……すげー勢いで行っちゃいましたね。
 でもホントに治るんスね。
 しかもあの感じだと、俺がやってもらうと記憶全部吹っ飛びそうってのもわかるッス」

紅茶を一口啜ったら、口の中のお菓子が無くなった。
まさにイリュージョン。

「おこん先生は何しに来たんス?
 怪我ッス? 病気ッス?」

ご案内:「保健室」にコゼットさんが現れました。
コゼット > 「今、この辺から発砲音がしたのですが!?」
(ガラッと大きな音を立てて戸が開けられる。そして、中に居るメンバーを確認すると)

「……ああ、そういえばそうでしたね…。」
(何か納得したのか、静かに扉を閉めてその場を去っていった)

蓋盛 椎月 > (あっ効きすぎたな……)
(そういうこともある)
(嵐のように去っていく音糸の背を
 少しばかり寂しそうに見送った)

こ、怖い……? あはは怖いかーそうかー。
(半笑いでがっくりと肩を落とす。ショックだったのだろうか)
体質の問題なのは知ってるけど、それにしてもめっちゃ食うねキミ。
ハタから見てると結構おもしろいな……。

(おこん先生の言葉に咳払いして)
あーほらすぐ可愛いとかそういう事言うーダメですーダメダメー。
まあ見ての通りどんな怪我や病気でも一発でポンですよ。
なんかあったら選択肢のひとつとして覚えといてくださいね。

(自分もデスクの椅子に座って、お茶を啜り始める。)

ご案内:「保健室」からコゼットさんが去りました。
相楽 満 > 「コゼットせんせ……あれ、行っちゃった」

すばやく来てすばやく去っていった姿に一瞬ぽかーんとする。

「銃無いと全然怖くねーんスけどね。
 慣れてないと絶対怖いッスね」

再びもりもり、口いっぱいにお菓子を入れ始めた。

蓋盛 椎月 > あー、そうそう、そうなんですよ。
(入っては去っていくコゼットを見送った)

最近は慣れた人ばっかになったけど
コゼっちは日が浅いからなー……。
(苦笑いしてひとりごちる。)
(やっぱ日常的に発砲音がして
 火薬と煙草の臭いが立ち込める保健室はどうかと思いますね
 おかしいと思いませんか? あなた)

おこん > ”治る”のはそうじゃが、果たして代償はいかほどか…。
肉体のダメージに依存するのか、そうでないのか…。
ワシは特別な力を持っとるわけではないからのう。
(もっちもっち。なんかグニグニしたものをかじりながら、
男子生徒の言葉にお返事。自分に水が向くと、にやりと笑って。)

なんじゃ、聞きたいのかあ? 野暮なやつよのう。
そこにべっどがあるじゃろう。 それから大人が二人おるじゃろう。
そう言ったらいくらおぬしでも勘付くであろう?
(神妙な調子で答えてから、ころころと笑い声を上げる。
 冗談ととるか、真に受けるか。 いずれにしても楽しい。
 咳払いをする蓋盛先生をチラチラ見て、口元を緩ませる。)

…あれ、コゼット。 なんじゃ、あやつも茶を飲みに来ればよいのにのう。

蓋盛 椎月 > (パイ菓子の袋を剥いて中身を口に運ぶ)
統計的にはダメージの重篤さと期間に比例する感じですね。
似たような傷でもある程度個人によってブレがあるのでなんとも言えませんが。
心の傷とかも治せるんですが、そっちはもっとわかりづらいかな……
(さらさらと、先ほど名前を記入した保健ノートとは別に
 《イクイリブリウム》の使用記録ノートに記入している。
 どうやらいちいち記録を取っているらしい。)

おこん先生は元気だなー……(呆れたような、感心したような真顔)
あたしは別に構いませんけど。

相楽 満 > 「あーなるほど、恋人なんス?
 同性の云々って最近増えましたしねー」

もしゃもしゃとお菓子を食べ、飲み込み。
ふと気付く。

「……んん?
 つまり俺完璧邪魔者じゃないッス!?」

おこん > お、おぬし…そこはこう「ええーっ先生同士がー!」とか
「保健室でこっそりとか生徒じゃないんですからー!」とか
そういう…そういうのないの…? っていうかしづきも突っ込んでくれぬのかえ…?
(思ったよりもツッコんでくれない二人に、若干ショック気味の表情。
 狐耳は力なく伏せて、力なく尻尾が垂れる。)

ま、まあワシはな?元気がとりえじゃからな! 元気があればできることはできるでのう。
まー、しづきの世話にならぬようにじゃな、きをつけんと…
(きちんと記録をとってる蓋盛先生を見ながらおせんべいを思い切りかじる。
 別に八つ当たりではない。)

相楽 満 > 「先生同士だからじゃないんス?
 こんなとこ住んでたら、そりゃ先生同士で恋仲になるっておかしいことじゃないと思うッス。
 ……あと先生が『生徒がこっそり』とか言うもんじゃないと思うんスけど……」

変なとこにツッコミを入れ、へらへらと笑った。
塩気が欲しくなったか、持参していたピーナッツの袋をかばんから出し、机に乗せた。

蓋盛 椎月 > 恋人か~~どうなんだろうな~~正直よくわかんないな~~
(ちょっと真剣に唸って語尾を伸ばす)
っていうか結構スッて受け入れたね相楽くん……あたしもびっくりしたよ。
いや話が早くていいんだけど。

えっあっ今突っ込んだほうがよかったんですか。
ほら先生が見境ないKEDAMONOなのは知ってたから……。
むしろ「お主も混ざって三人でやっても構わんのじゃよ?」
とか言い出さないぐらいの良識はあったんですね~。
(へらへらと笑う)

おこん > だからじゃないんす?じゃないわい! そこはもっとこう、健全な男子ならこう…
まじっすか!!まじっすか!!!ぐらいのこう、なんて言うのかのう…食付きがな?
あってもいいじゃろ? 別にワシは生徒が公序良俗に反しない限り何してもいいと思っとるわい。

今のは突っ込むところじゃるろうよー!! たしかにワシはKEDAMONOかもしれぬが…
おぬしとこやつが良いというなら、3人でまぐわうのもやぶさかではないが…
いやそうではない!そうではなーいッ! なんじゃそのゆるさは! もぉぉー!
人を化かすのが狐なんじゃよ! フツーに受け止められたらワシ困るじゃろ!
(んもー!!って二人の態度に手をバタバタさせて猛抗議。)

相楽 満 > 「すんげー喧嘩とか起きてるよりずっと健全じゃないッスか、先生同士の恋愛なんて。
 ……いや俺はそう思うってだけッスけどね?」

ばりばりピーナッツを噛み砕きながら言い放った。
彼にとってはさほども驚くことではない、ということらしい。
現に表情はまるで変わってない。

「……スンマセン、おこん先生。俺健全じゃねーんッス。体も、多分心も。
 俺にそんなことする資格もないッスから、何言われても多分逃げてると思うッス」

申し訳なさげに笑い、手をひらひら振った。

蓋盛 椎月 > 確かに相楽くんちょっと他の男子に比べると悟った感じあるよね。
なんかここ純というか童貞というかそういう男の子が多いからさ~。
(カップを片手にのんきに笑う)

相楽くんのことはよく知りませんけど、
あたしは普通の人間としちゃ感覚がちょっと違うのは
自分でわかってますしねー。
前にも似たようなことおっしゃってましたが
化かすには相性が悪いんでしょうよ。
はいはい、怒らない怒らないー。ポッキーあげるから。
(宥めるような口調で、ポッキーをおこん先生の口に突っ込んで食べさせる)

おこん > そうなのかのー。健全もくそも資格も三角もあったもんではないと思うがのう。
相良は老成しておるよなー。 ふぃーりんぐが違うというやつかのう。

うぬぬ…おぬしらのようなやつらがなー、童話で狐を化かし返すんじゃぞ。
そんで狐がこんこん泣くことになるんじゃよ…
怒っとらんもん、全然怒っとらんもん…
(宥められて、さらにポッキーを口に突っ込まれたら文句の言いようもない。
 そのままもぐもぐ。 甘くておいしいから余計に怒れなくなる。)

相楽 満 > 「いやそんな大したもんじゃないッスけどね。
 病気の関係で、そんなんに興味持つ資格も無いってだけで」

へにゃりと笑い、お菓子を食べる。
だが二人の雰囲気に、やはり邪魔だろうかと感じてきた。
出たほうがいいのだろうか、でもお菓子が美味しいし。
口にはしないが、あからさまにそわそわしだした。