2015/08/19 のログ
ご案内:「休憩室」に四十万 静歌さんが現れました。
■四十万 静歌 > 「~~♪」
図書館の休憩室。
軽食も売られていたため、
ちょっと苺サンドと紅茶の組み合わせである。
ゆったりもぐもぐと優雅に休憩中。
難点があるとすれば、強いていえば、
図書館の本を読みながらとはいかない点だろうか。
致し方なし。
■四十万 静歌 > 「のんびりゆったりしすぎて、
なんていうか、ここに住みたいくらい……
……
流石に怒られますよね。」
まぁ、元より泊まる施設でもなし。
いい考えではあるんだけど、
残念だなあ、なんて、
思わずちょっと苦笑してみたり。
■四十万 静歌 > 「……」
もそもそもきゅもきゅ。
美味しいけど、何か物足りない気がする。
何が足りないんだろうと、
不思議な顔で首をかしげた。
ご案内:「休憩室」にサリナさんが現れました。
■サリナ > 「住むには人目が多いような気もしますが…」
彼女の独り言を聞いてしばらくしてから声をかける。
目の前に居る彼女は、どこかで話をした気がして、顔を見るうちに誰だったかを思い出した。
サンドイッチと紅茶を両の手に四十万さんの前に立つ。
■四十万 静歌 > 「ふぁぅ!?」
まさか、反応があるとは思わず声をあげようとして、
口が一杯でした。
もむ・・・もむ・・・もきゅん。
と口の中のものを食べきって。
「おおお、サリナさんでしたか、
こんばんは。
人目は確かに気になるかもしれませんね。」
盲点でしたと、感心した目で上目遣いに見るだろう
■サリナ > 「どうも四十万さん、お隣失礼します」
私の事、覚えてくれていたみたいだ。ならば話は早いと、
一言断りを入れてから彼女の隣に座ってサンドイッチの包みを広げる。
「でもこういう場所で寝泊まりする人居るみたいですね。確か…なんとかカフェとかいう場所で」
■四十万 静歌 > どうぞどうぞと、横をすすめて
「ネットカフェですか?
確か、あれは一人一人個室みたいになってるので、
態々みようとする人がいなければ大丈夫とか、
聞いた覚えがありますね。」
確か、何かの小説でよんだ記憶がある。
なんだったか忘れたけど。
「でも、こう本に囲まれた場所で寝泊りするのって
何か浪漫感じませんか?」
なんて笑うだろう。
■サリナ > 「なるほど…」
そのネットカフェなる場所には個室があるのか…どんな所かわからないので行きたくなってきた。
が、それは置いておいてサンドイッチを口にしつつ彼女の話に耳を傾ける。
浪漫、浪漫か、…浪漫ってなんだろう?
「すみません、浪漫ってなんでしょうか、感じるもの…なんですか?」
浪漫という言葉がどういうものなのかちょっとよくわからなかったので説明を求める。
しかし彼女の言葉の繋がりからすると何かいい意味なのかもしれない。
■四十万 静歌 > 「まぁ、近くにもありましたし、
気になるならいってみるのもいいかもしれませんね。」
私もいってみようかな?
なんて笑いながら、
浪漫と聞かれて、少し、顎にひとさし指を当てて考える。
「そうですね。
色々ありますが――
感じるものなのは確かですね。
確か、幻想的な夢や憧れ、的な意味合いで使いますね。」
少なくとも私はですけどね。
なんて笑う。
「もっとも、浪漫という言葉を研究してる人とかからみれば、
もっと色々出てくるし、違うとかいわれるかもしれませんから、
自分でも調べてみるのもありかもしれません。
私も含めて。」
本も一杯ありますしね。と少し首を傾けるだろう。
■サリナ > 言葉の意味は人によっては異なってくる。
そうなると"浪漫"という言葉が彼女にとっては夢物語のようなものなのかもしれない。
「つまるところ御伽噺のようなものなのですね…」
しかし本に囲まれているというと私の住居もそんな感じだ。
日当たりは悪く、悪い上に風通しが悪く、熱が籠るので、帰った時に扉を開くと熱を吐き出す。
それと同時にやってくる本、紙の臭いにくしゃみがでそうになる。
書架に入りきらず、床、机、果ては寝床の上にまで積み上げられる本は幻想的とは程遠い。ただの無精者の部屋である。
「四十万さん、いけません。本を部屋の中に溜め込むとその、浪漫どころではありません。臭いがひどいんです。食欲がなくなります」
■四十万 静歌 > 「ええ、それに近いかと。」
御伽噺というと確かにしっくりくるところはある。
そんな感じですよと、ぐっと握りこぶしをつくったところで、
「ああ、確かに古書店とかの香りはちょっと、困った所がありますね。」
なんて、同意する。確かに、
あれはちょっと避けたい。
「でも、
この図書館という空間はそうではないじゃないですか。」
つまりはその問題を避ける手段はある、
あるはずだと、笑うだろう。
「一番いいのは、
そういった諸問題を解決する異能か魔術でもあればといった所ですけど。」
ね?と人さし指をたてて微笑んだ。
■サリナ > 「ふむ…言われてみれば確かに…」
彼女の笑みを見つつ、私は考えてみる事にした。
図書館の本は臭う事はない。本の傷みはほとんどないし、それは図書館の人がしっかりと管理しているからだろう。
あとは環境…本は湿気や日光で傷む。私の部屋なんかは熱と共に湿気も籠る。日光はカーテンを閉めれば解決できるとして、湿気となると…いや、できるかもしれない。
元より傷んだ本を買う事も多い私は本の管理について全く考えた事がなかった。
「四十万さん…もしかしたらどうにかできるかもしれませんよ。魔術で、ですが」
■四十万 静歌 > 確かにの言葉にでしょう?というかのごとく、
嬉しそうな顔になる。
やっぱり同意を得られると嬉しいのだ。
そして、続く言葉に、
まぁ!と驚きをあげるように、
両手を口にあてて、
「可能性があるなら試してみるのも面白いかもしれませんね。
こんな事も出来てしまうなんて、
本当に凄いですよね。」
と目をきらきらさせ――
「しかも、まだ誰も使ってないものなら、
引く手数多でしょうね。」
なんてにっこり微笑むだろう。