2016/06/15 のログ
ご案内:「図書館」に伊織 六郎さんが現れました。
■伊織 六郎 > 別に勤勉なわけでは全くないのだーけーどー。
島に来てまだ日が浅いせいか、調べておこうと思うものは、早い間に片付けてしまおう、という話であった。
普通に変なナリした異世界人様が闊歩してらっしゃる島は、中々のショックを与えてくれる。
というわけで、今回の課題は
夜中に蕎麦屋を出す妖怪
だった。
ご案内:「図書館」にリビドーさんが現れました。
■伊織 六郎 > ごめん嘘。
まぁまぁ、島の異邦人街についてのガイドブックと、異邦人についての本を幾つか出してきて読んでみてるのであった。
「てんいこーや……ねぇ……
頭おかしい場所だなあ、この島は……
オレはもしかしてトンデモネーところに来ちまったんじゃねえのか?」
人生の過ちについて考えつつも、本をペラ、ペラ、と捲るのであった。
■リビドー > 「しかし、蛇の哲学と来たか。
全く……とは言え、沽券に関わる以上放っておくわけにもいくまいか。」
片目に皺を寄せ、困り顔で図書館を往く。
道中に立ち読みをしている生徒を見かければ、気分転換と言わんばかりに声を掛けた。
「おや、勉強かな。勤勉だね。」
■伊織 六郎 > 「ぁー?」
なんか、よく声をかけられるな、この図書館。
座ったまま悪い目つきを更に悪化させた、胡乱な目で相手を見上げた。
と、どうも教師か?という相手を認識して
「うぃーす。
まぁ、島にきたバッカリなもんで。」
しょうがねえっすわー と、愛想笑いなんだろうものを浮かべて、軽く頭を下げた。
■リビドー >
見た目も所作も年若く見えるものの立ち居振る舞いそのものには教師然とした余裕がある。
雑把な愛想を浮かべる生徒へ気さくそうに笑みを掛けるか。
「そうかい。それは大変だ。困った事はないかい。
ああそうだ。ようこそ常世島へ、ぐらいは言っておいた方がいいかな?」
■伊織 六郎 > 「困った、ねぇ。
そうっすねー、 山で変な蕎麦屋に出くわしたくれーっすかね。
まあ山婆の亜種の山姫とか、そっち系の妖怪だと思うんすけどね。
あとはー 金がねえってトコロですかね。
貧乏なんすよ、オレ。」
最初は軽い会話のツカミの積り。
実際、まあそんな出くわすものでもないだろうと思っている。
真実は知らないから。
どっちかというと、後半のが切実であった。
何せ、金がないと生きていけないのだから。
■リビドー > 「ああ。あの蕎麦屋か。
彼女は良い人だよ。胸も大きい。」
ざっくり即答。
その上で金がない、との嘆きを聞けば。
「ん? バイトか委員でもすれば当面の金は稼げると思うが……
……何だ?両親の借金でも背負ったのか?」