常世学園の象徴である「橘」が文字盤に掘りこまれた巨大な時計塔。
鐘がついており、学園内のチャイムはすべてこの時計塔のものである。
非常に高くそびえており、登れば常世島が一望できる。だが、危険のため基本的には生徒は立ち入り禁止になっている。
しかし、特に警備がいるわけでもないので入り込むのはたやすい。






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参加者(0):ROM(1)
Time:02:13:39 更新


ご案内:「大時計塔」から白鈴秋さんが去りました。 (12/26-23:02:17)
白鈴秋 >  首をフルフルと弱く振るうと考えを飛ばす。
 そんな事考えても”しょうがない”。たとえなれていたとしてもだからなんだという話だ。
 スクッと立ち上がる。

「ダメだな、ここにいると無駄にあれこれ考える」

 ふぅと溜息を吐くと時計塔から飛ぶ。その後糸を使い夜の街へと消えていった。
 消えてしまったイルミネーションは彼を隠し……
(12/26-23:02:15)
白鈴秋 >  聖夜も終わり、街の雰囲気はガラッと変わる。昨日まで眩いばかりに輝いていたイルミネーションはもはや無く、いくつかだけが少し寂しく光っているだけである。
 そんな日常とも言える夜の景色を眺める一人の青年がいた。冷える中だがあまりそうと感じさせないような顔で町を眺めている。

「やはりこっちの方が落ち着くな」

 昨日までの騒がしい空気はあまり好きではなかった。今くらいが自分としては丁度良い。
 少し悲しい気がしないでもないがそれでも活気のある街。そんな空気の方がすきだった。

「1年の終わりか」

 ふと思い返せばもうそんな時期。今年1年では殆ど何の成果も無かった。少しだけ……人らしくはなれていたのだろうか。
(12/26-22:25:05)
ご案内:「大時計塔」に白鈴秋さんが現れました。 (12/26-22:20:13)
ご案内:「大時計塔」から暁 名無さんが去りました。 (11/24-00:10:03)
暁 名無 > 「俺なんかに誠実さを期待する奴もそう居らんだろうし……」

現状このまま、異能を持たない凡庸な教師として忙殺されるのが一番だろう。
特に今の時代をどうにかしてやろう、という野望がある訳でも無い。
一人、たった一人だけの人生の軌道を僅かばかりズラすことが出来ればそれで良い。

「ふー……まあ、これはこれでそれなりに楽しめるし良いか。」

遠回しな自殺願望とも呼べそうなコレが、世界に影響を与えるとは到底思えない。
だからこのままで良いのだと思う。むしろ、このままでなければならないとさえ思える。

「……柄にも無く感傷に浸ってんなあ。」

おお気味が悪い。これもきっと寒さの所為だ。
俺は喫い終えた煙草をさっさと処理して、校舎へ戻るべく階段へと向かうのだった。
(11/24-00:09:58)
暁 名無 > 「異能、異能ねえ……」

夜空を見上げながらふと独りごちる。
たった十数年とはいえ未来の時間軸から来ている俺は時間遡行の影響で異能を使えない。
……と、学園には申告しているし、授業中やそれ以外で生徒から訊ねられた時もその旨告げているのだが。

「……まー、実際あれ以来一度も使ってないから俺自身使えるかどうかも分からねえってことで。
 嘘は言ってねえよな嘘は。」

もし虚偽の申告を行っていると知られたらやっぱり免職だろうか。
でもまあ、その程度の偽装は教員生徒問わず行ってるもんだと思う。
(11/23-23:41:17)
暁 名無 > 「異能の制御ねえ。」

久しぶりに昇った時計塔の天辺はもう日暮れも過ぎたという時間の所為か肌寒いにも程があるくらいだった。
昨日走り込みをした所為で生まれたての小鹿みたいになっていた午前中に比べ、
今はもうそれなりに回復したので階段を上がって来るのは然程苦では無かったのだけども。
木枯らしがアラサーの身にはだいぶキツイ。

「まあ、色々な悩みはあるわな、青春だもんな。」

僅かに腕をさすりながら呟く。
上がってきてそうそう銜えたタバコに火を灯すと、顔の前の空気だけ少し暖かくなったような気がした。
(11/23-22:12:17)
ご案内:「大時計塔」に暁 名無さんが現れました。 (11/23-22:05:19)
ご案内:「大時計塔」から伊庭 幸弘さんが去りました。 (11/18-00:31:58)
ご案内:「大時計塔」から柊真白さんが去りました。 (11/18-00:31:12)
柊真白 >  
(扉に手をかけて、止まる。)

いい人でも。
相手が悪い人だと、どうしようもない。

(そう告げた瞬間、振り向いて抜刀し、彼の首を飛ばす――と思わせ、首に触れるか触れないかのあたりでぴたりと止める。
 それを一瞬のうちに行った。)

覚えておくといい。
本当に怖い人というのは、その怖さを隠すのがうまい。

(面の下から鋭い眼光を彼に向け、納刀。
 パチリと言う音だけを残し、一瞬で彼の後ろに回って塔から飛び降りた。
 彼から見れば、消えたようにしか見えなかっただろう。)
(11/18-00:31:11)
伊庭 幸弘 > 「あはは...もしかして僕の勘違いだったのか...!!」

はぁ、と気が抜けたように大きな溜息を吐く。
でも刀をあんな速さで向けられるとは思わなかった。コワイ。

「はぇ...ふふ。
っと次からは気を付けるよ!!というか僕はいい人だから皆友達にしちゃうもんね!!」

一瞬何故か羨ましそうな表情を浮かべる。
だがその表情もすぐに消え、普段通りの口調と表情に戻る。切り替えは大事!
そのまま去っていく相手の背を見つめれば、笑みを浮かべ。

「次にここで会ったとき、またお喋りしようよ!
暗殺者?ってのはよく分からないんだけど、怖くない人ってのは分かったからさ!」
(11/18-00:26:52)
柊真白 >  
言ったでしょう。
君に危害を加えるつもりはないって。

(最初からそう言っているのだ。
 脅したのは、彼がこちら側に近付きすぎないための、まさに脅しである。)

危害は加えないけれど、裏の人間が全員こういう人間だとは思わないこと。
中には姿を見られただけで殺すって人もいる。

(最初が私でよかったね、と続け、扉へ向かって歩を進める。)
(11/18-00:18:45)
伊庭 幸弘 > なんだかこんな会話をしていたら怖さが消え失せていた。
もしかして諦めてくれた?
マンガでみたよく分からない構えをよく分からないままに構える。
というかもしかして。

「えっと、もしかして...僕、殺されない?」

先程から一度も僕に攻撃を仕掛けてこない。
まぁされたところで殺しのプロ相手に自分ができることは何もないのだが。
変な構えを解けば、数歩下がり、柵を背にそう聞いてみた。
(11/18-00:16:17)