2015/09/24 のログ
真乃 真 > 「普段は見て調整してるんだけど見て弄ってから閃いたふうにするのってカッコ悪いじゃないか…。」

そのカッコよさを求めた結果が頭の上の電球だった。

「ポケット入れたまま使う練習はしておくよ!」

閃く機会はあまりなさそうだけど。

「二年ということは同学年だね!僕の名前は真乃 真(まの まこと)
困ったことがあったらいつでも僕の名を呼んでくれ!!
聞こえたらすぐに助けに行くから!!」

自分が考えたカッコいいポーズで決める。

四十万 静歌 > 「あー、確かにそうですね。でも……」

んー、と考えて、

「――スイッチ一つで規定の時間点灯させれるように、
 とかは出来ないのですか?」

と首を傾げる。

「それにしても、真乃さんは、なんていうか、
 名前からして実直な感じがして素敵ですね。
 いつでもってまるで、そう。」

うん、と、後ろ手を組んで――

「正義の味方みたいです。」

と、カッコいいポーズに少しきらきらした目を向けるだろう。

真乃 真 > 「うーん、試してみよう。」

いつも弄ってるダイアルのほかにある三つのボタンが怪しい。
詳しい人でもいればいいのだがあいにくそんな知り合いは思い当たらない。

「正義の味方…。」

その言葉を聞いたときその顔に得意気な表情が浮かびそうになるがすぐに真剣な表情に変わる

「いっいや、僕はそんな大層な人間じゃないよ。」

こんなにキラキラした目でみられたのは初めてで少し戸惑ってしまう。
多くの人は馬鹿だこいつって眼か見て見ぬふりだったから。
照れくさくなって視線を逸らす。

「そう、正義の味方っていうのはもっと人のために自分を犠牲に出来る人のことだよ!」

四十万 静歌 > 「色々試して最適な活用法ができるといいですね?」

なんて、ウィンクして――

正義の味方ときいて一瞬得意げな表情になったのをみて、
やっぱり意識はしてるのかな?
なんて思って、続く言葉や照れくさくて視線を逸らすようすに、
思わず微笑ましくなって――

「――私からすれば十分正義の味方に見えますよ?」

なんていって静かに真剣な顔でじっと真っ直ぐ見ながら、

「自分を犠牲にせずともいい、
 誰かの為に何かが出来る。
 何かしたいと思って、
 動こうとする。」

そして人さし指をたてて、
微笑んで――

「立派な正義の味方だと思いますよ。
 少なくとも、困ってる誰かの為の正義の味方です。」

真乃 真 > 「僕が口だけのやつかも知れないのに君は凄いな…。」

手で顔を隠すようなポーズを取って言う。
その頭上では電球が爛々と光を増している。

「ゲフン、初対面のしかもポーズを取りまくってる相手に対して警戒心がなさすぎると思うよ君は!」

一度、せきばらいして緩みかけている表情を戻し少し目を涙ぐませながら言う。

「そんな奴はだいたい変な奴だからそんなこと言うとすぐ調子に乗るぞ!危ないぞ!」

四十万 静歌 > 「口だけだとしても、
 口に出来る人は出来ない人より凄いと思いますよ?」

なんて首をかしげて、
涙ぐませながら言う様子にクスリと笑って、
じーっと真っ直ぐ真剣な顔でみながら

「いえ、なんていうかですね。
 これだけ真っ直ぐで、
 自分の口から危ないぞなんてきっちりいえる人が、
 悪い人なわけないじゃないですか。」

と頬に手をあてて微笑みかけるだろう

「――それとも、警戒したほうがよかったですか?」

真乃 真 > この子と話してると調子が狂う。
何でこんなに警戒しないんだろう。
普通なら助けた相手でもちょっと引いてるのに。

「うーん、確かにそうだけれども。」

自分から危ないぞっていうやつは確かに良いやつかもしれない。
いや、逆に危ないのか…
…どっちだろう

「いや、僕は警戒しなくてもいい!」

少し食い気味に言葉が出て自分でも驚いた。

「…ほらいざ助けるときに警戒されていたら助けにくいからね!」

大げさに頷きながら適当なことを言う。

四十万 静歌 > 「?」

じーっとみながら上目遣いに目を覗き込もうとしつつ、
首をかしげ、悩む様子を見つつ――

悔い気味の言葉に、少し嬉しそうににっこり微笑みかけて、
適当な言葉に大きく頷いて、

「はい!」

と大きな声で答えて。

「助けが必要な事なんて滅多にないでしょうし、
 あっては困りますけど――」

ウィンクしながら口元に人差し指を当てて、

「いざという時に助けてくれる人は、
 本当に嬉しくて助かりますから、
 遠慮なく頼らせて戴きますし――。
 お願いしますよ?」

約束です、と笑うだろう。

真乃 真 > ニッと笑って。

「任された!」

自分が考えた中では大人しめのカッコよさのポーズで答える。
最も約束なんてしなくてもお願いなんてされなくても勝手に助けるだろうが。

「この僕に任せた以上は大型客船…は沈みそうだから救命ボートに乗った気分でいるといい!!」

少なくとも乗り心地は良くなさそうだった。

四十万 静歌 > 「それはそれは――」

クスリと微笑み返して、

「本当にピンチのときの助けといった感じがしますね。」

と笑う――

「ふふ、あまり長居するのもなんですからそろそろ――」

帰りますねといおうとした所で、
ふっと何かに気づいたように口を閉ざした

ご案内:「大時計塔」に枢木 柩さんが現れました。
真乃 真 > 「もう助かった気分でいても大丈夫ってことさ!!」

前に乗ってた船は沈んでるけれども…

「どうかした?」

何か顔についてるのだろうかそれとも頭の上に何かが?
自分で触ったりして確認してみるが何も思い当たらない。

「何かついてる?」

枢木 柩 > カン。と時計塔の、柵の方から音がすれば
桜色の炎を纏ったものがそのまま乗り越え、
こんどは音もなく屋上へ着地するだろう。

炎は屋上に鮮やかに散り、それでいて熱さは感じさせず
うちあげ花火の残滓のように消えてゆき――

「四十万、見かけたから一緒に帰ろうと思ったんだが、
…取り込み中だったか?」

中から出てきたのは狐耳の女。

四十万 静歌 > 「いえ、――迎えに来てくれた人がいるようでしたので、
 そちらに視線が。」

と、あちらですと柩さんを指差して。

「話が終わった所ですので、一緒に帰りましょうか。」

そして、柩さんに微笑みかけてそういうと、
改めて真に向き直り、
深々とお辞儀をして。

「今日は色々ありがとうございました。
 ――これにて本日は失礼させていただきますね。」

と顔をあげると、
ふわりと柔らかい笑みを浮かべるだろう

枢木 柩 > 「ん。じゃあ、帰るか。」

四十万に歩み寄り、真乃へ軽く会釈をして――

そのまま四十万をひょいと担ぐだろうか

真乃 真 > 「凄い、派手!」

ピンクの子に抱いた初めに印象はそれだった。
今度自分も似たようなことができるか試してみよう。
飛ぶのは無理でも。

「ああ、こっちこそありがとう!!」

少しずつ柵の方に近づく。

「それじゃあね四十万さん!!ピンクの人も!!」

柵を乗り越えてそのまま降りて行った。

「またどこかでー!」

声が少しづつ遠くなって行く。
地面にぶつかった音は聞こえなかった。

ご案内:「大時計塔」から真乃 真さんが去りました。
枢木 柩 > 「…元気すぎないかあいつ!?」

素直な感想だった

四十万 静歌 > 「さようなら――
 ええ、凄い元気な人ですよね
 へっ?
 ちょっ、ま……
 なんで担ぐんですか?」

と思わず突込みが

枢木 柩 > 「…近道だよ。」

にぃ、と八重歯をみせていたずらっぽく微笑む。

「眺めもいいぞ、眠気は飛ぶかもしれないけど。」

四十万 静歌 > 「え、あ、はい。
 じゃあ、おねがいしま――」

なんていってるうちに運ばれてしまうだろうか。

枢木 柩 > そのまま四十万を抱えあげれば――

「しっかりつかまって?」

――耳元でそう囁いて、ぐぐっとしゃがみ

同時に尻尾の周りに桜色の炎が8つ。

それは体の周りを数度周回し――

たんっっと屋上の床をけると同時に鮮やかに爆ぜ

大きく跳躍した二人分の影は屋上から女子寮の方へ

狐火を伴って向かうだろう

四十万 静歌 > 「あ、はい。」

しっかりつかまって――

「ふわぁ……凄い……!」

素敵な光景に目を輝かせつつ、

一緒に女子寮へと帰宅するのである。

――帰ってから柩さん凄いです!
なんて褒め殺しがあったのはいうまでもない。

ご案内:「大時計塔」から枢木 柩さんが去りました。
ご案内:「大時計塔」から四十万 静歌さんが去りました。