2015/06/13 のログ
ご案内:「委員会街・生活委員会本部」に安室 冥路さんが現れました。
安室 冥路 > 「こんちわー、暮らしの安全課の安室でーっす。ちょっと備品の申請に来ましたー。」
行きつけの飯屋にでも入るような気安さで本部へと立ち入っていく。それなりに顔馴染みの受付の生徒に要件を告げれば窓口を告げられ、そちらへと向かっていく

「どもっす、今日は備品の申請なんですけど。えーっと…武器って備品にありますかね。はい。あ、一応あるんですか。正直うちの委員会には無いと思ってたんですけど」
インフラ整備が主だった仕事の委員会とはいえ、異邦人の世話も主業務になるので当然、トラブルも起きる。そうなった時に備えて武闘派の委員もそれなりに存在する為彼等の為に備蓄してある武器がいくらかある、との事だった
「それって暮らしの安全課にも降ろして貰えるんですかね。あぁいや、別にすぐである必要はないんですけど。ほら、最近何かと物騒な事多いじゃないですか。なので外回りの多いうちの課でもある程度武装は必要だろうってことになってて」

安室 冥路 > 事情を説明すれば納得した様子で備品の置かれている倉庫へと案内してもらえた
通常、暮らしの安全課はこういった時に門前払いにされる事が多いのだが…日頃の行いというのは大切なものだ
暮らしの安全課員の中ではかなり真面目に職務を行っている安室はここ本部にも頻繁に顔を出しているし、コミュニケーションもとっている為こういう時はスムーズだった

倉庫に入れば、予想外に備えの多い武器類に面食らった顔をする
職員の話によれば、やはりここのところの治安の悪さに関して生活委員会上層部に置いても問題視されているようで、そもそも水面下で動き始めていた…ということもあるが
何かがあってからでは遅い、と武装化を強く勧める委員がいたそうだ
名前を聞いてみれば、それは不良として名高いとある同級生の名で驚いた
そういえば最近、以前がウソのように丸くなったという話は聞いていたが…何か意識の変化でもあったのだろうか
…いつぞやの自分のように

安室 冥路 > 他の仕事がある、という事で職員は去っていった。必要なものをリストにして提出しておけば申請が降りれば暮らしの生活課の方に届けてくれるそうな
礼を言って職員を見送れば、倉庫の中を物色し始める
まぁ、有り体に言えば安全課でそんな話は一切出ていない。そもそも真面目に仕事をしている者自体が自分以外に殆どいないので、派出所でそんな話し合いが出来る程人は集まらないのだ
今回の件は自分のほぼ独断、というよりも殆ど私用に近い
自衛の為の武器を手に入れようと思ったはいいが、とかく金がない。
自分のエンゲル係数が高すぎるのが主な理由だが、そもそも委員会から出る給与自体がそれほど多くはない。下っ端役員なので当たり前といえば当たり前なのだが
その多くはない給与から武器にかける費用を捻出するのは無理、とまでは行かないが…
暫く外食を控え、自炊をするにしてもおかずを一品減らさなければならない
それは………とてもじゃないが、耐えられなかったのだ…

安室 冥路 > 安室冥路は食事に手を抜かない
外食をするにしても事前の下調べを欠かすことはない、グルメガイドを読み、レビューサイトを眺め、実際に自分で趣き店の雰囲気も確りとチェックする
自炊をする際にも一汁三菜をモットーとし、なるべく多くのおかずと一緒に御飯をかっ込みたい。コロッケ、メンチカツ、とんかつ、豚汁とかでもいいので栄養バランスとかは知らない。
美味しくご飯が食べられなければ生きている意味が無いとすら思っている。
故に、武器費の為に食事レベルを下げる訳にはいかなかった。

安室 冥路 > …そんな事を考えていたらお腹がすいてきた。これが終わったら何処かにラーメンでも食べに行こう。
「…いやその前にちゃんと武器探さないと。っていうか俺どんな武器がいいんだろうな…」
武器が収められているエリアはそんなに広くはない、つい最近に対策を打ち始めたという割には色々と揃っているようには思うが
魔法銃、剣、槍、斧、弓、スコップ、トンファー、棒、バール、鎌(草刈り用)、スコップ、鉄パイプ
…なんだか途中からそれ武器でいいのかってものが混じってきているが、まぁ生活委員会だしなと無視する
というかなんでスコップのコーナー二個に分かれて………無視する

安室 冥路 > それぞれを一応、手にとってみるがどうもしっくりこない
敢えて一つ選べというのならばバールが一番しっくりきたがそれは単純に別件で使った事があるからという理由だろう
というかバールって武器でいいn…思考停止
良く凶器はバールのようなものとか言ってるしいいんだろう、多分

「んんんーーーーーーーーー…どうすっかなぁこれ…あ、スコップとか確かそろそろ大分へたってたしそれはそれで申請しとこ」
弱った、武器を選ぶって言ったって今まで戦闘訓練も大してしていない自分にはここまで難題か、と頭を抱える気分だ
後頭部を掻いて俯きかけた、その時…ふと目に入ったものがある

安室 冥路 > 短剣。
棚の下の方にひっそりと収められていたので気が付かなかったが、よくよく見れば結構な本数がある
その中の一本を手にとって、軽く振るってみる
…うん?
適当に構えて、もう一度振るってみる
うん、うん。
ポーズを取ってみる
おお。
「…なんか、いいんじゃないかこれ。うんうん、悪くない…!」

『すみません安室さんそろそろ………何してるんです?』

「あっ」

安室 冥路 > 恥ずかしいところを見られたのはともかくとして、短剣、ナイフ。
その中でも手にとった一本は、悪くない。というよりも良い。
初めて持ったというのに手に馴染むような感覚があり…デザインも含めて気に入ってしまった。
「あの、すみません。これだけすぐに持ち帰れないですかね。あ、はい俺が使いたいんですけど。あ、あとまだリスト書いてなくて…」
取り敢えず交渉をしてみたら案外あっさりと持ち出しが許可された
他にも取り敢えず頼むだけならタダ、と足りなくなっていた備品をがっつりとリストに書き込んで委員会本部を後にする

安室 冥路 > 「…まさかこんなに上手くいくとはな、あとは備品もちゃんと届いてくれりゃいいんだけど………んふふ。」
思わず笑みが溢れる。気に入ったものが容易く手に入ってしまったのだ、そりゃ、顔も緩むというもの
カバンの中からナイフを取り出して、空に向かって掲げてみる
「………得物が手に入ったのはいいけどこれから訓練もしなくちゃなんだよなぁ」
「…ナイフの訓練って何すればいいんだろうな。取り敢えずそれも調べなきゃ…まぁその前に腹ごしらえにいこっと。わんわんけん出てるかなー今日」
上機嫌で去っていく

その途中、うっかり仕舞い忘れていたナイフを見咎められて風紀委員に呼び止められるがそれはまた別の話

ご案内:「委員会街・生活委員会本部」から安室 冥路さんが去りました。
ご案内:「委員会街」に磐野 州子さんが現れました。
ご案内:「委員会街」から磐野 州子さんが去りました。
ご案内:「委員会街のある一角」に磐野 州子さんが現れました。
磐野 州子 > 「…やっとついたです。」
落第街のスラムから徒歩でこの区域まで徒歩でたどり着いた。
荷物はこの身体と着ている白衣と漫画本1冊と財布ぐらいである…しかし距離が距離だからか州子は一先ず壁にもたれかかる

「はぁ…もうこんな時間です。でもこんな時間なら好都合、です
どこか忍び込める所があればいいんですけど……」
出発時期は夕方ごろ。今はもう深夜だろうか、空には夏の大三角が見える。
あ”ーみたいな声を出して時間の経過を体感する。こんなことするなら勉強とかしてたらまだ有効な時間の使い方が出来ていただろう

磐野 州子 > 「休むのは忍びこんでからにするです…」
荷物を片腕に纏めるように…といっても大きな荷物は漫画本ぐらいなのだが。

立ち上がり州子はどこか使われていなさそうな棟を探し、窓やドアの鍵を閉め忘れていないかを確認している。
空いていればそこが州子の隠れ家になる訳なのだが…

磐野 州子 > 「…あかねーです。開け、です。こんな事に異能は使いたくないです」
ガン、ガンと鍵でドアや窓が開かない音が夜の街に響く。
あまり音を立てたくないが、自分の生活の為である。真面目な生徒にまともな家が無いなんて洒落にはならない。

「これにまともな研究施設とかあったら良いです。永住したいです」
そんな事を言いながら奥歯をガタガタ言わせるのではなく、窓をガタガタ言わせている。
こんなところを見られたら不審者確定だが、こんな夜にここを見まわる人なんているのだろうか

磐野 州子 > 三棟目の窓に触るといつもより違う感触。
「…?お、当たりです?開くです?」
窓はガタガタではなくガラガラという音を立てて開く。
州子は特に躊躇いもなく棟の中へかっこよく忍びこむ…
したかったが、白衣が引っ掛かってすっ転び、州子の袖から手が現れ、棟の床に触れ………

Bomb

とある空き委員棟を爆破してしまい、州子は瓦礫の下敷きになる

磐野 州子 > Bomb,Bombと小さい爆破が瓦礫を粉々にして、そこから州子の上半身が現れる。
「…あーもう、やってられないです。どうしてこう、こう、普通に住めないんですか。もー!」

けほ、と吸った埃を吐き出すように咳をした後に慣れてるように瓦礫から抜け出す。
どうやら出血等大きな怪我はしていないようだ

磐野 州子 > 「…とりあえず捕まる前にすたこらさっさです。ボロボロですけど、見つかったら現行犯逮捕されるです。それだけは避けたいです」
州子は周囲を見回して、誰もいなさそう、ということを確認するとすたこらさっさと立ち去っていく

「次住むところどーするですかねー。ホームレスはさけてーですけど…」
夜明けが近いという現実はやがて州子に襲いかかるであろうか…

ご案内:「委員会街のある一角」から磐野 州子さんが去りました。
ご案内:「委員会街」にクロノスさんが現れました。
クロノス > 穴の開いた制服を脱ぎ、真新しい制服に着替える。
ぐっぐっと両手の手袋をはめなおし、
帽子の唾を握って正すと、頷く。

「―――さて。」

制服も新しくなった事だ、また落第街に行って来ようか。
と、顎に手を当てて考える。

「おっとその前に。」

ポン、と手を打った。
手持ちの書類を提出して来なければ。
胸に書類を抱えて歩き出す、その数は100を越えている。

クロノス > 職務報告に来ました、と事務の女性に声をかける。
こちらを向くと、ヒッと声をあげた。
転属以来、来るたびに大量の書類を持ち込む彼女は、
彼女にとって悪夢に相違ないのだろう。

「あまり邪険にしないで、同僚でしょう?」

ニッコリと薄ら笑いを浮かべて彼女を覗き込む。
べろりと舌なめずりをした。

彼女は『あ、いや、あの……そのぉ……』と小さく声を漏らして萎縮する。
非常連絡局から来たというだけでコレだ。
やれやれ、と首を振り、帽子の鍔を摘む。

クロノス > 「確認頼みましたよ。いつも通り、特に不備はありませんけど。」

そう可愛らしい同僚に伝えると、踵を返し、
ぐっぐっと手袋をはめなおして気合を入れる。

「さて、今日も仕事に出発しましょう。」

にっこりと笑うと、
カツカツと鉄底の靴を響かせてその場から立ち去った。

ご案内:「委員会街」からクロノスさんが去りました。
ご案内:「委員会街」に谷蜂 檻葉さんが現れました。
谷蜂 檻葉 > ―図書委員会委員会本部―


建物としては相応の大きさを貰っているが、大半の人間は此処によることはなく常々ガランとした印象を受ける建物に檻葉は足を運んでいた。

【内密に、というほどではないが伝えるべき事があるので図書委員会本部にまで足を運ぶように】


そういった内容の顧問からのメールがあったのだ。

谷蜂 檻葉 > というわけで、朝から呼び出されることになってやや不機嫌なまま図書委員会本部の自動ドアをくぐり受付の一般職員に確認を取る。

「はい、顧問から……」

「えっ?」

「えっ、あの人居ないんですか!?なんで!?」

「……………。」

「そですか。 あぁいや、すいません。携帯で。はい。」

谷蜂 檻葉 > 一悶着の後、本部内のベンチに座って暫し待つ。


\チャラッチャー チャチャチャラチャ【ピッ】/


「はい、谷蜂です。顧問ですか?」

「いえいいんですけど、別に電話なら最初っからそれでいいじゃないですか。」


「任務っぽくて?知りませんよ!朝から委員会街まで足運ぶ身にも―――ッ!!」

「……はい?」

谷蜂 檻葉 > 「禁書庫取り扱い試験?」


それまで普通のトーンだった声を潜めて聞き返す。


禁書庫。

いわゆる禁書やかつて焚書の対象となった書物群、他にもいわくつきの魔導書など力のある書物が収められた書庫。図書委員以外の生徒は特別に許可を得なければ普通は入れない。

……勿論、力のない図書委員にも一部権限は与えられていない。危険だからだ。




「……どこで、お聞きに?」


会話は、更に一段トーンを落とす。顧問には、というよりは偶然出会った人間にしか知られていない情報を知られていたという事実に表情が険しくなる。


「新作……? あー……『エリゴールの時計塔』シリーズですか、悪趣味です。私あの主人公大嫌いです。―――言ってる意味伝わってますよね?」

谷蜂 檻葉 > そこから暫く本の趣味談義のような会話が続き―――



「それじゃあ、その禁書―――『ベルノワールの預言書』の封印作業が試験代わり、だと。」



「……一般生徒に被害が出ますよ、私なんかに任せてたら。長引いても……あー。」

「そりゃ風紀と公安居ればって気持ちは十分、大変、ものすっごい解りますけど。……私まで目、付けられませんよね?大丈夫ですか?」

谷蜂 檻葉 > 不安な声を上げるが、その後は罵声と悲鳴染みた声で通話先とギャーギャー騒ぎあって――



「………【ベルノワールの預言書封印作業】承りました。」


「はい、死んだら化けて出ますから。では。」


【ピッ】

そこで、通話を終える。
誰もいない通路で、深く長い溜息が響いた。


「禁書庫、かぁあ~~……。」

谷蜂 檻葉 > 両肘を膝において蹲るような姿勢で暫く悶々と色々考えていたようだが覚悟を決めたのかそれとも諸々諦めたのか。 ぽんと膝を打って立ち上がる。


「頑張りましょ。」


その表情は決意と諦めの半分半分だった。

谷蜂 檻葉 > 「ええと……これね。」

図書委員会本部の一番奥にある『備品貸出室』に立ち寄り、【灰の指輪】を借り受ける。

――『黒の指輪』の劣化レプリカ。蔵書にのみ有効な、確保・封印特化の魔術道具である。


酷く疲れたようにふらふらと歩いていると職員に心配されたので、入り口からはシャンと歩いて図書委員会本部を後にした―――





【イベント:禁書庫の封印】

【>>No.288『ベルノワールの預言書』を”図書委員”が封印する必要があります。】

ご案内:「委員会街」から谷蜂 檻葉さんが去りました。