2015/07/05 のログ
久藤 嵯督 > カフェテラスからテイクアウトした『デスジュース10濃』を口に含む。
もう既に中身が少なくなっていたのか、大した量を飲むことは出来なかった。

空になった容器を机に置く。当然、そこに放置していくつもりだろう。
風紀委員にあるまじき行為である。

久藤 嵯督 > 正直、事務仕事は戦闘よりキツい気がする。
激しく消耗した嵯督は、木製の机に突っ伏した。

「………………誰が犬好きだ」

そもそも自分が狗扱いされているというのに。
ここにはいない誰かに向けて、ひとり文句を垂れた。

久藤 嵯督 > 「…………」

「………産業区にある……獣医学部な」

今度またじゃらしに行ってやろうか。

久藤 嵯督 > 何はともあれ、これで進級に必要最低限の単位は取れたはずだ。
滑り止めとして余分に取った科目もあるが、そこまで気を張る必要はなくなったというワケだ。
とあるテストで予想以上に低い点数を取ってしまった時は流石に慌てたが、なんてことはない。
自分にはこの洗練された肉体と、外で培った判断力があるのだから。

夜空に輝く月を眺めながら、その輝きに拳を向ける。
月光の上に拳が重なって、まるでこの手が闇夜を照らしているかのよう。

久藤 嵯督 > もうそろそろ、次の居残り組が交代に来る時間だ。
そう思うや否や空になった容器を放置して、本部の方へと戻る。
その後は互いに出席確認を取り、久藤嵯督は"散歩"を始めるのであった。

ご案内:「委員会街・休憩所」から久藤 嵯督さんが去りました。
ご案内:「委員会街の男子トイレ」に惨月白露さんが現れました。
惨月白露 > 委員会街にあるとある男子トイレに目当ての男が入ったのを確認すると、
入口に『清掃中』の札をかけて、後を追うように『男子トイレ』へと入っていく。

惨月白露 > 用を足し終えた男は、白露の姿を見ると目を見開き、
きょろきょろとあたりを見渡し、便器を確認すると、
『あれ、間違ってないよな?』と小さく声を漏らした。

「間違ってないよ、短く切った髪が素敵なお兄さん。」

戸惑う彼にの手を握り、唇を奪った。

「―――ねェ、おにいさん、お仕事疲れてない?
 ………ちょーっとだけ、イイ事しようよ。」

妖艶に瞳を細め、彼の手の甲をゆっくりと人差し指でもてあそびながら、彼の瞳を覗き込む。

男子トイレに突然現れた美少女からの提案、
公安委員とはいえ、彼も一応男だ。

『夢でも見てるのかな、そんなに仕事詰めた覚えはないんだけど。』
などと頬を掻きながら、戸惑いながらもこくり、と頷く彼を、
トイレの個室へと連れ込むと、後ろ手でガチャり、と鍵をかけた。

惨月白露 > 鍵をかけると、素早く動く。
相手がとっさに異能を発動する前にその首をつかむと、
スカートの裾から取り出した短刀を突きつけた。

「おいこのクソマヌケ、今からする質問に答えろ。」

作っていた声色を男のものに戻し、
口元を歪めて彼に問いかける。

『おまっ……男っ……くそ、ファーストキスだったのに……。』
そう、混乱して呟く男の頬を短刀の刃で叩く。

「ま、同性相手はノーカンだよ、ほら、
 次の相手とキスできるかどうかはお前の態度次第だぜ?
 最後の相手を男にしたくねぇなら、正直に答えな。」

ようやく状況を理解した男がこくこくと頷くと、
彼に向けてにっこりと笑いかけた。

「ま、人間素直が一番だな。
 なんなら、童貞卒業まで付き合ってやってもいいぜ?」

ごくりと喉を鳴らし、大きく開いた胸元を見る彼に
『なーにちょっと前向きに検討していらっしゃるんだよ。』と返しつつ、
短刀を改めて彼に突きつけなおすと、口を開いた。

「―――アレはどこだ。」

ご案内:「委員会街の男子トイレ」に湖城惣一さんが現れました。
湖城惣一 >  竹刀袋を担ぎながら歩く、不審者のような服装の男が一人。
和装をベースにしたジャケットに、袴。黒のインナーは着ているが、腹は丸出し。
その腹筋には、美しい真一文字の傷跡が残っている。
 剣呑な目つきをしたこの男は、風紀・公安の両方に所属する嘱託委員と呼ばれる立場の人間であった。
「…………む」
 トイレに入ろうかと思ったら清掃中だ。しかし――。
 立ち止まる。中から清掃の気配がしないことに気づいたのだ。
不自然に静まり返っている。あまり褒められた行為ではないが。
――耳を、澄ませる。

惨月白露 > 『……し、知らない』
そう呟く男の股間に膝を押し当ててぐりぐりと動かしつつ、
にっこりと笑って、繰り返すように問いかける。

「そう焦らすなよ、ファーストキスだけじゃなくて童貞まで喪失してみるか?ん?」

ひたひたと短刀の腹でほっぺたを叩くと、
ようやく観念したのか、彼はポケットから『目当てのもの』を取り出した。

「ふふ、ありがと、おにーさん。」

それを受け取ると、白露はにっこりと笑ってその手を放した。
床に崩れ落ちると、彼はゲホゲホと咽る。

「じゃ、言えないとは思うけど、ここでの事は内緒でね。」

受け取ったものをスカートのポケットに入れると、
彼に投げキッスをして、トイレの個室から、
そして、トイレから出ていく。

惨月白露 > ふと、入口にいる彼に気が付くと、

「あ、トイレですか?」

と、掃除中の札をごく当たり前のように外しつつ、
にへらーっと笑みを浮かべてその不審者のような男に声をかけた。

湖城惣一 >  トイレから出てきた女子。いや。
――湖城惣一という男の剣士としての感覚が、鋭敏に話しかけてきた相手の体幹をとらえた。
「いや」
 一瞥する内に思考する。目の前の少女、否、青年は果たして危険か否か。
元々積極的に取り締まる側の人間ではない。
ある程度のいざこざは放置していても問題はないはずだ――が。
「君はここで何をしていた?」
 目を細め、尋ねる。そう。ここは委員会街。
ここでのトラブルを見逃すのは危険ではないか、と。
湖城の直感が促した。

惨月白露 > 「えー、それ聞いちゃいますー?」

へらへらと笑うと、清掃中の札を指差した

「ちょっと彼とその、使ってたんですよ、
 我慢できなくなっちゃったから、
 二人きりになれる場所が欲しくてー❤」

クスクス、と笑うと
『あ、もしかしてトイレ使うつもりでしたか?
 ……えへ、ごめんなさーい。』
と付け加えつつ、ちろっと舌を出した。

湖城惣一 > 「…………」
 気配を探っていなければ、"そういう趣味"もあったのだろうと納得したが。
「確かにトイレは使う予定だった、が」
 律儀に答える。ゆっくりと竹刀袋を肩から下ろす。
 無表情。無感情。湖城惣一という男の思考は、その仕草からは読みづらい。
「もう一度聞いておこう。何をしていた?」
 威圧的でもなく、ただ淡々と。平坦な口調で白露へと尋ねていく。

惨月白露 > 「え、もしかしてはっきり言わないと伝わらなかったですか?」

にっこりと笑うと、人差し指を立てる。
「だから、彼とえっちするのに使ってたんですよー。
 彼、随分激しくしたから、しばらく個室で休むーって言ってましたし、
 トイレ使うなら大丈夫だと思いますよ?」

トイレの中では、先ほどの男が一度トイレの個室に鍵をかけなおし、
『アレ』がとられたという電話をかけている頃だろう。

「……あ、それとももしかして、溜まってるってヤツですか?
 トイレにはそれを発散しに来たーとか。
 おにーさん、とっても素敵な腹筋ですしイイですよ。」

クスクスと妖艶に笑うと、瞳を細め、彼を見る。

「それなら、人目のつかない所にいきません?」

湖城惣一 >  大きく息を吐く。
古風な価値観を持っている湖城にとって、その手の話はあまり得手ではない。
しかしながら、場所を移すという提案に関しては――。
 あたりを見回す。ここで切った張ったを行なうのは些か問題がある。
トイレの前。しかも脅し何かを奪われた生徒の近く。
何が起きるかはわかったものではない。
「…………では、場所を移そうか」
 妖艶。なるほど、こうして見れば"女形"に入れ込む者たちの気持ちも少しは分かる。
わずかに唸りながらも、白露の言葉に同意するだろう。

惨月白露 > 「やった❤」

手を薄く合わせて、今度は無垢な少女のように微笑む。

「おにーさん、ひと目見た時から気に入ってたんですよ。
 ―――それじゃあ、こっちに。」

誘蛾灯のように、『彼』は近くの薄暗い空き部屋に湖城惣一を誘導するだろう。

湖城惣一 >  羽織の中の短刀はまだ抜かない。竹刀袋の紐だけを解く。
ただ、相手の背中を追うように。無表情でついていく。
 さて、どうなるか。おとなしく話してくれると助かるのだが。

ご案内:「委員会街の男子トイレ」から惨月白露さんが去りました。
ご案内:「委員会街の男子トイレ」から湖城惣一さんが去りました。
ご案内:「委員会街:路地裏」に東雲七生さんが現れました。
東雲七生 > ──迷った。

(すっかり日も暮れた委員会街の路地裏。
 少年は制服姿で途方に暮れていた。迷子なうってやつだ。)

東雲七生 > (先日の拉致未遂について風紀委員に報告に行こう、と覚悟を決めたのが正午過ぎ。
 それから昼食をとり、軽く昼寝をして、家を出たのが夕方前の4時頃。
 そして道すがら早めの夕飯を食べ、委員会街まで来たのが大体6時。)

……昼寝、しなきゃ良かったな。
つーか学校に行けば誰かしら居たんじゃねえ?

東雲七生 > (しかし、今日学校に行ってしまえば見事7日連続登校を達成することになり、
 明日からまた平日という事を考えれば12日連続登校、土曜に補習が入れば13日連続だ。死んじゃうよそんなの。
 と、学校嫌いのテンプレートのような独り言を呟きつつ、周囲の建物を見回す。)

研究区程じゃないけど、こっちの方も何かカラッとしてんなあ。
特に面白味も無いというか何と言うか……。

東雲七生 > (東雲が事前に得た情報によれば、この辺りの建物はほとんど委員会に関連する建物との事だった。
 それならそこまで目当ての建物を見つけるのも難しくないだろうと軽い気持ちで訪れた東雲だったが、なるほど人生はそう上手く進んでくれないらしい。)

どれもこれもみんな同じ建物に見えるもんな。
もうちょっとこう、歓楽街ほどじゃなくても初めて来る生徒にも分かり易くして貰えないもんかね。まったく。

東雲七生 > んー……むむむ。

(何やら小難しい顔で建物を見上げる。
 視線の先には別段珍しいものや変わったものがあるわけでもない。普通の無機質な壁だ。)

さすがにこの区画で屋根渡りするのは、見つかったらめっちゃ怒られそうだな。
……いや、でも、どうだろ。あんまり上見て歩く様な人も居なさそうだもんな。

ご案内:「委員会街:路地裏」にクラスカさんが現れました。
クラスカ > お疲れ様でーす。

(立ち並ぶ同種の建築物。そのうちの一つの入り口が開き、気の抜けた声を伴い『生活委員会』の腕章を腕に装着した男の姿が現れる)
(男の眼は荒れ放題の前髪に覆われており、その表情は伺い知れないが)
(こけて痩せぎすになっている頬と顔色の悪さから、不健康そうな印象だけは与えた)

(視線に東雲を捉えると、見慣れない顔であるし、とりあえず生活委員会ではないと分かる)
(どうしようかな、と声を掛けることを思案し)

東雲七生 > 大分暗くなって来たし、上っててもバレなきゃ良いんだよバレなきゃ。
いやいやダメだぞ七生、普通の学生は屋根の上を移動経路にしない……はずだ。

(男の視線には気付かず、相変わらず視線は建物の壁、そしてその上の屋根へと向けられている。
 周囲に誰も居ないのを良い事に、己の内なる天使と悪魔の板挟みを口に出している様はそれほど深刻には見えないだろう。)

クラスカ > (委員会は担当する仕事の内容から、基本的に機密性が高い)
(正式な手続きを取るならいざ知らず、勝手な侵入が知られた場合、末路はお察し、だ)
(建物を登るらしい算段をつけている学生の様子は、少々軽率に思えた)

……あの、もしもし。
(トントン、と人さし指で東雲の肩を叩く)
どうかしました?もしかして、どこかの委員会に用事があるとか。

東雲七生 > ──ひゃあぅ!?

(突然肩を叩かれた様に思え、悲鳴を上げる。
 目を見開いて振り返ると、明らかに動揺しながら数歩後ずさった)

あ、その、いや、まだ上ってないんで上ってないんで!
ふつーに迷子してただけなんで……というか、そ、そう!
風紀委員の本部ってどこかなーって思って来たんですけど、っつーかここどの辺りっすかね!?

(大仰な身振り手振りも交えながら、早口でまくしたてる。)

クラスカ > (「そんなに怯えなくても……」)

(以前も声を掛けた人物にやたらと怯えられた記憶がある)
(別に驚かれるような、奇抜な身なりはしていないはずなのに)

この辺りは生活委員会棟ですね。ほら、僕も生活委員会なんで。
(多少自慢げに右の肩の腕章をぐい、と突きだして)

風紀委員会はあっちの高いトコですよ。
(指で委員会街の最奥を示せば、他の建物より頭が一つほど高い、巨大な建物が目に入る)

で、ついでに隣にある更に巨大なのが、公安の城。

東雲七生 > ああ、そりゃご丁寧にどうも……。

(腕章を見て、次いで指し示された建物を見る。
 目的の場所は分かった、が、同時に東雲の頭には新たな疑問が浮上する。

 ……生活委員って何してるとこだっけ?)

やっぱデカい建物なんだなー。
今度から忘れない様にしとこ。

クラスカ > (東雲の思考も露知らず。とりあえず相手の希望に添えたことに満足そうな笑みを浮かべ)

奥で目立つし、一度来れば覚えると思いますよー。
もしかして迷ってました?委員会棟は案内板もあるし、多分大丈夫ですよ、多分。

(そしてこちらも浮かぶ、新たな疑問)
ってことは一年生なんですかね。ほら、入学して期間が浅いと、地形にも詳しくないかなって。

東雲七生 > あー、まあ、一年っす。
東雲七生、この春入学して来たばっかりで、あんまこっちの方も来ないんで……。

(迷子になっていた、という事はすんなり認めた。
 案内板があると聞いて、少しだけ安堵する。)

えっと、そう言うアンタは……先輩だったり?

クラスカ > (これまで顔を合せなかったのは、受講している講義や活動範囲が異なるためか)
(未だに顔も名前も知らない同級生は多い)
(卒業までに一度も関わりを持たない相手も、いるのだろう)

ああ、同級生なんですね。僕も同じ一年ですよ。
見ての通り生活委員、クラスカと言います。仕事柄ここに来るのは多いので、大体地理も覚えました。
あ、僕の後ろの建物が生活委員会棟なので、もし委員会に入りたい時は、どうぞよろしく。
最近忙しくて人手が足りなくて。

(人の良さそうに聞こえる笑みと共に、ふん、と鼻息を荒げる)

東雲七生 > (魔術関係の授業は一切出ていないので、そちらの方面での顔見知りはそれほど多くない。
 まあ、それでなくともあまり同じ授業を受けている同級生の顔とかは特別意識しない限り覚えられないのが東雲という生徒だ。)

あー、なんだ、同じ学年かー。
なんか慣れてる雰囲気だったからてっきり先輩かと思ったわー。クラスカ、ね。よろしくー。
……委員会は、まあ補……時間出来たら、かなあ。

(少し緊張していた表情と言葉が一気に砕けた。
 子供っぽい笑みを浮かべて軽く頭を掻く。毎日の様に補習を受けてて委員会活動なんて出来る気がしない、と胸中で呟く。)

クラスカ > (緊張が砕けた様子の東雲に、こちらも声が柔らかくなる)
(同級生の知人が増えたことと、自分より身長の低い男子生徒との出逢いが、喜ばしかった

ええ、だから僕もまだ、学園については分からないことの方が多いですけど。
知ってます?委員会って給料出るんですよ。学園を回す歯車の一端を担ってるんですからね。
これから夏にかけて、お小遣いが欲しい時期じゃないですかね~?

(フフフ、なんて含み笑いをして)

ところで東雲くんは、どうして風紀委員棟に用事があるんですか?

東雲七生 > まあ、お互いこれからちょっとずつ覚えてけば良いってもんでしょ!
……へえ、給料が。なるほどねえ、バイト感覚でやってる奴も少なからずいるって事か。
あ、俺は別に……あんまり金に困ってるって事も無いからさ。

(乾いた笑いで誤魔化しながら、問われた事に対しどうこたえるか考える。
 生活委員がどういう活動をしているのかは知らないが、はたして正直に言うべきか、否か。)

ん、まあ……何つーか……。
ちょっとワケあって落第街でごたごたに巻き込まれてさ。それで、うん、ちょっと。
ま、まあ、気にすんなって!

(ちょっとばっかりな説明になった上に、誤魔化し方も雑だった。)

ご案内:「委員会街:路地裏」にトトさんが現れました。
トト > 「うう、ん、地図を見た限りだと、この中のどれかが風紀委員のいるところなんだよね。」
(ふらふらとワンピースを揺らしながら周囲を見回していると、丁度二人に出くわす)

「うん?此処にいるってことは、委員会の人なのかな?こんにちは、ねぇ、このあたりが委員会のあるところで間違ってないんだよね?
学生といっても、色んな仕事があるんだね、君たちはどの委員会の人なのかな?」
(にこにこと笑みを浮かべながら二人の顔を交互に眺めて、近づいてくる、まるで興味が君たちに移ったかのようだ)

クラスカ > 軽い気持ちの人もいると思いますよ。僕はちゃんと学園のコトを考えて仕事してる、真面目な側の人間です。
へえ、珍しい。東雲くんまだ若そうなのに。
僕なんて万年金欠で、夏に向けて水着を準備するだけで一苦労ですよ。
(東雲の心情も露知らず、素直な感想を口にして)

(『落第街』の名前が出れば、唇が硬く引き締まる)
あー落第街の関係なら、うん、納得。
じゃあ早くに詰所に行った方がいいですね。善は急げってやつで。
最近は風紀も面子を保ちたいだろうし、ちゃんと話を聞いてくれると思いますよ。

(それ以上は追及を止める)
(彼が風紀に用事があるというのなら、今後の展開は風紀に任せておけばいい)

クラスカ > >トト
委員会街にようこそ。同じ建物が並んで迷いやすいので、気をつけて。
(新たに現れた身長が同程度の性別が希薄な人物に、ゲームで街の案内をする登場人物のような台詞をおどけて伝えると)

僕は生活委員会ですよ。
(右肩の腕章を改めて示す)

(この子も一年生かな、と考えながら)

東雲七生 > そっかそっか、頑張ってくれよークラスカ!
俺らの平和な学園生活はお前たちに掛かってるんだからな!うんっ!
んまあ、その辺もちょっと、別のワケありで……。

(そういえば自分も水着を買ってない事を思い出した。
 帰りがけに見に行ってみるか、と密かに決意しつつ。)

だ、だよなぁ。うん。
俺も早いうちに行った方が良いかなーとは思ったんだけどさ。昨日今日と休日だったし、その……。

(補習があって動けなかった、とは言えなかった。)>クラスカ


ん、ああ。俺は用があってここに来ただけ。
お前も何か用があって来たのかー?それともどっか委員会入るとか?

(新たに現れた人影へと、軽い調子で言葉を返す。)>トト

トト > 「そっか、生活委員なんだね、僕はトト、編入?してきた一年生だよ、よろしくね
うん、確かに迷ってしまいそうだ、でも之で迷わずにたどり着けそうだよ、ふふ。」
(軽く手を上げてクラスカに答えるように)

「うん、模擬戦というもので興味が出来てね、風紀委員なら、現代兵器を持っているらしいから、見せてもらえないかと思ったんだ。」
(あ、僕はトトだよ?と続けて自己紹介をしつつ、自分の目的を七生に話す)

クラスカ > >東雲
(東雲の温かい言葉に、何故だかとめどなく涙が溢れてくる―)
(生活委員の仕事をしていて、これほど純粋素直に感謝されたことはない)

本当にね、毎日毎日学園のために身の粉にしてるんですよ。
備品が欠けてたらすぐ文句言われるし、呼び出し食らって整備に取り掛かったり。
試験期間も、委員会優先してたらまともに学業に励む時間も取れないし。
しかも試験勉強優先して委員会に顔を出さない同僚もいて、その分のしわ寄せがくるしさあ!

(眉根を曲げると、唇を尖らせ舌打ちする)

結構風紀って休日も入り浸ってる生徒多いから、気にしなくても大丈夫ですよ。

東雲七生 > へ、へえ……現代兵器を。
興味を持ったのは良いけど、そんな物騒な物ほいほい見せられる様なもんなのか……?

(表情が若干引き攣る。
 仮に見られるのだとして、それはそれで何だか心配になるな、と思う。)>トト

お、おう。泣くほどの事かぁ?

(けらけら笑いながら、なるほど生活委員ってそういう事してんだな、としっかり新たに記憶しつつ。
 割と地味な事してんだなー、と思ったが笑顔の裏に隠しておくことにした。)

ああ、そういうもんなのか。
だったら、もし今度同じ目に遭ったらすぐに駆け込む事にするよ。

(頷いたが、それはあくまで補習が無い場合に限る、と胸中で付け足した。)>クラスカ

クラスカ > >トト
風紀委員棟ならこの通りの最奥で、一番高いのが公安棟、それから頭が一段低いのが風紀棟ですよ。
近くまで行けば流石に看板があるんで大丈夫でしょう。

(トトの上から下までを視界に入れるも、どうにも感覚が掴みにくい相手だとの印象を抱く)
(性別を感じさせる対象が衣装のみである点が一因か)
(「でも僕って言ってるし……性別を訪ねるのは失礼かな」)

トトさん、ですね。あ、僕はクラスカ、一年です。

トト > 「そうなのかな?模擬戦も怪我をしないように、って話だったし、殺傷性が高いものは難しいのかな
僕は純粋にこの世界の人間の技術の産物が気になるだけなんだけれどね、取り敢えず… ええと、ダメ元?で聞いてみようと思うよ
たとえダメでも、ダメだということが学べれば、ほかのものを考えられるようになるからね。」
(七生の言葉に少し困ったように小首を傾げてひと呼吸置いてから、自分なりの考えを述べる)

「クラスカ、同級生だね、それだけ聞ければ十分いけそうだ、ありがとう、助かるよ
………?あ、そうだ、生活委員、備品、って事は、もしかして【自動販売機】も君たちが管理しているのかい?」
(ぱぁ、と笑顔を浮かべてクラスカにお礼をいい、ぺこりと軽く頭まで下げる
その後ふと思いついたように、そんな疑問を彼に投げかけた、心なしか目がキラキラしている気がする)

クラスカ > >東雲
生活委員やってても人から感謝された経験って少ないので……。
安全と便利って当たり前すぎて、その裏で働いてる人がいるってことは認知されづらいんですね。
僕も生活委員になって理解できました。

(にこやかに談笑しつつも、神経は過敏に尖らせている)
(東雲の『同じ目に遭ったら』と漏らした言葉も拾い上げ、分析にかかる)
(やはり危険な怪異とでも接敵したのだろうか、と勝手に想像しつつ)

とにかく注意してくださいね。落第街は知っての通り、危険の群生地なので。

東雲七生 > お、おう……まあ、そっか、頑張れよ。
えっと、トトっつったっけ、俺は東雲七生。まあよろしくなっ!

(何だか小難しい言い回しだが、悪い人物では無さそうだと判断し、にっこり笑みを浮かべて名乗った。)>トト

な、なるほど~……?
まあ、うん、確かに安全も便利も割とすぐ慣れちゃうもんだよな。
俺らが安全かつ便利な生活を送れんのも、他の誰かの働きあってのことだって、忘れねえようにしないと。

(うん、と意味も無く小さくガッツポーズを作った。
 応援してるアピールなのだろうか。)

ああ、うん。いやというほど思い知ったぜ……。
もうちょっと気を付けないとなーって……いや、不可抗力てんこ盛りだったけどさ! >クラスカ

クラスカ > >トト
自販機……?
(鸚鵡返しをして口を噤む。質問への答えはすぐに出ない)
(回答に要するだけの情報が、あまりに欠如している)
(この場合の自販機と言えばどこにでも立っている硬貨を投入して対価を得る設置物、ではなくて)
(そう、件の噂に上っている、アレか)

普通のならそうですけど、掲示板にも載っている都市伝説ライクの【自販機】は違いますからね。
期待に添えなかったら申し訳ない。
生活委員会には保健課があるんで、そっちの人たちならもっと情報を持ってるかも。
(裏切るようで申し訳ないが、あれについての情報は目下不足している)

トト > 「けいじばん?… ああ、そういえばそういうのもあるんだったね、今度見てみよう
ううん、その普通のだよ、あれは素晴らしいね!色んな混ざり合った飲み物が、何時でもお金さえあれば手に入る
僕は特にコーラという系統がお気に入りだよ、できればもっと沢山飲んでみたいね!」
(都市伝説?という言葉に不思議そうに首を降ってから、楽しげにそう語る
トトがポシェットの中身を見せると、そこには様々な飲料水がぎゅうぎゅうに詰め込まれていた)

トト > 「七生だね、よろしく、よくわからないけれど、七尾は何か危険に巻き込まれてしまったのかな?
僕がいた… 遺跡群、だったかな?あそこも結構危険な場所だったらしいけれど
その落第街、というのもドロドロに混ざっていそうな場所だね、無事でよかったんじゃないかな。」
(少し心配げにじぃ、と七生の事を見つめてから、にっ、と一転笑みを浮かべる
少し興味がある、といった風に口元に指を当てながら、七生の体を上から下までずいっと眺めてみたり)

クラスカ > >東雲
(ガッツポーズに対しては握り拳に親指を立て、サムズアップの形を返した)
(ささやかな応援に対して『がんばります』と心に刻む意思表示だ)

不条理不義理の溢れるこの島では、何があってもどんと構えていられる強い心が一番の武器かもしれませんね。
僕もそうありたいものです。
まだまだ未熟だから、精進しないと。

(そう言って苦笑する)

>トト
(ポシェットの中身に目を移すと、中身が詰まっている缶が密集している)
(水分はそれなりの重量になるはずなのに、平然と持ち歩くとは)
(それより気になる点は―)

普通の方ですか、それなら良かった。
もし売り切れがあったら生活委員の方に伝えて下さいね。
でもトトさん、自動販売機を見たことないって珍しいですね。
結構田舎から出て来た人なんです?

(首を傾げる)

東雲七生 > 巻き込まれたっつーか、巻き込まれかけたっつーか、当事者になり掛けたっつーか……。
まあ、生きてて良かったとは俺も本気で思ってるとこ、マジで。
遺跡っつーと、未開拓地区だっけか。あの辺も何だか危ないらしいなー、人災よりも何て言うか、災害っぽいけど。

(特に変わったところは無い、普通の学生然とした容姿である。
 しいて言えば髪と瞳が真っ赤な事くらいか。)>トト

ホントにな、ある程度の不条理は覚悟してても何が起こるかわっかんねーもんなぁ。
俺ももっと精進しておかねえと、ついさっきも驚いて変な声出しちまったし。

(溜息混じりにぼやいてから、苦笑を浮かべた。)>クラスカ

トト > 「うん、そうかぁ、生活委員なんだね、そういうのは、いい事を聞いたよ、此処に来たかいがあったね、一石二鳥かな
田舎?… この地上、地球っていうんだよね、そうでない場所をそう呼ぶなら、それであっていると思うよ
尤も、僕も来た場所をよく覚えている訳じゃないから、自動販売機、自体はあったのかもしれないけれど。」
(嬉しそうにこくりと頷いて、クラスカに対して肯定の意を示す、何処から来た、という事に関しては事も無げにそう伝えて)

トト > 「巻き込まれ、かぁ、物事は時に濁流の如く、時には流される事も必要らしいけど、無事だったならそれに越したことはないんだろうね
そうそう、その未開拓地域だよ、でも、楽しそうな場所でもあるよ?ああいうごちゃ混ぜな雰囲気は好きだもの。」
(七生に対しては普通に心配しているように見えるが、同時にその場所に興味ありげな口ぶりである
ふんふん、と少しつぶやきながら、そんな七生の外見を胸に留めたようだ)