2015/08/24 のログ
■白い仮面の男 > 雨の中からの返答は聞こえない
だが男は降りしきる雨の中小さく答える
「人と獣に大差などない、そして人として生きれば獣に喰われてしまう」
雨の中でそう呟き来るであろう追撃を転移で無造作に逃げ回りながら
まともに動けない違反学生達を転移で落第街の様々な場所に移していく
「ふぅ…まったく、肉体労働はこたえる」
矢が一本だけと言うのが気になるがこちらからではあちらの様子も見えない…こともない
外に転がった機獣のアイカメラ、そこからの映像が仮面の中にも映る
「ふむ、これは…砲?後は…陣か」
何化の砲身の様な物と魔術陣
恐らく何か大きなものを召喚する気だろう
相手の狙いは分かるが…
「私には止める手段はない」
誰も聞いていないせいかクスリと自嘲交じりの言葉が漏れる
召喚術に割り込みをかける事はできる、だがそれをすれば大きな隙が生まれる
砲身ごと彼らを何処かに飛ばす、だがそれをするほどの余裕はない
「いかんともしがたい事もある、か」
■平岡ユキヱ > 「…んじゃ、がんばっちゃいますかねー。ここまで十分に異能も魔術も飛び交っている。
『取り込んでいるぞ』、その残滓…!」
物干し竿のように長い砲身を組立て終え、予備の刃体加速装置と接続する。
腰だめで堂々と構える様は、砲手というより槍の使い手のようで。
「…。『幻想変換炉・臨界突破(ブレイクスルー)』」
ユキヱが持つもう一つの異能。ほぼ人前で見せて来なかった切り札に、今、火が入る。
青白い閃光のような光を体内から猛烈な勢いで放射しながら、仮面の男に照準を合わせ始める。
風紀挺身隊の赤服たちが、退避ー!! と相当な剣幕で叫び始めた。
ギィィィィィと学園中に響き渡ろうかと言うほどの盛大な不協和音と殺気。
その全てが、仮面の男ただ一点に向けられる。
「私は人の善意と勇気を知っている。だからそれに賭けた。正しければ、私が勝つさ」
勝負だ。後は狙うのみ。雨の中、必死に眼を開いて狙いを定める。
このタイミングで、マニュアルである。機械的な補助は一切ない、根性と勘と、あとは友情という名の後方支援で当てるほかない。
■流布堂 乱子 > 正門。雨が学生達と男を閉じ込め、風紀委員達が慌てて準備に駆けずり回る、戦場そのもの。
片足で立つ少女の風紀無線傍受インカムからは、
落第街へ放り出された違反学生についての問答が繰り広げられている。
武器を持った学生が、盛り場へ、路地裏へ、スラム街へと飛ばされ―
……異なる縄張りに獣が紛れ込んだかのように、落第街の住民によって鏖殺されている、と。
■メグミ >
喀血する。
今の身体には少々重い。
魔力と術式で必要な要素を強引に踏み倒し、何処かに居るかもしれない神々の権能を降臨させる――!
「願い、叶えよ――《Realize・αἰών,》」
私そのものは呼び出す力しか持たない。
借り物の力しか持たない。
だから、世界には何が有り、誰から何を借りるか――それを知り、要素を踏み、カバーする事でようやっと力を手に入れる事が出来る。
私一人では大したことはできない。だから、借りる。厚顔無恥に借りて、さもなんでも出来るかのように振る舞うしか出来ない。
今はそれでいい、目の前の自己中心的でわがままな狂人を、止めるだけの力を借りる。
――時間・空間・時代を司る権能持つ神としてのアイオーン。その神の力のごく一部の、ごく一部の権能を呼び寄せる。
此の場に於ける時間と空間の正しき制定――此の場に於いて時間や空間が乱されず、転移などは起こりえない。
そうであるように、神々に護ってもらう。その為に、神を、神の一端を、呼び寄せる。
「神様、此の場の時間と空間を、正しく護ってください――!」
喀血し、魔力の暴走により全身から出血しながら、願い、叫ぶ。
神に願い、呼び寄せ、行使する。
……神話時代の神が持つ、絶対的な力のごく一端が場を覆う。
少しの時間ではあるが、時間や空間をいじる事は、不可能と言っても過言ではない。 ……かもしれない。
当然、転移なども封じられる。
心当たりは、手持ちの知識と術で呼び出せる中で、どうにか出来るとすれば此れしかいなかった。
■白い仮面の男 > 「コード、ウォール」
そう呟き、無事な機械兵達を自身の前に並べる
そして最善には自身を守らせ倒れた機竜を持ち上げさせる
「さて…後は運次第」
チャンスがあれば施設から逃げ出す精神を持ち
突如知らぬ場所に飛ばされても生き残る力
最低限の武器をどう使うかの知恵
それが有る者は生き残りなければ死ぬ
今回の選別では生き残るのは片手で数えるほどだろう
だがその人材はとても素晴らしい駒となる
「ふふ、楽しみだ…実に」
仮面の奥で笑顔を浮かべ、自身に向けられる砲を肉壁越しに見つめる
「さぁ、私はここに居る。引き金を引きたまえ」
転移が出来なくとも問題はない
元よりそんな物する気もない
これは彼女達の奮闘に対するサービス
盾は置いた
後はどこまでそれを貫くか
■平岡ユキヱ > 「鍵はそろった…。風紀執行ッ!!!」
―カチッ
刃体加速装置、最大出力。
ギンッ、という耳をつんざく音と同時、ユキヱが地面にめり込むように衝撃波の反動でクレーターを形成した。
爆風で何人かの隊員と、接続していたケーブルが断線して吹き飛ぶ。
異能で十二分に加速されレールガンを超える威力で射出された刃体の破壊力、いかばかりか。
天上の雲を、大気を、ただそのエネルギー量と衝撃で物理的に吹き飛ばし、空に一点の大穴をこじ開ける。
星がきれいだ。校舎の窓ガラスが全損したかもと後悔もよぎる。ともあれ。
「盾と矛…真っ向勝負といこうか!!」
■白い仮面の男 > 「っ――」
轟音と衝撃
雨の中を切り裂きここまで聞こえた音よりも速く
盾となった機械達は全て穿たれ
「ここまでとは…刃と言うのも、考慮すれば…よかったか…」
ブラリと力なく垂れる左腕
前に突き出した手を裂くように手の平から方まで大きく割れている
骨が見え肉は避け赤いしずくが流れ落ちる
力が入らないどころか感覚がない、よく痛みでショック死しなかったものだと自身を褒めたい
「全く、慢心していては死んでいた所だ…」
軽く体をずらし利き手ではない左腕を前に出した結果がこれだ
何もしていなければ…想像したくもない
「さて…そろそろか」
神の力をどこまで連続使用できるか
恐らくもうそろそろこの空間の固定は終わると予想する
■メグミ > 「――っ、」
世界が軋む音がする、
が、
予想に反し、まだ固定化は終わらない。
逃すまいと、魔力をありったけつぎ込み回し、少しでも長く維持しようと動く。
――その影で、レライエが再び矢を放つ。
狙いは当然、白い仮面の男。追尾と壊死は、健在だ。
「……誰か、今のうちに、異能魔術封印用の道具と、あの男の確保、をっ……」
息も絶え絶えに、叫び、詰める様に命ずる。
この機を逃すか、と
■流布堂 乱子 > 委員会本部で見た覚えの有る…ユキエさん、だったろうか。
無手の応酬しか見ることが出来なかった彼女の異能が目の前で発動され――
(……あまりよろしくない勢いで飛んできますよね、こっちに)
正門。
その"抜刀"の余波は男の後方に位置どる乱子の元まで届き、耳元で髪が暴れるバタバタという音が聞こえた。
先程から"片足"だけで立つ少女としては。支えとなる杖を使わない少女としては。
…あまりこの照準がブレてもらっても、困るのだが。
「さて、先程は引き金を引いて構わない、と言われましたよね?」
既に、杖の砲身の中には、いつぞや使い残した榴弾が放り込まれており。
刻まれた紋様が杖の内外で螺旋を描き、仮想ライフリングが雨中の男へと性格に狙いを定める。
どこにもない引き金を人差し指で引くと、創造神の作った人形さえぶっ飛ばした弾薬が後方から男へ迫った。
■白い仮面の男 > 「あぁ、言ったとも」
やっと来たか、そんな思いで背後の少女に声をかけ
榴弾を男のすぐ近くに居た機獣、狼タイプが文字通り肉壁となる
「君の為に割いた彼が居れば、もう少し軽傷で済んだんだがね?」
自分の計画にない爆発に戦闘力の高いタイプが全て施設から出てこない異常
これほど大きなヒントを出してくれれば施設内にイレギュラーが居るというのは簡単にわかる
そして唯一の出入り口に背後を向ければそこに付け入るとも
「また会ったね、お嬢さん。
奇しくも収容施設でと言う言葉通りになってしまった」
■平岡ユキヱ > 「根性あるじゃないか白いの…! 名を名乗れ!!
この一撃を耐えたお前を、立場、思想、生まれ違えど…一流として認める!」
満身創痍で肩で息をしながら、破損した試作品の加速装置二本目を投げ捨てる。
ニヤリと笑う中…今になって第三勢力の存在に気が付く。
「だ…ッ!!」
いや、見覚えがある気がする。正規の者でなかったはずだ。
「流布堂乱子…。何をしている!」
■白い仮面の男 > 「私の名…では、悪戯好きの神。ロキと名乗ろうか」
冗談交じりの口調で答える
「彼女は私の友人でね…色々と手伝ってもらっただけだが。
何か不都合が?」
嘘も通せば真実に、言葉も時として便利な道具となりえる
■メグミ >
更に一射、レライエが白い仮面の男に射る。
当たるか、どうか。
(……そろそろ、色々と限界です、ね。)
視界が霞む、意識が飛びそうになる。
身に余る権能を呼び寄せ、維持をするのは容易な事ではない。
(すみません、後は任せました。)
負荷が限界に達すれば、最後に残る魔力をつぎ込んで意識を落とす。
……大凡、この世界の時間にして15分後、空間の固定化は解除されるだろう。
彼女が呼び出したそれも、同時刻に消えるだろう。
ご案内:「風紀委員会・収容施設」からメグミさんが去りました。
■流布堂 乱子 > 「そのように言われましても……私も貴方のお母さんではありませんし。
どのみちその体も破棄されるのでしたら、
負傷の度合いでなにか変わることでもあるのでしょうか?」
片手で杖を回す。榴弾に嵌められていた殻が排出され、銃口を上にして静止。
五発買い切りのセット品は、あと二発。装填して再び男へと向ける。
「……ああ、あのことですか。
個人的には、『お前も攫ってウチの収容施設に入れてやる』という意味かと思ってましたけれど」
言葉を、行動で塗り替える。
…もしも言葉通りに、その負傷に意味があるのなら。
狙いもそこそこに、ライフリングの再形成も待たずに、存在しない引き金を再び引いた。
「その機会はなさそうですね」
何をしていると問われるならば。
「偶然、です。たまたま追いかけている相手を見つけたものですから、ね」
■白い仮面の男 > 「名も知らぬ少女、君の健闘に応えたいが…この矢を受けては死んでしまうのでね」
右手で爆砕し転がる狼の頭を掴み、矢を防ぐ
通常の矢であれば甘んじて受けたのだが細胞の壊死を知っていれば受けるという選択肢は取れない
「ふむ、乱暴な女性だ…私は君を攫おうなどとは思わないよ」
どこを狙うか、いつ発射するかが分かっている
そんな風にとれる動きで榴弾を躱す
「生憎あのバックアップは手間がかかるのでね、そう易々と量産はできないのだよ」
そして躱された榴弾は男を挟んだ少女の近くへ着弾するだろう
■平岡ユキヱ > 「じゃあこっちはマイテ○・ソーとでも名乗っておけばいいのか?」
そのうちハンマー持ってくるぞ、と仮面の男に対して剣呑に歯をむき出して笑った。
そんな中、意識を落としたメグミに手を伸ばし、
すぐに駆け付けた隊員に任せて後方へと下がらせただろう。
「…!」
今になって、外の情報に耳を傾ける余裕が出てくる。
それは、悲劇の始まりでもあるが。
落第街の住民による惨殺が、悲劇の報告が耳に入る。
「お前ら…ぁぁぁぁぁッッ!!」
バチバチと青白い閃光が再び活性化し始める。それは異能や魔術を取り込んで発現する、
ファンタジー殺しの能力。
■流布堂 乱子 > ラストの1発。ぐるりと回して排莢した杖に榴弾を装填する。
「花嫁探しなら相談所を利用されたほうがいいですよ」
二発は確かに誘導弾として撃つのを見せた。
だというのに、先の速射を躱すという判断に、あれだけの確信を持って至るのは。
「……つまり、転移を封じるだけではなく、異能封じが必要ですか」
今は自分には手がない。
だからこそ。
青白い稲妻。義心の怒号。
男を見つめる限り、そこから目をそらすことは出来ない。
砲身の螺旋が形成されるのを、そして彼女が動き出すのを、今度こそ待った。
■白い仮面の男 > 「それは怖い…おっと、何をそこまで激怒する?」
閃光を放ち激昂する少女に問う
「彼等は自由を手にしそして散った…それのどこがいけない?」
寧ろ仕事が減ったのではと考える
この男の中では死んだ者は選別から落ちただけの不合格品
それ程の認識しかない
「簡単な科学と魔術の複合なんだが…あまり周知はされていないね」
ため息交じりに呟き
怒りに震える少女の方を向く
■平岡ユキヱ > 「何を…? 人が死んでいるんだぞ!? どうして…何も!」
どうしてそんなに平然としているんだ。
言いかけて、もういい、結構だ。と決意する。
ありたったけ周囲の異能を取り込み、強化し、発光し、しかしそれでも間に合わない。
「…。『幻想変換炉』」
ユキヱが爆ぜる。空いていた間合いを一足で詰め、武器でなく。
手足による相手の解体に動き出す。
「『炉心溶融(メルトダウン)』」
ほとんど残像のみの存在になりながら、四方八方からの時間制限付き乱打を開始した。
■白い仮面の男 > 「残念だが…君へのサービスはもうすでに終わったよ」
傷はそのままだが出血だけ止まった左腕が力なく揺れる
「1つ忠告しよう、感情とは素晴らしく君を強くする物だ
だがそれに縛られれば君は必ず後悔する。一生拭えぬ記憶となって」
そう呟けば乱打に見舞われる寸前、陽炎のように姿が揺らめき、掻き消える
少女の拳は男に5発程くい込んだところで空を切るだろう
ご案内:「風紀委員会・収容施設」から白い仮面の男さんが去りました。
■平岡ユキヱ > 体の崩壊が、劣化が始まる。
透き通るほどに青く、しかし猛烈な勢いで燃える少女がザア、と地に足をつき。
膝をつき。
「…っがっハ…!」
血を吐いた。しかし止まらないというよりは、止める術を知らない。
ただ猛烈に増殖するエネルギーを止められないまま、瞳から漏れた血液越しに、
仮面の男が掻き消えたのを確認する。
「ロキだか何だか知らないが…あの野郎…!」
燃える体を抑え込みながら、蹲る。よほど不安定な状態なのか、
宇宙服かと思うほどに重武装した風紀の部隊が車両に乗って集まってくる。
■流布堂 乱子 > 科学と魔術のちょっとした応用によりこちらの手札は先程から覗き放題らしい。
既に構えているというのに、背を見せるということはつまり、そういうことだ。
だから、こうして逃げ場がない状況なら。
何時かのように杖を天に向けて、庇う者さえ届かぬように高々と榴弾を――
引き金が惹かれるその直前で。
『まーずい!まーずいんだよー!ロッソさん!』
建物の奥から駆け抜けてきた黄と黒の縞模様の影が、乱子を引っ攫った。
スピードを殺さぬまま大きく跳ぶと、風紀委員たちの頭上を飛び越えていく。
「……何が、どうしたっていうんですか」
『宝町が酷いことになっててー!クライアントがー、そっちに行くってー!
突然現れた奴に、弟さんがさー!』
間延びした口調で、それでも火急の用事を伝える声を聞きながら。
落第街へと向かうのを認識しつつ、
「……それでは。お大事に、ユキエさん」
届きもしない言葉を置きながら。
戦場を遠く離れて――次の戦場へ。
ご案内:「風紀委員会・収容施設」から流布堂 乱子さんが去りました。
■平岡ユキヱ > 「なんだいまの…。チクショー…これ…私爆発するんじゃ…」
意識を失う直前、ロッソさんという言葉が聞こえた気がするが、流布堂乱子と名前が合わない。
一体何がどうなって。という算段で、味方に麻酔銃を撃ち込まれ。
異能暴走者用の特殊車両に搬送され、担がれていく姿はやがて学園内の噂となるだろうか。
ご案内:「風紀委員会・収容施設」から平岡ユキヱさんが去りました。
ご案内:「風紀委員会本部」に佐伯貴子さんが現れました。
■佐伯貴子 > まつりばやーしの、そのあとでー…
(鼻歌を歌いながらオフィスフロアで仕事をしている一般委員が一人)
(庶務である)
(昨夜いいことでもあったのか、ご機嫌である)
(仕事は忙しさを極めているようだが)
■佐伯貴子 > (風紀委員会は自分が知っているだけで何度も襲撃されている)
(その理由の殆どが大したことのない理由である)
(いわゆる悪人としては小物、他に大きなことができないから風紀委員会を襲う)
(公安は襲わない)
(問題なのはロストサインのような大物である)
(風紀委員を襲うのは自己顕示欲の強い小物か、体制を覆そうというような大きな目的がある大物である)
(落第街で言えば先日自分を襲ったようなチンピラか、元ロストサインの残党かである)
(そもそも悪人であっても普通は襲うなど考えない)
しかし仕事は増えるんだよなあ…
(デスクに座りキーボードを叩く)
■佐伯貴子 > (逃げ出した収監中の人間のリストアップ)
(死傷した人間のリストアップ)
(それにつきまとう事務仕事、等、等)
(いつもの仕事といえばいつもの仕事である)
■佐伯貴子 > (リストアップしたらプリントアウトしてファイリング)
(しかるべき部署へ回す)
(それの繰り返し)
(大した理由のない襲撃の顛末などこんなものである)
ご案内:「風紀委員会本部」に蒼穹さんが現れました。
ご案内:「風紀委員会本部」に来島さいこさんが現れました。
■蒼穹 > (いつまでも幽霊で居ると、給料が下がったりする。
なので、平和で暇そうなタイミングを見計らって適当に刑事課案件の雑務をこなす。
月に1回か2回か。まぁそれくらい。不労所得も良い所だが、そういうものである。)
…お、佐伯係長じゃん。こんばんは。
ご無沙汰だね。元気してた?
(矢鱈長い黒髪が目立つ、所謂真面目系風紀委員の先輩に後ろ側からご挨拶。
別に係長ではないけれど。)
■来島さいこ > 黒い髪に、オッドアイの瞳を持つ若い男女が足を踏み入れる。
男女は入り口で警護にあたっている風紀委員へと声を掛ければ、男女は中へと足を踏み入れた。
男は兎も角として、女性の方は、井戸木さいこ改め――来島さいこか。
貴子を見付ければ、心配そうに近寄って声を掛けた。
「あ、貴子ちゃん。ええとぉ、なんだか色々大変みたいだったけど、大丈夫……?」
■佐伯貴子 > 蒼穹か、珍しいな。
係長と言うなよ、ここだから皆わかるが、肩書を勘違いされるととても困る。
(デスクで一息つきながらそんなことを言う)
元気だよ。
戦闘とは縁がないからな。
>蒼穹
井戸木先生じゃないですか。
まあ、いつものことですよ。
仕事も大方終わりましたし。
(意外な人物の登場であった)
(そして、苗字に関しては知らないのであった)
>さいこ
■来島さいこ > 「あ、ええと……ごめんね、貴子ちゃん。
いまはちょっと、その、苗字が来島に変わっちゃったんだ。うふふ。
……そっか。いつもの事でも、大変なのには変わりがないから。」
しゅん、と目を伏せる。
教師としての勉強に忙しく授業以外では殆ど活動していなかったし、生徒指導としても動いていなかった。
……昨日の件に関しても、大きな出来事が立て続けに起こっている事をリビドーから聞かされてようやっと知った程度である。
「うぅん……風紀委員じゃなくて先生だから、出来る事はあまりないかもしれないけど、なにか手伝える事あるかなぁ?」
■蒼穹 > まぁね。どうせ暇なんだしたまにはこうして出てこないと給料下がるし。
んで?何か仕事ないかな、係長?
(係長については安定のスルー。)
ん、なら幸い。まぁ、何だかんだこの間拉致されたとか聞いてたしね。
係長あんまり強くないらしいし、この間襲撃とかまたあったらしいから。
つっても、見る限り元気そうで良いんだけどね。
(何故か係長を強調する始末。
何だか、しかし、御邪魔している様な気がする。)
■佐伯貴子 > 来島…さいこ…
ということはご結婚されてたんですね…
(会うのは大分久しぶりだ)
(恋愛は何があってもおかしくないし前回もそんな気配はあった)
おめでとうございます。
お気持ちだけで嬉しいですよ。
私は長居はしませんが、お茶でも飲んでいって下さい。
(空いているデスクを示すと、ちょっとお高めのお茶を淹れて持ってきた)
>さいこ
力仕事はないかな。
事務仕事ならホチキスで書類を止めるという仕事があるがー…
(係長呼ばわりは実際困るので外であった時はやめてほしいと思うのであった)
拉致については解決してないが発展もしていない。
私は強くないというより弱い。
だから君のような人間が率先して犯人と格闘してもらえるとありがたい。
(別のお邪魔ではないし言いたいことも色々あるが、まあいいだろう)
>蒼穹
■来島さいこ > 「あっ、そっちの子も風紀委員さんかなぁ?
うふふ、こんにちは。ええとぉ……はじめましてかな?
わたしは来島さいこ。宜しくねぇ?」
くすりと笑い、もう一人の風紀委員へと微笑みかけて自己紹介。
ちょっと不思議な、可愛い笑顔です。
「んぅー……なんだか申し訳ないかも。でも、ありがとう。今度は美味しいお茶菓子でも差し入れるねぇ。
……わたしは後期の授業とか先生のお勉強に費やして全然無かったけどぉ……貴子ちゃん、夏休みはどうだったかなぁ?」
嬉しそうにお茶を貰いつつ、邪魔かなと思いつつも話を振ってみる。
尚、オッドアイの男の方――リビドーは軽くさいこと話した後、何処かへと行ってしまった。
曰く、公安委員会の方を見てくるとか、何とか。
■佐伯貴子 > お気遣いなく。
むしろ私がご結婚祝いを用意しなければならないくらいですよ。
(恐縮する)
(出会いはどうあれもう教師と生徒なのだ)
夏休みも今も、仕事したり海で遊んだり、ですよ。
変わったのは授業が始まったことくらいであまり実感はありません。
(肩をすくめる)
>さいこ
■蒼穹 > あー…そう。
はいはい、んじゃ適当にこのトレーにでも書類纏めといて。
後で適当にホチキスかましとくから。
(ひょい、と白い底の薄いトレーをデスクに無遠慮に置き据える。)
ふーん。そう。…良いじゃん、このまま拉致事件が闇に葬られれば、幸いじゃないかな。
ま、安心も出来ないだろうけど。
…んー、私は面倒事は嫌いだからね。
大体襲撃犯って力見せたい小物でしょ?
ああいうのは私がやるより、適当にザコを当ててイキがらせとくのが丁度いいよ。
(口から飛び出すのは、幽霊風紀委員ならではの何だか凄く慢心した発言であった。)
あ、どうも。そうそう、風紀委員の中でも幽霊風紀委員という特別な風紀委員、
蒼穹《ソラ》って言います、こんにちは。初めましてー!
…ん、じゃサイコと呼ばせてもらおうかな。
(さて、この人は誰だったか。やたら目立つ外見をしているが、見たことがないのできっと初めましてだろう。
サイコロのアクセサリーは「さいこ」と掛けたものなのか、果たして。
見た目も、可愛らしさも相俟って教師とは露とも思わない返事。)
■佐伯貴子 > お、意外だな。
手伝ってくれてありがとう。
(底の薄いトレーに、縦横ちぐはぐにまとめ重ねられた書類をドサドサと置いていく)
(遠慮はない)
幸いというか、そうだな、被害者が私だけでいいという点では幸いかな。
そうか、君がそういうのならそういうやり方もあるのかもな。
じゃあ、大物が出てきた時は頼りにしてるぞ。
あと同僚をザコとか言うな。
(気持ちはわからないでもないが、睨みつける)
>蒼穹
■来島さいこ > 「そっかぁ……ううん、別に良いのに。うふふ。
……一歩間違ってたらわたしも此処の収容所に居たのかなぁ。なんて。」
懐かしむように笑ってみせながら、仕事ぶりをにこにこ眺めている。
やっぱり働きものだなぁ。なんても思ってみせつつ。
「うん。宜しくねぇ、ソラちゃん。
うふふ、幽霊風紀委員なんだ。夜な夜なこっそり悪い人の枕元に立って成敗しちゃうのかなぁ? なんてねぇ。
あ、レンジャーやスカウト技能の学習を目的としたサバイバル関連の講義を幾つか受け持ってるから、
気が向いたらよろしくね。うふふ……」
冗談めかして笑いつつ、にこにこ。
邪魔も手伝いもせず、まったり二人を見ています。……時折他の風紀委員と真面目な話もしたりしているけど。
■佐伯貴子 > (幸せそうなオーラが眩しい!)
(しかしこちらも昨夜男に口説かれたのだ、臆することなし!)
人生何が起きるかわからないですね。
さいこ先生が私の見た中で一番変化した人ですよ。
(普通はファミリーネームで呼ぶのだが、面倒臭さと奇妙な距離感から名前で呼ぶことにした)
>さいこ
■蒼穹 > か、係長ッ!貴様ぁ!!
(裏切られた。音がおかしい、音が。
ぱさぱさじゃなくてドサドサって言ってる。)
いや、そこは卑屈にならないでよ。…まぁ、その。お気の毒にとは言っておくけど。
大物…ね、大物なんて出てくるかどうか。
あはは、ごめんごめん。
(軽薄に笑いながら手を振って謝罪。)
こちらこそよろしく。
うーん、どっちかっていうと夜な夜なこっそり悪いコトしてるかなぁ。嘘だよ?
ん?…あ、あれ?教師なんだ。へー…、じゃ、後期にはそう言う授業も参考にしとこうかな。
お勧めとかある?
(因みに、教師と知っても尚もこの言葉遣い。
教師だけれど、この人は割とフレンドリーだと思った。)
■佐伯貴子 > 仕事をしに来たのだろうッ!
(一喝する)
卑屈というか…風紀委員以外に被害が出たら、それこそ風紀委員の面目が潰れる。
今の拉致事件とは無関係そうなのでむしろ安心しているくらいだよ。
(自分の拉致については率直にそう述べる)
大物が出てこないのが一番なのだがな。
もしも出てきたら頼むぞ。
わかればよろしい。
(中途半端に偉そうな態度はまるで係長であったという)
>蒼穹
■来島さいこ >
幸せオーラが溢れています。
今日一日味方全体の運+72%とかありそうなぐらいの、そんな幸せオーラ。
本当にあるか分からない。あると思えばあるかもしれない。
「本当、そうだねぇ……。
……どう?貴子ちゃんの方は良い感じの色恋話、あったりする? 」
ちょっと意地悪げに、口元に手を当ててにやついた感じで聞いてみる。
「んー……そうだねぇ。
基本的には前期の続き物が多いから難しいけどぉ……食べられる山の幸の見分け方、とかがお勧めかなぁ。
本当は山の動物の捌き方、とかもやりたかったんだけど……
……前期の講義にその辺り取り入れたらあんまり評判良くなくてぇ……熊とか鹿の捌き方とかなんだけど……」
ううん、と残念そうに唸ってみせる。
やっぱり大変そうだからかなぁ。とか、ややずれたぼやきも零す。
「それにしても、ソラちゃんは結構自信家なんだねぇ、うふふ……」
■佐伯貴子 > れ、恋愛話、ですか…
(顔が真っ赤になる)
さ、最近年上の後輩から口説かれまして…
モテ期が来ているのかも、なんて、ははは…
(頭をかく)
(結局色恋は苦手であった)
(聞こえてくる話しによれば熊を食うらしい)
(実は実力者なんじゃなかろうか…)
>さいこ
■蒼穹 > こんな仕事、誰が望んだって言うのさッ!
えぇい、部長、メグミ部長はどこだーッ!言いつけてやる!
(社会的弱者たる平社員《ちいさなそんざい》の幽かな抵抗であった。)
んー…そう。
それはそうだね。でもまぁ、あんまり気にしない方が良いさ。
のんびりやらないと面白くないよ?仕事なんて面白いもんじゃないだろうけど。
大物も適当にいなしとけばいいよ。
どうせ風紀委員なんだし誰か何とかするさ。
(実に能天気で他人任せな考え方である。あまり戦域に出るつもりはなさそう。)
ほう!山菜とかだね。
んー…っていうか、私そもそもあんまり授業に出ないから、尚更難しいかなー。
(さらりとサボリを仄めかす不良生徒がここに。)
山の動物、ね。イノシシとかかな。あんまり知らないけど。
…あー…、グロいからね、捌くの。
サバイバルには役に立つだろうけど、あんまり人気は出なさそうかも。
特に女子生徒はやらなさそう…。ってかサイコさん、可愛い顔して惨いことやるね。
(この子供っぽい顔で平然と鹿を射殺して捌いているとは…いや、世の中そういう物なのか。)
あはは、まーね。これでも一応中堅戦力は自負してるから。
それを言うならサイコは結構な幸せ感が漂ってる…。
なんかこう…皆青春してるなぁ。
(真っ赤になった係長を横目、微笑ましそうに。)
■佐伯貴子 > 手伝うといった時点で覚悟を決めるんだったなッ!
メグミも恐らく真面目組だぞ!
助けは来ない、諦めろッ!
(そう、それは給料に見合う仕方のない労働なのである…)
うむ、今はあまり気にしていない。
君ほど気楽に考えられればいいのだがな。
弱者の余裕の無さとでも言うのかな、この考え方は。
なかなか変わるものでもないよ。
(おそらく、蒼穹は絶大な力を持っているのだろう)
(だからこそ適当でいられる)
(自分はそんな力はないから、せこせこ働くのみである)
>蒼穹
■来島さいこ > 「うふふ、いいねぇ。
……で、どうだった? 好みな感じかなぁ?」
さいこ の ついげき。
顔を赤くする貴子へ、楽しそうな感じで更に尋ねる。
「……うーん、授業嫌い?
ソラちゃんが楽しめる授業が在ると良いんだけどねぇ……
グロい……うぅん、わたしはあんまり気にしてなかったけど、やっぱり嫌悪感があるのかなぁ。
……あ、そうだねぇ。此処の島で生きていく為に"必要"だったから、覚えた技能だよ。
その技能があったから、先生にもなれたんだけどね。芸は身を助けるかも、うふふ。」
何でもない様子で、さらりと過去を語る。
そう云うのを狩って食って生きてきた、と。
「そっか、風紀委員は頼もしい人がいっぱいでいいかも。うふふ。
……ん、そうかな。そうかも。わたし、(来島)宗仁と結婚出来て、今とっても幸せだもん。うふふ。」
幸せ感が漂っていると聞けば、否定する事無く惚気ける。
幸せそうに惚気ける。
凄く幸せそうに惚気けた。
「わたしも生徒指導の業務、頑張らないとねぇ……
そういうのもしたいから、わたしみたいな人を助けたかったから、先生になった所もあるし……」
■佐伯貴子 > こ、こ、こ…好みとか…
こっちが選べる立場じゃ、無いですし…
嬉しいけど恥ずかしいから、その…
(もじもじと声が小さくなる)
(二人への態度があまりにも違うので忙しく見えることだろう)
(二人の会話は案外弾んでいるようだ)
(そろそろ切り上げようと思っていたが心配なさそうだ)
>さいこ
■蒼穹 > 貴ィさァまァ―――ッッッ!!
係長…お前の…勝ちだ―――見事。
(メグミも優しいけど真面目組である。助けは来ない。正論、正論だ。
負けた。ちいさなそんざいは係長の一存で踏み躙られた。
敗北感を背負いながらホチキスに手を掛ける。負けました。)
んー、普通に気楽に行けばいい。
良いかい?恐怖とかそういうのって、まだ見えない未来への勝手な予測に過ぎない。
だから、勝手にガクガクブルブル震えてようが、ワクワクドキドキ楽しんでようが未来は未来、それこそ変わることはないさ。
(実に楽観的で穴だらけな持論を述べる。)
んー、あんまり好きじゃないかな。
面白い授業は出るけど。
(こんな生徒がいるから学園は困るのだろう。
気さくではあるけれど、典型的な不真面目不良である。)
そうだねー、女の子はやっぱりああいうのイヤだと思う。
ああいや、キミが女の子じゃないって、そう言うつもりじゃないんだけど。
え?…そうなんだ。はぁ…じゃ、最初は漂流しててサバイバル生活してたのかな。
(やはりというか、このご時世、この場所には色んな人がいるもので。
芸は身を助く、とは確かにその通りなのだろう。といっても、勝手な憶測だがこの人は他にも色々出来そうだけど。)
あはは、浮いてるねー。
っていうか、結婚したんだ。…はぁー…皆青春してるねー、ほんと。
(惚気られてる。ふわふわと暖かなナニカに感情が乗っている。
惚気られてる!惚気られてる!と、内心で思いながらも第三者的な目線で答える。
この頃、のろけ話に関わることが多い様な、少ない様な。)
おや、何か過去がありそうだね。
先生になるののきっかけとか、人それぞれ色々だろうし…。
ボランティアチック…ひいては人助けとか、そんな感じなのかな。
(彼女みたいな人、とは…考えても分からないが。背負うものはあるのだろう、恐らく。)
■来島さいこ >
「うふふ。それなら好きな所が見つかるといいねぇ。なんて。
わたしは普通の恋愛とはちょっと違うから、余り色々言えないけど……」
残ったお茶を飲み干して、ことんと置く。
「そうだねぇ。そんな感じ。
そうだよぉ。一足とびで結婚しちゃった。うふふ……
ソラちゃんにも、そんなお相手さんがいるといいね。ううん、きっと出来るよ。なぁんてね。」
柔らかい笑みをもう一度見せて、立ち上がる。
ぎゃーてぎゃーて騒いでる二人を、ちょっと苦笑。
「ううん、あんまりお仕事の邪魔しちゃうのも悪いし、わたしはそろそろ行こうかなぁ。
顧問の先生でもないから、あんまり深入りしちゃうと怒られちゃいそうだし……
……あ、でも、生徒指導しながらでも出来るなら申請してみようかなぁ……どうだろう?」
■佐伯貴子 > 勝ち負けはない…私も朝から授業サボって仕事してたのだからな…
(敗者?にやさしい言葉を掛ける)
そうか…うーむ…言われてみればそうだな。
仕事に関しては素直に頷けないが、プライベートに関してはそう思うよ。
(さすが破壊神といったところか)
(説得力だけはなぜかある理屈を受け入れた)
>蒼穹
好きなところというか…別に嫌いなわけじゃなくて…
いい人なんですよ…
でもちょっと恋愛というのが苦手なもので…
(しどろもどろである)
(これ以上幸せオーラに当てられたら自分も恋愛色に染まりそうでちょっとキケン!?)
>さいこ
じゃあそろそろ私は失礼します。
大方仕事は片付いたので、続きは明日の放課後にでも。
二人とも、夜遅くは危ないので気をつけて。
(そんなことを言いながらオフィスフロアから去っていく)
(一番危なっかしいのは自分だったりするのだが、気配りの話)
>蒼穹、さいこ
ご案内:「風紀委員会本部」から佐伯貴子さんが去りました。
■蒼穹 > おやおや、お熱いんだろうね。
あっはは、お幸せに。…大分でも、
私これでも私みたいなババアを好き好む奴はいないさ。
でもまぁっ、そういってくれたら幸い、かな。そう言う相手…かぁ。
…もう行くかな?
(立ち上がったさいこを見遣りながら。)
あはは、そう。係長がサボリなんて意外だね。珍しい。
…はいはい、御方い事は考えず気楽に。
はい、お疲れ。係長こそ夜道には気を付けて。
(ひらっと手を上げれば去って行く背に言葉を投げかける。)
さて、それじゃ、私もそろそろ帰ろっかなーと。
(何食わぬ顔で押し付けられた書類の束を適当な別の人員の席へと置き据える。
それから、手ぶらながら帰る用意。職務放棄も良い所であった。)
■来島さいこ > 仕事を押し付けてる素振りに苦笑しつつも、笑って見送り。
「うん。二人ともまたねぇ、うふふ。
……じゃ、わたしも行こっかな、」
別の風紀委員に笑みと声を掛け、一礼の後、その場を立ち去った。
風紀委員会の顧問活動のための採用条件、なんかも聞いたり、パンフを貰ったりしつつ。
思い立つと、案外すぐ行動する奴である。
ご案内:「風紀委員会本部」から来島さいこさんが去りました。
■蒼穹 > ん、お疲れ様。
じゃーね。さぁて、私も帰ろっと。
あー、そうそう、一応顔出した足跡残しとかないと。
(さらさらとボールペンで自分の名前を書き綴って。
それから、彼女が出て行った少しあと、己もすぐ風紀委員本部を後にする。
終始、ロクでもない風紀委員である。いつかクビになりそうだが、どうなることやら。)
ご案内:「風紀委員会本部」から蒼穹さんが去りました。