2015/07/19 のログ
東雲七生 > そりゃあ、そうだし……もし一方的に、こうしろ!って言われても素直に聞かなかったとは思うけどさ。

(困った様に笑いながら、少女を見上げた。
 表情から感情の起伏が分かり辛い、
 けれどまあ、悪い奴じゃなさそうだ。と、心の中で判断する。)

深雪、か。
髪も銀髪で、なんか、よく似合ってるな!
……い、一応、途中で逃げ帰るってことはしない……したくねえなあ。

(ただ、そればっかりは行ってみなきゃ分かんねえや。
 そう言って、子供みたくけらけら笑った。)

深雪 > 「…なら、私のやり方が正解ってことでいいかしら?」

(特に意図してやったわけではないが、
 結果論として適切に導くことができたのなら、僅かに声も得意げに。
 意地悪な笑みは身を潜めて、柔らかな表情。)

「あら、ありがと…それから、精々頑張ってらっしゃい。
 それと……そろそろ、道、あけて下さらない?」

(……表情は柔らかいまま、首を僅かに傾げて、そう、告げた。
 拘る少女である。)

東雲七生 > まあ、そういうことかな……?

(よく考えてみればこっちが一方的に話しただけの様な気もしたが。
 まあいいか、と細かい事を気にするのはすぐに止めた。)

あっと、そ、そうだな。ごめんごめん。
……あー、あのさ。
聞いて貰っただけじゃ悪いし、深雪も何か困った事とかあったら相談に乗るから。

(慌てて脇に退いて、少女の正面を空ける。
 そして少し遠慮がちに、窺う様な上目づかいで見上げて、そう告げた。)

深雪 > 「優しいのね……でも、今、貴方にできそうなことは無いわ。
 貴方が世界で一番強い男の子になったら、私からお願いしに行くことになるでしょうけど。」

(その時まで取っておくわ。なんて、頷いた。
 適当に流したようにも見えるが……表情は決して、冗談を言っているようではなかった。
 貴方を見つめたまま横を通り過ぎれば…)

「…今度は誰かにぶつからないように気を付けるのよ。」

東雲七生 > そ、そっか……それならしゃあねえや。
世界で一番強い……か、随分難しい事言うんだな。

(苦笑しながら軽く指で頬を掻く。
 この島内だけでも相当な難易度だろうに世界と来たもんだ、と。)

ああ、うん。とりあえずメールの返信出してから歩くことにするよ。
深雪も、暗いから足元気を付けてなっ!

深雪 > (貴方の言葉に小さく頷いて、少女は歩き出した。
 先ほどと同じように、前から誰かが歩いてきても、決して道は譲らない。

 もう振り返ることも無く、人ごみの中に消えていく。
 やがて、目立つ銀色の髪も、見えなくなった。)

ご案内:「学生通り」から深雪さんが去りました。
東雲七生 > (雑踏に消えていく後ろ姿を見送って、完全に見えなくなれば。
 握っていたままの携帯を取り出して、辺りを見回す。

 背を預けるのに丁度良さそうな街路樹を見つけるとそちらへと駆け寄って、幹に背を預けて携帯の画面を点灯させた。)

東雲七生 > ………とは言ったものの。
なんて言って書き出せば良いんだよお、ああもう!

(携帯を投げ捨てたくなる衝動と戦いながら。
 傍目に見れば相当怪しく映るだろうことも気に留めず。

 東雲はメールの返事を一文字ずつ打っていった──)

ご案内:「学生通り」から東雲七生さんが去りました。