2017/09/25 のログ
ご案内:「学生通り」に神代 理央さんが現れました。
神代 理央 > 異能の過重使用後、鈍く続く頭痛を治める為に病院へと向かった。
異能や魔術を持つ者も治療すると評判の病院に大枚叩いて向かったは良いのだが――

「…異能、魔術に関わらず能力の使用によって身体に異変が現れるのは珍しい事では無い、か。まあ、この頭痛を治めてくれるなら何でも良いのだが」

つまるところ、能力の使い過ぎによる過労だと診断された。
どうにも腑に落ちない点はあるが、専門家の意見に素人が口出しするのも筋違いだろう。
処方された頭痛薬の入った紙袋を片手に、薄暗くなりつつある学生街から家路へと急ぐ。
今日は任務も無いし、風紀委員の腕章も身につけていない。面倒事に巻き込まれる前に、帰宅して安静にすべきだろう。

神代 理央 > 「…しかし、能力者向けの薬でも出るかと思えば、処方されるのは至って普通の薬なのだな。いや、得体の知れない薬を飲まされるよりはマシかも知れないが…」

検査の際には妙な魔法陣やら、やたらと曲線の多い機械にかけられたりしたが、処方されたのは只の頭痛薬。
医師曰く「能力者の異変には様々な原因が考えられるが、異能や魔術を控えれば治まるのが殆ど。症状に良く効くのは、普通の薬だよ」とのこと。

一応、日を改めて再検査を受ける様には言われているのだが…此の薬で痛みが治まるのなら、普通の薬局で処方して貰っても構わないだろう。

今週末は講義の課題が山積みであるし、そちらを片付けながら風紀委員の任務をこなすとなると…中々時間を作るのは難しいだろう。

神代 理央 > 「まあ、別に急病だ重病での再検査でもないし、時間が空いた時にでも行けば良いか」

頭の中で自身のスケジュールを思い返しつつ、暫く行くことはないかもしれないなと内心溜息を一つ。
痛み止めを貰うくらいの時間はあるかもしれないが―

「…というよりも、何方かといえば異能の強化に詳しい機関に向かうべきだったか。過重使用での異変ならば、過重使用に耐えられれば良いのだし…」

余り気は乗らないが、単独での違反部活殲滅に再び赴くべきなのだろう。
流石に先日の様な戦いは御免被るが、多少は無茶をしなければならないだろうし。

ご案内:「学生通り」にHMT-15さんが現れました。
HMT-15 > いつもと変わらぬ定期パトロール。
少なからず好奇の目を集める白いロボットが
学生街のメインストリートのほぼ真ん中を
ガチャりガチャリと歩き定められたルーチン通りに
視界に入る物や人間を素早くスキャンしていく。

「左、異常なし。右、異常なし。」

逐一確認するように声を漏らしながら
ルートを進んでいれば視界に見覚えのある少年の姿が。
何だか具合が悪そうである。