2015/06/04 のログ
■苗羽 寧々 > (落ち着くのに十分な間が取れたので、ここであらためて会話相手の子を見ればなるほど戦しそうな格好である。俺って書いてあるけどどっちなんだろうこの子)
そうしたいのはやまやまなんだけど、お財布の中身がね、カレーを許さなくて……。
ちょっと現実逃避に走っちゃった(ふ、と笑って、もやしをむんずと掴んで買い物かごに入れる。挙措に悟りめいた諦念がみえる)
■楓森焔 > ボーイッシュな風体ではあるが、出るところは出ている健康的な少女であった。その胸を張りながら、
「なるほど。財布か。そりゃなお世知辛いな」
唸り声を漏らした。数瞬の後、うむ、と頷いて適当に肉を掴みながら
「なああんた、こりゃ良い肉かい」
などともやしに手を伸ばした少女に聞いてみる。
■苗羽 寧々 > (胴着の着崩れ的なアレかと思ったら質量があった。完全に敗北している。その事実を畏怖して脳が認識しなかったのかもしれない)
上手に隠してあるけど、折り返して見えない部分は全部脂身よ
(貧乏人特有の鑑定眼にメガネなどかけていれば確実にくいってやっている雰囲気を醸しながら違うお肉に手を伸ばす)
これがベスト!!(メガネなどかけていればレンズをきらりと光らせたに違いない)
■楓森焔 > 相手の自信満々な姿に破顔して軽く膝を叩くと、
「ほほう! そいつがベストか。どうにもモノの目利きってのはできねえな」
と、改めてそちらを覗きこんで。
「よし。どうだい、ご同輩。俺は転入したてで右も左も分からないもんでね。ここはひとつ、活を入れるために精のつくメシをがっつり食いたいと思ってるんだが、食材の目利きをしてくれねえか?」
そちらの顔を見つめるように言い放つ。数瞬のあと、
「報酬は、俺の今晩の晩飯にご招待ってのでどうだ」
■苗羽 寧々 > (なるほど転校生、こんなに目立つのに見たことがないなあと思った)
ん、それは構わないけれど
(食事の沙汰も金次第。守銭奴たるからにはもやしのひと袋も報酬にもらいたいところと交渉の口火を切らんとしたらなにその提案すごいって顔)
(晩御飯にご招待。そのセリフをぽろっといえる財力に苗羽寧々は恐怖すらした。常識的な価値基準からすればむろん過大評価である)
やります(敬語での即答であった)
■楓森焔 > その即答に、またも呵々大笑。
「勢いがあるのはいいことだ! よし、契約成立だな。俺は楓森焔(かえでのもり ほむら)。よろしく頼むぜ」
と、握手のために手を伸ばす
■苗羽 寧々 > 苗羽寧々(のうま ねね)。よろしくね!
(なんとも現金なもので、がっしりと握手をかわす。両手で。胃袋の力は強い)
さあそうと決まれば始めましょう、めくるめくカレーの旅を……
(なんかインドにでも行きそうな勢いがあるが、単に店内をめぐるだけである)
(しかしながらことあるごとにイマジナリーメガネを光らせ、何かが取り憑いたように食材をずばすばと選び、時に焔がうんざりしそうなほどのこだわりを見せつつ)
(それらを終えた後、会計と食事の両方のタイミングで神を崇めるかの勢いでお礼を言ったし、カレーはずうずうしく2回おかわりしたとか)
■楓森焔 > 「寧々だな、よろしく!」
こちらもカゴを置いて両手でがっしり。
「お? おお? カレーの旅? おおお?」
さしものバカもその勢いには流された。彼女の言葉には神妙に頷きながら、ほほう、なるほど、などと。相手の言葉には最後までしっかり付き合った。むしろ楽しそうに「ほおー! なるほどなあ!」などと大口を開けていたものだ。
お礼を言われたならば、いいのいいのと相手の背中を叩くか。なにせこちらの友人などほとんど居ない。出会いは貴重だ。
「今度、興味があったら"俺流"の見学に来てくれよ! 門下生募集中なんだ!」
など、自分の創始したなんちゃって武術を布教しつつ、カレーの宴は過ぎ去っただろうか。なお彼女は四杯食べた
ご案内:「商店街」から苗羽 寧々さんが去りました。
ご案内:「商店街」から楓森焔さんが去りました。
ご案内:「商店街」に瑞穂之ノ伊さんが現れました。
■瑞穂之ノ伊 > (のんびりと学生街を巡回して商店街にあるスーパーマーケットで足を止めた)
そういや、最近料理部もすっかり幽霊部員になっちまってるんだよな
■瑞穂之ノ伊 > (適当に食材を買って明日にでも久しぶりに部室――家庭科室でお菓子でも作ろうかと考える)
よく考えると俺って一年の顔も名前も知らねぇな……
(そんな自分に苦笑しつつスーパーマーケットへと足を伸ばす)
■瑞穂之ノ伊 > (スーパーの中で男が真剣に悩む。その表情は究極の選択を迫られた者のように見える)
何を作るかが問題だ……
(そう呟く顔はこの世を憂うようでもあった)
■瑞穂之ノ伊 > (お菓子づくりが好きで料理部に入った之ノ伊ではあるがそのレパートリーは多くない。プレーンのクッキーにホットケーキミックスを使ったホットケーキ、それとチーズケーキだ。選択肢は少なくそこまで苦悩する必要性はないだろう)
ここはお菓子の本でも買って新しいのにでも挑戦するか?
いや、それで後輩とか来てて俺が舐められるのも癪だ……
■瑞穂之ノ伊 > (そこで突然、閃いたかのような顔をする)
お好み焼きは、お菓子に入るのだろうか……?
いや、でもうちの料理部って女子が多かった記憶があるんだよな。きっとスイーツな彼女がスイーツしかお菓子と認めてくれないじゃないか?いや、でも男子は喜んぶんだけどなぁ……
(そんな事をお菓子の材料売り場の前で唸り数歩歩いては反転し数歩歩いては反転しその場で不審な行動を取ってしまう)
■瑞穂之ノ伊 > (こんな時間と言うこともあり周囲にあまり人がいないと思い込んで独り言は加速する)
仮にもし俺が料理部でお好み焼きをやったとする!他に先輩や後輩が、運悪く顧問まで来ていたとして皆で蕩けるように甘いスイーツを作ろうと事前に話し合っていたらどうなる?俺は空気が読めないキチ男子のレッテルを貼られてしまうんじゃないか?それは不本意だ。
どうにも、料理のことになると考えがまとまらないな
(やれやれと嘆息する)
■瑞穂之ノ伊 > 仕方ない。フレンチトーストだ。
アレは甘味な気がするがなんかお菓子って気はしないんだが……
朝食っていうか軽食っていうか、そういう感じだ。
(だがまあ、いい案もない。取り敢えず、明日は家庭科室でフレンチトーストだと意気込みカゴに材料を詰め込む)
■瑞穂之ノ伊 > ま、明日後輩とか誰か来るかなんて知らないが戸を開けてれば匂いに釣られて誰か来るだろ
(そうボヤいて相変わらず計画性がないな、と思いつつ会計をすませスーパーを出て自宅であるマンションを目指した)
ご案内:「商店街」に久喜棗さんが現れました。
■久喜棗 > (ある晴れた昼下がり、ここは某白い犬がマスコットを務める某携帯ショップ)
(店の雰囲気とは不釣り合いな和服を着た少女が店頭掲示のスマホを眺めている)
■久喜棗 > うーむ、どれがいいんじゃろうかのう…
(知人にスマホのひとつぐらい持つよう勧められたものの、何分こういった機械に疎い少女は何がどう良いモノかもわからず、うんうんと一人で唸っていた)
誰ぞこういったものに詳しい者でも連れてくればよかったわ
■久喜棗 > (一人でうんうんと悩んでも埒が明かないことに気づいた少女は店員を呼び)
のう店主よ、こう、儂でも使えるような簡単なやつはあらぬのか?
うん、ある?老人向けかんたんスマホ?
むう、いや確かに儂は老人と呼んでも差し支えないのであろうが
やはりちと恥ずかしいのう…いやしかしそうか、そういうのもあるのじゃな
■久喜棗 > (店員に実物を手渡され、説明を受けながらスマホを操作していく)
ううむ、これがカメラ?ほーう、最近の写真機はこんなに小さくなっておるのじゃなぁ
ほんの200年ほど前までは、バカでかい箱の前で何時間も直立不動のまま動かずにいないと撮れなかったのを思い出すのう
うむ、あの頃は写真に取られたら魂が抜けるとかそのようなことが噂されておってな
流石に今ではそうではないことぐらい儂も知っておるが、当時は儂も恐る恐る写真機の前に立ったものじゃよ
(スマホをそっちのけで店員に延々と昔話を続ける)
■久喜棗 > (昔話を続ける内に店員が苦笑い混じりになってきたことにようやく気付き、話を止め)
おっと、すまんな老人ゆえ一度昔話をしてしまうとどうにも止まらなくなってしまってのう
うんと、それでこれは他に何ができるのじゃ?めーるといんたーねっと?なんじゃそれは?
うむ…そうか、つまりめーるというのは電報のことじゃな。儂も何度かは使ったことがあるよ
しかし、いんたーねっとというのは新しいのう…いわば複数の人間が超高速でやりとりする交換日記といったところか
(ふむふむと店員の説明に聞き入る、ここに来るまで長い間隠遁生活を送っていたためか、新しい技術はどれも少女の好奇心を満たす楽しい物だった)
■久喜棗 > (一連の説明を聴き終わった後、少女は掲示用のスマホを店員へ返し)
そうじゃな、儂にはこれが良かろう。また操作に慣れてきた頃に新しいのに変えればよかろうしの
……なに、まだ決めるものがあると?料金ぷらん?それはどれがよいのじゃ?
ふむ…そうじゃのう、なるほど、いんたーねっとというのを使いすぎると定額制でなければお金が沢山かかってしまうのじゃな
ならばそれは定額制が良いかのう…なに、電話料金はまた別なのか?
しかし儂はあまり電話する相手もおらぬからな…そこはまぁ普通のぷらんで良いのではないか?
(店員の説明にしたがい着々と料金プランを決めていく、店員はそれに沿い慣れた手つきで契約書を制作する)
おお、これであとは判を付けば儂もすまほを手に入れられるのだな!
いやしかし…月払いにしては意外と高いのう……年金生活の儂にはそこそこ重い負担じゃな
何かバイトでもして収入を増やしてみるかのう
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
ご案内:「商店街」に橿原眞人さんが現れました。
■久喜棗 > (必要事項を記入し、判を押し、契約をし終わった後。店員はスマホの入った箱を白い犬の顔がプリントされた袋にいれ、少女に手渡す)
店主よ、丁寧な説明をしてくれて感謝するぞ。これで儂も今日から文明的な生活が送れるというものじゃ
さて、誰ぞにこのめーるあどれすを教えてやらねばな…ふむ、まずはおこんにでも会いに行くかのう
そういえばあやつはスマホなど持っておるのかな?まぁ儂よりだいぶ社交的な妖怪であるからに、多分持ってるであろうな
■蒼穹 > (ふと、目に映ったのは、和服、そして人っぽくない頭に何かが生えた少女である。普通であれば、どっちかといえば、和服よりもそっちに目がいくだろうか。いや、この御時世なら、和服のほうが珍しいか。それは、わからない。けれど、己は和服のほうへと目が行った。)
バイトかぁ…お金稼ぐの大変だよねぇ。
分かる分かるー。
(携帯電話、老人向け、そして和服。それらが導き出す答えは、「時代遅れ《タイムスリップ》」という単語だった。何食わぬ顔で、鬼の少女のつぶやきに、横槍を入れてみる。それは、腐った邪神の気まぐれゆえの行いだった。)
■橿原眞人 > へえ、ほんとに買いに来てたなんてな、婆さん
(棗の背後から声をかける青年がいた。一年の橿原眞人である。最新のものでも適当にみるか。と店に入ったところ、見付けたのは棗であった。先日スマホを買うだの買わないだの話をしたばかりである。)
悪魔の機械だのなんだのの話にてっきり騙されてんのかと思ってたが、あんがい開明的な婆さんだな……あっ、どうも。
(そうして棗に話しかけていたのだが、棗の傍に見知らぬ姿の少女がいたので、軽く礼をする。棗の友人であろうかと考えながら)
■久喜棗 > (強烈な邪気を背後に感じ驚いて振り向く。そこには一見ただの長い髪をした普通の少女のように見えるが、鬼である棗にとっては一種の同族嫌悪的な悪の気配を感じ取れた)
な、なんじゃお主は
■蒼穹 > ん、どうも。
(ちなみに、彼女とは知り合いでもなんでもない。彼とも初対面である。だけれど、きわめて気さくに手をすっと上げて。おそらく、伊達眼鏡でもかけているであろう彼に軽い挨拶を遣った。)
■蒼穹 > 私?ああ…蒼穹《ソラ》って言うんだ。どうぞ、よしなに。
(相手方は、なんとあろう事か、早くも己の邪神の気を察しているのだろうか?態度から、そう感じさせられる。けれども、己の表情はにっこり、不敵な笑みだった。そして、彼に遣った挨拶に続き、ご挨拶を遣った。)
■久喜棗 > (蒼穹のただならぬ気配に少しだけ緊張していたところに知った顔を見かけ安堵する、そもそもがこの少女は人見知りなのだ)
ぬ、お主はえーっと、眞人じゃったか
そうじゃ、馬鹿にするでないぞ。儂はこう見えても百五十年ほど前までは村ではハイカラで通っておったのだからな
まぁその後しばらく文明社会から遠ざかっておったから知る機会もなかったがのう
(以前邪悪な気配が感じられるもとりあえず蒼穹に敵対の意志が見られないことに警戒を解き)
蒼穹というのか。儂は久喜棗という、見れば分かる通りヒトではない
……お主はヒトか?
■橿原眞人 > 俺は橿原眞人って言うんだ。よろしく。……なんでそんなに驚いてるんだ?
(電子機器などには強いが魔術などに関してはまだ修得中の男である。蒼穹を見ても、なんとなく気配が違うなという程度のことしかわからなかった。棗の反応にも怪訝な顔をするばかりである。)
スマホとか携帯知らないとか、そういういつの時代から来たのかわからないような奴らと結構出会ったけど、案外柔軟に対応するものなんだな。えっと、蒼穹さんも何か買いにきたわけ?
(頭をかきながらそう尋ねる。)
■蒼穹 > ふーん…そう。ナツメ、でいいかな?よろしくね。
…私がヒトか?あっはは、んじゃさ。クイズだよ。
私って、何だと思う?
(相変わらずの笑顔を浮かべて、自分を指差しながら問いかけた。)
お、どうも。よろしくね。ええっと…マヒト、でいいかな?
んーん。ただの散歩。
ま、物見半分でいろいろ見て回ってるってとこかな。
(とん、とん、と足踏みしながら。彼の問いには首を左右に揺らした。)
■久喜棗 > 儂をタイムスリップしたような者達と比べるでない。これでも鬼であること以外は不思議な経験などそうはしておらぬよ
あ、そうじゃそうじゃ。眞人はスマホを持っておるのだよな?ならばめるあど交換とやらをしようではないか
店員がそれをすれば何時でもめーるでやりとりが出来ると言っておったぞ
(と言って自分のスマホを差し出す、その画面には棗のメールアドレスや電話番号が乗っていた)
■久喜棗 > (蒼穹の口の端が曲がり目が細まる。一般的に言えばそれは笑顔と呼ばれるたぐいの表情であったが、棗にはやはりどうにも素直に笑顔と感じることができなかった)
むう、そうじゃな…妖怪のたぐいでは無いようだが、やはりヒトとは思えぬな
(力こそ表面的にはあまり感じないが、こぼれ出るその匂いは棗が今までであった神性の者と酷似している。そう感じ取ったが喉元までで言葉を止めた)
■橿原眞人 > ああ、マヒトでいいよ。好きに呼んでくれ。蒼穹っていうのが名前か。失礼かもだがなんだか不思議だな……。
(棗と蒼穹の会話を見つつ不思議そうな顔をしている。異世界の存在が入り乱れる世界とはいえ、眞人も日本の本土で頻繁に異界の存在と会っていたわけではないのだ。棗の反応や話からすると、異界の存在なのだろうかとも考える。)
最近はこういう手合いとばっかり会うな……。
そうだな、タイムスリップ野郎はあの志葉だけだもんな。
(ハハ、と笑いながら棗の差し出したスマホを見る。)
へえ、老人用のか……こういうのでも使いこなせない人は多いんだけど、まあ今の様子見てたら大丈夫そうだな。時局番号とか見れてるし。
(そういうと、手慣れた様子で棗のメールアドレスや番号を入力していく。)
ああ、ついでに俺の連絡先も入れておいたぜ。
(そう言って棗にスマホを返す。)
■久喜棗 > (神性を感じ取ったのに言葉にしなかったのは、神性を持つ者が同時に備える聖性を目の前の女性から感じ取れなかったからだった)
(聖性を持たぬ神性、そういった「感じ」が棗には空恐ろしく感じられてしまった)
■蒼穹 > …分かるんだね。
ああでも、結局答えは言ってないじゃん。
ホラ、予想でも何でもいいから、とりあえず、言ってみてごらんよ、ねっ?
(ヒトでない…正解だ。妖怪でもない、それも正解。彼女が、いったいどこまで分かっているか、そして、どこまで分かった上で、押し黙ったのか。純粋な興味だった。だって、今まで、己の存在を言い当てられた者はいなかったのだから。その表情は、相変わらず邪神に似つかわしくない、無邪気な笑みだった。)
■蒼穹 > ん、おっけ。
…不思議?何がかな?
あはは、ここに着たらもう不思議も何もない。そうでしょ?
(けらけら、軽く笑いながら、当たり前であることを確認するかのように問いを投げる。初対面でも、この馴れ馴れしさ。そして、きっと彼にも・・・もう己がヒトでないことは悟られているんだろうなぁ、と詠嘆した。)
■橿原眞人 > ああ、名字とかないんだなって。そういう文化圏に生まれたのかもしれないが。
……そりゃあ、そうだけどな。俺が生まれたのは世界が変容した後だ。それ以前から生まれてたやつとは違って今のこの世界が普通の世界だ。
(自分のスマホを手の中で弄びながら蒼穹に視線を向ける。)
だから昔から生きてた人よりは遥かに驚きなんて少ないんだが……それでも、ここに来るまでは狐の妖怪とか鬼なんかに会ったことはほとんどなかったよ。
……それで、その蒼穹さんはどんな存在なんだ?
(と、棗の返答に期待するように言う。)
■久喜棗 > 志葉というのは確かあの時お主といっしょにおった子であったかな
なに、あやつタイムスリップしておったのか…それは難儀だのう(冗談を真に受け同情する)
(初めて他人のメールアドレスが登録されたスマホを返され子供のように無邪気に喜ぶ)
うむ、感謝するぞ眞人よ!これで儂もぼっち卒業じゃな、おこんのやつに胸を張れるわ
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
■蒼穹 > 苗字は必要ないんだよね、種族柄さ。
私が生まれたのは、実は…ああいや、やめとこ。
(言いかけて、押し黙る。自称十六歳の腐った邪神だった。)
まぁまぁ。あわてるんじゃない。
ナツメの答えを待ってから…ね。
(す、と彼女を指差して。)
■久喜棗 > む、むう。そうじゃな…儂も出会ったことは少ないが
(と言って一息呼吸し)失礼になるかもしれんが、祟り神や荒ぶる神に人の知性が備わったら蒼穹のようになるかもしれぬな
ヒトの意志をそっちのけであらゆるものを破壊し尽くす災害の権化
あれらもまた神の一面じゃからな
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
■橿原眞人 > そうだよ、あの眼鏡だ。写真撮られることビビッてたしあいつ間違いなくタイムスリップしてきたやつだぜ、明治時代ぐらいからな。
(普通に現代人だと言っていたのだが、勘違いしていた方が面白そうなので眞人は棗の勘違いを肯定した。)
ほんとその喜んでる姿見てたら子供みたいだな……オッ、あの先生スマホとか持ってねえのかな? 一つ俺にアドバンテージが出来たかもしれないな。
まあ、使い方わからないとかあったら聞いてくれよ。自分でもそういうのには強いと思ってるからな。
(と言った後、棗の言葉を待つのであった。)
ご案内:「商店街」に蒼穹さんが現れました。
■蒼穹 > …へぇ。
面白い答えだね。是非、キミの神についての知識も聞きたかったけど。
―――80点ってとこだよ。
(思わず、感嘆の声を漏らしながら、右手を広げ、左手は三本の指を立て。傲慢にも答えに点数を言ってのけた。)
…んじゃ、模範解答で答えあわせしよっか。
私は破壊し尽くす「災害」じゃない。「破壊」そのもの。
破壊の権化。破壊神、だよ。
(言っていることは物騒だけれど、悪びれない。嘘を言っているわけではないし、なにやら、その表情は得々としたものだった。彼女はともかくとして、彼が聞いているにもかかわらず。)
■久喜棗 > いや、あの出で立ちからすると恐らく大正時代じゃな。苦労しとるんじゃなぁ…
どうじゃろうなぁ、聞いたことはないがあやつのことだから持っておるのではないか?
まぁ今度あやつにもメールアドレスを聞いてみるつもりじゃよ、その際お主の番号も教えてよいか?
(蒼穹の答えにショックを受けるもすっと不思議と本当のことだろうと納得した)
なるほど…そのようなものが実在したとは驚きじゃが腑に落ちたわ
確かにお主から感じ取った雰囲気は破壊神と言われればそうであろうな
だが何故お主のようなものがここにおる、神性の中でも上位の存在じゃろうが
■橿原眞人 > えっえっ。祟り神? 荒ぶる神? そんな人間みたいな恰好してるもんなのか?
(棗の話を聞いて困惑したような表情を浮かべる。確かに、そう言った物が現実に存在しているのは知っていたし、世界でも色々なことがあったのは知っている。だが、出会うのは初めてだ。)……破壊……「破壊神」だア? そ、そういうギャグではなく……? 本気みたいだな……。
(いわゆるそう言う“神”が21世紀初頭の大変容の後に現れたのも知っている。とはいえ、神という存在に出会うにはあまりに不似合いな場所だ。)
……棗の婆さんの言うとおりだ。なんでこんなところにいるんだ。この世界を破壊しに来たのか?
(緊迫が走る。破壊神だと言われてみれば、確かに何か気配が違うような気もする。この学園都市も完全に平和なわけではない。何が起こっても不思議ではないのだ。眞人は一歩後ずさり、視線を鋭くして言う。)
■蒼穹 > あはは、本当に破壊神っぽかったかな?
あーあー。そうそう。
「元」最強の神様だよ。戦闘能力において右に出るものはいなかった。
でもね、万物流転っていうのかな。私は………ああいや。やめておく、答える義理はないよ。これでも苦労してるんだよ、私は…ってね。
(なにやら口を滑らせかけるも、途中で押し黙って、あからさまに沈黙の意思表示を見せる。)
あははは、二人とも、どうにも疑り深いね。
ドラゴンがうろついて、破壊神がうろついちゃいけない道理を説明してほしいもんだよ。
この世界を破壊…かぁ、成程。昔の私だったら、やってたかもしれない。けど、いろいろ私も、変わったんだよ。
…身構えなくて結構。私は少なくとも今、キミらに敵意はないから。
(感じる鋭い視線、なんだか急にまじめで、緊迫した空気の流れを感じる。だから、己もいつもの軽い調子を捨てて、少々まじめな様相にて、視線をかちあわせながら、手を横に揺らした。)
■久喜棗 > そうか、ならば聞くまい…そもそも神々の事情はそうでない者にとっては理解し難いからのう
(と言って詮索をやめる。明確な拒否の意思を見てこれ以上探るべきではないと判断した)
いや、ドラゴンと破壊神では話が違うじゃろうに
獰猛な獣と破裂したら付近一帯が消えてなくなるような爆弾では、対処の仕方もそれは異なるじゃろ?
(とは言うものの相手の態度を見て少なくとも今現在に関しては本当にやる気はないのだろうと、一応安心した)
■蒼穹 > そうはいっても、キミは鬼。
鬼は神と並ぶって言われてる数少ない種族だよ。
或いは、理解できるのかも…ね。
(彼女が鬼であることは、いまさら確かめるまでもないだろう。言うことはないけれど、いずれ、話すことがあるかもしれないし、ないかもしれない。)
ありゃりゃ、この邪神様を爆弾扱いとは御挨拶だね。
もっとも、爆発させる魔法ももってるんだけど、それは別の話。
(得意げに人差し指振って。)
■橿原眞人 > (世界を破壊する、そのようなことができる存在なのだとわかれば、途端に態度を変えた。)
……とんでもない話だな。常世学園は色々ヤバいとは聞いてたがここまでとは思わなかった。
破壊神、なんていわれりゃそりゃ警戒もするぜ。爆弾が一緒に歩いてるみたいなもんだからな。
(眞人も他の世界のことについて詳しくは知らない。破壊神のような存在もほかにも多くいるのかもしれないが。)
今は、敵意はないってか。まあ、どちらにしろ俺なんかはすぐに吹っ飛んじまうだろうからな。あんたがこの世界を破壊しようなんて思わないことを神に祈るばかりだな。昔はヤンチャしてたみたいに言われても安心できねえよ。
(身構えていたものの、どうもここで事を起こすつもりなどはないようだ。眞人は構えを解く。)
……まあ、俺みたいなのが心配してもどうにもならないな。破壊神だか名状し難い何かだか知らないが、世界をぶっ飛ばすのはやめてくれよな。
(そうため息を吐いた。)
ああ、じゃあそろそろ俺は帰るわ。特にめぼしいものもなかったし、破壊神なんて話を聞いたせいで落ち着かないしな。
■蒼穹 > …じゃーね。
はぁ、なんでだろ。
やっぱり破壊神って敬遠されるのかな。
私も、帰るよ。それじゃ。
(当然と言えば、当然なのだが、今まではみんな普通に友好的に接するようにつとめて、そして、みんな友好的な関係を築けて来た。けれど、やはり現実はこんなものだろう。皆、皆、己を恐れる。そして、己を遠ざけようとする。それが、当然ではないか。だけど、やっぱり、心あるものとしては、少々寂しくもあった。…そんな溜息を、彼女も彼女で吐きながら、少しだけ肩をすくめて、その場を後にするだろう。)
ご案内:「商店街」から蒼穹さんが去りました。
■久喜棗 > 確かに神に近しい存在とは言えるかもしれんが鬼はヒトにも近しい存在じゃ
どちらにも入れぬ中途半端な存在といった方が正しいかもしれぬな、摂理に準じるお主らとはやはり違うよ
(と少し遠い目で自虐する、棗の人見知りはそういった中途半端な存在の立ち位置に要る自分というコンプレックスからも来ていた)
そうか、眞人は帰るか。ならば儂もそろそろ帰るとしようかの
またな、破壊神よ
ご案内:「商店街」から久喜棗さんが去りました。
■橿原眞人 > (去っていく二人を見ながら自分も店を後にする。また棗にはメールでも送っておこうと思った。)
神に鬼か……世界をも破壊できる力、か。
この世は理不尽で満ちているな。
(店の外で遠く空を仰ぐ。)
俺が知らない世界の真実がどこかにあるはずだ。何故、こんな世界になったのか。そういう真実が。
……俺は知らないとだめだ。この世界の事を。
皆を奪った、この世界の理不尽のことを……。
(一人呟き、雑踏の中に姿を消した。)
ご案内:「商店街」から橿原眞人さんが去りました。
ご案内:「商店街」に風間蒼介さんが現れました。
■風間蒼介 > むむ……どうしたものか…
(商店街の一角にある書店で唸り声を上げる少年。改造学ランに身を包み鼻から下を真っ赤なスカーフで隠したその姿はまさに忍者であった)
……
(今週発売の少年誌を立ち読みする振りをしつつ、視線をはずし視界の端で見るという忍者的観察術で店内を見回す…引くべきか、押すべきか…決断しきれずに十数分が過ぎていた)
■風間蒼介 > (忍者とは単身敵地に忍び込み情報を持ち帰る事を望まれる。ゆえに迷いと決断の連続の中で正解に至る必要がある。
そして正解とは時にリターンを超えるリスクの前に退く事も含まれる…がここで退くという選択は心情的に取りがたかった)
なぜならばあそこに見えるは初版限定版にござるし…!
(週間少年誌の分派たる月間少年誌…そこに連載されているちょっぴりどころじゃなくHだけどR18ではないという少年たちの憧れ…そのポストカード付きのコミックというお宝を前に退くという選択肢は無かった。
しかしレジ前には女子たち数人が女性週刊誌を前にたむろしなにやらきゃっきゃと談笑しているのであった。
端的に言ってピンチである。だって噂になったら恥ずかしいし)
ご案内:「商店街」に湖城惣一さんが現れました。
■風間蒼介 > (ただ手に入れるだけならさほど難しい事は無い、しかしレジに持って行き正規の手続きで買うという条件を加えた場合、短く見積もっても15秒は立ち止まる必要がある。
何事も無ければ気付かれないだろう、しかしブツは限定版である。店員さんが「こちら限定版ですがよろしいでしょうか?」などと確認を取れば限定品好きな女子の事だ、間違いなく見る。
そうすれば「やだー風間君ったらエッチな漫画買ってるーイケ忍だと思ってたのに幻滅ー」などと思われるのは必定…表紙が肌色面積7割とはいかがなものか、先生ありがとうございます)
■湖城惣一 > 忍ばぬ忍びが頭を悩ませていると、明らかに怪しい不審者が書店に入ってきた。
腹丸出し。ザ・不審者。明らかに金属音がする竹刀袋を引っさげながら、ふと、風間の方を見やった。数秒、彼を見つめると、迷いなくちょっぴりどころじゃなくHだけど(ry)の限定版を手にとった。レジへ往く。
「御免」
あまつさえ、女子に声をかけてどいてもらうほどの勇ましさだった。
■風間蒼介 > ……!
(馬鹿な…その男に最初に覚えた感想はその一言であった。まさかあれを雄々しくも堂々と買ってみせるとは…しかも女子に声までかけて……そして感動と…憧れの念が込み上げる。
なんて凄い漢だ…と。知れば誰もが思うだろう、彼のようになりたいと、誰に恥じる事無く本屋で買い物をしたいと……火は燃え移る…蒼介の胸に灯った熱は間違いなく彼がくれたもの
それが消えてしまう前に…動くべきだと)
そういえば買い物を頼まれているんでござったな
(微妙にヘタった)
■湖城惣一 > 書店員の『なにこの不審者』とかいう視線は柳に風、暖簾に腕押し糠に釘。あらゆる視線をその身に受けて、なお(ry)の限定版を購入した。
そういえば、と思い出したように横においてあった選択授業で指定された参考書まで買っていた。
その間二分。たっぷり店員とやりとりした上で、踵を返して出口へ向かう。
が、書店の外に出ることはなく、忍びの前で立ち止まり、
「君」
と、おもむろに声をかけた。
■風間蒼介 > (恐るべき男だ…と内心舌を巻く。ああも当然のように振舞えば逆に怪しまれる事は無い
潜入忍務の時の心得、同化の法…無警戒に堂々と振舞う事で周囲に溶け込む基礎中の基礎、それを思い出させてくれる。
心を空に、自然体のままにレジに向かい……)
拙者に何か?
(先ほどの憧れを抱いた男に声をかけられ心は揺れるが、動揺は顔を出さずに自然体で返す)
■湖城惣一 > 「もしかして、探している本はこれではないか」
そういいながら、参考書を差し出した。――しかし。武芸に精通するものなら分かるだろう。巧妙に、実に巧妙に袖裏に(ry)限定版が隠されている。
そう、男は参考書ではなく、その裏に隠された限定版を差し出そうとしている――。
「これは最後の一冊だったが、急を要するものではない。いかがだろうか」
などと、提案した。
■風間蒼介 > なっ……!
(判る…判ってしまう。当たり前のように差し出され、そして受けやすい一手の下に伏せられた隠し刃…己が買おうとした通常版とは比較にならない輝きを秘めたそれが…)
いや……ありがたい申し出でござるが、拙者今日は良き物を見せて貰った…そして己の未熟さにも気付かせて貰ったでござる
(だから…それはあなたが持つべきだ。そう意思を込めて横に振られる首に未練の色など微塵も無い。自分でも驚くほど晴れやかな気分で…)
だが許されるなら、名を。拙者風間蒼介と申す
(友に…それが許されぬならばせめて知己になりたいと、そう願った)
■湖城惣一 > 「そうか」
拒否されたならば無理強いはすまい。するりと懐に仕舞うとそのまま姿勢を戻す。
言葉数少なく、相手の晴れやかな気配にほんのわずかに相好を崩した。
「うむ。俺は湖城惣一(コジョウ ソウイチ)だ」
名乗りを返した後、ふと思い出したように。
「風間。なるほど。……その佇まいに合点がいった」
退魔に身をやつすものとして、風間忍軍とは避けて通れぬ名だ。その関係者であることに気づきつつも、
「よろしく頼む」
特に態度を変えることはない。相変わらずの不審者だ。
■風間蒼介 > 湖城殿……御身が、なるほど納得でござる
(研鑽の果てに高みへと昇った剣士が居る…その噂は耳にしていた。それがまさかこの学園へ来ていたとは。
噂からイメージしていた血なまぐさい剣鬼とは正反対の落ち着いた所作に驚くと共に、ストンと胸に収まるような心持ちで)
こちらこそ…この学園で研鑽を積む者同士、よろしくお願いしたいでござる
(スッと頭を下げたところで店員さんに「あの…お客様?」と声をかけられそそくさと戦利品を受け取るのであった。今夜は熱い夜になりそうでござる)
■湖城惣一 > 「ああ。見たところ、俺のほうがここでは先達らしい。何かあったら言ってくれ」
その必要もあるまいが、と。風間を見据えるとそのまま竹刀袋を担ぎ直した。
そそくさと戦利品を受け取る風間を見ると、
「……ふむ。では、そろそろ俺はこれで」
正規生徒であるにも関わらず、住所不定のホームレス。そろそろ次の寝床を探そうと思い立ったのであった。
■風間蒼介 > うむ、ではその時は頼りにさせて貰うでござるよ湖城殿
(もちろんその逆も…とは口にするだけで野暮かとただ頷いて)
おお、ではまたいずれ。どこかでまみえる事もあるでござろうな
(それは学び舎、戦場か、かなうならば刃を向け合うよりも肩を並べて……しかし、一度は力を試したいという心地よい高揚を胸に、別れの挨拶を)
■湖城惣一 > 「…………ふ」
わずかに頬を歪ませ笑うと、そのまま歩き去っていく。善い相手に出会えた気がする、と。
「ではな」
こちらも気分を高揚させ、そのまま歩き去っていく。
余談であるが、その場の勢いで買った限定版だが、思ったより面白くてちょっと趣味に追加しそうになったことをここに付け加えておく。
ご案内:「商店街」から湖城惣一さんが去りました。
■風間蒼介 > おさらばでござる
(ぴっと指を立て見送れば背を向け互いの道を歩みだす。懐に収めたコミックが妙に熱く感じられる
外に出れば両足に風雷の力を宿し、その場から掻き消えるように飛び立ち最短距離で自室へ向かうのだった
なお、思い切り目立っていたため後日バッチリと女子連中に目撃されていた事が判明するのだが空の心でノーダメであった)
ご案内:「商店街」から風間蒼介さんが去りました。
ご案内:「商店街」に翔さんが現れました。
■翔 > 「熱はあるけどよくわからない、ねぇ」
師匠に子供を預けた後、医者を呼んでもらって見て貰った結果、どうやら芳しくない状態みたいだ
少なくとも病気のたぐいじゃなくて精神的な異能や、本人の体質とかからきてるらしい
んでその医者曰くちゃんとした施設でみてもらうしかないんだそーだが
「色々厄介な事になっちまってるな」
頭を掻きながら商店街を歩いて行く
この時間になるとほとんどの店は閉まっている
そりゃそうだ、学生街だからな
でも開いてる店もある
っていうかコンビニだが
■翔 > 先ほど言われた師匠の言葉を思い出す
『とりあえず今は寝かせておくしかない
明日になったら俺の知り合いの闇医者に診てもらおう
だから焦っても仕方ねぇから。うろうろしてるぐらいだったらコンビニで入用になるもん買ってこい』
って言われても心配なもんは心配だ
自分で拾ってきたんだし尚更、な
明日、少しでもよくなってればいいんだが…
医者の、このままだと命にも関わるって言葉が頭の隅でモヤモヤとした霧のようになっている
何か、できることがあればいいんだけどな
■翔 > 例の紙コップは未だにあの子供の側にひっついている
神の御業的ななにかで万能薬的なもんでも出してくれないかと思ったが出てくるのはやけに上手い水だけだった
まぁそう上手くもいかねぇよな、と何も出来ない自分を棚に上げながら落胆した事を思い出すと、余計に気が滅入ってくる
本当になんも出来ないんだろうか
流石に話した言葉がごめんなさいだけってのは後味が悪すぎやしねぇか?
そもそも会話にすらなってねぇってのは置いておいて
■翔 > うだうだした思いを抱きながら、コンビニの前にたどり着く
白々しい光を浴びながらほんの少ししかしていない会話を思い返しながら手がかりがないかを必死に脳内で探している
だが、何か浮かぶわけでもない
理性がどこかでこのままコンビニに入って物買って戻ってうだうだ寝ろと訴えている
思わず吐いた息が少し白い
昼間はまだまだ熱いが、この時間は結構肌寒いもんだ
ご案内:「商店街」にメアさんが現れました。
ご案内:「商店街」にソラさんが現れました。
ソラ > 【目つきの悪い青年に向かって金髪の少女が別の少女の手を引いて走ってくる】
■メア > ちょ、ちょっと……まって……
(ソラに引っ張られて転びそうになりながらも黒い服を着た少女が走ってい行く)
■翔 > 「寒い、な」
わざとらしく呟いてコンビニの前から足を進める
少し行った先の弱々しい光を放つ自販機の前で足を止める
カシャンカシャンカシャンと鬱屈した思いを晴らすように連続投入
ガコンガコン、と二枚ほど戻ってくる音に、思わずため息
身を屈めて返却口に手を入れようとしたところで、パタパタと二人分の足音が聞こえる
横目でそちらをチェックして、思わず握った硬貨を落としかけた
ソラ > るな、るな!さがしてる!おしえて!【半ばタックルするような勢いで翔さんに飛びつく】
■翔 > 片方は、何時ぞやにみたあの少女
そしてもう片方は、あの子供に似ている、別の子供
そういや、一人かって質問には答えを貰ってなかったなと、今頃になって思い出して
「なぁ、お前双子か妹がはっ!?」
被り気味に言葉をかぶせたらタックルを鳩尾に被せられて倒れかかる
■メア > え…ルナ…?(目の前の青年を見つめる。
どこからどう見ても不良、しかもなんだかそこらの
不良とは訳が違う彼がルナとどういう…と、考えるが
疲れで頭が回らない)
■翔 > 声にならない声をあげながらも、どうやらこの子供も探し人をしているようだ
んじゃ、当たり、かな
「ルナって名前かはしらねぇが、子供は一人預かってる」
と胸元の少女の頭を仕返しとばかりにわしわしする
ソラ > るなのにおい!おしえて!るな、どこ?!【しがみつく、というよりは胸倉をつかんでいるような勢いで問いかける。】
ソラ > 【ぶんぶんと首を縦に振っている】
■メア > ……(やっと見つけた手掛かりに安心し息を吐く)
…ルナの、所…に、連れて、って……(無表情なまま青年にお願いする。)
■翔 > 「あぁ、わかったわかった今連れてってやるから服を引っ張るな伸びる!」
両手で脇の下を掴んで無理やり引き剥がしながら、もう一人の少女を見る
そちらさんはどうするんでしょうかね
個人的にはちょっと怖いが、とりあえず声をかけてみる
「あー…嬢ちゃんは、どうする?
■翔 > 「あいよ」
だ、だいじょうぶなんだよな?
部屋の中でいきなり真っ暗になって人生BadEndとか洒落になってねぇが
そんな事は思うが表情には出さず
「んじゃこっちだ」
と二人を伴って歩き出す
■メア > 私、も…着いて、く……(どうすると聞かれれば短く答える。
無表情ながらも疲れを感じ取れるだろう)
ご案内:「商店街」から翔さんが去りました。
ご案内:「商店街」からメアさんが去りました。
ご案内:「商店街」からソラさんが去りました。