2015/08/25 のログ
ご案内:「商店街」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > 「はぁ……」

眉間に手をあてて、
服の修繕や、とりあえずいらないものの処分、
新たに買いなおさないといけないものの購入を済ませた所――

当然の如く思ったよりお金が掛かりました。

「以前のものを全部用意するには時間かかりますね。」

なんて、がっくり肩を落としてトホホな感じで、
いろんな店を巡り歩いている。

少しでも安いものを探しておきたいから。

ちなみに。

状況は芳しくない。

四十万 静歌 > ま、仕方ないかと、ごとごとと缶ジュースをかって、
一本の缶ジュースを飲みながら、
行き交う人々の姿を見る。

「お金欲しいけど……」

私に出来ることなんて特にないし、と
苦笑して、首を振って忘れることに。

「――何か面白い事でもあればいいのですが……」

なんて大きくため息をはく。

四十万 静歌 > ま、かといって厄介事がこられても困りますか。
と思い直して、飲み干した缶が空なのを確認して、
缶に蓋をする。

そしてジャグリングの要領で、
ぽんぽんと投げながら――

宙に投げた缶を極細の見えないピアノ線で絡めとり、
両手の間の宙へと浮かせる。

四十万 静歌 > そのまま、ゆっくりと両手で缶を包み、
缶を動かしながら、
ピアノ線をとりはずし、

タンッと右足を踏み鳴らすと同時に、
するりと隙をぬって手提げ袋の中へと缶を滑り込ませた。

「種も仕掛けもありません、
 なーんて。」

種も仕掛けもあるんですけどね?

四十万 静歌 > ま、観客なんていないか、
なんて微苦笑しながら、

他の手品もやろうかな。
なんて、ごそごそと手提げ袋をあさり始めた

四十万 静歌 > そして、取り出したのは――
一本のロープと鋏。

このロープを鋏で切ると、2本に。

そして切れ目を握ってはっと気合をいれると、

一本に繋がりました、とかやってみる。

誰も見てないだろうからと完全に油断して、
少し得意げな様子で。

ご案内:「商店街」に谷蜂 檻葉さんが現れました。
谷蜂 檻葉 > パチパチパチ。

と。

真横。 死角……とも言えない場所。
店と店の隙間から、トコトコと歩きながら拍手を送る。

「うん、やっぱり全ッッッ然タネが解らないわ。 ……お久しぶり?」


と、茶髪なはずの、あの時金髪な少女が、今度はオレンジ色の髪になって再登場。

四十万 静歌 > 「わ……!
 あ、ありがとうございます!」

拍手が聞こえて条件反射で檻葉さんの方を向いて頭を下げて、
お久しぶりの声に、

「おひさししぶ……」

顔をあげてお久しぶりをいおうとして硬直した。
そして、おもむろにポンと手をたたき。

「お久しぶりです、
 イメチェンですか?」

なんて首をかしげて聞くだろう。

谷蜂 檻葉 > クルリとコチラに向きながら素早くお辞儀をする四十万に『こういうのも、職業病っていうのかなぁ』なんて苦笑しながら手を振って応える。

それで、いつの間にか変わった髪色に突っ込まれると。

「あぁ、まぁ……そんな感じ?」

曖昧に濁す。
自分でもいつこの色になったか定かで無いので濁さざるをえないのが本音だけど。


「あー、えっと……それより静歌さん、なんか入院してたとか聞いたけど大丈夫だったの?病気?」

なお自分も1週間ほど完全に行方不明扱いで戻った後に聴取される程度には大丈夫ではなかったらしいけれど。

四十万 静歌 > 「まぁ、たまには気分転換もいいですよね。」

と、にっこり笑いながら、
うん。檻葉さんだなと、一つ頷いて、

「入院に関してはもう完治したから大丈夫ですよ。
 少々怪我をしてしまいまして。」

あはは、お恥ずかしいと照れたように笑う。
この様子なら大丈夫じゃないかな?とか一瞬思ったけれど、
あまり詳しい話はしない方が良いといわれてたのを思い出しつつ。

「そういう、檻葉さんさんの方こそ元気してましたか?」

逆に聞き返すだろう。

谷蜂 檻葉 > 「少々……って、怪我で入院するのに少々もないでしょう……。」

多少の怪我なら『癒やす』力を持った人間もいるのだし、相当な怪我だとは思うのだけれど―――


「ぅ、あー、あはは……元気、だったのかな? ……その、実は記憶がなんかぽやーってしてて、あんまりどうしてたのか覚えてなかったり……」

こうして記憶が曖昧な状態で不躾に相手の内情に突っ込むのは、怖い。

「あ、えっと別に記憶喪失とかそういうんじゃないんだけどね?なんかここ暫くの記憶が前後してるっていうか……。 ほんと、本当に何も問題はないんだけどね!?」

四十万 静歌 > 「それもそうですね。
 まぁ、ちょっとした事故、ですよ。」

もう完全に治りましたしね、と微笑んで、
覚えてないというと、
上目遣いにじっと目を覗き込もうとしつつ、

「――記憶が前後ですか。
 一緒に海で砂の城を作って遊んだ記憶とかはあったりしますか?」

なんて首を傾げてたずねる。
目はいたって真剣に見えるだろう。

谷蜂 檻葉 > 「……むぅ。治って無事ならそれで良し、か。」

懸念はなにか後遺症などがないか、という事だったわけだし。
それもなく、こうしてまた元気な姿で話ができるならそれ以上考えこむこともないかと結論を出す。

そして、急に覗き込むような視線を向けられると疚しい事ではないのにすこしウッとたじろいでしまう。

「……海……あー、えっと……。」

海。
海か。

色々な”海の記憶”がくるくると回る。それで、常世島の海は、誰が一緒で、ええと……?


「…………あー……っと…………ちょっとした家ぐらいの…だよね?確か。 うん、覚えてる。はず。」