2015/06/05 のログ
リリア > 「ほぇー、これは益々お邪魔しなきゃね?」

ゲーセンを差され、察する。同時に少しばかり羨む。
そこまでするか?とも思うが。

「んじゃ、そういう事で……またね!」

軽く深呼吸をして自分の頬を叩き、意識を集中。
浮いた鉄パイプとその上に乗る少女は瞬く間に夜の道路を突き抜けていった。

ご案内:「常世公園」からリリアさんが去りました。
ヒカサ=カノ > 「はいはーい、じゃあね」
[夜を突き抜けていった少女を見送る]

(部屋、片づけておかないとなー・・・)
(なんか変なの置いてなかったっけ・・・)

「ちょっといろいろめんどくさいなー・・・」
[近々人を家に呼ぶと考えると厄介そうに愚痴をこぼした]

ヒカサ=カノ > ―――軽快なペダルの音、タイヤが地面に擦れる音は公園から離れていく。


公園は再び平穏を取り戻して行った

ご案内:「常世公園」からヒカサ=カノさんが去りました。
ご案内:「常世公園」にライデオさんが現れました。
ライデオ > 「.......」
少年か、少女か。
両性的な容姿をした少し身長の高い人が公園にやって来た。
幾度回りを見渡して、人が少ない、もしくはいないベンチのところまで歩いていき、ストン。と座った。

「....僕、これから、どうすればいいのか...なぁ....。」
不安そうな声で、俯いた。

ご案内:「常世公園」に設楽 透さんが現れました。
設楽 透 > 「──やあ、今帰りかな?」
「まだ明るいから良いけど、夕方や夜間出歩くには気を付けた方が良いよ」
「最近キナ臭い話題が増えたからねえ」

【放課後の常世公園】
【一年生の女子生徒に声を掛けては注意喚起をしている男の姿が】

「知っていると思うけど、風紀と公安ね」
「何だかやたら張り切ってるみたいだから」
「───ああ、そういえば」
「公安委員会については物騒なだけじゃなく、ちょっと浮いた話もあるよ」

【こうしてある事ない事、ぺらぺらと昼から場所を問わず語り歩いているのである】

設楽 透 > 「ふぅ、喉が渇いたな」

【話を聞かされた女子生徒と表面上穏やかに別れてベンチに腰掛ける】
【設楽にとって情報は蒐集しているだけでは意味が無い】
【情報を流す事でそれがどんな動きをするのか知る事もまた彼にとって重要なことだった】

(人の口に戸は立てられないし)
(人は自分が知っていることは披露せずにはいられない生き物だ)

【その情報は偽でも真でも構わない】
【人が知らない事を教えたがるのは人間の興味深い性質の1つだと】
【設楽透は考える】

設楽 透 > 「──それにしても」
「今日はなかなかどうして静かな日だね」

【ベンチで天を仰ぎながら、そんな事を呟く】
【週末だからもう少し浮き足立ってても良さそうだけど、と設楽は首を傾げる】

「それともアレか、僕が授業切り上げてくるのが早過ぎたか」

【──多分、そういうことなのだろう】

設楽 透 > 「まあ、いっか」
「この島から人が居なくなるわけじゃない」
「話し相手に困るほどでもないし~」

【無意味に手をひらひら振って余計な考えを追い出す】
【そして制服のポケットから手帳を取り出すと】
【『今日撒いた噂』を確認も兼ねて書き込んでいく】

「ええっと──」
「公安委員の女の子のひっそり密会と、」
「公安委員の男の子がひっそり密会と」
「やっぱりウケが良さそうなのは女の子が密会してる方だよねえ。」
「室長補佐くん性転換すりゃ好いのに」

【当人の居ない場で身も蓋もない事を言いつつ】
【手帳にペンを走らせる】

設楽 透 > 「よし、と」
「日が暮れて来たら今度は同性同士のパターンかな」
「会合場所は何処にしよう」

【昨日、設楽自身が公安委員会の男と会った事は】
【もはや公安委員、のみを残しあらゆる姿に変わってた】

「嘘はついてないし、誹謗中傷でも無い」
「怒られる筋合いは何処にも無いからねえ」

【さてこうして撒いてみた訳だが、】
【はたして何が釣れるんだろうねえ、と吟遊気取りの男は笑う】

設楽 透 > 「そういやアイツは」
「『補佐』か『代理』か」
「どっちかが取れるような話は無いのかねえ」

【思い出したかのように呟き、】
【まあ無いか、と声に出して笑った】

設楽 透 > 「さてと、」

【そろそろ人も増えてくる頃合いだろうか、と腰を上げる】

「そろそろ次に行こうかな」
「あんまり一つの場所でじっとしてるの、」
「性に合わないし」

【軽く背伸びをして疲れを抜くと】
【対個人街宣車のごとくに喋りに向かったのである】

ご案内:「常世公園」から設楽 透さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > 自販機で缶ミルクティーを3本購入してベンチに座り、
1つだけあけて飲み始める。
後の2本はベンチに移動している時にでもしまったのか、
見えない。

「今日も暑いわねぇ……」

ぼんやりと空を眺めて呟くが、
別段何があるわけでもない。
ただ時間だけが流れてゆく。

四十万 静歌 > そんなに暑いならマントを外せとかいわれた気がするけれど、
マント外したら私特徴ないし、
手品もみせてあげられないわよ。
そんな一言でそれもそうだねーなどと話していて、
結局マントは脱がなかったけれど、
これから更に暑くなるとなると何か別の私だって目印を考えたほうがいいのかもしれない。
思いつかないが。

「――白マントとか。
 いや、マントから離れようか、私。」

四十万 静歌 > (でも、白というのはいいかもしれない。)

白くて目立つもの、
といえば何があるだろう。
マントとか、
手袋とか、
マントとか、
帽子とか、
マントとか、
マントとか――

「結局マントしか思いつかない辺りが私の限界ね。」

しかも、
そういえばこの今つけてる黒マントも結構高かったし、
新調するとなると来月の新刊を我慢しないといけない。
我慢できるのか、と自問すれば……

「……無理、これ以上の出費は無理……
 バイトでもしようかしら……」

四十万 静歌 > ミルクティーを一口。

(うん、甘くて美味しい)

口の中に甘みが広がって心を癒してくれるようだ。

「バイト、バイト……
 でも特に取り得ないし……
 やっぱり我慢するしか無いわね……」

喉を潤すと、そんな風にぼやいて
ふぅっと大きくため息をついた

四十万 静歌 > ミルクティーをのんでゆったりしながら、
辺りを眺めるが――

「んー……」

四十万 静歌 > ――気のせいかもしれないが、自分が一番目立ってるんじゃないか。
そんな気がしてぞくっと背筋に寒気が走った。

「気のせい気のせい……
 だってほら。」

飲み干した空き缶をそっとマントで一瞬隠し、
空き缶を花束に変える。

「こーんな事をしても誰も気にしない」

四十万 静歌 > 「色々あるから人が少ないってのもあるんだろうけど、ね。」

まぁ、
かといってそんな騒動に巻き込まれるなんて欠片も思ってないのも仕方のない事である。
再び手品の要領で花束を空き缶に戻して、
空き缶をゴミ箱へとシュート。

外れ。

「あっ。」

四十万 静歌 > あわてて取りに戻り二度、三度繰り返す。
中々入らない。
一回で決めたらかっこよかったのになぁ。と頭をかきつつも、
何か意地になってやめられない。

四十万 静歌 > 10回くらい繰り返した所でようやく偶然シュートが決まる。
そもそも缶用のゴミ箱の穴めがけてシュートして入るとどうして思ったのか、
シュートが決まった途端後悔し、
がっくり項垂れた

四十万 静歌 > やがて気を取り直したのか軽く首を振って

「暑さで頭が回ってないわね。
 うん。もうちょっとここで休憩したら、
 どこか涼しそうな場所へいこうかしら……」

馬鹿な真似をしたことはなかった事にしよう。
そんな風に心に決めたらしい。

四十万 静歌 > そうと決めたら、誰かに気づかれる前に立ち去ろう。
周囲を軽く見回して、人目を避けるように立ち去った。

ご案内:「常世公園」から四十万 静歌さんが去りました。
ご案内:「常世公園」にテリメーラさんが現れました。
テリメーラ > 小さな綿あめの様な雲を手に持って、公園の雨宿りできそうなスペースに座る。
テリメーラ > (雨・・もうすぐ梅雨かなぁ・・)
と雲をちぎって口に運びつつ、空を眺める。

ご案内:「常世公園」にライデオさんが現れました。
ライデオ > とたとた、とたとた。
傘をもって一人の人が通りがかる。
貴方に気づくと、少しビックリした様子でそちらを見るだろうか。

テリメーラ > ビックリされてこちらもビックリしかえしている。

緊張してしまって第一声がでないのか、手を止めてそわそわとそちらを見ている。

ライデオ > 「え、えと.......こ、こんばん、は....?」
何か言わなければいけない。と思い、とっさに出てきた言葉に我ながら悲しさが出てくる。

情けない、と。

テリメーラ > 「えあ、はい、こんばんは・・」
小さく頭を下げる。
こちらは
次に一体何を話したらいいんだろう・・と少し悩んでいたり。

ライデオ > 「..........え、と。」
もし、貴方がまだ先程の綿あめのような雲を持っているなら、そちら見ているかもしれない。

テリメーラ > 「・・・?」
雲を見ていることに気付く、が、見られている理由がわからずに首をかしげている。

ライデオ > 「それ、雲。ですよね.....?」
自分からすれば雲と言うものはもっと上にあるのが普通だからか、
雲と言うものが人の手の上にあるのはとても....変、と言うか。慣れない。

もっとも、目の前の少女の容姿は人とはまた違ったものだったが。

テリメーラ > 「雲、ですけど..」
言うと同時に、手で持っていた雲は灰色に変わっていく。
「雨も降らせますし。」
そして、小さな雲から雨が降り出す。
生まれつき雲を操ることのできる彼女には、予想以上に驚かれているのを不思議に思っているようだ。

ライデオ > 「わ、.......す、凄いですね....?えと、それが貴方の....あ。」
それが貴方の能力ですか。そういいかけて、ふと。
そう言えば、自己紹介してないな。と思い出した

テリメーラ > 「す、すごいですか、えへへ・・」
褒められて少し嬉しそうに笑ったり、
「これは食べる用だから、あんまり遊んだりできないけど・・」
と、少し残念そうな顔をしたり。

自己紹介のことはすっぽり頭から抜けているようだ。