2015/06/22 のログ
神崎 聖 > 「アリエンティアさんだね。よろしく。
しかし召喚かー。興味深いね。」
好奇心から笑顔でそうかえす。

遠条寺菖蒲 > 昨日から狙ってたと聞いて思わず笑ってしまう。

「ふふ、ごめんなさいアリエンティアさん、名前で呼んでもいいかしら?もし今度から飲みたい時に近くに私がいたら言ってくれれば喜んで手伝わせて貰うわ」

と少し笑ってから息を整えて

「それとそこまで言わなくても大丈夫よ。色々と興味深くはあるけれど、家でそう言われていた、とか口にしなくてもいいのだから…」

きっと事実なのだろうがあまりにも当然のように言うのでそれは別に言わなくても良かったのだと言っておこうと思った。

「言い難いなら菖蒲でいいわ」

聞き取りには問題がないようだし後は滑舌と数を喋るだけでこの子は普通に日本語を扱えそうだなと思う。
国外の言葉を授業でしか知らない菖蒲にとっては凄い子だという感想を抱くところである。

アリエンティア > 「……そう? みんな使えるよ。召喚魔術。いろんな種類、いっぱい
でもあたしは、ただ一体だけしか呼べないし。それに家族と違って一種類しか使えないから」

白銀の美女……神崎には、そう答えて。ちょっとおどおどした感じ。自分に興味を持たれること自体が少女には初めてで。
どう言ったらいいかわからなかったので真実をそのまま口にした。

黒髪の美女……菖蒲が笑ったのを見ればどこかむっとしてしまって。
ちょっと涙目に。でも手伝ってくれると言った瞬間笑顔になった。

「そうなの? でも呼び方はあったほうが楽、じゃない?」

そう、今の提案のように。

「よろしく、ミス・アヤメ」

少し発音は変だが、しっかりと名前を呼べたようだ

神崎 聖 > 「なるほど、一体だけね。
でも逆に言えば、一体だけにしてあるからこそ
得化してると、考えたくならない?」
なるほど、この子は私とは違う。
一体だけとは気になるが、逆に得化してるかもしれない。
コピーして多数を扱う私とは違う。

アリエンティア > 「……わかんない。あたしはガラクタらしいから
でも、誰にも負けないけど」

そういう理屈はわからないが
でも、思うのだ。

「あたしは多分優秀じゃないしすごくないけど
誰にも負けない。絶対。うん、それだけは確か」

えへへっと、笑いながらこくりと頷いて確かめるように。

「縁、だっけ? その力ってここ、日の本では言うんだよね?」

遠条寺菖蒲 > 「私は召喚魔術とかは専門外かな……」

そもそもが自分の使う魔術が特殊であるため殆どの魔術の術式だ何だとかそう言う話題には食いつけない。

「こちらこそよろしくね、アリエンティアさん」

笑顔が似合う子だし、このまま仲良くなれたらいいなとは思う。
それに先ほどのは外人特有のジョークと思う子もいるだろうけど、自分でそういうふうに言うのはなにか変だとは感じつつもそこまでだ。

アリエンティア > 「ミスアヤメは、大和撫子なの? 種族、大和撫子?」

首をかしげて

「カグラマイ、タイマ、ニンニーンってやつが専門?」

じーっと見ながら。でも少なくとも自分よりはすごいはずだ。
しなやかな足、綺麗なクビレ。
モデルのようなスタイル。
無駄がない体躯。

「イアイ、きええええ?」

ん、よろしくってついでのように言いながら
ぶんぶん刀を持ったふりした手を振ってみる

神崎 聖 > 「まぁ、縁ってやつかな?」
そうかえす。

「たとえ、ガラクタだとか言われても
誰にも負けない。その強い意思があれば
いいのです。おねーさん感心ですよ。」
おねーさんぶる。先輩。

アリエンティア > 「……なんか違う?」

そういうミス・カンザキのは?
と首をかしげてじっと見つめて

「でもガラクタには変わらないよ?」

こてんっと首をかしげて
それは事実だというように。

「意思、だけじゃなんにもならない、よね? 現実、変わらないし」

遠条寺菖蒲 > なの?と言われてアリエンティアと同じ方向に同じように首を傾げる。

「うーん、日本人ではあるけどね。大和撫子ってきっともっと深窓の令嬢みたいな日本のお嬢様の事を言うんじゃないのかな?私にはちょっと分からないかな?」

まさか自分がそう言われる対象になるとは少し予想外だった菖蒲である。
周囲からの自分の認識というものに疎い菖蒲にとっては貴重な意見の一つでもある。

「忍者ではないけれど、神楽舞なんかは昔ちょっとやってたかな……退魔に関しては元って付くかな。現役じゃないからね」

と考えながら答える。
こっちからしてみると向こうの文化が面白いように向こうからすると日本の文化が物珍しく写っているんだろうなぁと少し微笑ましくその身振りを見守る。

神崎 聖 > 「まぁ、現実は代わりはしないけど、
すぐにへこたれるのがいるからねー。
現実は変わらずとも人は変わるのさ。」
二級学生の大抵はそうかもしれない。
人はへこたれたり、立ち直ったりする。

「まぁ、私が好みなのはすぐにへこたれない子だね。」
自分の好みを言う。

アリエンティア > 「……ほー、おぜうさま。でもミスアヤメとっても美人ツヤツヤーだから、そんな感じするかも。黒髪、ツルツルスベスベ、ゲイシャ!」

あれ、なんか違う? っとまた首をかしげつつ。
ほへぇっと納得したように頷いて。

「タイマミコ! カンナギっ……しゅっしゅ……シュシュ? でも踊れるんだ、すごいっ」

きゃっきゃっと、嬉しそうに笑って。

「……もう、引退しちゃったの?」

アリエンティア > 「人は変わるの?」

少し考えて

「わかった! 女は化けるってやつだね!
ミスカンザキ、おとなだー!!」

わぁっという顔をして、好みって言われると体を抱いた。

「……いぇす、ろりこん、のーたっち?」

神崎 聖 > 「私、ロリコンとかそういうのじゃないからね?」
どういう風に見られてたんだ私。
というか、物理的に変わらないぞ。
大人って言われたのはいいが、ロリコンじゃない。

「私をそういう風に見ないで傷つく」
危ないおねーさんにみられるのは
少し傷つく、ロストサインに所属してた時に
いろいろあったが、今のはそれ以上だ。

遠条寺菖蒲 > 「芸者はちょっと違うかな……?でも、そう言ってもらえるのは嬉しいからありがとうね。私はアリエンティアさんも肌が白いし髪の毛も珍しいからお嬢さまって感じがするけどね」

「うん、もう現役とは言えないかな。今持ってるこれもただの護身用だし」

と言って肩にかけている刀袋に視線を向けてから少し首元をいじくりシャツの中に隠れてたロザリオを出して見せて、

「後輩からこういうのを貰って身につけてるくらいだからね」

と笑いかける。
無神論者という訳ではないが、こだわりはないと言うところである。

アリエンティア > 「ちがった、ごめんなさい」

間違ったなら謝る。でも、ちょっと距離はとりっぱなしである。

「Love じゃなくて Like ってものだね。わかるよ」

うんうんって頷いて、理解しているように見せる少女。
ごまかすように白ではなく黒い髪を指でくるくる。

「じゃあ、どういうふうにみたらいい?」

アリエンティア > 「お嬢様? 家は立派だけど、そんなすごいやつじゃないよ?
そんなちやほやされないし、大切に、されないし」

うんうんっと思い出すように告げて。

「えへへ、そう? アヤメ、あれでしょ、たらしってやつでしょ?」

てれてれしつつ覚えたての日本語を使っていく。
意味はあってる? はずだ。

「……ロザリオ……魔除け、破魔。それに刀……祓魔師……」

それを見てぶつぶつと、頭の中の学問と照らしつけつつ。

「日の本はヤオロズの神。もともと”そう”だから別に変じゃないよ?」

神崎 聖 > 「うん、そういうこと。
だから、離れられると…。
その、つらい。」
ロストサイン時代に血が流れるような事はあったが
それは些細なことだ。現状のこれよりは。

「普通のおねーさんを見る目で頼む。切実に。」
本当に切実です。

そして菖蒲のロザリオを見て、
「おや、それは?てか、誰から貰ったの?」
疑問をぶつける。

アリエンティア > 「はなれられるとつらいの?」

……じゃあっと一息いれて、ダッシュ。
ぴたぁっと足に抱きついた。

「密着したら幸せ?」

上目になりつつ覗き込むように。

神崎 聖 > 「うん。それでいいかな。」
離れられるよりはいい。
てか可愛い。私はロリコンじゃない。
でも可愛い。私はロリコンじゃないからな。

「さっきのよりはずっとましだね。」
どんびかれるよりはいい。

アリエンティア > 「じゃあくっついてるねっ」

ふわりと笑いながら髪をいじりながらちょっと
ドラマで出た、魅せる! 女の動きを実演。
すごく背伸びしている感じが出ていた。

「それで、ミス・カンザキの魔術は?」

遠条寺菖蒲 > 「それじゃあ、きっと私の家も大した事はないんじゃないかな?
私も大切にされてたかどうかは少し怪しいからね」

そう苦笑して答える。

「たらし?……それは言葉巧みに異性を弄ぶ人のことだから私は違うんじゃないかな?」

単純に褒め返しただけだしね、と呟く。
同姓の場合は違うんじゃなかろうかと菖蒲は少し首を捻る。

「確かに元々日本のは名前だけしか出てこないような神サマも多いからね。そういう意味じゃ少し宗教観の違うものを持ってても別におかしくはないかもね」

と答えてから
聖の方を向いて問に反応する。

「うーん、答えないとダメですか?一応私の後輩ってことで」

最近自分の身の回りでは色々とあったりしているので不用意に知り合いの名前を本人の居ないところで出すのはちょっと躊躇われた。

神崎 聖 > 「まぁ、知りたくないと言えば嘘になるかな?」
そう答える。知りたい。
好奇心からだろうか?

「あ、私の魔術?つまらないと思うけど…。
こんな感じ?」
掌から光が現れる。

アリエンティア > 「……んー? そうなの? じゃあ似た者同士?」

首をかしげつつ。

「えー、違うのぉ? じゃあ、何になるの?」

呼び方の知識はあまりないのか、ちょっと考えて。
天使……? とか呟きつつ。

「うん、おかしくないよ。こういう国だからこその
編み出せる術……も、ある? って聞くし、なんだっけ?
しきがみしょーかーんだっけ? この前授業で出た」

そして神崎の手のひらが光ったのを見れば
驚いてとんっと尻餅をついた。
そして感動したように。

「すごいっ!」

そのままポーっと見ているので
スカートの中身は見えっぱなし。
くまさんである

遠条寺菖蒲 > 「きっとね」

一瞬だけウィンクして見せてそう言う。
その後のアリエンティアの呟きも聞き逃さずに

「天使というなら見た目的にアリエンティアさんのほうが天使みたいですよ」

と口に手を当てて微笑みながら言う。
実際天使の羽根やらそれっぽい格好をしたら似合うんじゃないかと菖蒲は少し思った。

「ありますね、式神の使役など。あれはあれで便利なのでしょうが私には扱えないのでなんとも……ですね」

通常の式神は扱えないので菖蒲には余り詳しくない部分だ。
故に曖昧に答えるしかない。

神崎 聖 > 「凄いっていわれるのは…。
純粋に嬉しいんだけど…。」

そのぽーっと見ている様に不用心なそれ。

「その…。見えてますよ?可愛らしいくまさんぱんつ。」
単刀直入に言う。それはどストレートに。
じーとみる。

遠条寺菖蒲 > 聖に知りたいと言われても少し困ったように笑って

「そのうち教えますよ」

と答える。

アリエンティア > 「……んにゅ……」

ぽっと頬が熱くなる。
美人にされたらなってしまうものだ。
ちょっとずるいぞっと思いつつ、お姉さんだからって。

「天使? ううん、あたしは、悪魔だよ?」

首をかしげて、違うよっと否定して。
嬉しそうに笑った。

「……あれ、カンナギはコマイヌ連れてビューンは違うんだっけ?」

首をかしげて、はてと。

そしてパンツと言われてばっと隠し、神崎から離れて
菖蒲の足にしがみついて。

「……ろりこん、変態。デリカシーなし」

ジト目で告げた

神崎 聖 > 菖蒲にそういわれて…。

「んー。まぁ、気を付けてね?
下手したら純潔無くなったりするし。
最近世知辛いから、あれこれされるしね。」
ふと病室の風紀を思い出す。
お見舞い行ってないな。
菖蒲に何が起きたかしってか知らずかは
聖本人しか気づかない。

「うん、おねーさんが悪かった。
それ凄く傷つくし、泣きそう。」
ロリコン、変態、デリカシーなしと言われて
流石の聖もこれはへこむ

遠条寺菖蒲 > 「天使のような悪魔の笑顔、なんてフレーズの歌詞昔あったくらいだものね」

うんうんと頷いているがきっとアリエンティアの言葉の意味は通じていない。

「陰陽師、かな。多分そういうのは。私もその辺の分類は詳しくはないのよね」

菖蒲は一般教養を中心に授業を撮っていておまけ程度と必須になっている異能魔術などの超常の授業以外はノータッチであり、専門分野になると少し知識不足となる。

「かんなぎは、雨乞したり神さまの声を聞いたりとかかな?」

とあまり詳しくない情報のみで答える。


「……神崎さんは、余り滅多な事は言わないほうがいいですよ。
世話を焼く言葉も時と場合を選ばなければ不信を抱くものですから」

と声色や表情は変えないがこれまでの菖蒲の態度とは少し違ったものを聖にこれからは見せることになるかもしれないと言う姿勢をみせる。

神崎 聖 > 「ん、分かりましたよ。少し余計なお世話だったかな?」
態度が変わった気を感じて何かを察したようだ。
仮にこの人が私の過去を知ったら敵対するかもしれない。
ならば、無意味な暴力が始まるかもしれない。
ここは穏便に済ませておこう。

アリエンティア > 「いや、これからは変態って書いてルビしゅくじょって呼ぶ
それはこの国の嗜みでしょ。淑女のカンザキなら知ってそう」

むーっと頬を膨らませながら。

「ジーッと見て柄まで。ほかの人に聞かれてたらどうするのさ、どうするのさ」

ブツブツ言いながら……

「……? ミス・アヤメはそっちのお勉強得意じゃないの?
 もしかして、さっきしゅくじょがいってた特化型?」

ここまで同じなのかなと嬉しそうに。

「すごく勉強できそうなのに……理科とか得意かな……?」

”空気”には敏いからか、捕まってたのをちょっと離れて。
離れたのを気まずそうに、俯いた

神崎 聖 > 「どこで知ったし…。てかそれもやめて。
それも傷つくし。」
菖蒲に警戒された時よりも、凄いダメージだ!
変態さん扱いされるのはきつい。

「と、言うか、菖浦さんに聞かれてると思うよ?」
私以外にくまさんぱんつ(本人)と菖浦さんがいる。
「大丈夫。他には言わないから。」

遠条寺菖蒲 > 「……聞く場所によっては詳しくというところでしょうけどね」

そもそも私の被害に遭った事件については詳細を知るものは生徒会幹部と事情を説明した風紀委員会の特殊警察第二小隊の隊長とその協力者くらいであり、それ以外は異能を持つものだったりとかする訳だが……。
先ほどの口ぶりから「何か」を知っていると考える。

「異能や魔術の知識はちょっとね。一般教養だけならこれでも中等部時代は上位だったんだけどね」

と少し困ったように笑う。
そっちの分野はどうにも踏み込んでいない菖蒲にとっては少女の話題に乗れないのは少し申し訳なく思った。
そしてちょっと袖に描く隠れてた腕時計を確認する。

「そろそろ、私は家に戻らないとダメかな?ちょっと今日はやることがあってね」

と二人に軽く頭を下げる。

アリエンティア > 「……絶対だよ、言ったら怒るからね? 怒るよ、ホントに」

顔を真っ赤にしながら。白くて余計に目立つ赤さである。

「えっと……じゃあ、その。数学と理科と国語……今度、教えて、欲しいな……その……」

――同級生でお話できる人いないし。

ってつぶやいて。

「バイバイ、ミスアヤメ」

手を振る。
そして、神崎の足にしがみついて。

「レディに恥をかかせたから、ちゃんとお家……寮まで送って……」

遠条寺菖蒲 > 「一般教養なら高等部三年の分までなら予習してるから任せてね、私もまあそんなに知り合いは多くないから歓迎するよ」

と笑顔で答えて桃の飲料水の缶と未開封のオレンジジュースの缶を片手手を振る。

「神崎さんもアリエンティアさんもまた」

と言って公園を去る。

神崎 聖 > 「んーたしかに、私もアリエちゃんのように
デリカシーなしと言われても仕方ないか。

まぁ、今度聞く場所と、場合に気を付けるね?」
菖蒲にそういう。聖は何か知っているのかもしれない。

そして、菖蒲にしか聞こえないような声で
「もし、知りたかったら時間があれば教えるかもね?貴方の都合と私の都合が良ければね?」
そう伝える。機会があれば乗ってみるのもいいかもしれない。

ご案内:「常世公園」から遠条寺菖蒲さんが去りました。
神崎 聖 > 「じゃあ、またね?」
菖蒲を見送る。


そして、
「私が悪かったわ。聖おねーさんが送っていくから
寮まで案内していくよ。」
そう言って、アリエンティアの手を握ろうとするでしょうか。

アリエンティア > 「……ん」

おとなしく手を握り返し、
小さな歩幅でゆっくりと後について言って

「……ついでに街のことも教えてくれると助かります」

神崎 聖 > 「ん。じゃあ行きますか。
町の事も教えてあげるね。」

そう行って寮まで送っていく。
その途中で…。

「しかし可愛らしいなぁ。アリエちゃん。
その見た目とか、くまさんぱんつとか。」
やっぱり聖おねーさんはいじわるでした。
悪い人じゃないけど、いじわるないいおねーさん。

アリエンティア > 「ん、ちゃんとエスコート、してください」

良きに計らえって感じで言いつつ。
ぎゅうっと、手の甲を抓った。
爪を使って、しっかりと。

「淑女のカンザキ先輩はホント冗談がうまいことで
あたし歓喜のあまりに手に力が入っちゃてええええええ」

――ろりこん、変態! らちされるー、助けておまわりさーん

って叫んでいた

神崎 聖 > 叫ばれると不味いが、でも事実なのか。
とりあえず異能で私とアリエンティア以外は
叫び声が認識出来ないようにした。

流石に社会的には死にたくないのだ!
「わーごめんごめん!冗談でも言い過ぎた!
だってアリエちゃんが可愛いからおねーさん意地悪したくなるって
いうか!くまさんぱんつ可愛いっていうか。
すべてが可愛いっていうか!」
そんなこんなのが続いて送っていったのでした。

ご案内:「常世公園」から神崎 聖さんが去りました。
アリエンティア > 「ええい、褒めてるのかけなしてるのかどっちなのだ!!」

もはや日本語もヘンテコになりつつ。

「可愛いからって意地悪したくなるってなんですか
そんな歪なものはいらないっ、もう知らない。ばかばかばか!!」

とかいいつつ逃げずちゃんと送られていきましたとさ

ご案内:「常世公園」からアリエンティアさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に立花 響さんが現れました。
立花 響 > 深夜にこっそり楽器を持っていく。
しかもそれは公園。
楽器を持って公園でやることといえば一つである。

路上ライブらしきもの。客人は公園にいる虫や公園にいる野良動物辺り
ただ深夜に楽器を弾くならそのぐらいの客層で十分である。

「本日持ってきた楽器は…弦楽器。
 夏が近いですがまだ少し冷える夜にぴったりのしんみりになる楽器、ギターです」
誰とも分からない客に対してそう答えながらその辺のベンチに座って楽器ケースからギターを取り出す

立花 響 > ギターは弦楽器の中でも一般人に人気がある楽器だろうか。
良く軽音部とかが利用しているイメージがあるからかもしれないが。

ポロン♪と音を確かめる為にギターを弾く。
響もギターを弾くのは久しぶりだが、この音色は好きなのだろう。
調子に乗って適当に音を鳴らしていくがそれは急場で一曲作るぐらいの勢いである

立花 響 > 詩はない。
ただギターの音色が深夜の公園に響いていく。
それは陽気な曲だと思いきや急に静かな曲に入れ替わり、また陽気な曲になる。
どこか一日の入れ替わりを表すような…
陽気な曲の時は日中。
静かな曲の時は夜中。
ただ一日の間で色んな事が起きるこの島ではただこんな単調な曲では表しきれない

ただ学園では日々変わらず日常を過ごしている生徒がいて、
カフェテラスに行ったり時計塔に忍び込んだりする生徒もいる
変わった日常を過ごす生徒は落第街に行って異能で戦ったり、誰かに襲われていたりするかもしれない
響は一歩間違えれば誰かに襲われていたかもしれないが、響はそんな事を覚えていない。

立花 響 > 響はただ日常を過ごしている生徒の一人にすぎない。
他の生徒と違うところといえばこうやって公園で勝手に楽器を弾くぐらいである。
ただ誰に許可を取る訳でもなく、誰かに迷惑をかけてるかもしれないそんな中、
響はスリルを味わう為に楽器を弾いているのかもしれない。

ただ、日中にそれをやる勇気はない為この深夜にやるのである。
誰が聞きに来ても気にする事はない。
文句を言われても気にする事はない。
石を投げられても投げ返せばいい。

響は歌手をやめて与えられた自由とはそういうものだろうか。

一曲弾き終わったのか響はため息をつく
「…はぁ。つまらないなぁ」

立花 響 > 「ただ楽器を弾く、というのは練習すれば誰でも出来る訳だし、
 私もこうやって楽器を弾けてる訳だから誰でも出来る
 DoubleReadingだって、楽器を弾ける人が二人集まれば真似出来る」

「私も何か、何人集まっても出来ないような異能があればいいのに」

ギターを楽器ケースにしまいながらぽつんと呟く。
ここにいる生徒は大凡他の人には簡単に真似できない異能が多い。
ただ響は楽器を歌うというだけで、何も知らない人からすれば楽器2個同時に弾いているようにしか見えない。
ただそれだけでは面白くない。
何かもっと、人を驚かせるような楽しい異能があればいいのに。

そんな事を呟きながらケースにしまったギターを背負い、もうすぐ明けるであろう深夜の公園を後にするのであった

ご案内:「常世公園」から立花 響さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に烏丸 九郎さんが現れました。
烏丸 九郎 > (少年は裸足で、夕方の公園を歩いていた。
2日ほど治療に専念したおかげで、杖を使う必要はなくなったその歩みは力強い。
いつもは楽器を抱えてる少年は肩に立て札を担ぎ、夕方の公園…その池の前へとやってきた。)

烏丸 九郎 > さてと……はじめるか…。

(少年はあたりを見回す。
公園の池とゴミ箱、そして自動販売機が目に入る
少年は池に近づくと、立て札を設置する作業に入った。
その立て札のには、こう書かれている。
『池にゴミを捨てるべからず』
毛筆でそれなりに達筆だ。
少年はいつだったか交わした、ここに住む少女との約束を守りに来たのである)

烏丸 九郎 > (立て札は結構前に完成していたのだが
たてようと思った矢先に、足を怪我して
立て札を立てるどころではなくなっていた。
こういうことは生活委員に任せたほうがいいんだろうが
他人に任せたんじゃ、約束を交わした意味が無いというか…
情けないというか、恥ずかしい。)

烏丸 九郎 > (委員に許可を得てやっているわけじゃないから
撤去されるかもしれないが…少年はそこまで頭が回らなかった。
良きことをなすのに、許可も不許可もない。
少年はこの世の仕組みをわかっていなかった。
若かった。)

烏丸 九郎 > こうやって書いときゃ、ちったぁポイ捨ても減るだろ…よっと!

(コーンコーンと杭を打ち付ける音が夕方の公園に響く。
立て札と一緒に担いできた大きなハンマーで
立て札の支柱を池のそばの土が露出している箇所に打ち付けていた。簡単にいたずらできないように、しっかりと設置。)

烏丸 九郎 > (程なく、ハンマーで打つ音が止む。
これだけやっておけば大丈夫。
雨風でもびくともしないだろう。
戦闘でも近くで起きない限りは平気なはずだ。
それなりに立派に見えるだろうか?)

烏丸 九郎 > へっへ、我ながら上出来、だな。

(熱い自画自賛。ゴミが減れば、この池に住む…
名前は知らないが少女も安心して暮らせるはずだ。
公園の美化という意味では、少女だけではなく、みんなが喜ぶことだろう。
いいことをした。少年の心は晴れやかだった。
十口風も正義を行うときは、こんな気分なのだろうか?
だとしたら、正義も悪く無いと思う。)

ご案内:「常世公園」にヒカサ=カノさんが現れました。
烏丸 九郎 > (さすがに夕方。人通りもまだある時間帯。
池に住む少女に声をかけるような真似はしなかったが
約束は守った。
少女は喜んでくれるだろうか?
少年は軽い足取りで自販機へと向かい、コーラを買う)

ヒカサ=カノ > 赤が眩しい夕の空。
傘の乙女は池の沿い。
空いたボトルをポンポンと、器用に傘でリフティング。

「―――なーんかやってるのかなぁ」
人の通りもあるようだが、とりわけ目立つ赤い少年。
見覚えのある姿に近づこうとするだろう。

「って、あ」
見覚えのある青年に気を取られたか、ボトルをあらぬ方向に飛ばす。

ボチャンと一つ池の上だ。

烏丸 九郎 > あっ

(見てしまった。
少女がボトルを池に落としてしまったのを。
その緋色の髪は、忘れもしない。
あの日、目に焼きついた綺麗な髪の…)

カノじゃねーか!
お前なにやってんだよ!

(少年は靴と靴下を脱ぎ捨てズボンの裾をまくる。
片足には傷跡が残っているが、歩くのに支障はない
そして少年は腕まくりをしながら、池へと踏み込む)

ヒカサ=カノ > ゴメン、ゴメンって!

青年からの叫び声。
慌てるように反応する、

「まって、私が取るからいいのに―――」
静止の呼び声。
池に踏み込む少年に、その声は聞こえただろうか。

声の後、傘が発した光の鞭。
ボトルを絡め、池から引き上げたのは、少年が拾おうとしたのを横取りするようだっただろうか。

烏丸 九郎 > (少女が静止した時にはすでに、少年は膝まで池の中。
傘から伸びた鞭がボトルを攫ってゆくのを呆けた顔で見送る。)

なっ!?
濡れ損かよ…

(そうつぶやくと、ざぶざぶと池からあがる)

あーなんだ…その…
そこの立て札にゴミを捨てるなって書いてあるだろ?
これからは気をつけて、頼むぜ?

(ボトルを目の前で攫われてしまった後ではあまり決まらない)

ヒカサ=カノ > いや、ほんと、ゴメンね
小さく、申し訳なさそうに。もう一度。
立て札と、それに加えて二度手間と。

救出したボトルは傘をノックの要領で。
山なりに飛んでいくそれは見事ホールインワン。
「"ゴミはゴミ箱"、それくらいわかってるって。」
笑顔を返す、ニッコリと。

烏丸 九郎 > まぁ、服が濡れたわけじゃねぇからいいけどよ。
あんたもわざとじゃねーのはわかってるしな。

(陸に上がると靴下をポケットに突っ込んで苦笑する。)

ああ、みんながそれをわかってりゃ
こんな立て札いらねぇんだけどな。
マナーの悪い学生ってのは困ったもんだぜ。

(少女の笑顔に笑顔を返しながら、足を振って水気を払う)

烏丸 九郎 > ……俺、なんか生活委員見てぇなこと言ってるな……

(首を傾げながら、更に苦笑を重ねて。)

ヒカサ=カノ > 「マナー悪いのって、大体"あっち"に蔓延ってると思うんだけど、こっちにもいるもんなのかぁ。」
少しだけ見た落第街、そこよりはマシかもしれないが。

残念だと、一言ポトリ。
でもこれよくできてるじゃん、効果はあるかもよ?
バツの悪い顔をしながらも、そういう存在って大事だよ。
努力していたという跡をみて。脚の傷もその痕なのかなと、心にとどめる。

烏丸 九郎 > 前に見た時は、缶がいっぱい捨てられててよ。
けっこういるみたいだぜ?
だから、俺もここに住んでる奴のためになんか出来ねぇかなって思ってさ。
こいつをつくったってわけだ。

(立て札をバンと力強く叩く。
しっかり立てたおかげでびくともしない。)

へっへっ、そうか?
だったらいいんだけどよ。

(立て札を褒められれば少し照れくさげにしながらも嬉しそうに笑う。)

ヒカサ=カノ > 立て札の乾いた音、それでいてびくともしないそれにまた一つ感心。

じゃあいっそ生活委員入ればいいんじゃないかな?
思いついたようにパンと手を叩く、手からも一つ乾いた音だ。

烏丸 九郎 > 俺が?
生活委員?
はっは、そりゃロックじゃねぇぜ。
そもそもそういうガラじゃねぇしな。
俺は約束を破りたくなかっただけだしよ。

(けっけっけと笑いながら、冗談きついぜと、カノに向かってひらひらと手を振って。)

ヒカサ=カノ > ――約束、ねぇ。
何か含みのある言葉、引っかかったように、復唱する。
復唱するだけ、あとは何も考えないだろう

冗談冗談、わかってるよ。
クスクスと笑って、ごまかした。

判断基準がロックかどうかの彼、楽しさで判断する傘少女もまた同じようなことかもしれない。

烏丸 九郎 > ま、ガラじゃねぇのはそうなんだけどよ…。
やってみると意外とすっきりするってのは確かだな。
いいことってのもよ。

(わかってると笑う少女に微笑みながら、天を仰ぐ
少女の美しい緋色の髪にも負けない夕焼けがそこにはあった。)

よっしゃ、やることはやったからな。
俺はそろそろ行くぜ。
じゃ、またな。

(夕焼け色に染まる少女に別れを告げて、ぺたぺたと裸足で歩き出す。
その肩には大きなハンマーを担ぎ
顔には満足気な笑顔を浮かべて。)

ヒカサ=カノ > すっきりとして、上機嫌な少年。
じゃあね、少年の背中を見て一言。

紅い少年の背中は夕日で赤く。
情熱的でロックな少年。
傘の少女はその場で立ち尽くし、小さくなる姿を目で追っていた。

ご案内:「常世公園」から烏丸 九郎さんが去りました。
ヒカサ=カノ > 夕日は間もなく落ちるころ
傘の少女は歩き出す。

なにか私にできること、あるのかな。
ロックな少年見て思う。

来た道を戻るように、立て札横目に。
今度は傘だけ、歩くだけ。

そういやチャリは学校だ。
人が居ない公園に、夜と静寂が訪れる。

ご案内:「常世公園」からヒカサ=カノさんが去りました。