2015/09/28 のログ
ご案内:「常世公園」にリビドーさんが現れました。
リビドー >  
 「んぅ……」

 公園のベンチにて、小さな寝息を立てて眠っている年若い風貌の――リビドー先生。
 開きっぱなしの紙袋を枕代わりにして、気持ちよさそうに眠っています。

 カーディガンを毛布代わりに、ベンチでごろごろ。
 一つ、器用に寝返りを打ちました。

ご案内:「常世公園」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > ――すたすたと公園を散策していると、
ベンチの上に見慣れた人、
しかも先生が気持ち良さそうにねていた。

「……」

どうしたものだろう。
と思ったので、
ちょっと気配を消して近寄ってみることにするだろう。

リビドー > 「zzz……」

 気持ちよさそうに身体を丸めました。
 寝顔だけ見れば、男とも女ともつかぬよう なあどけない子供のそれです。
 身体はすこし、むっちりしていますが。

四十万 静歌 > 「……」

とりあえず寝顔を写メでとって、
じーっと眺めながら、
おずおずと手を伸ばしほっぺたをぷにろうとするだろう。

ちょっとした悪戯心がわいても仕方ないと思うのです

リビドー >  てぃろりろりん。
 シャッター音が響いても起きません。

 何だかんだでお仕事が夜遅くまで残っていて、徹夜の後に授業を行い、
 眠くなったらしくお休み中です。本人は恐らく口にしませんが――すやすやと眠りこけています。
 ほっぺたをぷにると柔らかく、頬の模様と一緒にほっぺのお肉が揺れました。
 

四十万 静歌 > 「……」

んー、とちょっと考えて、お疲れなのかな?

なんて思って、
折角なので膝枕をしようとしてみるだろう。
なお、できたら頭をなでる予定である。

リビドー >  
 かさりと袋をどかすなら、膝枕が出来るかもしれません。
 頭を撫でれば、心地よさそうに眼を細めて身を寄せました。

「んぅ……」

四十万 静歌 > 「……」

ぱさりと紙袋は横において、
起きるまでなで続けてみるだろうか。

「なんとなくやってみたくなるんですよねぇ。」

なんてほのぼのしつつ。

リビドー >  三十分ぐらい、ほのぼのとしていた後に――
 ――ぱちくりと、目を覚ましました。

「……ん、ぁぁ……」

 やや気恥ずかしそうに顔を赤らめていますが、どうにか取り持って苦笑に変えてみせます。

「ええと……そうだな、おはよう。かな。四十万さん。」

四十万 静歌 > 「おはようございます、リビドー先生?」

良く眠れましたか?と微笑みかけつつも、
首をかしげ――

「あまり根をつめるのはよくないですよ?」

リビドー > 「……ああ。ついついやるところまでやってしまってね。」

 よいしょとの声をと共に、ゆっくり起き上がります。
 ふう、と大きな息を吐きました。

「ふむ、散歩かい?」

四十万 静歌 > 「散歩ですよ。」

と一つ頷いて、
じーっと上目遣いにみあげながら、

「あまり無防備に寝ているものですから、
 ついつい悪戯したくなりましたけど……」

ちゃんと我慢しましたよ?
と言いたげに笑いながら紙袋を差し出すだろう

リビドー > 「そうかい。キミがそんな悪戯をするか、
 見たいものでもあったがね。残念だな。」

 残念そうにしてみせれば軽く苦笑を飛ばし、そう応えて紙袋を受け取りつつ。
 彼女ならどんな悪戯をするのだろう、とも少々の思案を浮かべた。

四十万 静歌 > 「見たいといわれましても――」

そうですね、なんて立ち上がって、周囲を見回し――
ふと、茂みに白いものがみえる。
なんだろう、と近づいて、拾い上げ――

「たとえばこんな風に?」

なんて、違和感なくさくっと拾ったものを被せるだろう。

“ウサ耳カチューシャを”

リビドー > 「……?」

 違和感がなかったそれは、すちゃっとリビドー先生の頭の上に乗りました。
 堂々としているにもかかわらず、不思議に違和感なく行われた行動にはさっぱり気付きません。
 揃った髪の毛の上にすちょんと乗れば、キュートなうさ耳が揺れました。

四十万 静歌 > 「とっても可愛らしいですよ?」

なんてクスっと笑って写メをとって。
ちょっと距離を離してから、

「こんな風に?」

とさっそく撮ったものをみせるだろう。

リビドー > 「……っ」

 うさぎ耳のカチューシャを付けて、
 きょとんと不思議そうな顔のリビドー先生。

「……いつの間に。いや。」

 そう言えば彼女の異能は――
 ――堂々と行われたであろう悪戯を脳裏に浮かべれば、"してやられたと"苦笑、
 いや、何処か落ち着かない様子で恥じらってみせました。嗜虐心をそそるような仕草です。

四十万 静歌 > 「まぁ、こっちでもよかったんですけどね?」

とマントから黒ネコミミカチューシャを取り出してみせつつ。

「たまたまそこにおちてたのがあったので
 被せてしまいました。
 拾い物でごめんなさい。」

と悪戯めいた微笑みを浮かべながら、
取り出したカチューシャをしまうだろう。

「まぁ、私の悪戯なんてこんなものですけど、
 如何でしたでしょうか?」

と上目遣いにじっと見つめながら。

リビドー > 「ん、構わないとも。
 白昼堂々と悪戯をするのもされるのも刺激的――うん?」

 うさ耳カチューシャを外してみようとしていますが、中々に取れません。
 赤いマニュキュアのついた手でグイグイ引っ張っているものの、取れません。

「む……?」

四十万 静歌 > 「?どうかされましたか?」

何か様子がおかしいので、
首をかしげて、どうしたんだろうという目でみるだろう。

「あ、ひょっとして、接着剤か何かついてました?」

だとしたら不味いなぁなんて、ちょっとおろおろしつつ。

リビドー > 「ああ、いや、接着剤は付いていないが……
 ……何か呪われているみたいだな。これは。」

 手を離して溜息を付きました。
 竦めてみせる左肩には、何らかの傷跡が見えます。
 雑に巻かれた包帯が――違和感への造詣が深ければ、
 リビドー先生の姿が変わっていってる事に気付くかもしれません。
 なんかこう、うさぎさんな感じです。

「……道理て捨ててもある訳だ。」

四十万 静歌 > 「はわわ……す、すみません、すみません!」

頭を下げて平謝りである

「まさか呪われているとは、うう。
 迂闊なまねをして本当にすみません!」

なんていいながら――

「あの、左肩どうしたんで……
 というか、なんか姿が変わってるような気がするんですけど……」

なんておずおずと突っ込むだろう。

リビドー > 「煽ったのはボクだし、仕方ないよ。
 ……ん、左肩は昨日、ちょっと荒事に巻き込まれてね。
 その時に庇って出来た――」

 "肩を露出している服は着ていなかった筈だ。"
 それに少し寒い。爪は赤いし、なんかびっちりしている気がする。
 見下ろして見れば――

 「……」

 むっちりとしたバニーさん。固まりました。

四十万 静歌 > 「荒事って大丈夫なんですか?
 ちゃんと安静に……」

してないといけませんよといおうとした所で、
完全に変わっていた。

「……」

こういう時どういう対応していいんだろう、
なんてこちらも硬直しつつも、

「えーっとこういう時は……」

とりあえず写メをぱしゃり。
完全に混乱している!

リビドー > 「ダメージには慣――」

 固まりました。
 直後にぱしゃりとシャッター音。
 何故取った。

「ちょっ、いや――ッ」

 慌てて寄ろうと足を運ぶのですが、
 赤いヒールに慣れて居るはずもなく、べちゃあと顔面から転げ落ちました。

 痛そう、と言うか痛い。

四十万 静歌 > ごそごそ。

と携帯をしまって、
倒れた様子をみてはっ!と
我にかえって、

「だ、だだだ、大丈夫ですか!?」

と抱き起こそうとするだろう。

「とりあえず、
 そのカチューシャよく調べたほうがいいかもしれませんね……?」

リビドー > 「あ、ああ。
 大丈夫、だが――そうだな。そうしてみよう。
 キミも何か分かったら教えてくれ。」

 しゃがみ込んで目をつぶって、手を上に持って行ってカチューシャに触れます。
 傍から見れば一昔前の電波ソングな光景ではありますが、彼?なりに調べているみたいです――

 ――注意深く目星を付ける/あるいは違和感を探るのならば、
 月の光を浴びているであろうカチューシャは妙にと昏く、
 アイデアが回れば月の光が吸い込んで、エネルギーにしているような感じもします。
 月は出ているか。そんな謳い文句う浮かぶかもしれません。

四十万 静歌 > 「そうですね……」

なんていいながら、
しげしげとカチューシャを眺めていく。

うーん……?
と首をかしげて、

「うさぎさんだけに月と関係しているのでしょうか?」

なんてじーっとみながら、
何かカチューシャの片隅に文字が彫られている。

「ええっと、あーる・・・てぃー・・・?
 R・T・・・イニシャルでしょうか?」

リビドー > 「月に兎を見る原典は、何だったかな……」

 どうにも頭がぼうっとしていて、上手く思い出せない。
 調べるのもやや難航している模様です。少しずつ、進んでいるみたいではありますが。
 ううんと唸りながら、瞑目して、声を聞きます。

「RT……?リツイート?
 ……いや、写真をリツイートするのは勘弁してくれよ。」

四十万 静歌 > 「古くはインド神話でしたっけ?
 自分の身をささげた兎を永遠に月にとどめおく……
 そんな話だった気がしますね。」

詳しくは、別にいいかな?なんてさらりと流しつつ、

「あ、リツィートではなく、
 イニシャルで問題ないっぽいです。
 RとTの間に点がかかれてますから。」

それにしても、なんというか――

「変わった呪いもあるものですね。」

リビドー > 「『ジャータカ』、だったか。
 しかし、すぐに出てくるとはキミも詳しいな。好い。」

 静歌の眼を確かに見て、愉快そうに笑います。
 ……うさぎさん状態なので、可愛くしかなりませんが。

「成る程な。しかしまぁ、変わった呪いだが、手は込んでいるな。
 相当強く作っている癖に安全設計なのもニクいと言うべきか――何か月の光からカチューシャを遮るものは持っていないかい。」

四十万 静歌 > 「いえ、まぁ、そういう話があったな程度ですよ?」

ジャータカは知りませんと首をふって、
とりあえず安全設計ときいてちょっとほっとしつつ――

「遮るものですか。」

そうですねえ。とちょっと考えて。
ステッキと魔女の帽子を取り出して、
ステッキを被る部分に引っ掛けて、

「簡易傘程度なら?」

リビドー > 「重畳。」

 いそいそとその下に入ります。
 ぴとっとくっつくことになるかもしれません。
 ――その状態で四十秒程経過すると、ぽろっとカチューシャがドロップしました。

 元の姿のリビドー先生も、しっかり立っています。
 ため息混じりに拾い上げて、四十万へと手渡そうと。

「……ふぅ。とんだジョークグッズだったよ。
 月光に反応してああなるジョークグッズらしい。
 冗句で済ませる為か別の意図が有るかは知らないが、能力や異能の出力を絞る作用も有るみたいだ。」

 

四十万 静歌 > 「月の光がなければあっさりおちるんですね。」

ええっと、とカチューシャを受け取りつつ、

「これ、処分してもらったほうがいいでしょうか、
 正直使い道がない、です、ね……」

能力や異能の出力を絞る、としても、
異能などの制御はできるし、ろくな事には絶対にならないきがした。

「とりあえず、これ作った人相当性格が悪いというか、
 人が悪い人ですね」

リビドー > 「夜間なら相手に装着させてしまえば弱体化は図れるだろうが、そうだな。 
 それ以上に愉快痛快な災害でも招き寄せてしまいそうだが――」

 そんな能力などは恐らく備わっていないものの、妙にそんな予感がした。
 ううむ、と、喉を鳴らして唸りってみせました。

「……ボクより性格が悪いな。恐らく。」

四十万 静歌 > 「なんていうかですね。心苦しいのですが……」

処分お願いしていいですか?
と、カチューシャを差し出し返すだろう。

「私の場合、とられてしまいそうな気がしますし……」

主に同居人に。
なんとなく楽しみそうな気がする。

「あわない事を祈りたいです」

リビドー > 「……分かった。責任を以って処分しておくよ。
 冗句の類とは言え、これはろくでもない類と同等だ。
 方向性が変な方向に向いているだけで、あの銃と大差がないな……」

 困った風に呟いてからカチューシャを紙袋に放り込む。
 その絵で、紙袋から――

「キミさえよかったら、この笹に包まれた団子20個をかわりにやるよ。
 ああ、まだまだ団子は残っているし、どちらにせよ処分しきれないからね。そこは気にしなくて良いとも。」

四十万 静歌 > 「ありがとうございます。」

ほっと胸を撫で下ろし――

「いいんですか?ありがとうございます!」

と、処分しきれないと聞いて、喜んでお団子を受け取るだろう。

「じゃあ、私からご迷惑をおかけしましたし……」

お詫びの品です、と抹茶ラテを差し出すだろうか。

リビドー > 「ふむ。有難くいただくよ。四十万。」

 ん、と頷き答え、抹茶ラテを受け取る。
 そう言えば、この前も抹茶ラテを貰ったような。

「……抹茶ラテ、好きなのかい?」

四十万 静歌 > 「割と好きですよ?
 特に今日は月見団子の予定でしたので、
 抹茶系列です。」

とウィンクするだろう。

「他の日だったらまた違うものがでたかもしれませんけどね。」

なんてクスッと笑って――

「ただし甘味以外はでません。」

リビドー > 「全く。乙女の嗜みかい。……と、
 ボクはそろそろ行くよ、また会おうか、四十万。」

 抹茶ラテも紙袋に仕舞ってから、ゆっくりと歩き出し――その場を後にしました。

「おかげさまで、良く眠れたよ。感謝するとも。」

ご案内:「常世公園」からリビドーさんが去りました。
四十万 静歌 > 「どういたしまして。
 それでは、またいずれ、
 リビドー先生。」

と、ちょっと優雅に礼をした後、
手を振って見送るだろう。

四十万 静歌 > 「ふぅ。」

と一つ息を吐いてベンチに座りながら、
ステッキと帽子もしまい、
もぐもぐと団子を食べて月を仰ぎ見る。

「綺麗ですよねぇ。」

四十万 静歌 > もきゅもきゅと食べて、2,3個食べた時点で、
笹に包みなおし――

「後はかえってから食べましょうか」

としまうだろう

四十万 静歌 > ――そしてやがて立ち上がると、
夜の闇に溶けて消えるようにしながら家へと帰るのであった

ご案内:「常世公園」から四十万 静歌さんが去りました。