2015/10/03 のログ
ご案内:「常世公園」に蒼穹さんが現れました。
蒼穹 > (夜の公園。最近は肌寒くなってきたのが分かる。)

………ふー。

(色々あったけれど、最近は極々平和である。
否、平和かどうかは微妙なのだけれど、己があまり働かされないのだから平和と言ってよかろう。
最近は物騒だが、表には出ていないからまぁそれでいい。
気儘に何処かで暴れてみたくもあるけれど、今はどうにも気が向かない。
そうして、また平和ボケした破壊神はのんびりとやや満足そうな息を吐く。
何か面白いことでもないだろうか、なんて考えつつも。)

ご案内:「常世公園」にリビドーさんが現れました。
リビドー >  
「おや、これは何時かの。」

 一つ、蒼穹へと声が掛かる。声を掛ける事にしたのだろう。
 ……蒼穹が声の方角へと視線を向ければ、片手にコンビニ袋を提げた年若い風貌のオッドアイの男性が見えるだろうか。
 
 調子の良いんだか悪いんだか分からない素振りで、
 ショコラ味のカフェオレと肉まんが入ったであろうコンビニ袋引っさげていない方の手を挙げる。

「あの時出会った破壊神様、だったかな?」

蒼穹 > ん、ええと。

(宵闇が憚れど視力は人外だった。故にこちらに声をかけていると見れば中止する。
暇だったのでお知り合いが声をかけてくれたこと自体は嬉しい。
…お知り合い?はて、誰だったか。いや覚えている。覚えてるんだが忘れた。
右と左の目の色が違うのが印象的で、確か見た目はこうだが先生してる人。
否、人かどうかも微妙だった気がするけれどこの際さておく。)

うん、破壊神様だよー。今帰り?それとも夜食でも?

(座ったまま手を振った。さて、彼の事は良く知らないが、あまりそう言うのは気にかけず極々気さくに言葉を返した。)

リビドー > 「両方だぜ。ま、やんちゃシスターの時はお疲れ様だ。」

 軽く袋を掲げてみせた。
 どうにもすっとぼけられているような感もあるが、この際致し方なし。

「大分、平和そうだね。
 破壊神よりも縁側でまどろむ猫の化身と言った方がしっくりきそうだよ。」

 気さくで暢気な調子をどことなく察したのか、同じような軽い調子で声を返す。
 数歩、近付くだろうか。

蒼穹 > ああ。お陰様で休暇が潰れたね。

(買い物に出かけていたのがパーになった。
何時でも行こうと思えば行けるが、あのシスターの所為で時間を潰されたことは否めない。
後散々馬鹿にされたからこの手で葬ってやろうと思ったが残念だった。)

ん、まぁ平和なんて表だけだろうけど。
…ほお、じゃあこの公園を須臾の間に跡形もなく消して見せようか。じゃあ破壊神認定されるでしょ。

(いやに物騒な事を言う。水面下で色々な悪意が動いているが知ったことではなく。
どちらかといえば己は平和を害するべくある存在であるのだが、どうしてこうなったのか、自分にも分からない始末。)

リビドー >  
「あんまり強いことばっかり言っていると、逆に可愛く見えるよ。
 ……ムキになって一人遊びをした所で、虚しさしか募らないぜ。
 ま、キミが平和に暇してるのも事実だろうに。」

 物騒な言葉を聞き流し、退屈そうにあくびをしてみせる。

「そりゃまぁ。裏で色々なことは動いているだろうが。
 そんなことは異能や魔法たスキルなど――この島など無くとも人類が生まれて以来常に有ることだろう。
 平和ボケしすぎてそんなことすら忘れているのかい。」

 水面下で悪意――"ボクから言わせて貰えば思惑"が飛び交う事は
 別段此の島に限った話でも、今に限った話でもない。

「暇なら魔法使いの一人でもとっ捕まえればどうだい。
 どうして入学出来たのか・どうして誰も捕まえようとしないのかボクには分からないぐらいだよ。全く。
 それとも、風紀委員が庇っているのかな。……ま、そんな事は無いのだろうが。」

蒼穹 > …な。
実際にやってもいいんだけども?…まぁいいか。そうだよ、暇だよ。

(逆に可愛い、か。それってどうなんだろう。可愛いと言われるのは嬉しいが、何か馬鹿にされてる気がする。
その辺の木々なり街灯なりをタネのない手品で一瞬で消してやろうかと思ったがやめておいた。
器物破損も立派な魔術犯罪である。多分。少々不機嫌そうに眉あげ目逸らし気味に答えた。)

裏で色々動いていようが、超常が生まれてこようが。
だからどうしたって言うの。

(物凄くどうでもよさそうで、他人事の様な口ぶりで聞き流した。
平和ボケという言葉には益々機嫌が悪そうになったのを棘のある目付きで言外に伝える。
水面下で何が動いていようと知ったことではないし、そういう駆け引きは苦手で嫌いだ。)

実際捕まえようと思ったら何時でもすぐ捕まえられるよ、あんなの。
適当に罪でっち上げて適当に秘匿戦力送ったらそれこそ須臾の間に終わる。
つまり目に入れても痛くない程度でしかないんだろうさ、捕まえないってのは。
この学校は入学規定緩いからねー。さぁ、どうだか。少なくとも、私があの子を捕まえる理由はないでしょ。

(いやまぁ、色々遊んだが。適当に学園案内とかしたし下僕扱いに食堂で相席の強要。見られていたのだろうか。
それとも出まかせいってるだけなのだろうか。彼の発言が一々己の気分にチクチク針を刺してくるのは意図している事なのだろうか。
一言今の気分を言うなれば「何かムカつく。」であった。
少なくとも、庇っている心算はない。平和ボケと言われるとは心外だが腹立たしい。ムキになって一人遊びだなどと…。)

リビドー >  
「流石に他の七英霊がしでかしている以上、敢えて同胞を名乗るのなら問題にならない筈がないだろう。」

 リビドー自身、食堂の件は知らない。
 単純に交戦歴を一件聞いていたことと、集団として危険視されるようなことをしている故に疑問を浮かべた故であるのだろう。
 それ以上のものはない。
 
「――ああもう、本当に腹が立つ部分も有るが、それ以上に可愛いな。キミは。
 抱きしめたくなってしまう。」

 やれ実際にやってもいい。やれ須臾の間に終わる。
 苛立ちから来るものなのであろうがと思案しつつ、刺々しく言葉を叩く彼女に"可愛い。"と言ってみせる。
 一割ぐらい皮肉や小馬鹿にする側面も見えるが、六割ぐらいは本気なんじゃないか、とも思える様に、言葉を弾ませてみせる。

「ま、そう云う事なら安心したよ。
 成り行きを見守ったり見守らなかったりしているよ。しかし暇、かい。
 ……破壊や残虐の限りは飽きてきたのかな。ま、風紀委員会に在籍している以上は困難か。」
 
 安堵したようにしてみせるも、向けられる苛立ちにも涼しい顔をしつつ。
 何気ない調子で、付け加える様に尋ねるだろうか。