2015/10/04 のログ
蒼穹 > …ああ?んじゃあ私はどうなるのかな?
邪神で破壊神だよ。それが問題になってないのはつまりそういう事なんでしょうに。
同胞だ何だと言われて難癖付けるってのはナンセンスでしょ。

(とは言え、あれはやばい奴だと思ってはいるが。残念ながら自分の方がやばい奴であるとやっぱりそこは慢心するしかなかった。
故に逮捕だとか言う話にはノリ気ではない。寧ろこちらに丸め込もうとしている等、まあ知られても問題はないが。)

あー、うっさい、二度とんなこと言えない様に様に体と両腕分断してあげようか。

(気分が悪そうである。普段なら適当にいなすか躱して笑っていようが、
何とも小ばかにされた口調が気に障っているらしい。無気力、無表情な風にそんな事を。
これもまた、彼の思惑やら言葉に乗っかってしまったのやもしれないが、己は気づくことはなかった。)

飽きたわけじゃないさ。今だって何かを壊して悦に浸りたいと思ってる。
場所と時間と理由を弁えるのが私流だよ。多分ね。
まぁ…それを差し置いても。今は少し、ぶっ壊したい気分だけど、なぁ。

(青白い目に、僅かな苛立ちと形容のし難い破壊衝動を滲ませながら、その目を細めた。
調子が狂わされてる気がしてならない。言論の場に立ったら如何なる力を持っていたとしても、所詮暴力や災害は無力だ。)

リビドー > 「成る程、そうなるのか。
 ……ん、キミが羨ましいぜ。ちょっとだけだけどさ。」

 困ったような苦笑をしてみせて、肩を竦める。
 猟団してやろうか、と、脅しを掛けられれば更に眉を顰めた。

「むぅう、寝た子を起こしてしまったかな。
 でも、理由を弁えるのは実に淑女的で好ましい。
 ……生徒の鬱憤に付き合うことぐらいならできるけれど、この時間のこの場所では迷惑になってしまうね。」

 弁える、と聞けば同意をしてみせるような、柔らかい声を紡ぐ。
 明らかに苛立ちの色を見て取れば――

「……少しボクも感情的に成り過ぎたかな……」

 破壊の神様を目にして、そんなことを呟いた。

蒼穹 > ふぅん?…なぁにが羨ましいんだよ、ああ?

(こうなったらもう止まらない。宛ら不良少女が気に入らない教師に楯突きガンを飛ばす光景だった。
否、実際その通りの光景なのだが。いつになく粗野で、暴風の様な荒々しさが垣間見え。)

私は元から寝てなんてないよ。休んでるだけさ。
…鬱憤は大体キミの所為で沸いてきたんだけど?正直すっごくムカつくなぁ。
あんまり破壊神様舐めてるとさぁ―――。

(半ば言い掛かりの様な言葉である。不良少女だもの。何だか、衝動的すぎる気もするけれど、
あの胡散臭いシスターの言葉に平和ボケと言う言葉、それが癪に触った。身勝手で横暴な振る舞い。

一瞬、それこそ須臾―――1000兆分の1―――と見紛うような、ほんの一瞬の出来事。
そも、人間の脳味噌であればまず、処理しきれない、見えない様な速度で在るが故"見"紛う事さえ出来ないが。
そんな0.03秒前も見えない、化学的で単純で低俗な思考中枢が必要なのは、人間くらいなものだという。
機械はほぼリアルタイムの物が見えるし、今の時代は魔法機械なんかもあるらしい。
それらの中央演算処理装置と呼ばれるものは、今の動きくらい捉えられよう。
タネのない手品。超常現象の一つだ。

その一瞬にて、ベンチから跳ね飛んで、地面を踏み付けて、僅かな亀裂を入れて、彼の後ろに立つ。ただ、それだけ。
一陣の風と衝撃が過るかもしれないし、そうでないかもしれないが。)

ぶっ壊すよ、うん。

(脅迫めいた一言。慢心に満ち溢れている言葉を惜しげもなく言うあたり、どうしようもない。
そして、さっさとベンチに普通の速度で、人間の歩き方で引き返すのだった。)


…あーうん。
私もあれだね、感情的になり過ぎたよ。

(今更すぎるかもしれないが、涼し気さを取り戻した様相で、ほんの僅かながら反省の色を示した。
バツが悪そうにベンチに腰を落ち着けた。)

リビドー >  
 須臾は見えない。が――

「――まあ、"脅す"としたら"そうする"よな。」

 蒼穹が背後に回ってみれば、"視線が合う"
 其処に異能も魔術も無い。ただ――

 順当に考えればそうするだろうと読み切って、"振り向いていた"。
 
「人の身は神速に及ばない、が。唯、意より疾ければ事は足りる。
 ――だったかな。昔の知り合いの言葉だけど、お気に入りでね。」

 背を向けるなど、一歩間違えれば殺られかねなかったであろう。
 其処へ躊躇いなく踏み込んでみせたのは、ある種の確信があったのかもしれない。

「……ま、そうだな。悪かった。お詫びにこれをやるよ。
 肉を詰めた饅頭は供物にもってこいだ。」

 やや冷めてしまった肉まんと、甘く脳に染みるカフェオレを一つ、手渡すか。

蒼穹 > 食えない人だね。…で?壊れたいの?
脅す気なんてないんだけどさ。流石に、私もムカつくんだよね。慈悲深い破壊神様でもね。

(少なくとも、魔術ではないか。先読みするとは、なかなかどうして。
普通の反応速度で、"後"からこんな芸当は出来ない。未来予知でも加速でもない。なら、"先"に知っているしかない。
そう考えると益々癪に障る。)

御高説痛み入りましたー。

(ふん、と言った具合。体よりも早く、脳味噌で考えれば良い。
脳味噌は見ることも出来るが、考える事だってできる。
脅すとしたらそうすると、考えるなれば。今の結果は、ある意味必然かもしれない。
授業に不真面目な生徒宛らに受け流す。因みにあの後後ろを取って何をしようかと言えば、何をする気もなかったが。)

はいはい、肉まんよりあんまんが好みなんだけどね。
あんまり人や邪神を煽らない事だよ。本当に。もう。…はぁ。

(また不機嫌モードになった。差し出されたものを受け取って。
ストローを容器に差し込み吸い上げながら、肉まんを膝の上に。
機嫌が悪いと当然あまり食欲がわかない。そもそも食べる必要がない生き物だが、味覚はある。
取り敢えず飲み物だけ飲んでおこうか。)

リビドー >  
「ははっ、覚えておくが。キミみたいなコに対して、ボクはどうにもね。
 神様なのもあるかもしれないが、それ以上にどうしても、昔の後輩を思い出しちゃってさ。
 あんまりその後輩とキミを重ねてしまうのは宜しくないんだが、そうだな。すまないね。
 とは言え、これでもキミとは仲良くしたいんだよ。――ま、半分は好きな子に意地悪したい気持ちだと思ってくれれば構わないとも。」

 ううん、と、再びの苦笑。
 あんまんが好きと聞けば、うんうん、と、二度頷き。

「キミは甘いものが好きなのかな。ふむ、今度はそうしておくよ。
 それにまぁ、気持ちはわからないでもない。散々キミの機嫌を叩き落としたボクが言うのもアレだが、何か出来れば良いんだけどな。
 先生としてもそう思うよ。」 

 そう言ってみせれば、真面目に思案する素振りを見せる。
 ……やはりと言うか何というか、邪神として敬うような素振りはあまり見えない。

蒼穹 > 仲良くしたいなら態度ってもんがあるでしょうが。焼かれたいのかキミは。
まぁ、後輩さんと重ね合わせるのは勝手だろうけど、んな知らん人と同一化されるのははっきり言って不名誉だなぁ。
好きな子に意地悪したいのは小学生まででしょうに、先生してる人が何を言っているんだか。
つーかね、ぶっちゃけ私以上に食えない人はタイプじゃないから。

(呆れる様子を隠さない。指先にこけおどしめいた小さな火を灯して見せながらじっとりした目付き。)

今度があれば良いだろうけど。そもそも機嫌を落とすなこの無能教員っ。
あれだね、単位と給料と権力が欲しいかな。
後まぁ、別に期待はしてないけど何か面白い事があったら、教えてほしいなーと。

(敬われるような素振りはめったとないから、そこは大丈夫なのだが。
それ以上に馬鹿にされると流石に誰でも腹が立つらしい。むしゃくしゃに任せてさっさと肉まんを平らげた。)

リビドー > 「ははっ、そりゃ残念だ。」

 かんらんかんらと笑い飛ばし、じっとりした目を愉しげに見る。
 食えないと評されれば、わざとらしく肩をすくめた。

「ん、そうだな。とは言え単位なら授業に出ればくれてやるよ。
 とは言え、キミの苦手そうな分野なのが申し訳ないぜ。魔術専門の講義でも開くべきかな。
 だが結局は一教師だ。キミの給与と権力をどうこうする力はないぜ。」

 むしゃくしゃした感情を露わに肉まんを平らげる蒼穹を微笑ましそうに眺める。
 食べ終えた所で、ふと、思い出した様に呟く。

「面白い話、なぁ。大したものはもっていないな。
 いや、持っていなくもないんだが、キミに取って面白い話ではないだろうな……。
 ……まあ、頑張って探してみるよ。」

蒼穹 > んどくさいねー。いーや、別に苦手ってわけじゃないさ。適当に見てりゃわかる。
授業にも出ないと、ね。はいはい、知ってます知ってます。期待してないっての。

(目を向ける事もない様子。分かっていた答えには聞く気もない様に適当にあしらう。
別段給料も権力も出せと言えば幾等でも沸いてきそうだが。)

思わせぶりなその手には乗らないよ。
ま、金の実の生る木とか、賢者の石でも見つけたら多少は面白いかもね。

(最終暇潰しであるし、やりたい事と言えば壊すことだけだが、他にも何かと探しつつ。
これもまた適当な例示をする始末。)

リビドー >  
「おや、意外だ。哲学が分かるかい。
 ……む、賢者の石に金のなる木と来たか。意外とその手のモノが好みなんだな。」

 それがあれば多少はと聞けば至極真面目に考えこんでみせる。
 少し考えてから、違いそうだと判断した。

「……ま、見つけたら何とかして乗せてみるから乗らなくても兵器だとも。
 とりあえず、ボクはそろそろ行くよ。ま、また逢う事もあるだろう。
 キミからすれば逢いたくないかもしれないが、赦しておくれ。」

 おどけて言ってみれれば、緩やかに歩き出す。
 何も声を掛けなければ、そのまま歩き去るだろう。

ご案内:「常世公園」からリビドーさんが去りました。
蒼穹 > 自分は何か、とか何とか。教科書に他人の思想や倫理観を丸写しに横流しするだけなら誰だってできるだろうね。
賢者の石には興味があるよ。無限魔力増幅論とかもね。

(その辺りは、魔術論とかの講義をするかもしれない彼も知っているやも?)

乗らないっつってんでしょうが。
今度煽ってきたらバラバラにしてやるから。んじゃあ、また。

(なんというか、少々機嫌が悪くなったので、適当に目だけで見送りつつ、余ったカフェオレでも吸い上げ始めた。)

蒼穹 > …さて、ね。
面白くない教師もいたもんだよ、あーあ。

(誰に言うでもない愚痴を溢しながら、石ころを人間らしい力量で蹴っ飛ばして、公園から出て行った。)

ご案内:「常世公園」から蒼穹さんが去りました。
ご案内:「常世公園」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > (夕暮れ迫る、公園の一角)

ほっほっほっ、ほっ!
(身近い掛け声を交えながら、ランニングをする魔王様)

気温も随分と涼しくなって、軽くと体を動かすには丁度良い時期になってきたの
(額へと薄く浮いた汗を掌で拭い落とせば、再びと走り始めた)

ギルゲイオス > しかしまぁ、常日頃より魔術強化を奔らせている故に、素の身体能力を忘れかけるので、あるが
(当然、その辺の術式は全カット。
完全に本来の能力で、走り回っている訳、なのだが)

…………結構疲れるのであるな、或いは少し体力が落ちてる可能性もあるか。
あぁ、いや、魔力濃度の関係、であるかな?
(といいつつ、かれこれ10数キロ程度はうろついているの、だけれど。
ややと身に纏わりつく疲労感と、徐々に上がる息の感覚に首をかしげた後。
思い当る節にいきあたれば、あ~、と何とも言えない声を出した)

ご案内:「常世公園」にトトさんが現れました。
トト > 「ふんふんふーん… ♪」
最近は半ば出会いを求めて公園に来ている気がするトトである
いや実際此処で新しい知り合いを、最低でも4人ほど見つけているので、信憑性はトトの中では高い

「取り敢えず今日は何をしようか、ブランコの最大速度でも目指して…  あ。」
公園の敷地内に入ると、ジョギングなうな魔王様の姿を発見して、取り敢えず近づいてみる

「おーい、ギルー!トレーニング中かい?」
笑顔で手を振って、少し小走りで近づいてくる

ギルゲイオス > (公園で出会う人物と言えば、子供か、或いは暇人と相場が決まっている訳で)

んお?
(当然後者に属している魔王様。
すたこらすたこらと走っていたのだが、不意と聞こえた声に前進をやめると、その場で足踏み。
の後、聞こえた方向にへと後退していく)

おや、トトであるか。ちょいとぶりであるな。
最近は気温も涼しくとなってきたのでな、体動かしがてら、調子を確認しようと思ってな。
まぁ、大体は予想通り、と言った具合なのではあるが。
(肩を小さくと竦めてからその場にとどまると、相手へと向き直って)

其方は?
公園に用事、という訳でもないであろうし。
暇つぶしか何かであるかな?
(ふいーっと一息ついてから、袖で汗をぬぐった)

トト > 後退しながら近づいてくるギルの動きに、くすくすと声を漏らし

「くす… なんだか面白いよそれ、あ、これ飲むかい?スポーツドリンクだから、きっと今のギルにはいいはずさ。」
甘いのと甘さ控えめなの、どっちがいーい?と聞きつつ、答えたなら一本の冷えたスポーツドリンクを手渡そうとする

「ふぅん… 予想通りというと、どんな感じだったんだい? ああ、いやいやギル、実は、その公園に用事なんだよ
といっても、ちょっとした人探しだから、暇と言えば暇なのかな?」

ギルゲイオス > 案外こう、バックで移動すると言うのも、神経を使うモノであるな。
割かしトトのツボは色々な所にあるのかもしれぬ……。
(面白かっただろうか?と疑問に思えば。
その面白さの理由を相手へと押し付けてしまう魔王様)

おや、気が利くのであるな。
それでは有り難く頂くのである――と、思い出せば前に会った時ももらったような……
(ちょいと首をかしげ。
トト=冷えた飲み物常備、のイメージが出来上がってしまいそうになる)

では、少しと体を動かしたので、控えめな方を頂くとするか。
(一つ頷いた後、差し出されたボトルに手を伸ばして受け取って)

ん、あぁ。
元居た世界と比べると、やはり此方では色々制限を受けるなと。
我の世界にいる魔族は、魔力濃度が高いと食事やら身体や回復能力に色々と融通が利くのであるが。
此方は、それが薄いのでな、力が落ちている部分があるなと、再確認したのであるよ。
(蓋を捻って開くと、一口。
汗を流した体に染みわたって行く感覚が心地いい)

人探し、であるかな?
誰か、を探しているのならば、ついででもあるし、手伝うのだが。
(首を横にちょいと傾ける)

トト > 「確かにいつもと違うことをする、というのは基本的に勝手が違うものだしね。ツボ?…  ツボ? 僕のツボってなんだい?」
不思議そうに首をかしげ

「ん、飲み物の事なら僕に任せてよ! 一番好きなのはコーラだけど、僕も勉強したからね、運動した人には
スポーツドリンクがよくて、炭酸は良くないってこと、僕は知ってるよ。」
ふふん、と何故か得意げにボトルを渡す… 尚、その認識は全く間違っていないといってもいい

「元の世界… か、ギルの元いた世界って、どんな世界だったの?前に話した感じだと、ゴーレムはいたんだよね
僕の探してる人はいないみたいだし、僕、どっちかというとギルの世界の話のほうが興味あるかな?」
目を少し輝かせてギルに話を強請る

「占い師の子だったんだけど、此処で占いをする事があるって言ってたから、通ってたら会えるかも、ってくらいだったからさ。」

ギルゲイオス > 俗にいう、笑いのツボ、というヤツであるな。
いやぁ、そんなにバック移動が面白かったかなぁと思ってな。
(小さく喉を鳴らせば、肩をちょいとばかしと動かし)

その上、胃に炭酸を入れたまま再び運動した場合は――酷い事になりそうな予感がするのであるな。
(コーラを振ったら溢れるのは知ってる魔王様。
それと同じ現象を想像して、唸り声が漏れる)

まー、我が世界にはスポーツドリンクもコーラも無かったのだがな。
疲れた時に飲むモノ、とかは有ったが。
(ここまで手軽に便利、という訳でもなかった。
この世界の進み具合に相変わらずとしみじみしながら、液体に喉を鳴らす)

そうであるか?ふむ、我の世界か。
まずゴーレム、についてであるが。
土や金属――主に地面から手に入る物質を用いて形を作り、それに魔術を組み込んで動作させるモノ、という扱いであるな。
術式の複雑さ、つまり術者の技量によって出来る事は変ってくるが、基本的には単純作業用である。
よって、トトのように複雑な感情や意思、或いはそれに類するモノは持っておらん……ま、絶対に、とは言い切れぬが。
(これについては悪魔の証明になってしまうため、難しい話だ。
話すならばと何処かに座るかな、と考えて。
ちょいちょいと視線を動かして)

占い師?……残念だが、我は会った記憶がないのである。
(どうも力にはなれそうもなかった)

トト > 「ああ、成る程ね、うん、面白かった!ギルのおっきな体でやると、余計に面白くみえる… かも?」
にやー、っと少し悪戯っぽく

「うんうん、おなかの中でこぽこぽして、大変な事になりそうだねぇ… ふむふむ、そっか、じゃあコーラとかも
いわゆる【技術の進歩】が生んだものなんだね、歴史を調べるのは面白いし、今度見てみようかな?」
ごくごくと喉を鳴らすギルを、楽しげに見つめながら思案し

「土か… うん、土、は結構大きなキーワードなのかな?この世界の一般的なゴーレムも、ほかの人に聞いた
異世界のゴーレムも、土で出来たゴーレムだったし… 後は、そうだね、金属が次に多くて、生物を使った…
フレッシュゴーレム、って言うんだったかな、そういうタイプが後に続くみたいだね。」
ぺらり、とポシェットから羊皮紙のようなものを取り出してめくりつつ

「単純作業用… っていうのも、同じだね、別の世界なのに、目的が似てるのはちょっと面白いかも。」
いいよいいよ、気長に探してたらギルたちにも会えたんだしね、と会ったことがない、というギルに笑いかけながら

ギルゲイオス > うぅむ?
こう、大きめの体躯と長い手足が、慣れぬ動きにギクシャクしている感じが、なのであるかな
(相手の笑みに合わせて首を少し傾げれば、もう一度後ろ歩きの動作。
今回は多分に、わざとらしい感じであったが)

二酸化炭素、という気体を液体のなかに溶け込ませて作っている、とかなんとか。
少量であれば魔術で再現も出来るであろうが、何処でも買える程に大量に、となればやはりコレは機械技術の進歩、に寄るものなのであろうな。
できればそういう知識も、此方の世界で得てみたいところ、ではあるが
(というか、元の世界になかった知識を手に入れるのが、敢えて学生をやっている理由だったりする、訳だが)

生物……肉や骨か。
保存や素材の問題も考えられるし、余り一般的ではななさそうであるな。
後、ゴーレムと言えば。
少々趣が変わるが、人形を操る、みたいな術もあったな。
直接操作系は置いといて、出来る事はやはりゴーレムと大差はないのだが。
主に子供向けと言った所か。
(人形劇や、玩具的な。
ベンチを近場に見つけると、手招き一つしてからトコトコと歩いていく)

そう、そこである!
(妙に勢いよく食いついた)
世界それぞれ全く違うにも拘らず、妙に共通点が多いのである。
その羊皮紙とか(トトが手にしたものを指さし)、服を植物の繊維や、虫の糸を編んで作ったりとか。
思考や技術に、どうも共通性が見られるのである。

トト > 「あはは、さっきとは大分違うけど、成る程、確かにその通りなのかも?」
くすくすと声を漏らし

「気体、気体か………ふむ…  なるほど、機械技術、面白いね、確かに、銃器だって似たようなものだしね。」
少し考え込んで

「操る… か、僕は誰かに操られたくはないかなー、あ、うんうん、そっちいくよー。」
とことことギルについていって、 追い抜いて、ベンチにささっと座る

「おおΣ … ふむ、そうだよね、というか、ギルはおっきいけど、二足歩行だったり、大分形はこの世界の人と似てるよね
ほかの人たちも、翼があったりだけど大体の外観は似てる人が多いし、僕だって
この姿が元の世界の人を模しているなら、この世界の人ソックリなわけだしね。」
羊皮紙をぺらぺらと空に漂わせつつ、こくこくとギルに同意してみる

ギルゲイオス > まー、この世界に有るような連発式のモノではなく、一発一発撃つような銃は我の世界にもあったがな。
もっとも、魔術が一般的故、そこまで普及はしておらんが。
魔術が昔から公に存在したか否か、この辺も技術発展に影響がおおきそうそうであるな。
(顎を撫でながらベンチへと緩い足取りで向かえば、腰を降ろして)

操る、と言っても人形やらモノ。
意思のある存在には、余程でなければ効かぬのだがな。
(もう一口と、ボトルの中身をチビチビ口につけ)

我が人型に限りなく近いのは、一応理由があってな。
我ら魔族の多くは、魔力が強く集まった淀みから生まれるのであるが。
それに生き物や物体の意思や思考――或いは魂のようなモノ、と言ってもいいのかもしれぬが。
その影響を受けると、その生物の姿や思考を含む魔族として生まれ易いのである。
つまるところ、我は人間の影響を強く受けて生まれた魔族という訳だが……そもそも、多くの世界にその『人間』が存在するのも不思議と言えるのであるな。
(思案気に、薄暗くなりはじめた空へと、視線を向けた)

トト > 「この世界は、機械技術以外は大体隠匿されてる感じ… なのかな?僕たちがいる島が【特別】なのは確かみたいだね。」
うんうん、と頷き

「じゃあ僕は大丈夫だね、ちょっとほっとしたかも?…  へぇ、ギルはつまり、人間が生み出したようなものなんだね
じゃあ、僕も一緒だ、僕を作ったのも人類だからね… うん、それは確かに不思議だ
人間って、何なんだろうね?…  本当に。」
んー、と空を仰ぎつつ、ぽつりと

ギルゲイオス > 少なくともこの島の外では、一般的に用いられている訳ではない、とは聞いたことがあるのである。
我の世界は恐らく歴史の積み重ね自体がまだ浅いのであろうが、恐らくは魔術的技術を軸に発展していく、のではないだろうかな?
魔術式を動力にした機械、なんてのも我の世界で、主に人間やドワーフが研究しておったしな。
(そういえば、蒸気機関が云々、という話もあったが。
さて、どうなっているのだろうか。
此方の知識を含めれば、魔族側からの協力も出来るのだが)

とはいえ、ゴーレムであるのなら何かしらの術式が使われている可能性が高いのでな。
そうそう無いであろうが、気を付けた方がいいのは確かかも知れぬな。
(相手の方を暫く眺めた後、頭を傾ける。
やはり、土くれやらで出来た人形には見えない)

人間が生み出した、か……広義では、確かにそう言えるかも知れぬな。
ん~……こちらの世界の本によれば、元は猿の一種で、それが長い時間を掛けて変化した、と言う事らしいが。
我の世界では人間の起源については分からぬので、ちょっと比べようがないのである。
(肩を竦めると、顔を緩くと横に振った)