2015/10/05 のログ
トト > 「そうだね、科学と魔術… 大きく分けると、技術はこの二つに別れるのかな、僕が調べた限りではそんな感じだったね
ドワーフ… ああ、何かファンタジーの本で読んだことがあるよ、ひげもじゃな人たち… でいいのかな?」

「うん… まぁ、僕はまず、自分が何から出来ているか把握したほうがいいのかもね、泥人形、というフレーズは記憶してるんだけど
実際、自分が何をどうして作られたか、僕自身覚えていないわけだし。」
思い出せたらいいんだけどね、と腕組みしてむー、と唇尖らせる

「ふんふん…  変化というものはすばらしいものだと思うけど、人間はその姿も大きく変えて今の人間になったのかな。」
むずかしいね、と呟く

ギルゲイオス > 大体そのイメージで間違いないのである、低い身長に屈強な体、男性はヒゲを蓄えている事が多い。
主に金属の加工を得意としており――魔族も割と得意なのだがな、ドワーフは比較的水準の高いモノを大量に作るのを得意としておる。
我ら魔族は、一点ものが多いの。
とまぁ、そのファンタジーの本と、我の世界のドワーフが同じ……いや、恐らくエルフはホビットなんてのも同じような感じだと思うのである。
不思議であるよな?
(同意を求めて、首を大きくと横に傾けた)

泥人形……土やそれらから出来ている、という事なのだろうか。
病院にでも行けば、血液――があるのか分からないが、科学や魔術的な検査はしてくれそうであるが。
泥人形ね……ちょっと、御手を拝借。
(相手に了承を求めるように、片手を差し出す。
手を握って確かめてみたいらしい)

本曰く『進化』と言うらしいのだが。
うーむ、ちょっとその辺詳しい事は我には分からぬな。

トト > 「そこも共通点、か… 他の世界出身の人にも聞いてみるのもいいかも… あ、創造神っていう子もいるから
その子に、作った側の意見を聞いてみるのもいいかもね、興味深いものがあるかも。」
知り合いを思い返しつつ思案げに

「血、血か…  僕の血、ね…   それは… うーん。」
目を細めて、検査かぁ、と呟いて

「あ、うん… これでいい?」
ギルに向かって同じく手を差し出す、彼によく見えるようにちょっと高めに
普通に目で見た限りでは、細いという以外は人間のそれと区別がつかないように見える

ギルゲイオス > 不思議であるよな。
ただの偶然、と言い切るには出来過ぎているのである。
この世界のお伽噺が、異世界を作ったのか。
或いは異世界の何かが此方に流れ込んでお伽噺が作られたのか。
想像神、あぁミウの事であるか。
ふむ、そうであるな。知り合いであるし聞いてみるのも良いかもしれぬ。
(門についての調査も行き詰まっている。
気分転換には、丁度いいかもしれない)

まぁ無理に、というモノでもないがな。
専門家に聞くのが一番かなと、思っただけである。
或いは、ゴーレム等の専門家か……もっとザックリとした感じでも良ければ、信頼できる魔術師か……
(調べられることは、上から下になるにつれて狭まりそうでもあるが。
ん~、と小さく声を漏らすと頭を揺らして)

んでは、失礼して。
(その手を、軽く握りにゆく。
とりあえず肌の加減やら、体温やら。
何が妙な事が起こっても困るので、触って確かめる範疇)

トト > 「うん、そうだね、案外、世界はもっと昔から、たくさん繋がってたのかもしれない… 案外ね
うんうん、ミウの事だよ、なんだ、ギルも知り合いだったんだ?なら教えなくても大丈夫だね、うんうん、聞いてみるといいと思うよ。」
こくこくとギルに頷いて、にこー、と笑う

「うん… そうだね、変なことがあって、七生に迷惑をかけるのは嫌だし… 考えてみるよ。」
そう言いながら、ギルに手を握られて

「ふふっ、なんかくすぐったいね。」
手の感触も… その暖かさも、人間のものと変わらないように思える、少恥ずかしげにくすくすと笑ったり

ギルゲイオス > 真実の程については分からぬが、中々面白い話だとは思うのである。
もしかしたら、そういう繋がりが何かの切っ掛けで大きくとなったのが『門』という存在なのかも知れぬな。
(あくまで推測の域だが。
この世界にある伝承や神話の類、そこから門の本質を探る事も、出来るかもしれないと。考えては頭を緩くと傾けて)

最初に会ったのは、夏の浜辺だったか。
まぁ連絡先も知っておるのでな、またそのうちにの。
(口の端、緩くと上げる)

今困っていないのなら、絶対に調べないといけない、というモノでもないのである。
あぁ、そういえば。
七生と言えば、この前お弁当用意してピクニック云々と言っておったが、どうだったのだ?
(手を触診する間に、思い出したかのように問いかけて)

ふむ……見た目通りと言えばそれまでだが。
やはり人と代わりが無い。
泥――だとしたらいったいどういう原理で。
(考えを呟く間に、触れる手の動きに徐々と遠慮がなくなって、くるのだが)

っと、失敬。
余り女性の肌を無遠慮に撫でまわすモノではないな。
(ふと我に返ると、軽く頭を下げて手を離した)

トト > 「門か… 僕の世界への門が現れることは、もう無いんだろうけど、あれもなかなか面白いよね、次はどんな子がくるのかな。」
来たくて来てる人ばかりじゃないけど、ちょっと興味はあるね、と続けて

「海! 海はいいよね、七生と一緒にいったけど、生命が溢れる水分がいっぱいに広がっているいい場所だ。」
泳ぐのも楽しかったし、またいきたいな、夏になったら、とうきうきした様子で笑顔になり

「あ、そうそう、美味しいっていってもらえたよぉ~♪ えへへ、一緒に屋上で木を見たりもしたし、とっても楽しかったな!」
思い出してさらに嬉しそうににこにこと満面の笑みを浮かべて、頬を少し赤く染める

…  ギルゲイオスが大気中や、行き交う存在が持つ魔力、或いは魔素といったものの濃さを自身の感覚で感じているならば
トトの手を触っていると、少し奇妙な事に気づくかも知れない、手を離されると、別に大丈夫だよ?と首をかしげるのだが

ギルゲイオス > 面白いと言えば面白いのであるが、はた迷惑な事この上ないのである。
自分の世界と行き来できるヤツは、ほんの一握りであろうし。
巻き込まれた側からしたら、殆ど災害みたいなモノであるよ。
(ちょいと、肩を竦めて見せる。
当然であるが、帰れない勢)

この世界の科学が言う所には、生命は海から来たとかなんとか。
流石に今は冬故に、泳げぬがな。
……ちなみに、水着は一体。
布で巻いて隠したりしたのでああろうか。
(ついてる、とかそんな話だった気がする。
恐らく選んだのは女性モノだろうが、一部が妙な事にならないかと変な心配をする魔王様)

げはー!
(砂糖でも吐き出しそうな悲鳴)

くっ……おのれ、なんだか甘い波動と青春の気配を感じるのである。
(紅い頬をみて、何故かぐぬぬ、の表情)

それに、七生という男一人を決めておるのなら、他の男がなれなれしく触るのも、と思ってな。
ふむ、しかし……まぁゴーレムであり人間とは違うのならば、当然と言えば当然ではあるが。
魔力の流れ?とでもいうかな、やはり少しと違う感じもしたのである。
(片目を閉じると、興味深げに相手を見やる。
動作している術式とか、その類なのだろうか)

トト > 「創造神っていうと凄そうだけど、ミウもそういうの、出来ないみたいだし、大変なんだねぇ。」
ふふふ、と笑いながら、ぽんぽんとギルの肩をさするように叩いてみたり

「あ、水着はね!七生と一緒に買いにいったんだ、僕は女性用から選んで、七生は普通に男物のを選んでね… 。」
他にも一緒にご飯食べたりしてー、とか初めての買い物について語りだしている

「魔力…  魔力、か、僕も勉強したよ、魔法陣を使ったやつなら、幾つか使えるようになったんだよね。」
ぽつり、と

違和感、それは、術式とか、そういう類ではなく、寧ろ逆、魔力、その他一切の気配を感じない… と、いう情報が流れてくる
この身体に魔力はない、という情報だけが強制的にギルの頭に伝わってくる、といえばいいだろうか、トトから手を離せば
その情報の伝播とも言えるものは途絶える

ギルゲイオス > 曰く、こっちに来た時に力の大半を失ったとかなんとか。
状況は違うが、我もパワーダウンしておるしな。
(はっはっは、と笑った後。
叩かれた肩ががっくり落ちた)

万が一逆だったら、突っ込みどころ満載であるな。
くっ、水着デートとか、七生、そこまでしておいて何故……
(へたれか、へたれなのか?と居ない人物へ突っ込みを入れる)

…………
(何か勘違いをしたようなので、先の話は右から左へと風に乗って消えて行ったようだ)

魔族は魔力の淀みから生まれる、と言ったが。
それ故、魔力の濃淡や流れには割と敏感でな。
その魔法陣、であるが。
自身で魔力を注ぐのではなく、外部から集めたりとか、そう言う形で発動するタイプではないか?
(妙に魔力が薄い……感触で言えば、無いと言ってもいい。
人間であれば確かに、魔術魔力関係に全く適正が無ければそれもあり得る話なのだが。
ゴーレムとなれば話は別だ、基本的に魔術で動いているモノなのだから、魔力の流れが存在しなければおかしい。
魔法陣、という話につなげて、確認をとるように問いかける)

トト > 「ほかの世界に行くとパワーダウンする… それも一つのせおりー… なのかな?僕の読んだ本でもそういうお話結構あったよ。」
ふんふん、と話を聞きつつ

「デート… あの頃はそういう仲でもないからなぁ、でも、うん、楽しかった。」
にへら、と

「魔法陣?ああ、そうだよ、基本的にはこの島自身と契約して使う魔法… って言えばいいのかな?
でも、僕自身からも多少魔力を入れたり、アレンジする事はできる感じだよ、それに、同じ陣でも
使う人によって起こることが微妙に変わったりする… 中々奥が深いものだと思うよ。」
こくこく、とギルに対して楽しそうに語りながら、別の羊皮紙を取り出し、描かれた魔法陣を見せてみる

ギルゲイオス > そんなセオリーいらぬのである……まぁ、我に関してはパワーダウン、というよりも不便になった、というのがどちらかと言えば――大魔術連射できる程の魔力が確保しにくくなった、というのは十分パワーダウンか。
(へふっと、ため息が一つ自然に漏れた)

くっ……
(短いうめき声。
七生死すべし慈悲はない、そんな感想をこっそり抱いていたとかなんとか)

地脈やら何やらの力を借りるタイプ、という事かな。
まぁ確かに、ゴーレムであればその辺りは相性が良さそう、ではあるが。
(其方も其方で興味深いのだが、魔法陣を一目見てから、別の話に)

いや、だがな。
お主がゴーレムだ、という割には、お主を形作っている魔術やその手の類の、術式による魔力を感じなかったのでな。
そういうのとは、何か全く違う理論で作られたのかなと、思ってな。

トト > 「なるほどなー… この世界は魔力が薄い、ってことなのかな?ギルのいた世界に比べて。」
へー、と空気をぱたぱたと手で煽ったり

「? … うん、多分、そんな感じであってる… のかな?よくわかんないや、あ、そうなんだ?相性がいいのかぁ
確かに、どこでも簡単に水分を取り出せるから、僕としても使いやすい力だとは思ってたりするね。」
ふふ、と笑いながら魔法陣の書かれた羊皮紙をしまって、不思議そうに首をかしげてたり

「…  あぁ… そうだね、僕は、魔術でも、科学でもできていないよ  できていないよ。」
ぽん、と手を叩いて、ギルにそう告げる、その声色は、何時もより何処か無感情で

ギルゲイオス > 全体的にかなり薄め、であるな。
魔族領地が濃く、人類領地は薄い、という風にはなっているのだが。
その人類領地よりもさらに薄いのである。
とはいえそれが理由で死んだりはしないのであるが、食事で補う必要性がある分、やはり不便であるな。
(こちらも手をパタパタさせると、風をトトに向かって送る。
別段、何事もない普通の風だ)

本人が良く分からないというのも、色々と不安になるのであるな。
水を取り出せるのが便利?
まぁ確かに水をすぐに出せるのは便利であるが――ふむ、泥人形、見ずとも相性がいい、という事なのだろうか?
(くいくいと頭を左右に傾け)

む……あぁいや、失礼、何か不味い事を……そうか、どちらでもない、つまり分からない、って事が、であるか。
(なんというか、若干と居心地が悪げに後頭部を指で掻く)

トト > 「… んぁ、うん、なるほど… フシギだね、でも、だからこそ、この世界は科学が発展したのかも?」
こてん、と首をかしげつつ、世界に向けて思索する

「うん、僕の能力は水分の変化だからね、ある程度以上の混ざりものが入った水を、直ぐに取り出せるのは都合がいい。」
うん、とギルに頷いて、使いやすい理由を述べてみたり

「あぁ… うん、別に大丈夫だよ、ただ、僕にはそういう知識がある、ってだけ… ごめん、何でかは分からないけど。」
口をついてでちゃうんだよね、嘘じゃないとは思うんだけど、と呟いて

ギルゲイオス > まぁ、魔力というモノが身近でない、つまり魔術が公に発展しない、つまり……という流れであるな。
ある意味では、先のの魔術技術と機械技術の話に戻ってくる訳であるが。
(人差し指を立てると、くるくる回す)

不純物の入った水を変化させる能力、という事であるかな。
ゴーレムではあるが、水に対する干渉能力……ますますと良く分からなくなってきたのである。
(泥水、とか確かに存在はするが。
中々不思議なものだと、腕を組んで悩む声)

知識、であるか。
何か相手の言葉に返すように、仕組まれているのか……?
作った人物は、それをヒントにして解かせようとしている?
いや、深読みの類かもしれぬが。
しかし、魔術でも科学でもない力……錬金術、は違うし。
この島で一番身近なその他と言えば、後は異能であるが。
わーかーらーぬ!
(考えたあげく、答えが出なくてなんか不自然にゆらゆらする魔王様)

トト > 「うんうん、大体そんな感じ、だから、寧ろこの世界は、之から魔術が発達するのかも。」
くるくると指回しをまねっこ

「水、特に混ざりものが多い水のほうがいろんなものに【変えられる】んだよ、なにも混ざってないのは確かにちょっと使いづらいかな。」
うんうん、と頷きながら説明して

「知識かぁ、うん、そうだね… 何となく、これを言わなきゃならない、っていうのは珠に思い浮かぶんだ
確かに、それはギルが言うとおりのことなのかもしれないね? あぁ、もう、大丈夫?僕自身より気にしてるくらいじゃないか
その【力】がなんなのか、僕にも分からないけれど、きっとそのうちわかる… のかな、分かりたいとは思うんだけどね。」
背伸びしてぽんぽんとギルの肩叩いてみたり

ギルゲイオス > まー、異世界の門が開いた現象とは逆に、魔法異能を含めた此方の世界にとっての超常が一掃される、なんて事が無い限りは時と共に発展し、広まってゆくのかもしれぬな。
その辺り、先に進んでいる科学や機械技術とどうおりあうのかも気になるところではあるが。
(実に興味深い、とばかりに好奇心に輝く瞳)

なるほど、分かる、様な、分からない、様な。
正直我は水も土も専門ではないのでな。
術としてとらえるとどうなるか、は分からんのである。
(腕を組んで、うんうんうなって考えては、いるのだが)

言うように何かしらの働きかけがあるのであれば、確かに、可能性はそのスジで高いかも知れぬな。

(の、後。
肩を叩かれると)

ぐはー!!!
(なんて如何にもわざとらしい悲鳴を上げた後、ふしゅーっと空気が漏れるような呼吸が)

ま、どちらにせよ今の状況では情報も調べる手段も足りぬ。
気長に色々と試してみるのが、良いのかも知れぬな。
という事で、と。
そろそろ日も落ちてきたし、帰るとするか。
我もランニングで汗をかいたのでな、風呂に入りたいのである。
(もうだいたい乾いたのだけれど。
Tシャツの襟首あたりをパタパタとさせてから、ベンチより立ち上がった)

トト > 「ん、わかんないなら今度見せて上げるよ、えへへ、楽しみにしててね?」
そのまま立ち上がって、にこー、と笑いかけたり

「ふふふ、ギルは面白い人だね、面白い魔王っていう方がいいのかな?ま、僕もそろそろ帰る気がするよ… もう遅いしねー
ギルも、風邪とかひかないように気をつけてね?魔王が引くのかわからないけど、というか僕は引くのかな。」
ちょっと興味あるかも… 引くつもりはないけどさ、と呟きつつ、此方も帰ろうと背伸びして

ギルゲイオス > 個人的にも、色々と興味が尽きぬのでな。
機会があれば、よろしくと頼むのである。
(口の端を上げる笑みを浮かべると、体を軽くと解すように腕をまわし)

それは、褒められているのであるかな? 
(くくっと、小さな笑い声一つ)

……ぶっちゃけ、数日前風邪ひいてたのである。
そして、先代魔王は病死だったのである。
つまり、魔王も普通に病気にかかる!
(何故か無駄に力強い強調。
その辺、普通の生き物とそう変わらない様だ)

という訳で、季節の変わり目であるし、お互い体調には気を付ける、という事で。
それでは、またなのである。
(ヒラヒラと片手を振るうと、緩い足取りで歩き始め。
寮への帰路へと)

トト > 「おおぉ… 病気って怖いね… 。」
ギルのその力強い強調にこくこくと首をふりつつ

「気を付けよー!というわけで、またね?ギル、今日は楽しかったよ♪」
と楽しげに手をふりながら、彼とは別の道をゆっくりと帰っていくのだった

ご案内:「常世公園」からギルゲイオスさんが去りました。
ご案内:「常世公園」からトトさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に四十万 静歌さんが現れました。
四十万 静歌 > 「……」

占いの商い中、占いにつかれて、
思わずぐったりと休憩している。

いや、うん、その。

「ぐぬぬ……」

思ったより難しいというか、
精神力を使うというか……

不安に弱かった

四十万 静歌 > 「占う側がこう、
 不安いだくっていうのはあんまり……」

よろしくない、宜しくないのではあるが。
ともあれ、水筒のココアを飲んで、
心を鎮め――

「皆こんな不安を抱えていても、
 しっかりやってるんだろうから、
 プロって凄いですよね。」

と、大きく息を吐いた

四十万 静歌 > 「まぁ――」

じっと商いの内容を書いた紙をみる。
占い相談1回100円~

「……もうちょっと安くすべきでしょうか。」

などと、考えに考える。

いや、たまに思うのだ。

ちょっと高いかな?

なんて。

四十万 静歌 > 「――」

のんびりが次の客が来るまで、
あみあみと黒猫のあみぐるみを作り始めた。

妙にさまになってる気がするが多分気のせいだと思う

ご案内:「常世公園」にリビドーさんが現れました。
リビドー > 「おや。また占――ふむ。」

 通りがかれば、占い相談の張り紙。
 視線を紙の先まで伸ばせば――

「……こんばんは、かな。四十万さん。」

 あみぐるみを作る四十万静歌の姿。
 彼女の顔を確かに見つめ、声を掛けて手を挙げるか。

四十万 静歌 > 「こんばんは、リビドー先生。」

あみあみしていた手を止めて、
じっと上目遣いにリビドーを見て――

「――占いますか?
 それとも、雑談をしますか?
 今は丁度暇をもてあましてるのでどちらでも構いませんよ?」

と首をかしげて微笑むだろう

リビドー >  
「何方でも同じ道に辿り着きそうだ。
 ……と言ってしまうのは些か悪平等かな。」

 隣に座ってから「良かったかな」事後的に尋ねてみせ、
 微笑む静歌の顔を確かに見た。

「で、あみぐるみかい。やはりと言うか、手先は器用みたいだね。
 うっかり爆発でもしたら面白いんだが。」

 洒落にならない冗句を叩きつつ、作業のさまを眺めている。

四十万 静歌 > 「いえいえ、まさかまさか、
 どちらでも同じ道に続くとは限りませんよ。」

だって、と口元に人さし指をあてて、

「道を指し示すとは限りませんが故に?」

なんて、と笑う。

「まぁ、器用……なのでしょうか?
 手芸部の人達と比べると平凡ですけど、
 それなりに普通…くらいの腕前だと思いますよ。」

だって、こう凄く可愛いのとかは無理なんですと苦笑して、

「というか、爆発とか普通しないと思うんですけど……?」

と突っ込んだ。流石に突っ込む。

リビドー >  
「道はお客が勝手に見つけるもの――と言いたいが、そうかもしれないな。
 ま、甘いものでも食べて……む……」

 かばんをゴソゴソと漁るものの、軽く眉を潜める。
 ……空振ったのだろう。

「悪いね、今日はお菓子が無いみたいだ。」

 大きな溜息と共に、惜しそうな語調で告げた。
 静歌の言葉から軽い謙遜を覚えれば、

「いや、充分可愛いし、充分出来ているよ。
 少なくとも特技を持つ者なのは違いないだろう?
 ……ははっ、流石に冗談だよ。調理器具じゃあるまいし、爆発などする訳もない。」

 かんらかんらと快活に笑ってみせ、至極真面目に、そう見える様に言葉を返す。

四十万 静歌 > 「気になさらずですよ。」

そういってもそもそとマントからドロップ缶を取り出して。

「良ければいかがでしょう?」

なんて首を傾げるだろう。

「まぁ、特技……というか、
 卒なくこなせるといえばこなせますね。」

プロの人とはくらぶべくも無いだけで……
悪くいえば器用貧乏なのだ。
本当に。

「特技、とまでいえるかは微妙ですよ。
 そして、調理器具でも普通は爆発しませんよ……」

ね?とちょっと不安になった

リビドー > 「おや、いいのかい?」

 くすっと笑ってみせて、手を差し出す。
 どんな味でも喜んで食べるでしょう。

「それでも出来る、だと思うがね
 ――ふ、む。そうか。流石に普通は爆発しないよな。」

 ね、と、同意を求められれば、小さく唸ってから頷いた。
 同意の意なのだろう。

四十万 静歌 > 「いいですよ。」

そういって、二つ三つ掌の上にドロップを載せる。
なお、適当にふって出た味だけど、
変なのは混ざっていないはず、である。

「――まぁ、
 そういっていただけるのはありがたいですが。」

そういって唇を動かさずに、

『せめてこれくらい出来ないとニャー?』

なんて作りかけのあみぐるみを動かして、
まるで猫がしゃべっているように思わせる。
腹話術、である。

「特技とまではいえないのではないでしょうか?」

なんて、と微笑んで――

「まぁ、普通はしませんけど、
 ……え、見たことがある、とか?」

リビドー > 「3つ……ブドウとメロンと、ハッカかな。」

 偶然もあるものだ、と、ちょっと笑いかけてみせて、一つつまむ。
 ゆっくりとなめていきましょう。

「――ははっ、これはこれは可愛らしい。
 猫さんにでもなったのかい。」

 できかけのあみぐるみをふにっと触ってみる。
 ほっぺつまんだり、からかうように弄るだろうか。

「んー……見た事があるような、ないような。
 大方動画サイトか、世界を丸覗きしてしまうような番組ででも見たんだろう。多分。」

四十万 静歌 > 「それはそれは、薄荷はすっとしますけど、
 中々ドロップとして食べるとたまに、
 すっとしすぎて苦手だったりするんですよね。」

なんて苦笑して、
自分も一つ。
薄荷だ。
思わず渋面になる。

甘くはないのだ。
仕方ないね。

『ウニャニャニャー
 弄っても何もでないニャー』

そして、もてあそばれる猫さんをみて、
再び腹話術である。
うん、可愛いなぁ、なんて、ちょっとほっこり。

「記憶も朧、とはいえ、
 なんていうか、まぁ、本当にそんなのがあったら、 
 調理器具がもったいないですね。」

と至極真っ当な事をいうだろう。

リビドー > 「ただただ甘いものが欲しい時に食べると、不意打ちを喰らう奴だな。
 "辛さ"ではなく"甘さ"欲しいのに――が、案外、"辛さ"の後の"甘さ"は好いものだぜ。」

 少し時間をおき、2つめにハッカをなめる。ころころ。
 渋い様子も見せず、美味しそうに食べている。

「おやおや、可愛らしい声が出たじゃないか。
 ……たまに、猫のありのままで気ままな側面と、それでいて愛される側面は羨ましく思うよ。
 ……と、猫に嫉妬羨望を叩きつけてもしょうがないな。」

 首を傾げて目尻を下げ、肩を竦めて頭を振って大きく溜息。
 ハッカの透き通るような刺激が風に乗る。

「全くだ。色々な意味で高くつく。
 ……ああ、ボクも人並みには料理は出来るぜ。勿論。」

四十万 静歌 > 「私は基本的に甘さだけでいいですからね。」

と、ココアを飲んで、
心を落ち着ける。

「よく食べれますよね。」

と、ちょっと涙目になって上目遣いでリビドーを見つつ。

「まぁ、猫は可愛いですから、
 仕方ないですよね。
 気まぐれな猫になりたいと考えたことがあったりします?」

なんてクスっと笑って――

『もふもふな毛並みが愛され理由にゃー』

なんて。

「まぁ、高くつくのは困りものです、本当に。
 それにしても、そうですね……
 最後に作った料理はなんですか?」

リビドー > 「ん、まぁ。この位はね。
 慣れと言えば慣れだよ。」

 口の中でころころと転がしつつ、軽い調子で答えてみせた。
 なりたいと聞けば――

「ああ。成りたいと思った事はあるよ。気紛れでも愛される猫のようにになりたいとね。
 ま、人間も良いものだけどさ。……もふもふな毛並みでなれるのなら、もふもふのコートに猫耳……いや、冗談とは言え駄目だな。」

 何かを思い出したのだろう。
 頭を抱えて溜息を吐いた。

「ん、ああ。……なんだったかな。
 仕事の夜食におにぎりを作ったような記憶はあるよ。
 その前は炊飯器に鶏肉をぶっこんで蒸鶏を作った気がするな……ま、独り身だと雑になりがちだよ。」

四十万 静歌 > 「私はいっこうになれませんね。
 まぁ、辛いよりはマシですけど。
 唐辛子みたいに。」

なんて、思わずため息である。
それにしても……

「まぁ、変身魔法とか変身の異能でもあれば、
 なれるんでしょうけど、
 残念ながらという奴ですね。」

ちょっと見てみたいかもなんて言葉を飲み込みつつ――

『にゃんにゃんにゃん♪』

再びあみぐるみを動かして甘えるような動作をさせてみる。

「それにしても、なんというか……
 たまには気分転換にしっかりした料理を作ってみては?」

リビドー > 「……自分独りで食べる為にしっかりした料理を作るのは、気が向かないな。」

 擦り寄るあみぐるみ(Cv四十万静歌)と撫でながら、調子の落とした声が返る。
 ひとしきり撫でた後、ゆっくりと手を離した。

「少々、虚しさを感じそうでね。」

四十万 静歌 > 「それでは……」

少し、頬に手をあてて考えるしぐさをして――

「誰かを誘ってみるというのはどうでしょう?
 もしくは授業の一環で、とか。」

うん、と一つ頷いて。

「私にはちょっと難しいですけど、
 存外一人にならない方法もあるものですよ?」

なんてウィンクするだろう。

『ガンバルにゃん♪』

リビドー > 「そんな事を言うと言い出しっぺの四十万さんを誘ってしまうよ。
 生憎と、生徒に慕われる教師でもなければ友人も少ないものでね。」
 
 困った様子で苦笑して、そう言い放つだろうか。
 冗句めかしているが……

「ま、方法や手段は多いだろうな。
 だけど、とんちを効かせたものでは――いや、なんでもない。」

 あみぐるみにもう一度視線をやってみせてから、静歌へと向き直った。

四十万 静歌 > 「まぁ、私でよければ別に構いませんけど、
 ただし甘味に限ります。」

しかし、この四十万静歌という少女は、
甘味に超弱いのである。

ほいほいついていきそうなほどに。

まぁ、ついていく相手は選ぶけれど、
教師なら基本的に大丈夫だろうとは思ってるふしがある。

「それにしても、とんちを効かせたものというのも、
 ちょっと気になりますね。」

うん、と頷いて。じっと眼を見つめつつ、

『気になるニャー』

猫の腹話術も止める様子はないらしい。

リビドー > 「分かったよ。ケーキでも焼いてみる事にしよう。
 酒の肴になりそうなものの方が得意だが、本があれば何とかなるだろう。」

 軽く笑ってみせる。さて、と少し考えこみ――
 ――途中、静歌の声で考えを止めた。

「ろくなものでもないよ。……と、そうだ。どんなケーキがお好みだい?」

四十万 静歌 > 「お酒は飲みませんけど、
 嫌いじゃないですけどね。
 酒の肴。」

こう、ついつい手が進むものもあるのも確かなのである。
そしてろくなものでもないといわれると、
ちょっと残念な顔をしつつも、
どんなケーキがといわれると嬉しそうに顔を輝かせ――

「そうですねぇ。」
『今の季節だとパンプキンパイがいいにゃー』