2016/08/22 のログ
ご案内:「常世公園」にフィアドラさんが現れました。
フィアドラ > 夏休みが始まってしばらくたちました。
始めはいっぱい休みがあって色々していたのですが最近は退屈になってきました。
私は友達もあんまりいないし知ってる事もあんまり多くないので何をしたらいいのか分からないのです!

「はあ、早く夏休み終わらないかな…。」

そんな事を公園のベンチで寝ころんで本を読みながら呟きました。
読んでいるのは『読んですぐ友達が出来る!?実践友達の作り方!』という名前の本。
実際にこの本を読んでから友達が4倍に増えているのです!凄い本です!

ご案内:「常世公園」に羽切 東華さんが現れました。
フィアドラ > 図書館で本を読んでもいいのですが最近の図書館はとても寒いのであんまり行きたくないんです…。
部屋で一人で読むのもいいかもしれませんが部屋で一人でいるのも何となく寂しかったので公園に出てきたのです。
公園は太陽のお陰で暖かくて明るくてとても本を読みやすい気がします!
特に私が今いるところは多分一番お日様が当たる特等席!
風も吹いてないのでまさに絶好の読書日和です。

羽切 東華 > 「あ~~もう。何か鈍の吹聴で変な噂が広まっていきそうな気がする…」

神社で遭遇した女性を途中まで送り届けた後、どうせまだ夏休み。
相方の妖刀娘もまだ新たな自宅であるアパートには戻っていないだろう。
と、いう訳で少年も適当にブラつく事にした。

「……ん?」

そして、ついつい馴染みのあるこの公園に足を運んでしまう。
と、視線の先、何やらベンチで寝転んでいる人影が見て取れた。
こんな時間に何をしてるんだろうか?と、自分の事は棚に上げつつ、何となくそちらまで歩いていこうと。

フィアドラ > ちょうど挨拶の大切さについて書かれたページを読んでいるとどこからか視線を感じました!
そう!ちょっと油断してましたがベンチで寝転がって本を読むのは【セケンシラズ】な事なのです。
私は急いで起き上がって普通の格好に座りなおします!
視線の方向を見ると一人の人間がいました。
まだこっちを見てますが多分上手くごまかせました!

これで一安心です!

この世界に来たばっかりの頃と比べてかなり前に進めた気がします。
…でも何回かあの人間の方をチラチラと見てみましたがやっぱり見られてる気がします。

羽切 東華 > (あ、何かいきなり起き上がったぞ?えーと、何か向こうもこっちチラチラ見てるような?)

どうやら互いにチラチラ見てる状況になっているようで。
ともあれ、別に物怖じする性格でもないので、何時もの好奇心で自ら歩み寄ろう。

「こんにちは、えーと何か俺の方をチラチラ見てたけど何か顔に付いてます?」

と、当たり障り無い(?)挨拶と質問をしてみたい。会話はまず取っ掛かりが大事なのだ!

フィアドラ > 「えっ!えーと…。」

どうしましょう!
全く考えて無かったです!
でも、こういう時の為にこの『読んですぐ友達が出来る!?実践友達の作り方!』があるのです!
私はその本を開けて中身を見ました!

「こ、こんにちは人間さん!今日はいいお天気ですね!
 えーと…目とか鼻とかあと口とかも付いてますよ?」

この本によると挨拶の後にこういう言葉をつけるのが良いらしいです!
あときちんと聞かれたことに答えるのも良いと本に書いてます!

羽切 東華 > 「あ~…(声の掛け方が不自然すぎたかな?今後気をつけないと)」

少女が若干慌ててる様子に、そう内心で反省。と、彼女が何やら本のページを開いて中を確認している。
その様子に不思議そうに首を傾げていたのだが、続く少女の言葉にキョトンとして。

「あーそうだね、まだまだ暑い日が続くかも…ハハ、確かに人間だから目も鼻も口もあるさ。あと耳もね?」

と、笑って指摘しつつも、少年なりに場を和ませようとはしている。
で、少女の姿を失礼でない程度に観察してから。

「えーと、君は異邦人さんかな?…あ、俺はつい最近この島に来た、1年生の羽切東華っていうんだけど。」

異世界の住人。自分の契約している妖刀もそうだし、そういう人達も普通に居るのがこの島だ。

フィアドラ > 「暑いですか?今日は過ごしやす…いや、暑いですね!凄い暑いです!
 このまま暑い日が続いたら人間さん達は黒焦げになっちゃいますね!」

そうでした!人間は暑さに弱い生き物なのです!
私はあまり暑さを感じないので気を付けないと!

「はい!目も鼻も口もありますけど実は人間じゃないんですよ!
 私も一年です。フィアドラっていいます!よろしくお願いします羽切東華さん!」

目は髪で隠れてるので見えないですがちゃんとあるのです!
あとついでにツノとかシッポも!鱗も!あっ耳も!耳もあります!

羽切 東華 > 「え?いや黒こげは無いと思うよ。あ、もしかして温度の感じ方が違うとか?」

そもそも、異邦人らしい少女と人間の自分では温度の感じ方が多分違う可能性が高い。
多分、種族的な生態とか特性とかが関係しているのかもしれない。多分。

「ウンウン、確かにばっちり角とか尻尾あるしね…ええと、もしかしてドラゴンさん?
とと、同級生か。こっちこそよろしくなフィアちゃん」」

角、尻尾、異世界もといファンタジー…と、連想して真っ先に出たのがドラゴン。
目が髪の毛で隠れてよく見えないが、やっぱり人の目と多少違ったりするのだろうか?
あと、勝手に愛称を付けたが気に障ったらなら直そう。

フィアドラ > 「多分そうだと思うんですよ。どれくらい違うのかは分からないんですけど…。
 …今日ってどれくらい暑いんですか?」

冬はともかく春からはあまり暑さは変わってないように思います。
ただ、エアコンの冷房がついたので建物の中はすごしにくいのです。

「…えーと、はい。ドラゴン…みたいなもの…です。
 でも、四分の三は人間なんですよ!くぉーたーってやつです!」

みたいなもののあたりは小さめの声で言いました。
嘘は言ってないのです!

「フィアちゃんて私ですか?あっこのフィアっていうのは苗字じゃなくてですね!
 フィアドラで一つの名前なんですよ!苗字ないんですよ私!」

多分、苗字だと勘違いしたのです!最近来たばっかりって言ってたので無理もありません。
私もここに来たころ苗字と言うのが分からなくて色々ありました。
そして、今でも苗字と名前の区別はつきません!

羽切 東華 > 「うーん、俺は田舎育ちだから暑さ寒さは強い方だけど。まぁ、今日はそこそこじゃないかな?あ、人間の感じ方って意味で」

彼女との温度の感じ方のズレは分かったが、実際どのくらいのズレがあるかまだ分からず。
ドラゴン…みたいなもの?と、不思議そうにしつつも、あまり突っ込んで聞くのも失礼か。

「おーじゃあ、人間と竜種のクォーターさんか。凄いなぁ」

と、そこは素直に感心する。人間の血筋が多いから人の姿にかなり近いのだろうか?
やっぱり異邦人って好奇心を刺激されるなぁ、と思いつつ。

「ああ、違う違う。フィアドラが名前なのは俺も理解してるよ。
フィアってのは、通称とか愛称、略称?で、意味が通じるか分からないけど、そんな感じの。
勿論変ならフィアドラちゃんに改めるけど」

彼女のこちら側の知識の程度がまだ分からない。フィアドラが名前なのは理解してると伝え。

「あ、じゃあ俺を呼ぶときも羽切、もしくは東華のどっちかでよろしく。羽切が苗字で東華が名前だね」

と、笑みを浮かべながらそう告げる。こういう異文化?コミュニケーションも楽しい。

フィアドラ > 「そこそこですか?そこそこ…。」

ううん、難しいです。
今度からは他の人が暑そうにしてたらそこそこ暑いです。って言うようにしましょう。

「凄いですか!?私、凄いですか!」

ちょっと嬉しい気持ちになります。
どんなことでも褒められるのは好きです!

「ええと、愛称…。
 あっ漫画で見ました!マイケルをマイクって呼ぶようなやつですよね!
 分かりました!フィアちゃんでもマイクでも大丈夫ですよ!」

愛称は仲良い人が使うらしいです!
形から入っていけば友達になれるかもしれません。

「分かりました!じゃあこれから東華って呼びますね!
 よろしくお願いします東華!」

苗字より名前の方が友達感が強い気がします!

羽切 東華 > 「まぁ、不快感を感じる暑さ、と思ってくれていいんじゃないかな?」

彼女が何か難しそうな顔をしている気がしたので、そう補足しておこう。

「うん、凄いと思う。むしろ、俺からすればフィアちゃん含めて異邦人は皆凄いと思う」

素直な意見を述べつつ頷いた。人と違う点が多いからこそ、好奇心が刺激される。

「そうそう、そんな感じ。いや、マイクは呼ばないよ!?フィアちゃんでウン」

ここでマイクって男の愛称で呼ぶ度胸は俺には無かった。
ちなみに、もう何となく気分は友達、というかもう出会って和やかに会話したら友人でもいい気がする。

「ああ、こちらこそよろしくフィアちゃん。…で」

そこで、彼女が呼んでいたであろう本に目を落とす。タイトルだけ確認して視線を戻し。

「これからは俺達は友達同士って事で、そっちもよろしく!」

と、楽しげに笑うのだ。まぁた契約者な妖刀娘にからかわれそうだが。
ともあれ、友達というのは別に意識しないでも自然と作れたりもするのだ。

フィアドラ > 「不快感を感じる暑さ…?」

暑くていやな気持になるってどんな感じなんでしょう?
感覚が違うって不便です!

「凄いですか!でも私は東華も含めて人間さんの方が凄いと思います!
 特にあれが凄いです!文字とあとコタツ!本当に凄いです!」

そう、文字は凄く便利です!こっちに来るまで見なかったですがあれは本当に便利です!
そして、コタツは凄いです!あれは本当に凄いモノです!

「友達…!友達でいいんですか!よろしくお願いします東華!」

流石です!流石読んですぐ友達が出来る!?実践友達の作り方!』です!
この本のお陰で友達が五倍に増えました!

「あ、あの私!友達とひとつしたいことがあるんです!
 他の友達と会う機会がなくてずっと出来なかったんです!」

どきどきしながら聞いてみます!なんせ、始めてのことなのです!
断られたらどうすればいいのでしょう?

「あの携帯を交換してください!」

そういって最近買ったばかりのスマホを差し出します。
紐でプラプラとタッチペンがぶら下がっている事以外は買って設定?してもらってから変わっていません。

羽切 東華 > 「うん、フィアちゃんはどうもこのくらいの気温でも涼しい?って感じてるみたいだけど」

そうなると、暑さで不快な気分、というのは彼女には分かり難い感覚なのかもしれない。

「文字はいいとして…コタツ?まぁ、確かに冬は定番だけどね、こっちだと」

まさかコタツが出てくるとは思わなかったが、この少女的にはストライクだったらしい。

「うん、勿論。こちらこそよろしくフィアちゃん」

前言撤回する事ではないし、こちらから言い出した事だ。それに友人が増えるのは単純に嬉しいし。
田舎でほぼぼっち状態だった少年にとって、この島での生活はサプライズが多い。

「うん?ああ、俺で出来る事なら構わないけど…え?携帯を交換?…あ、連絡先交換か」

一瞬、携帯の本体丸ごとお互い取り替えっこするのかと勘違いしそうになった。
直ぐに気を取り直しつつ、こちらもややゴツいタフそうなスマホを取り出して。

「あ、じゃあフィアちゃんちょっとスマホ借りるよ。えーと、設定が…これを、こうして、…こうか」

と、説明書とかでじっくり暗記したのが幸いし、違う機種でも大まかには分かる。
こちらの電話番号とメールアドレスを彼女のスマホに登録し、逆にこちらは彼女の番号とアドレスを登録する。

「ハイ、これで完了。電話とかメールの使い方は大丈夫?」

と、彼女にスマホを返却しながら問い掛けてみたり。

フィアドラ > 「涼しい?というかえーと、なんというか何ともない感じなんです。
 今日みたいな日にしばらく外にいると身体がぽかぽかしてきていい感じなんですよ!」

説明が難しいです!

「あっあとアンぱん!私アンぱんも好きです!」

初めての友達の好きな物で甘くておいしいのです!
甘い豆とか本当に人間は凄いです!

「そう、それです連絡先の交換です!友達と初めて交換するんですよ!
 …大丈夫ですか?分かります?えっと、携帯屋さんに聞かなくても大丈夫ですか?」

心配になりながら様子をみていると終わったみたいです!

「メールは勉強します!電話は…。」

私は早速タッチペンでスマホをつついて電話帳の一番上の番号に電話をかけました!
ちゃんとこれで電話はかかるはずです!

羽切 東華 > 「何とも感じない?…ほぅほぅ成る程」

彼女の説明に頷いて。気温の変化に強いという感じで、脳内で纏めておこう。
そして、何かアンパンも好きらしい。『じゃあ、今度アンパンでも奢ろうか?』と、笑う。
実際の所、早くアルバイトを見つけないと生活費的な意味でヤバイが。
ともあれ、携帯電話の操作もこの短期間でかなり慣れてきたので大丈夫だ。

「ああ、電話とメールアドレス両方とも完了した。まぁ、このくらいなら何とか俺でも出来たよ」

と、スマホを返せば、早速タッチペンでこちらに電話を掛けてくる少女。
応じるように、こちらのスマホのバイブレーション機能が。
ポケットからスマホを取り出して確認。ああ、さっき登録した少女の番号だ。

「うん、大丈夫ちゃんと繋がった。これならお互い何かある時は連絡出来るな」

と、通話が問題ないのを確認して笑みを浮かべ。

フィアドラ > 「寒いのは体が動きにくくなるし寒いってかんじもするんですよ。
 あっもしかしたら火が吐けるから暑いのは平気なのかもしれません!」

火を吐けるのに暑いのが苦手だったら凄く大変そうです!
そう思うと暑いのが得意で良かった!

「ありがとうございます東華!東華はとっても凄いです!」

凄くて凄い嬉しいです!
新しい友達ができてしかも連絡先の交換まで出来ました!
嬉しさのあまり尻尾も凄く揺れています!

「はい!これでいつでも電話とかできます!」

でも、何かある時ってどういうときなのでしょうか?
遊びたい時とかでしょうか?多分そのうち分かるでしょう!

羽切 東華 > 「火が吐けるのか…ファイアーブレスってヤツか。やっぱりドラゴンといえばブレスだよなぁ」

毒の息だったり風の息だったり、ドラゴンは色々なブレス攻撃が出来ると聞いた。
まぁ、それも種族ごと、というかどういうドラゴンかによるのだろう。

「お、おぅ俺は別にそこまで凄いことをした訳ではないんだが…」

と、言いつつも嬉しそうに尻尾を揺らす様子を眺めて。
感情表現が素直な子なんだなぁ、としみじみ思っていたりする。

「ああ、何かあれば連絡くれ。遊びたい時でも、手合わせ…戦いたい時でもご自由にってね」

小さく笑って。少なくとも、気軽に連絡してくれていいのは間違いない事だ。

フィアドラ > 「あんまり吐きすぎるとくらくらしちゃうのであまり吐かないんですけどね。」

あまり炎を吐きすぎると貧血?ていうのになって倒れるので気をつけてます。
それに、使う用事もあまりありません。

「そんな事ないですよ!東華は凄いです!憧れちゃいます!」

スマホとかを上手く使える人はとてもカッコいいです!
尊敬します!

「はい!遊びたい時と戦いたい時?なんで友達なのに戦うんですか?
 東華は友達は食べ物でも敵でもありませんよ?」

そう、そこが良く分かりませんでした。
戦うというのはご飯をとる時と守る時にする事です。
何で友達と戦うのでしょうか?

ご案内:「常世公園」に影打 鈍さんが現れました。
影打 鈍 > (そこにうきうきとやってくる妖刀娘。
 いつもの派手な和洋折衷コスプレ衣装ではなく、ロングスカートのメイド服。
 公園の入り口から少年へ呼びかける。)

おい東華!
喜べ、メイドだぞ!
帰ったらコレでうふんあはん――なんだまた女子にちょっかい出してるのか。
人外殺しめ。

(前半は楽しそうな声だったが、後半は呆れ声である。
 腰に手を当て、呆れ返った顔で二人を見て。)

まぁいい。
先に帰ってるぞ。
女遊びもほどほどにしとけよ。

(そんな誤解されるような言葉を残し、スカートを翻して自宅の方へと歩いて行った。
 それはとてもとても嬉しそうに。)

ご案内:「常世公園」から影打 鈍さんが去りました。
羽切 東華 > 「成る程、そうなのか…じゃあ、あまり多用は出来ないって事かな?」

どうやらブレスというものは、そうそう気軽に吐けるものでもないらしい。
ともあれ、何かフィア的にはスマホを鮮やかに使えるのはカッコイイらしい。
まぁ、褒められるのは嬉しいのだけど。何だかんだで暗記して頑張った甲斐があった。

「え?ああ。腕試しとか訓練とか、コミュニケーションの一環みたいなものだよ。
まぁ、とりあえず…遊びたい時とか、何か困った時とか色々あるけど気軽にどうぞってね」

と、笑顔で彼女に言っていたのだが、突然そこに現れたのは相方……ん?

「いや、何でメイド服なの!?マジで買ったの君!?あと、何か勘違いしてない!?」

と、いきなり現れた妖刀娘にツッコミを即座に入れていく。
いや、似合ってるけどさ!!あと女遊びする度胸がそもそもねぇよ!!

(と、いうか誤解されたらどうすんだちくしょう!!)

で、フィアの方へと向き直って苦笑いを浮かべて。

「ごめんフィアちゃん。俺はそろそろ帰らないといけないみたいだ。フィアちゃんはどうする?」

とりあえず、ササッと帰宅してあの妖刀娘にメイド服の真相とか聞いておかなければならない。

フィアドラ > 「大体一回使えば終わるのでいけます!凄く燃えます!」

ふつうの相手なら一回でいけるのです。
あとは何とかなります。

「人間て良く分かりません…。でも、それ楽しいなら今度戦いましょう!」

「女遊び?女遊びって何ですか?そ、それに人外殺しって…」

さっきの人間ぽくない人が言ってました。
…もしかしたら私は殺されてしまうのでしょうか?
微妙に離れます。

「私はもう少しここで本を読んでます!それじゃあ東華!
 またあそんでください!」

帰ろうとする東華を立ち上がって見送ります!
ここですぐ帰ろうとするのは殺すっていうのは違うのかもしれません。

羽切 東華 > 「まぁ、そりゃ火力がヤバそうだもんねぇドラゴンの炎って…」

うん、と頷く。正直生身で食らいたくはない。むしろ食らう場面が来て欲しくない。

「え?女遊び?ああ、それはあの子が勝手に言ってるだけだから…。
あと、人外殺しっていうのは、俺の一族の通り名みたいなもんだよ。
とはいえ、俺は別に殺すとかそんなのするつもりもないんで誤解しないように!!」

と、特に人外殺しに付いては念を押しておく。あ、何か微妙に距離を取られた。
流石にちょっとションボリしつつ。あの妖刀娘もといメイド娘のタイミングが絶妙すぎる…!!
あと、繰り返し言うが人外を殺す気はサラサラ無い。手合わせはしたいけど!

「分かった。フィアちゃんなら心配ないと思うが程ほどにな」

と、笑いつつ。それじゃあまた、と笑顔で”友達”に手を振って。
連絡先も互いに交換したし、今度連絡してみるのもいいかもしれない。
何だかんだで楽しかったなぁ、と思いつつ一足先に帰路へと着くのだ。

ご案内:「常世公園」から羽切 東華さんが去りました。
フィアドラ > 姿が見えなくなるまで手とあとついでに尻尾を振りながら見送って。
見えなくなったあたりでベンチに座りました。

「やっぱり凄い…。」

『読んですぐ友達が出来る!?実践友達の作り方!』図書館にも置いてあるこの本を同じものを
買う事を心に決めました。

それにしても…

「女遊びってなんでしょう?」

ご案内:「常世公園」からフィアドラさんが去りました。