2017/01/15 のログ
■真乃 真 > 「おお!ありがとう犬の人!!えっポチ!?ポチ君でいいのかい!?
それはそうとしっかり持っていてくれよ!!」
名前は知らないがもう一人の少女が呼ぶには犬の人。
見た感じ獣人とかではないみたいだからきっと犬を飼ってるんだろう!
ああ、違いない!犬扱いされてるとかではないと信じたい!
「じゃあ行くよ!」
そのタオルを掴んで一気に穴を駆けのぼる!
壁のツルツルさを物ともしない勢いで外まで!!
「ふう、ありがとう!助かった!
いやあ、まさかこんなところにこんな穴が開いているだなんてね!
生活委員に頼んで埋めてもらわないとな!」
感謝の言葉をいいながら服に付いた汚れを払いそのタオルを改めて首に巻く。
「いやあ本当に助かった!ありがとう二人とも!
寒いだろう?あったかい飲み物でも奢ろうか!
ああ、奢るよ!奢るさ!奢らせてもらおう!」
そんな勢いで近くの自販機の方へと近づき促す。
■常夜 來禍 > 「ああ、そんぐらいいつでも構わねえよ。ちょうど暇だったしな。ただ、"こっち"をなんとかしてからでいいか」
そう言って、掴んだタオルの端を揺らして見せる。
すると急に引きが強くなり、タオルをよじ登って男は穴を脱出する。ついでにポチポチポチポチと自分を、かたやうっとうしく、かたや冷静に称される。
「誰がポチだ。俺は狼だ。少なくともお前はこの前しっかり見てたろ。んじゃ、お前はシロ。お前は……タオル?」
迎合して見かけの印象のみで名づけると、どうやら"タオル"が助けたお礼に、と自販機の飲み物を奢ってくれるらしい。
幸いにも腹は空いていない。が、こんなところで備蓄できる食料を得られるとは。
「おういいやつだな、タオル。じゃあ、腹にたまりそうなコンポタとかお汁粉とかゼリー飲料とかを5本ずつくらい、頼むわ」
と、しれっと狼特有のがめつさをこれでもかと誇示する。
■柊 真白 >
それでいい。
(そう告げて、後は彼が上ってくるのを待つだけ。
手伝っても役に立たないのなら何もしないほうがマシだ。)
……大きい犬だった。
良いよそれで。
(狼も大きい犬も変わらない。
待てで待ったし
こちらの呼び名に関しては、そもそも名前が真白なのでシロでも間違っていないから了承して。)
じゃあ私はベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノ。
(何もしていないくせに、長々とした呪文のような言葉を一息で言い放つ。
しかも明らかに自動販売機には売っていなさそうなやつを。)
■真乃 真 > 「狼か!それはカッコいいな!確かに狼に対してポチはあんまりすぎるな!
何て呼べばいいんだい?
ちなみに僕は真乃真!長いと思ったらタオル呼びでも構わないぜ!」
無駄にカッコいいポーズを取りながら自分の名前を言う。
そして真乃でも真でもタオルより長くはなりえない!
「OK分かった丁度いい飲み物を知ってるぜ!」
それはおしるこの甘さとコーラの炭酸を併せ持つ。
それは絶対的なカロリーと炭酸による腹の膨れを両立する。
ホットでもアイスでも夏でも冬でもいける凄いヤツ!
そう、おしるこコーラだ。
「シロさんはえーと…ベンティアドショットヘーゼルナッツバニラアーモンドキャラメルエキストラホイップキャラメルソースモカソースランバチップチョコレートクリームフラペチーノだな!
でもこの自販機にはないからこのおしるこコーラで我慢してほしい!」
小豆の甘さとコーラの風味に炭酸が加わって一部のファンには支持されている!
特に風紀委員にはファンが多いぞ!
「遠慮しなくていいからな!二本でも三本でも好きなだけ飲むと良い!」
…自販機のボタンを連打し続けながらそんな事をいう。
■常夜 來禍 > 口にしてから、"シロ"は特に蔑称になっていないことに気付いた。案の定当人の許可がすんなりと降りてしまい、不満の不完全燃焼を感じる。
「小学生みたいな感想やめろ。案内役降りるぞ」
自分の代わりなどいくらでも居るだろうとは思いつつも、交渉条件に出してみる。まあ、そもそもこれは『自分の借りを返す為』のはずなのだが。
「なんだそれ。妙になんだ、こう、男心をくすぐるカッコだな。まあ、俺は常夜來禍、な。よろしくタオル」
真のポーズに良評を下す。が。
「……よし、タオル。穴に戻れ。お前には、感謝の気持ちというものが足りていないようだ」
不満しかない折衷案に、思わずため息。
とりあえずもらえるものはもらっておく主義なので、プルトップを引いて口をつけてはみる。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」から柊 真白さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に柊 真白さんが現れました。
■柊 真白 >
気に入ってたのに、ポチ。
仕方ない。
(無表情のまま残念そうに呟く。
とは言え嫌だと言われては仕方ない。
ポチ呼びは諦めよう。
何故か決めポーズをするタオルの人。
それを冷めた目で眺めていたら、不可思議な単語が聞こえた。
渡される暖かい缶ジュース。
開けて飲む。)
――――――――。
(なんとも形容し難い味に、流石の無表情も崩れた。
なんとも形容し難い表情。
いっその事全て流し込もうにも、炭酸のせいでそれもできない。
と言うか暖かい炭酸って何事。)
――柊真白。
(とりあえず名乗ってもう一口。
顔を崩す。
正直飲みたくないけど貰ったものは仕方ない、と言う思いがありありと顔に浮かんでいる。)
■真乃 真 > 「よろしく常夜君!タオルで通すんだな君!
いや!良いって言ったけど複雑な気分だよ!」
確かに言ったけどさ…。
それにしてもこのポーズの良さが分かるとは中々見どころがある!
「まあ、待って僕の話を聞いてくれ確かに一見してゲテモノとしかいえないよな?
このおしるこコーラというやつは…でも、でもねこれはこの常世島では
かなりの歴史を持つ商品なんだ。ほら、思い出してみてよ君が見てきた自販機のラインナップを…
多くの自販機に置いていただろう?
それはこのおしるこコーラが持つ独特の風味に魅了されている生徒が多い証拠に他ならないだろう!
そして、なによりこのおしるこコーラはエネルギーの効率が凄く良い!
例えば風紀委員の生徒の中にも過酷な任務の間の栄養補給に携帯する生徒もいたりするんだぜ!」
必死になっておしるこコーラの良さを伝える。
…まあ、でも合う合わないはあるよね!
「大丈夫だよ柊さん!冬のほうが合わなくても夏使用のおしるこコーラもあるから!
…あと、少し振ってしばらく置くと炭酸が抜けてコーラ風味のおしるこになるよ。
…飲み方としては邪道だけど。」
夏使用の方がコーラ感が強く爽やかな飲み口勿論つめたーいだ!
「だから、穴に戻れとかそんな冷たい事言わないでくれ!
あそこ狭いし暗いし冷たいしで辛いんだよ!!」
■常夜 來禍 > 交渉は意外と効果があったのかなかったのか。自身も初めて聞いた、柊真白と名乗る少女はどうやら"ポチ"がそれほどまでに気に入っていたらしい。
……釈然としない。
「……別に、俺もシロが呼びやすいし、構わねえけど」
目線をX軸方向にずらしつつ、そうぼそりと呟いた。
――んぶっ。
自販機で十二分に温められた炭酸と甘い汁とあんこが、冬の風で冷やされた口内に雪崩れてくる。思わずむせた。
「えほっ、えほっ! ――ん?」
慣れたところでもう一口。
「……え、普通に、いける」
隣には日本語での表現に限界を感じるほどのシロの表情。だが、俺は、いけてしまった。
「……俺、もう人間じゃねェのかな。どう思う、タオル」
■柊 真白 >
?
照れてる?
(視線を逸らしてしまった男を見て首を傾げる。
自身はそれを「照れた」と解釈し、直球で尋ねてみた。)
――風紀委員は変人の集まり。
(タオル男――真乃真と言うらしい――の話は殆ど全て聞き流す。
唯一「風紀委員に愛飲者が多い」と言うところだけ拾い、それについての感想を述べておく。
とりあえず気に入ったらしい來禍に押し付けておく。)
いらないし一刻も早く穴に戻って。
(ジト目。)
■真乃 真 > 「…大体その認識であってるよ!
風紀委員の7割くらいは変人さ!」
酷い言いようだった。
でもおしるこコーラを愛飲してるぐらいで変人だというならそのくらいの比率にはなる気がする。
…気がする!
「おっと!君は飲める側の人間だったようだね!
でもさりげなくおしるこコーラ愛好者を人外扱いするのはやめた方が良い!
色々なところにいるからね!愛好者!」
愛飲者はとても熱狂的なのが多い。
気軽に馬鹿に出来ない!
「嫌だ!絶対に戻らないよ!ああ、戻らない!
いや…本当に無理なんで勘弁してほしい!!」
穴の中は…相当辛かったのだろう。
■常夜 來禍 > 「照れるか。どこに犬扱いされて喜ぶ男がいんだ。百歩譲ってんだよ、分かれ」
視線の先が原点Oに戻る。飼い犬の真の気持ちは飼い主には理解できないものなのだろう。誰が犬だ。
さて、そんなシロからも渡されてしまった奇怪な飲み物"おしるこコーラ"であるが、彼らの言葉尻を聞くにコアなファンはそれなりに居るらしい。しかも、変人ぞろいの風紀委員会には。
……冗談ではない。
「愛好者とか知るか。もう、なんだか、自分が恐ろしくて嫌になってきたわ。全部お前を助けたせいだ。ゲットホーム。落ちろ、落ちてくれ。真乃真!」
これ以上飲み進めると、きっとどうにかなる。餓狼の呪いやら"門"やらもたぶん、なんかもろもろひどくなる。野生の勘がそう告げている。
そうならない為にも、とりあえずシロの分と自分の分計二本のおしるこコーラを真に押し付けようとする。彼の背中が、穴に向くようにして。
■柊 真白 >
(暗殺者の自分が思うのもなんだが、大丈夫なのかこの島の風紀委員は。)
これが、ツンデレ。
――お手?
(反対側に首を傾げて左手を差し出した。)
砂漠の真ん中で飲み物がこれしか無いとしても、私は絶対にそれを飲まない。
飲みたくない。
(きっぱりと。
口の中でおしるこの甘さとコーラのさわやかさが暴力的なコラボレーションをファンタスティックでエキセントリック。
そんな飲み物は受け付けられない。
真と名乗ったタオル男を視線で穴へ押し込むようにジト目で睨みつけ、距離を詰めていく。)
■真乃 真 > 「別にただの飲み物だろう!そんなムキになって否定しなくても!!
待って!ホント落ちるから!ホントに落ちるから!」
押しつけたられたおしるこコーラを受け取りながらその気迫に押されてうしろに下がる。
「くそう!一体どうしてこうなった!
こんな悲劇がどうして起こってしまったんだ!
誰も悪意なんて持って無かったはずなのに!!」
二人に追い詰められて更に一歩下がればそこには何もない。
再び穴の中へと落ちて行く!!
だが!その瞬間の咄嗟の判断!缶の飲み口を手でふさいだ!
これにより零れて服が汚れる心配はない!
…缶を無視していれば穴の淵に捕まれたのだけれども!
「あああああああ!!!」
深い穴の奥から男の叫びと缶が転がった音が響いた!
「危なかった!僕の異能が無ければおしるこコーラは零れて
いただろうし僕も怪我をしてただろう!
なあ、ちょっと君たち酷くない!?いや、かなりひどいからね!
僕じゃなきゃ凄く怒ってるよ!!」
そしてその言葉の後。穴の外へと再度投げられるタオル!!
■常夜 來禍 > 「違えよ。せめて疑問符をつけろ。というかその言葉、どこで習った」
芸を迫るように差し出された左手を、右手でぱしりと叩いて除ける。
怪奇!タオル男とおしるこコーラ二本の断末魔がからんからんと円筒状に木霊する。
しっかりと穴を覗き、『彼の安否を確認しに行く』と、いつぞやの長いタオルの端が足元、穴の淵にひっかかる。
「そうだな、誰も悪くないんだ。まあ、もしな。ここに悪の責任を押し付ける最適解があるとするならば」
それを、蹴とばして持ち主の元へ送り返す。
「――この穴に落ちた自分の不運を呪えや、うん」
彼の耳に届いたか、返答はあるかの確認を取らずに踵を返す。
ある程度穴から離れてから、顔だけを後ろに向ける。
「シロ、街のこと知りたいんだよな。ちょうど暇になった、行くぞ」
そう真白に伝える。そして彼女にも同様、確認を取らず、公園を出ていく。
ご案内:「常世公園」から常夜 來禍さんが去りました。
■柊 真白 >
情報収集は基本。
――躾がなってない。
(右手で叩かれた自身の左手。
それを見て、不満そうな声。)
大丈夫?
(自身も穴を覗き、声を掛けて。
騒いでいるところを見ると、どうやら大丈夫らしい。
後ろ掛けられた声に振り向き、もう一度穴を覗く。
スカートの下からいくつかのナイフを取り出し、穴の壁に向かって投げつける。
それらはしっかりと刺さり、人一人分の体重ぐらいなら余裕で支えられるだろう。
それにタオルを巻きつけたり足場にしたりすれば上ってこれるかもしれない。)
あとは自分で頑張って。
――待って。ステイ。
(そう穴の中へ声を掛け、自身も公園から立ち去っていく。
後半の言葉は先を行く男へのもの。
もう完全に犬扱いである。)
ご案内:「常世公園」から柊 真白さんが去りました。
■真乃 真 > 「冗談はここら辺で止めてさっきみたいに持ってくれよ!」
そう頼み込むもどうも掴んでくれる様子はなく。
代わりに落ちてきたのはタオルの端。
「断る!そこに悪がないのなら!
僕は何も呪わない!もちろん自分の不幸もだ!」
そんな風にカッコいい感じのセリフを吐くが聞き届けるものは誰もいない。
「ありがとう!これで何とか出られる!」
いや落としたのはあの二人なのだけども。
でもそもそもの話をするのならば…
「ここに穴を掘った奴は絶対に許さない!!
見つけたらお説教だ!!」
そいつこそが全ての元凶なのだ!
悪があるとすればこの穴を開けたやつ!
…そこから真が無事出たあとに生活委員の手によって穴は無事に埋められたという。
ご案内:「常世公園」から真乃 真さんが去りました。