2015/06/24 のログ
■苗羽 寧々 > 常世学園のカリキュラムは特殊で、中高大、その上やその下と、多様なレベルの科目が混在している。
寧々は外部進学も視野に入れて、『とりあえず一般的な高校の普通科と同じカリキュラムを履修したいならこれ』と設けられた履修コースを選択していた。
パッケージ化され、必修科目が多いとはいえ、選択の余地はそれなりにあり。
せっかく常世学園に来たのも何かの縁と履修した異能学概論Ⅰは、履修して後悔した科目の一つである。
異能者が次々とこの世界に発生するようになり、如何にして世に受け入れられ、利用されるようになったかというその歴史、
発生原因に対する各仮説、異能の分類・類型論、CTFRAなど異能の評価法の各種、エトセトラエトセトラ。
「これ、絶対詰め込みすぎじゃない?」
アイスコーヒーをちびちびやりつつ、教科書とレジメの内容を、苦悩しながら纏めていく。
■苗羽 寧々 > 糖分が足りないと感じたので(それともったいない)、ついてきたガムシロップを全て投入する。ついでにミルクも。
店長の研鑽の果てたるコーヒーの味が破壊されるが、コーヒーは好きなように飲むのが一番だと、どちらかといえば紅茶党の寧々はそう思っている。
むろん口に出したことはない。
「『身体強化系の異能は発現者の数が多く……』」
一応は自分に関係する部分ではあるので、この辺りはまだマシだ。
「『異能の代償や対価としては、肉体の限界を超えた反動としての筋肉痛や疲労、膨大なカロリーを消費することによる空腹が一般的……』」
だよねー、と思いながら胡乱な視線で文章をなぞっていく。
「『……変わったところでは現金を要求するものなども存在する』」
載ってる。やおらコーヒーを逆流しそうになって咳き込んだ。迷惑。
■苗羽 寧々 > 「すいませんすいません」
店員にへこへこと謝って、気まずくなったので勉強道具を畳む。コーヒーをきれいに拭いてから。
ああビックリした。さっさと処理してお店を出よう。
それにしても。
「あれって、まさか同じのを持った人がいたってわけじゃないよね」
「……まいっか」
ずぼぼ、とアイスコーヒーを丁寧に最後まで飲み切ってから。
鞄を抱え、お会計をして出ていった。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から苗羽 寧々さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」に白崎玲刃さんが現れました。
■白崎玲刃 > ふむ、流石にこんな時間となると人も居ないか
まあ、気分転換には丁度良いか
【害来腫との戦闘の後、未だ毒によって気分の優れない玲刃は、
何か気分転換にでもと、以前気に行ったこのカフェへと来ていた。
カフェに入った玲刃は、前回とは違い、立ち止まる事無く、
即座に窓側のテーブル席へと向かい、崩れ落ちる様にして椅子へと座った。
やはり、まだ毒は抜けきっていないのか、無理をしているようであった。】
■白崎玲刃 > (さて…何を注文しようか
前回と同じようにチーズケーキにするか…
いや、他のものも良いな…
ふむ…アッルパイ、モンブラン、ミルフィーユ、レアチーズケーキも良いな。
どれにするべきか…)
【玲刃は、メニューを見ながら悩む、
ちなみに、玲刃は人並みには甘いものは好きではある。】
■白崎玲刃 > すまない、注文を頼みたいのだが。
ああ、この、モンブランと、レモンティーを頼む。
【玲刃は、ちょうど近くを通った店員に声をかけ注文をする
前回とは違うものを注文するようだ】
■白崎玲刃 > 【注文したモンブランと、レモンティーが届く。
玲刃は、店員に一礼した後、早速食べ始める、
早く、毒による気分の悪さを、甘さで抑えたいようだ。】
………うん、甘いな、そして、この栗の風味、旨い。
栗のクリームの舌触りと風味、そして、中の生クリームの舌触り、これは旨い。
これは、先程までの気分の悪さも中和されるというものだ。
【モンブランを食べながら、
やっと毒による気分の悪さから解放されたかの様な、
安らいだ笑みを浮かべる玲刃であった。】
■白崎玲刃 > 【そうして、数分後。
モンブランを食べ終え、レモンティーを飲み干した玲刃は、
先程の巨人戦の疲れからか、
否、最近戦闘が続いていた事による疲れからか
甘いものを食べて、張りつめていた気が緩んだ事によって、
そのまま、テーブルに突っ伏して寝てしまうのであった。】
ご案内:「カフェテラス「橘」」から白崎玲刃さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にウェインライトさんが現れました。
■ウェインライト > 涼しい風の吹き込む店内に、フィンガースナップの音が響き渡る。
「そこの君。この美しいウェインライトにミルクをくれたまえ」
椅子に背を凭れながら引き締まった足を組む。
片目を閉じ。流し見るように店員を見つめ。
かつては誰をも蕩けさせた美貌と瞳で店員を射抜く。
――カフェテラス「橘」におけるウェインライトの通算死亡数およそ62回。
最早その燃やし尽くすような美貌を気にする店員は絶無であった。
■ウェインライト > 程なくして運ばれてきたミルクに口付けながらウェインライトは思う。
最近、全くといっていい程血を吸っていない。
最も優美で最も高貴な吸血鬼たるウェインライト。
血を吸わなければ生きていけないわけではないし、
己の配下を増やしたいというわけでもない。
単に生き方の問題である。
吸血鬼としての美しい営みのために、吸血は必要なファクターだ。
だが、乞食のように血を求めるなどそれこそウェインライトの美観が許さない。
だからこそ、ミルクでひとまず喉を潤すのである。
「ここのミルクが一番舌に合うね」
なにせ成分無調整。開拓地区で採れた搾りたて。
栄養もばっちりでお子様にも安心だ。
■ウェインライト > 口に白ひげをつけながら、ウェインライトは白く細い指を組む。
思案しているのは、どうすれば美しく血を吸う流れに持っていけるか――。
昔ならば自身の熱心な信奉者たちがこぞって首筋を晒したものだ。
だが復活して以来、不思議と見知った顔と一人も遭遇することはなかった。
退学処分か、卒業したか、それとも――。
「否、今それを想ったところで詮無きことだね」
長い睫毛を伏せてゆるゆると首を振る。
熱のこもったため息を吐いて、コップの淵をなぞる。
そう、問題はこれからだ。
乞食はダメだ。恩に着せるのも美しくない。
相手が望んで首筋を差し出すシチュエーション……。
「…………」
そこまで考えて、ふと、気づく。
我欲のために浅ましくみっともなく、手段を考える今の現状。
それがその時点で既に美しくない、と。
「かふっ」
ウェインライトは静かに吐血した。
#死因・美し性の違い
ご案内:「カフェテラス「橘」」に綾瀬音音さんが現れました。
■ウェインライト > 飲み干した牛乳を、ウェイトレスが手慣れた仕草で補充していく。
刻一刻とテーブルに広まっていく血だまりはもう誰も気にしない。
およそ一分半、たっぷり余裕を持たせて再びフィンガースナップの音が響いた。
いつの間にか居て/最初からそこに居たかのように。
死体の対面に当たる場所に腰掛けながら、牛乳の入ったグラスを掲げている。
気づけば死体も血反吐も消えている。
美しきウェインライト、再び牛乳に口をつけた。
リターン・トゥ・ザ・シロヒゲ。
■綾瀬音音 > (――死んでいる。
店員にお好きな席にどうぞー、と言われさてどこに座ろうかと思案しつつ店内を進んでいる所で、うっかりと目にしてしまった)
あ、あの、大丈夫ですか……?
(誰も気にしていないような気がする――少なくとも店員は――席に近寄り戸惑い気味に声をかける頃には、今しがた見えたきれいな死体も血も無くなり、普通に白ひげをつけている先ほど死んだはずの麗人が居るのみである。
あれ? と首を傾げた。
彼の美貌をしげしげと見やる。なるほど、見れば見るほど美人である)
■ウェインライト > 「大丈夫?」
声をかけられれば、そちらの方へと視線を向ける。
かつて見るだけで万人を蕩けさせた絶世の美。
歩く最悪の災厄、ウェインライト。
目を欠け月のように細めて、自分の唇を撫でながら艶然とした笑みを浮かべて。
――依然口元に白髭がついていなければ、とんだ場違いのような振る舞いだったが。
「やあ、ミス。ご覧のとおり僕の美には些かの曇りもないよ」
そう言いながら、両手を広げて更に笑みを深くした。
まるで君を歓迎しているかのように。
■綾瀬音音 > (視線を向けられて、一瞬固まった。
美しい、と言う言葉がここまでに合う人も中々いないだろうし少なくとも自分は見たことはない。
少しばかりボーっとしてしまう。
指先を追うように視線を向けた先には艶やかな笑みを湛える唇。
思わず赤くなって首を振った。
――私には、心に決めた人がッ。
と思い出したのは、白い髭のお陰かもしれない、違うかもしれない)
あ、ええと――それならいいんですけれど……。
(この彼か彼女か曖昧な、否性別などどうでもいいような美貌の麗人の仕草に引き寄せられるように、彼の向かいに腰掛ける。
まだ少し顔が赤い)
……そうですよね、こんなに綺麗な人初めて見ました……
(確かに、一点の曇り、無粋のない美貌。
声も綺麗だなぁ、なんてぼんやりと思った)
ご案内:「カフェテラス「橘」」に神崎 聖さんが現れました。
■神崎 聖 > 見覚えのある人物がテーブルに座ってるのを見かける…
そして見覚えのない人物がその人と話している…。
さて…どうしようかな?
相席でも求めてみようかな?
「すみません。相席いいですか?」
私はその見覚えのある人物に声をかける。
相手側も見覚えがあるのは思い出すのに時間はかかるかもしれない。
あの当時とは変わりすぎてるからな。
■ウェインライト > 「当然のことさ、ミス。なにせこの僕が美しいというのは世界の真理にほかならない。
僕は最も優美で最も華麗なウェインライト。
――ふふ、この僕の美しさを理解できるとはなかなかブリリアントな感性だね」
さも当然というように。だが誇らしげに片目を閉じる。
己が美しいのは当たり前のことだ。讃えられて然るべきとすら思っていた。
メニュー表を新たに出会った少女に差し出すと、新たにかかった声に視線を向ける。
「ああ」
軽く舌を出して唇を濡らす。足を組み、腕を組み。融かすような瞳を向けて。
「君か。久しぶりだね」
美を追求するもの。ウェインライトの持つ審美眼はなおも健在であった。
相席を求められれば、対面の少女次第で受け入れるだろう。
「僕は構わないが、ミス。君はどうだい?」
■神崎 聖 > 「ええ、久し振りです。」
笑顔でそう返す。
覚えていたか。
少しうれしい気がする。
私自身のデータは崩壊時に足取りをつかまれないように
いろいろ消してあるので自分の立場すら消去してある。
■綾瀬音音 > 世界の真理、ですか。
……いや、実際綺麗すぎて吃驚するぐらいですけど。
……ブリリアントな感性……。
(よく分からないが褒められた事に気づいて、また頬が赤く染まる。
いや、だから私には大切な人が(2回目)
少し俯きながらメニューを手にとって、チーズスフレと紅茶を頼み)
……あ、どうぞ。
お二人はお知り合いですか?
(相席を求められれば快諾した。
1人だと自意識が飛びそうな勢いだったのだ。
二人の言葉を聞けば知り合いなのかと首を傾げた)
■神崎 聖 > 「ええ、まぁ。」
笑顔でそう返す。
そして了承を得られたので私は席に着くことにした。
そして私も…
「あ、私そこの人と同じので」
チーズスフレと紅茶を頼むことにした。
■ウェインライト > 「なに、深く考える必要はない。ありのまま、美しい様を受け取ればそれでいいのさ」
頬を赤く染める少女に対しては、少し顔を寄せて笑んだ。
「僕の美しさを理解できるミス。名前を聞かせてくれたまえ」
まるで声だけで相手を撫で上げるように、優しげな囁きを口から漏らす。
相手の返事が聞ければ、そのまま身体を戻して手で新たな来客、知人を示して。
「僕は復学組でしばらく不在だったのだけれど。
その以前からの知り合いというわけだね」
見たものは忘れない主義だ。遠い遠い記憶の隅に追いやることはあっても。
こと、彼女は印象的だったといっていい。なにせ――。
「おっと。僕もミルクのおかわりを」
白髭をつけながら、なおも注文する。これで三杯目である。
■綾瀬音音 > ―――ええと、はい。そう、ですね……。
――――――ッ!?!?
(まだ顔を染めていたが、まあそういうものなのだろうと納得した所で、寄せられた顔。
思わず仰け反るようにして身体を少し離したが、囁かれた声の甘さに真っ赤になる顔。
唇が、わなわなと動く、それから絞り出すように)
綾瀬、音音です……
(と、真っ赤な顔のまま告げた)
そうなんですか……。
じゃあ今はそちらの方のほうが(と神崎を指して)先輩なんですかね。
(と、そうこうやっている内にチーズスフレと紅茶が2つ、ミルクのお代わりがやってくるだろう)
■神崎 聖 > 「ええ、まぁ。」
以前の彼女…もとい聖はいろいろな姿を持つ…。
まるで鏡のような美しさもあったのだろう…。
「しかしそちらもお元気そうで。」
笑顔は変わらず。
「音音さんね。どうぞよろしくお願いいたします。」
名乗っていたので聞いてた私は…
「私は神崎 聖。どうぞよろしくおねがいしますね。」
そう返す。今では本名を名乗っても大丈夫だろう。
■ウェインライト > 「綾に映る瀬に音が重なる……といったところか。
さざなみのような美しい響きだね、ミス綾瀬」
真っ赤な顔を愉快がるように悪戯っぽく肩をすくめるが、
その名前に対する賛辞は本物だ。
瞳だけはただ"真剣な笑み"を浮かべている。
「僕の美は些かの衰えもない。つまり元気ということになるのかな?」
「先輩。先輩か。なるほど。僕は永いこと一年生だったから、確かに先輩ということになる」
■綾瀬音音 > ああ、はい。
こちらこそよろしくお願いします、ええと……神崎さん。
(歳が近いなら大抵はちゃん付けな自分であったが、何となく丁寧な雰囲気に飲まれて苗字にさん付け、おまけに敬語になった。
色々と調子が狂っている)
……そんな事言われたのは初めてですよー。
うん、ありがとうございます……って、誂ってますか
(褒められれば真っ赤なまま。褒められれば嬉しそうに笑うが、誂ってるような仕草には――やっぱり笑みが浮かんだままだ。
麗人に褒められて嬉しくない人はいない。
たとえ愛する人がいてもだ)
―――――。
へー……なんか成績もすごく上位で飛び級もしちゃいいそうなのに。意外ですねー
(二人の笑顔の応酬を見守りつつ、なんか深い関係――恋人とは限らないだろうけど――なのかなぁ、とスフレに口をつけつつ邪推しながら。
ウェインライトの長年一年生の発言には心底意外そうに告げた。
イケメン(仮)は完璧超人だと勝手に思い込んでいたからだ)
■神崎 聖 > 「まぁ、人それぞれですからね。私と同学年でも年上の人だっていますし。」
「(進級できない都合もあるんでしょうけどね…。)」
多分それはウェインライト自身が知ってるかもしれない。
そうしてスフレに口をつけつつ…。
「どうかしました?私の顔に何か?」
なにか感じたのか音音に聞いてみる。
■ウェインライト > 「なに。入学してすぐにトラブルがあったからね。それからずっと一年生さ。
ようやく復学と相成ったのだけど、事実上、次に受ける授業が僕のここでの初の授業となるのかな」
当時のウェインライトの暴虐を知るものであれば、それも納得の話だ。
ただ喋り、ただ手を動かすだけで教室を破壊するという騒ぎ。
そんな状況で単位を習得できるわけもないし、
ロストサインに所属してからはなおのこと。
最終的には"死んで"いたのだから進級などできるわけがない。
「だから僕が良い成績かどうかはこれからはっきりすることさ。
なに、僕は何事においても美しい。無様な点は見せないよ!」
そんなことを言いながら己が身を掻き抱くようにしなを作る。
余程の自信か、笑みは崩さない。
■綾瀬音音 > (神埼の質問に、二人の顔を見比べてから。
ええと、と少しばかり気恥ずかしそうに。
邪推しているのが解っているからだ。
まあ、歳相応の好奇心とも言えるが)
……お二人は、なんか深い関係、ですか?
いや、恋人かなって思った訳じゃないですよ?
ほら親友とか戦友とか。
(と、正直に告げて、二人を見比べた)
……そうなんですか……。
トラブルって恋愛関係……あ、なんでもないです
(ロストサインについては入学後と白崎からちらっと聞いたことが有るくらいでよくは知らない。
しかも目の前がそのマスターの1人などと気づくわけもなかった)
あははは……じゃあ、次の定期考査が楽しみですね。
上位に食い込んでるの、楽しみにしてますね
(と、しなを作る様子を微笑ましく見つめつつ。
このくらい美人なら自信家なのは見てて気持ちが良いくらいである)
■神崎 聖 > 「まぁ、そんな感じですね。」
笑顔でそうかえす。
神崎自身もロストサインであるが…
こちらも多分気付けないかもしれない…。
所属当時のデータなどは抹消されているので…。
「期待してますよ。」
笑顔でウェインライトに言う。
■ウェインライト > 「ふむ。いや、それほど深い仲ではないよ。ただ、確かに戦友とは言えるかな。彼女もトラブルの関係者でね」
別にロストサインの元マスターであるということは微塵も隠すつもりはない。
ただ、ほんのたまたま口に出していないだけで。ちょっとつつけばすぐポロっと喋る。
なにせこのウェインライト、1mm足りとも己の美しき生涯を恥じていない。
「ああ。君たちはただ僕の美しさに目を輝かせ、その偉大さを讃えていればいいのさ!」
感極まって、口元に触れ。ぬるりとした感触。
「……ん?」
ようやく、気づいた。その白髭に。
「…………これ、もしかしてずっとついていたかな?」
■神崎 聖 > 「うん、ついてたついてた。」
あえて言わなかった。その方が面白かったから。
昔からあえて面白い事はほっておいたり
弄ったりするような意地悪女だったからだ。
■綾瀬音音 > (当然ながら、相席している人二人がロストサインだなんて微塵にも思っていない。
だってここはただのカフェなのだ。
特異点と言われているらしいが。
つつこうにも知らないし解らないしなので、今のところ直接突くことはない)
(二人の言葉を聞いて、見比べる。
――片方がそんな感じ、もう片方はそうではない、と言う。
然し戦友とのことなので、恋愛関係とは違うらしい。
いったいトラブルとは何なのか。興味は湧く)
風紀とか公安関係でトラブルを解決した―とかですかねぇ……
(と、何となく思ったことを言ってみる。実際は解決された側だが、知らないので呑気なものだ)
あはははは……楽しみにしてますね!
目指せ一位……って、ええ、まあ。付いてましたね。
(誰も指摘しなかった白ひげ。
それにこっくりしっかり頷いた。それがなかったら多分自分は踏み込んではいけない領域に――いや、流石にないだろう)
■ウェインライト > 「風紀。公安。まあ確かにそれに関しては当たっているね。
ただ僕はどちらかというとトラブル側で、ロスト――」
しゃべっているうちに、指摘が響く。
指先にはぬるりとした白い液体。
「うむ……そうか……ついてたか……」
その事実に深刻そうに声を漏らすウェインライト。
いついかなる時でも、その美しさを保たなければならない。
真っ白な髭がついていたのなら、どうすればいいか。
………………。
燃え尽きたぜ、真っ白にな――。
#死因・木を隠すなら森のなか
■神崎 聖 > 「………。」
口軽いと思っている。ロスト…まで言いかけたからだ。
「ウェインライトさんは犠牲になったのです…白髭のね…。」
お前は何を言ってるんだって言いたくなるようなセリフを言う
聖の姿もそこにあったのだ。
「しかし音音さんも人が悪いね。」
笑顔でそういう。私はあえて指摘しなかったが
音音さんも何故指摘しなかったのか。
■綾瀬音音 > え、ロスト――?
――――――。
って、やっぱりこの人さっきも死んでたの!?!!?!?!
(なんかすごく重要な言葉が聞こえた気がする。
のに。
目の前の麗人は真っ白になって力尽きてしまうのである。
しかも死んでしまってると来た。
たかが白ひげくらいで!!
驚いて目を見開いてからゆっさゆっさと揺さぶろう)
え、だってほら。
あまりに綺麗だから白ひげ位ないとくらっときそうじゃ無いですか
(ゆっさゆっさしながらあっさりと告げた。
自分にはこころに決めた人がいるのだ、ここでクラっと来る訳にはいかない、そんな使命感)
■神崎 聖 > 「あ、大丈夫ですよ。」
聖は凄く冷静にそういう。
「すぐに蘇りますから。」
もはや日常のように言っておく。
つまり絶対安心という訳だ。
「というわけでそんなにあわてなくてもいいです。」
そう言って呑気に紅茶を飲む。
■ウェインライト > がっくがっくと揺れる首はなんかあかん感じに折れ曲がっている。
しかし安心してくれたまえ。ウェインライトの保有する"狂い時計"は良い子も安心全年齢仕様。
怪しげに折れ曲がる首から上は、怪しげなモザイクがかかって隠されている!
――二人が彼の美とヒゲの在り方に議論していると、その意識の間隙にフィンガースナップの音が鳴り響く。
ほんの一瞬。死体から意識がそれた瞬間。
響き渡る音とともに。
いつの間にかそこに居て/まるで最初からそこに居たかのように。
残された最後の一席にウェインライトが腰掛けていた。
「ふふ、この僕の美が失われることは実に恐ろしいことだが、
そんなに熱い抱擁を受けていたらこちらもいささか照れてしまうよ」
何事もなかったかのように、泰然とした笑みで水を飲んでいた。
■神崎 聖 > 「ね?」
音音にそう言う。
「というわけで、気にしなくてもいいです。」
あっさりといい。
「あ、店員さん。紅茶おかわりで」
呑気におかわりを注文するのであった。
本当に呑気だ。
■綾瀬音音 > 大丈夫……なの? これって。死んでるけど……。
よみがえる……でも死んだら大変じゃないですか!
(そういう異能なのだろうか、だが目の前で人? が死んでしまって冷静でいられるほどこの少女はまだスれていなかった。
たとえモザイクがかかっていても、死は死である――
と反論した所で響く乾いた音。いつの間にか死体は消えて、当然のように最後の一席にいた)
――――わ!!!
(正直にびっくりしつつ、瞬き数度。
交互に神崎とウェインライトを見比べて――それから、はぁ、と息を吐きだした。
溜息というよりは気分を入れ替えるためだ)
なんかもう、美しいって凄いんですねー……
(脱力したように椅子に凭れ掛かって、冷めた紅茶を飲んだ)
■ウェインライト > 「はっはっは! 最近こういう体質になってしまってね。
だが、それでも僕の美に陰りはないし、これはこれで悪くはないさ」
己の隆盛は消え失せ、そのかわりに刻まれたのはかつて争いあった男たちの決死だ。
あの生き様は美しかった。漏らす息も感嘆としたもので、そこに憂いている様子はない。
「すごいだろう? 多くの欠点は見逃しされている美点だと僕は思っているよ」
脱力した彼女に対して一度指を鳴らすと、そのままの勢いで立ち上がる。
「さて、そろそろ僕は行くとしよう。
ミルクの補給は出来たし、ここの空気も存分に楽しんだ」
アデューと最後に告げて、踵を鳴らし歩み去る。
清々しい風のような、そんな歩み。
金の髪を揺らし/靴音を響かせながら。
会計で彼女たちの分の代金まで支払うと、最後は手だけで別れを告げる。
また会う日まで。その背にはウェインライトの笑んだ口元が浮かんでいるようだった。
ご案内:「カフェテラス「橘」」からウェインライトさんが去りました。
■神崎 聖 > 「ええ、また会う日まで。」
そういってウェインライトを見送るでしょうか。
「まぁ、こんなノリの人ですけど、
どうぞよろしくお願いします。」
笑顔で貴方にそういう。
紅茶を飲みほして…。
「あ、店員さん3杯目お願いします。」
また飲むか。
■綾瀬音音 > …………………そう、何ですかー……
(なんかよく分からないが、本人は満足しているのできっとそれでいいのであろう。
まあ、確かに彼の美に曇りはないが、モザイクが掛かってはその美をその間は見せれないんじゃないかな、ってちょっとだけ思いつつ)
凄いっていうか――いえ、凄いって言うしか無いですよね。
(然しながら何度も死んで本当にいいのか、本当にいいのか。問い詰めたい気分だが、立ち上がり去りゆくウェインライトの姿。
伝票をしっかりと持っていかれれば、やっぱり格好良いんだよねぇ、と思いつつ)
じゃあ、また
(と背中に頭を下げた)
なんか……綺麗なのに勿体無いですよね―……
(よろしくの言葉に頷いて。残っていたスフレを突っつきながら)
そう思えば、もうあの人いなくなっちゃったし、結局どうゆう関係だったんですか?
(と、乙女会話などをしようと持ちかけるのである。先ほどのロスト――発言はすっかりショックで忘れているようだ)
■神崎 聖 > 「まぁ、戦友って感じですね。」
そうあっさり言いのける。
ロストサインについては口をしない。
私は口は軽くは無いのだ。
「たしかにもったいないですよね。」
笑顔でそう返す。
聖自体も相当綺麗な方ではあるが…。
■綾瀬音音 > 戦友……本当にそれだけです?
(と。あっさりと言われればつまらなそうに唇を僅かに尖らせた。どうせなら秘めた恋とか出てきて欲しい、そんな気配)
ですよねー。
神崎さんもきれいな人だからお似合いだなーって勝手に思ったんだけどなぁ……
(本当に勝手な話ではあるが。なんか親しそうだったし、とか付け足して)
■神崎 聖 > 「ええ、それだけです。
残念でしたね。」
笑顔でそうかえす。
「逆に聞きますが、好きな人でもいるのです?」
そう、聞き返す。意地悪そうに。
■綾瀬音音 > ほんっとうに残念ですよ。
だってどうせなら戦場を一緒に駆け抜けて愛が芽生えて……みたいなお話聞きたくありません?
(と、言ってはいるが、そこまで残念そうではない。
無いならないで仕方がない、そんな感じだ)
私が言うのもなんですけど直球で来ましたね。
……いますよ、1人
(と、ウェインライトに対して頬を赤らめていた時は全く違う雰囲気で頬を染めつつ、照れながら言った)
■神崎 聖 > 「ほほう?誰かな?」
さっそく食らいついた!
まるで魚のように!
「あ、店員さんおかわり。」
またまたまたであった。
こいつどれだけ行くつもりだ。
■綾瀬音音 > やー、多分知らないですよー。
学校広いですし。特別格好いいわけでもないですし。
……大好きだけど。
(等とのろけつつ。
訊かれてないので名前までは言わない。
自分も紅茶のお代わりを頼もうか)
そう言う神埼さんはさっきの人は兎も角、そう言う人いないんですかー?
(と質問を返そうか)
■神崎 聖 > 「ん?いませんよ?」
そう簡単に返す。
「ラブレターとか渡されても読みませんしね。」
渡された事はあっても、読むことはない。
「ラブレターと言えば、自分で渡せる人はいいのですが、
自分で渡さずに好きな人の幼なじみとかに中継させるのは
個人的には駄目ですね。」
そして語り始めた。
■綾瀬音音 > いないんですか……
(残念そうに眉を下げて紅茶を飲みつつ)
ラブレターは読みましょうよ、多分その男の子一生懸命書いたんだと思いますよ?
……それは何となく解りますね、どうせなら自分で行ったほうが絶対好感度上がるのになーって思いますし。
私もでも多分それはしない、かなぁ……
(そんなラブレター論にあっさりと乗った。楽しそうだ)
■神崎 聖 > 「うーん。じゃあ次からそうするかな?」
読むことにしますか。
「で、させておいてちゃんと渡したのに、
相手が私のように、読んでない場合は、ちゃんと渡したのかと
因縁つけて、渡させるように仕向けた人の悪口を言うのですよね。」
ラブレター論は膨らむのです。
■綾瀬音音 > そうしてあげてください……。
神崎さんにとっては沢山のうちの一人でも、相手にとってはたった一人の人なんですから。
(と人差し指を振りつつ。
自分だったら読まれないでゴミ箱行きはすごく悲しい)
なにそれ最低じゃないですか。
そんなコトするな最初っから自分で渡せばいいんですよ。
まあ――直接渡してない時点で、ちゃんとお返事貰えると思うほうが間違ってますよね……
(意外な所で知った恋のあれこれ、それに力説しつつ)
■神崎 聖 > 「大丈夫。捨ててはないですよ?
すこしかさばりはしますが。」
そう笑顔で返す。
「で、私はその現場をたまたま見てしまいましてね。
で、相手にいってやったのです。」
笑顔で…
「自分で愛を伝えられないやつは死ねばいいっていってやったのです。」
笑顔は変わらずそういう。
■綾瀬音音 > それならちゃんと本当に読んであげようよ?!!
(ゴミ箱行きではないのに安心したものの、なら尚更読んで欲しくなってしまう。
思わず突っ込んだ)
うああああああ……そんな場面に遭遇するのも凄いと思うけど、神崎さん結構キッツイなぁ……。
でもやっぱり自分の言葉で伝えたほうが良いですよねー。
自分で伝えられないのが死ねばいいかは兎も角
(まあ、ちょっと過激な気はするが、言いたい気持ちもわからないでもないが。
然し、その男子生徒(もしかしたら女子かも知れないが)にちょっとばかり同情もした。
好きな女の子から死ねとか、きつすぎただろう)
■神崎 聖 > 「あ、私が見たのは女の子が女の子を虐めてた何処かな。
そういったら、逆上してね。刃物で切りつけようとしたのよ。
私が生徒会の人間か知ってか知らずかは」
いきさつを話すようです。
しかし、よくありそうな話だ。
■綾瀬音音 > そうなんですか。まあ、女の子から告白されても可笑しくない感じはします
(別に同性愛に偏見はない。のであっさりと)
うわあああああ……なにそれ怖い。
自業自得だと思うんだけどなぁ……その女の子
(可哀想な気はするけど、刃物は不味すぎる)
大丈夫だったんですか? 切りつけられそうになっちゃって
(生徒会の人だったんですねーとまじまじと見て。
委員会系の活動はに詳しくないので、全く解らなかったようだ。
既に話に聞き入って、まじめに聞く体勢になっている)
■神崎 聖 > 「で、私を切りつけてきそうになったのはいいけど、
私を切りつけようとした瞬間、切りつけようとした奴が…」
紅茶を飲み…
「逆に切りつけられてたのですよ。
そしたら、もう一人の虐めてた方が、
私に異能で攻撃してきて…。」
ティーカップを置く。
「そしたら、そいつは自らの異能で倒れた。」
さて、どういう事かは大分読めるはず。
相手の力を跳ね返して利用したのだ。
■綾瀬音音 > …………………………。
(話を聞いて、黙りこくった。
まあ、何となく話は解った。
彼女の能力が、反射系の能力なのだろう。少なくともそう思った。
だが、怪我をした女子生徒達はどうなったのだろう。
――面白おかしく聞いていたが、良く考えれば楽しい結末が待っているわけでもなかった、と今更に思う。
そこまでしなくても、とは言えない。
自らの身を護ることは重要なのだ)
無事だったんですか、3人共
(少しだけ渋くなったように感じる紅茶を口にしながら、ポツリと聞いた。
今はそれが一番気になって仕方がない)
■神崎 聖 > 「うーん…。無事に虐められてた子は礼をいってくれましたね。」
虐められてた子は無事でした。
「残りの二人は…あれ以降…変な何かに目覚めてね…。」
少し息を飲む。
「私の事をつけ回すのよ。それは憎悪じゃなくて
まるで虐められて欲しいが如く。逆に怖い。
おねえさまー私を虐めてくださーい!とかなじってくださいとか。」
恨みをぶつけられるならまだしも。
ここまでくると怖い。
■綾瀬音音 > ああ、それは良かった……。
(それには心底安堵した。無事なら一番いい)
………変なの……?
(合わせて思わず此方も息を呑んだ。
じっと見つめていたが、告げられた内容に、思わず脱力した。
本日二回目である)
い、いや……うん、それはそれで……ほら。
放置プレイとかても喜ぶかもしれないですよ……。
まあ、でも、神崎さんは迷惑かもしれないですよね……。
(思った以上に幸せな? 終わり方で良かった、でも果たして本当に良かったのかとは思いつつ。
まあ、怖いだろうなぁとは思ったが、少しばかり笑ってしまった。
さて、伝票を持って立ち上がろう)
いい話も聞けましたし、そろそろ戻ります。
(色々あったが――死者とかでたし――楽しい時間だった、笑って告げよう)
■神崎 聖 > 「ん?そろそろいくの?」
私も伝票持ってレジへ行く。
「こちらも楽しかったですよ。
私が生徒会幹部になった暁には誘いたいですね。」
笑顔でそういう。
「近々、そうなる予定でしてね。」
お金を支払うでしょう。
しかし、紅茶を飲みすぎである。
■綾瀬音音 > うん。いい時間だしね
(もっと話していたい気がするが、時間だ)
ああはははは……生徒会役員になるにはちょっと役不足ですよ。
そもそもアレって何してる委員会なんですか?
(風紀や公安より何をしているかわかりにくい。
そんない印象の委員会な生徒会)
てか、幹部って凄いですねー、頭良くないとなれないっていうのに――
(等と言いつつ、レジで支払いを済ませてその場から立ち去ろう。寮に戻るなら一緒に、違うならここで別れだろうか。またお話しましょうね、なんて告げつつ――)
ご案内:「カフェテラス「橘」」から綾瀬音音さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から神崎 聖さんが去りました。