2016/11/25 のログ
雪城氷架 > ナイフで一口大に切って、頬張る

やわらかい
まるでスフレのような食感

元々パンケーキの類が好きなのもあるけれど、
ここのは特に美味しいなと再確認する

味はあっさり目で食べやすく、
二口目はシロップを掛けてみるとまったりとした甘さ
一緒に添えられたフルーツも瑞々しく美味しい

一人で食べているのでなければ、もっと美味しかったのかなと
それだけが残念ともいえる

雪城氷架 > 「ふぅ」

コーヒーを頂き、ホットケーキも平らげて、すっかり身体は温まった
自分の体温だけでなく周囲の気温も思い通りだったことに慣れきっていて、
新鮮といえば新鮮、なんだか一般人に戻ったような気がして

「…あれ」

何か、違和感を感じる
何かいつもと違うような……

ご案内:「カフェテラス「橘」【常世祭期間中】」に有賀 幸作さんが現れました。
有賀 幸作 >  
「いや、待て、待ってくれ!」
 
 その声色は困惑混じり。その有様は狼狽しきり。
 黒髪の癖毛を振り乱し、ずり落ちた眼鏡を掛け直しながら、曖昧な苦笑を浮かべる男が一人。
 そして、その男に詰り寄るは、祭の喧騒に似つかわしい、派手な格好をした女生徒。
 ハロウィーンともメリィクリスマスともつかない、可愛らしくも扇情的な格好をしたその女生徒は、しきりに男に笑顔を振りまく。
 しかし、その笑顔は一目で欺瞞と分かる、いわゆる営業用の作り笑顔。
 それが証拠に、手に持つビラは風紀及び公安規定ギリギリの如何わしい部活動のそれ。
 是非に是非にと突き出されるそれを両手で躱しながら、今にも転びそうな後ろ歩きで、カフェテラスの前を通る。
 

雪城氷架 >  
「ん」

そんな違和感を吹き飛ばすように
丁度目の前、ガラスの向こうに慌しい様子を見せる男性

若…くは見えるけど学生ではなさそうだな、なんて

そんな様子を頬杖をつきながら青い瞳が追いかける

町中はこの時間はお祭り騒ぎ
羽目をはずしているの男も女も同じかな、なんて

有賀 幸作 >  
 頬杖少女の視線の先で、狼狽極まる男の足は千鳥足。それ追う女生徒の笑顔はどこか空恐ろしい。
 男は、宛ら獣に追われる様に後足で後退を続け、終いにカフェテラスの窓際、その壁に背をぶつけ。
 
 その時、ふと、硝子越しの蒼い瞳と、目があった。
 そして、その次には、下手糞な笑みを浮かべ。
 
「!? あ、あああ! な、なんだ! 君! 先についていたのか、待たせてしまったな!」
 
 そんな棒読みながらも必死という奇矯な台詞を、男は口から吐き出していた。
 

雪城氷架 > 「(へ?)」

ガラス越し
相手が何やらこちらに妙な笑みを向けて言葉を

─半分も聞き取れなかった

ガラスの向こう側だものね

「…?」

頬杖をついた姿勢のままきょとんと目を丸くする
なんだろう、何かをこちらに言っているのはわかるけれど

有賀 幸作 >  
 硝子越しの窓の向こうの状況など男も知る由も無く、一先ず目を丸くした少女を見て「困惑した」とだけ取り。
 
「い、いやぁ、すまないすまない、本当に待たせてしまった。
 ほら、そういうワケで私は待ち人がいてだね、は、はははは」
 
 咄嗟の言い逃れにしては下の下も良い所であったが、ビラを握った女生徒が硝子越しに頬杖をつく少女を一瞥すると、舌打ちをして去って行く。
 恐らく、容姿を見ての舌打ちであろう。
 理由は如何あれ去って行った女生徒の後ろ姿を見送り、男は安堵の溜息を吐いた。
 そして、振り向いてまたしても下手糞に笑う。
 
「……いや、助かった。すまなかった、赤の他人だというのに斯様な事に巻き込んで」 

 当然、窓越し、硝子越しに。
 

雪城氷架 >  
そこまで見てようやく事態が飲み込めた
客引きやビラ配りから逃げる為に利用されたということだろう

まぁ確かにしつこい様子だったし

外に聞こえるほど大きな声で声をかけるのも店内では躊躇われて、

入ってきたら?
と、ちょいちょいと手招きをするのだた

有賀 幸作 >  
 手招きを見て、男は窓越しに引き攣った様に笑う。
 そして、入り口から回り込み、少女の対面に大儀そうに腰を下ろした。
 相当、疲労困憊していたらしい。

 しかし、店内に入って一息つくと、男は店内のその静けさに僅かに眉を顰めて首を傾げ。
 同時に、先程の少女の困惑した顔を思い出して、さらに笑顔を引き攣らせた。
 
「あー……いや、その、もしかして……何も聞こえていなかったのかな?」
 
 今更ながらその事実に気付く。
 

雪城氷架 >  
「ガラス越しだぞ、一部しか聞き取れなかったよ」

店内に入ってきた男性に苦笑を返しつつ、そう答える

「なんか大変そうだったから、いいけど」

店員にコーヒーのおかわりを頼みつつ、ついでに何か頼む?と振ってみる

有賀 幸作 >  
「ま、全く以て御指摘通り……硝子越しではまぁ、そうなるよなぁ……!」
 
 赤面しながら頭を抱え、唸るように呟く。
 硝子の遮音性能はそれこそ、現代人なら概ね誰でも知っている事である。
 それにすら咄嗟の狼狽で失念して、良い大人があのような醜態を晒したと思うと、男からすれば穴があれば入りたいような気持であった。
 
 唸りながらも何とか店員には「自分も同じものを」とだけ頼み、大きく溜息を吐く。
 
「となると、一部始終見ているだけで判断してくれたというわけか……君の洞察眼にまずは感謝だな。
 いやぁ、実際、全く大変だった。無視するのも何だと少し話してしまったのがいけなかったのかな……」
 
 言いながらずり落ちた眼鏡を直して、思案顔である。
 

雪城氷架 > 「こーゆーお祭りの最中だと、違反部活スレスレの連中も出てくるからな。
 男なんだし、女相手だからってそういうのはハッキリ言わないとダメだろ」

スパスパとした物言い
見た目とはまるで裏腹な口調と態度で少女は言葉を返してゆく

「で、先生ってわけじゃないよな。
 全校集会とかでも顔見たことないし」

有賀 幸作 >  
「そんな、竹を割ったような物言いが出来ればこうはなっておらんよ!
 ……いや、それこそ、偉そうに言えた事ではないが」
 
 溌剌と喋る少女とは対照的に、蓬髪眼鏡の男は背を丸めて斯様に溜息を吐く有様。
 強引な違法部活擬きの勧誘に引っ掛かるのも、至極当然と言える。
 
「え? あ、ああ、そうだ、自己紹介もまだだったな。
 私は研究生だ。有賀幸作という。
 本土からの出向で、今は此処の図書委員会の世話になっている」
 

雪城氷架 > 「ガラス越しの女の子を逃げ道に使うのも結構勇気いると思うけど?」

一転、にししっと人懐っこいような笑みを浮かべる
続いた言葉には少しだけ驚いたような納得したような表情を浮かべて

「あー研究生、通りでトシ行ってるなって思ったんだけど、先生じゃなさそうだし。
 まぁ老けた学生もいるけど制服も来てないしさ、あ、私は雪城氷架、
 一応学生で二年生、氷架でいいよ」

明け透けな自己紹介を終えて、再びカップを口に運ぶ

有賀 幸作 >  
「あ、あれは、それこそ全く気が動転していて……!
 ……いや、まぁでも普段は出来ない事も窮すれば出来るのだからなぁ。
 窮鼠猫を噛むとは、ああ言う事も言うのかもしらんな……ははは」
 
 少女こと、氷架の笑みに、男こと、幸作も笑い返す。
 先程よりは幾らか楽そうに笑いは、氷架のそれに釣られたのやもしれない。
 
「しかし、歳が行っているとはまた中々に傷つく言葉だな……これでもまだ、たったの二十五だぞ?
 いや、華の女子高生からすれば、それも歳が行っているというような範疇か……?」
 
 丁度、店員が運んできた珈琲に口を付けながら、首を傾げる。
 

雪城氷架 >  
「25?いやもうちょっと若く見えてたけど、
 でもまぁほら、結構しててもおかしくないトシだし」

うん、と自分の言葉を肯定するように頷いて

「やっぱり私から見ると大人に見えるよな」

手元でぬくいカップを遊びつつ、首を傾げる様子を再び面白げに笑った

有賀 幸作 >  
「へ? 若く? は、はぁ、そ、それならまぁ……うん」
 
 笑みに合わせて首を傾げる。
 若く見られるのは良いような気がしないでもない。
 いや、歳よりも子供っぽいと言われているのかもしれないが。
 
「まぁ、大人か否かといえば、そうだな……。
 雪城さんとは義務教育で先輩後輩に成れん程度には歳の差があるからな。
 そこまで歳の差がある少女に泣きついたと思うと全く笑えん話だ」
 
 先ほどの醜態を思い出しながら、はぁ、と大きく深く溜息を吐く。
 成人男性としては余りに情けない。
 

雪城氷架 > 「うん、だからそのへんは男らしくしっかりしないとな」

情けない、とため息をつく様子にそんな言葉を投げかける様子はまるで立場が逆である
嫌味のない笑みから、悪い感情が篭っていないことは伝わるだろうけれど

「そういえば研究員って行ってたけど、
 何の研究してるんだ?やっぱり異能関係?」

ふってわいた疑問をそのまま言葉にして投げかける
この島には色んな研究を行う人間がいるのだろうけれど───

有賀 幸作 >  
「それについては、正に返す言葉もない……」
 
 明るく、真正面から何の嫌味も無く言われるが故、深々と突き刺さる言葉の刃。
 嘘偽りが無いと分かるからこそ、痛烈に響く。
 故、問われれば、正にそれこそ渡りに船と話題に喰いつく。

「あ、ああ、まぁ、そんなところだ」

 この話題転換すら、氷架の気遣いなのだとすれば、大凡、幸作は何から何までこの少女の世話になりっ放しと言える。
 
「異能やら魔術やらの汎用化。ようは、社会にどう生かせるかという応用を考える研究をしている。
 社会学方面からのアプローチであるからして、専門のそれとはまた違うがな。
 ようは、研究成果の研究というか……上澄みを掠めるのが仕事だ」
 

雪城氷架 > 「汎用化…社会にどう活かせるか、かぁ……」

へえ、と肩を竦めた

ちょうど、自分が二年の中ほどから突き当たっている問題の部分でもあった

「私も異能者、なんだけどさ。
 とーぜん気味悪いっていじめられて、この学園に来て、
 それで異能の力をやっと自分のものって思えるようになったんだけど…。
 この先、どうなるかっていうのがやっぱりわかんなくってさ。
 社会で活かせる…そういうのがあったらいいよなぁ……」

学園を出た後の目標といえるものが漠然と、形にならずにいる中、
そういう研究をしている人がいてくれるというのは、少しだけ心強いものを感じた

有賀 幸作 >  
「ほう……それはまた、苦労したんだな」
 
 今までの氷架の言動からすると、幾らか弱気なその言葉に、幸作も眼鏡を掛け直す。
 異能者と魔術師がそれこそ山程いるこの常世学園だ、氷架が語ったような境遇は少なくあるまい。
 だが、だからこそ、今こうして明るく話している少女の笑顔が生半可な努力で象られたものでは無いと知れる。

 異能者に対する加虐は概ねに於いて度を越える。
 それは、異能という力への畏怖故に行われる排斥であるからだ。
 畏怖に駆られた人間の度を越えた行い程、残虐な物は無い。

 それらも乗り越えた先に、氷架のその笑顔があるのだと思うと……幸作からすれば、居た堪れないと思ってしまう。

「安心すると良い、等と言えればいいが……。
 そんな気休めは為にならんと言いきれてしまうのが、大人としては中々に辛い所だ。
 異能研究も魔術研究も、まだまだ発展途上だ。
 この先の未来がどうなるかは、我々にも分からない。
 それ専門で研究を続けている奴らにも、きっとわかってないだろうさ。
 だけどな」

 珈琲を一口啜ってから、下手糞な笑顔を浮かべる。
 
「だからこそ、社会に活かそうと考えてくれる限りは、きっと雪城さんのその考えに呼応する誰かは、現れ続けるだろう。
 分からないのは、みんな同じであるからな。
 それこそが、その行為自体が、社会に力を活かすことに……なるのではないかな」
 

雪城氷架 > 「氷架でいいって」

まずは呼び方に苦笑を返す

でも、続きの言葉に対して少しだけ快活でない、
年頃の少女の不安が混じった、複雑な表情を浮かべる

「力を隠し続けて、普通の人として生活するのもありかなってたんだ。
 けど私、いまいち取り柄がなくってさ。
 だから、そのさっきのは希望の言葉に聞こえたんだよ」

言いながら、再び笑顔を作って
真面目な話になってしまったのを誤魔化すようにコーヒーを口へと運んだ

有賀 幸作 >  
「年頃の女学生を下の名で呼ぶのは中々に気恥ずかしいな。
 せめて君付けの氷架君で勘弁してくれ」
 
 若干、幸作もなるべくおどけた感じを出しながら、そう言っては見る。
 それほど聡い方ではない幸作とて、氷架の笑顔が先程よりもいくらか作られたものであることは察せる。
 
「取り柄については……」
 
 もうその容姿からして、取り柄ではないかという言葉は呑みこみ。
 
「なんというか、あまり、取り柄のあるなしは考えなくていいのではないかな。
 それは、他者が勝手に決めるものだ。
 氷架君が己自身に対して、其れ在れ課しと、それこそ架して掲げてもいいかもしれないが……それは爪先立ちを強いられる生き方だ。
 まずは、踵まで地に足を付けて居られる場所から、探せばいいのではないかな」
 
 ともすれば、それは怠けてしまえと言う言葉に聞こえるやもしれない。
 実際、その通りでもある。爪先立ちが常態である人間からすれば怠惰その物に見えるだろう。
 だが、誰も彼もがそれで生きられるわけではないのだと、常日頃から幸作は思っている。
 だからこそ、目前の少女にも、それは見極めて欲しいと、勝手ながら思ったのである。
 

雪城氷架 > 「じゃあそれでいいよ」

にっと笑って承諾、今度の笑顔は自然なものだった

「うーん……こう、勉強もできるほうじゃないし、
 何がしたい、とか…何が得意、っていうのもなくってさ…。
 学園で生活したら、自然とそういうのが見つかって、
 自然に大人になって自然に仕事に就いてー、みたいに思ってたんだけど」

そんなに甘いこともなさそうだしな、と今度は苦笑
ころころと表情が変わる、そんな印象を与えるかもしえrない

「慌てなくてもいいのかな、まだ二年生だし」

有賀 幸作 >  
 まるで、それこそ此の常世を取り巻く色取り取りの四季が如く表情を変える氷架を見て、幸作もつい、笑顔になる。
 
「ああ、まぁ、つまるところ、そうだな。
 氷架君くらいの年齢なら、将来の何だかんだについて具体的でないなんて、それこそ普通の事だ。
 己が何者であり、如何用を成せるのか、なんてのは、ゆっくり決めればいい事だと思うぞ。
 偉そうに言っている私ですら、それについては全く以て答えが出ないまま、研究生になっているしな……」

 珈琲を啜りながら、そう零す。
 逆説、己の悩みは齢二十五にして十七の少女と同じと言う事だ。
 氷架を非凡と見做すか、幸作を愚鈍と見做すか。
 答えは知れた事ではある。
 

雪城氷架 > 「そんなもんかな、ありがと。ちょっと気楽になったよ」

空になったコーヒーカップをコトンとテーブルに置いて、改めてその目をじっと見てみる
最初に受けた印象とはまた違う、
大人ではあるものの、子供である自分たちの気持ちもわかってくれるような、
そういった年齢の男性、といイメージに落ち着いた

「トシなんて言って悪かったな、幸作」

そう、少なくとも幸作のことを身近に感じたのだ
年下の彼女が彼を呼び捨てにするのはどこか自然な口調にも見えて

お、っと携帯を確認すると、いい時間だと悟ったのか、バッグを肩にかけて

有賀 幸作 >  
「そんなもんさ。気を揉む事は大事な事だが、それに足を取られる程の物ではない。
 学生であるなら尚の事だ。
 学び生きる事が許された身であるのだからな」
 
 じっと、蒼い目で見つめられると、つい幸作は下手糞な笑みを漏らす。
 照れ隠しの笑いだと己でも分かる程度には、頬が熱い。
 年上が聞いて呆れる有様よ。
 
「こちらこそ、窮した鼠であったとは言え、それこそ急に押しかけて悪かった。
 行くなら、そのまま行くといい氷架君。
 此処は私が持とう。それくらいは格好付けさせてくれ」
 
 女学生に呼び捨てにされるのもまぁ悪い気分でなし。
 意気地に欠ける身の上とはいえ、幸作とて男児である。
 

雪城氷架 >  
「奢り?さっすが大人♪」

さんきゅー、と軽いノリで微笑む
見た目の割にどこか男の子のようでもあったり、
シリアスに思い悩む一面を見せたりと忙しなかった表情も、今では単なる少女のもの

「それじゃ、またな」

その微笑みは勿論良い感情から出たもの
だから別れの挨拶も自然と、再会を期待した言葉で

長い長い銀髪を揺らして、軽やかに手を振って店を後にするのだった

ご案内:「カフェテラス「橘」【常世祭期間中】」から雪城氷架さんが去りました。
有賀 幸作 >  
 長い髪を揺らして去って行く少女の背に手を振りながら、静かに呟く。

「また、か」
 
 再会の期待をされる程度には気に入られたのだとすれば、悪い気分ではない。
 珈琲を啜りながら、自然と微笑む。
 しかし、姿が見えなくなった事を完全に確認すれば、漏らすのは苦笑であった。
 
「彼女がああ成るまでに、どれ程の労苦があったろうな」
 
 軽い口調で過去の苛めについて氷架は語っていたが、それは決して易い過去では無かろう。
 それでも、ああも笑えると言うのは、如何な胆力と努力あっての事であろうか。
 それこそ、筆舌に尽くし難い辛苦在っての事なのでは無かろうか。
 
 その上でこそ、「己は如何者であるか」という問いは、幸作の漠然としたそれと果たして本当に同質なのであろうか?
 
「チッ……」

 思わず舌打ちが漏れる。
 氷架にでは無く、己に。

 故、自問する。
 
「見えもしない陰惨な過去まで羨むほど、卑しいか。幸作よ」
 
 答えは、無論、在るはずもない。
 

ご案内:「カフェテラス「橘」【常世祭期間中】」から有賀 幸作さんが去りました。