2016/06/04 のログ
ご案内:「部屋」に柴木 香さんが現れました。
■柴木 香 > 「ほへー……」
自室にて。ぽち、とスマホの通話を切る。
突然の電話。遊びに行く約束はしたけど来るのは不意打ち。
でも、部屋の備品なんて小さい冷蔵庫とメタルラックが一つと布団。
ラックには雑誌と島の地図だ食べ歩きガイドだ絶景ガイドだなんだが少々。
「よし。」
散らかしてないし、片づける物もないので平和だけど。
そんなわけで待機である。
ご案内:「部屋」に水月エニィさんが現れました。
■水月エニィ > (今更だけど忍び込んで大丈夫かしら。
……女子寮との警備具合を見る限り、割とアレだけれども。)
おおよそ1時間弱後、
目的の部屋のインターホンをこっそり鳴らす少女が一人。
道中は特に誰も合わず、呼び止められる事もなかった。
とは言え、呼び止められたら素直にお外に出るとしよう。
(まぁ置いておきましょ。)
もう1回押す。
■柴木 香 > 「はーい。」
まさか忍び込んだとか思ってない。
ロビーくらいまでは迎えに行くつもりだったのに、鳴ったインターホンにぱたぱたとドアの前。
がちゃり。
「わふ、どうぞー。」
■水月エニィ > 「……割と警備緩いのね、ここ。」
扉を開ければ少女の姿。
当たり前のように一言呟いてから、軽く手を挙げた。
「はい、こんにちは。柴木クン。」
■柴木 香 > 「ん。けいび……?」
女子寮に比べれば格段に緩いとは思うけど、とかくり、と首を傾げつつ。
「わふ、こんにちは。あ、どーぞ。
……でも、なにもないよ?」
ドアを大きく開けて中に招く。
とはいえ、遊べるようなものは何もない部屋なのだけど。それは一応断りつつ。
■水月エニィ > 「そう。早売りの雑誌は期待していたんだけど。
ちょっと残念かもしれないわね。ま、良いわ。」
疑問を浮かべる彼の言葉を流しつつ、
残念そうな言葉とは裏腹に口元を緩めてみせた。
中へと足を踏み入れれれば、
促されるままでに室内へと上がり込むか。
■柴木 香 > 「それの入荷は明日の夜になります。」
買ってサボって帰ってくるのが夜という意味で。
入ってみれば娯楽といえば隅のラックに並んだ漫画くらいのもの。テレビもない。
来るというから招いたものの、何をすればいいのか…
「あ、とりあえずジュースでいい?おちゃ?」
飲み物用意するくらいの思考はあった。
■水月エニィ > 「ふふ、残念。」
今度は本当に残念そうな苦笑だ。
ちょっとの差異で届かない。なまじ手に届く範囲故の落胆か。
「んー……お茶にするわ。
ああそうそう、私も手ぶらはアレだったから、ピザを買ってきたのだけど……」
良く見ればカバンのほかにも湯気立つピザボックス。
臭いもほんのりとする。
■柴木 香 > 「はーい、おちゃで……わふ?
ピザ。えーと、ちょっとまって……あ、荷物は適当において、座っててくださいです。」
そういえば随分と荷物が多い気がする。
お茶をとりに行く前に、押し入れの中から小さいちゃぶ台を引っ張り出して。
開けた拍子に、押し入れの中の何着かの同じジャージが見えるかもしれない。
「えーと、えーと。」
ぱたぱた。ぱたぱた。
あっちいきー、こっちいきー。
コップ探して、ペットボトルのお茶だして。わたわた。
■水月エニィ >
「ええ。お言葉に甘えるわね。」
押し入れ内のジャージ群を認めつつ、
取り出されたちゃぶ台にエンドレス・シーザーと書かれたピザボックスを置く。
恐らくは、店名か何かなのだろう。肉とチーズの良い香り。
荷物も邪魔にならない場所に置きつつ、
姿勢が崩れすぎない程度に寛ぎ始めた。
手伝うにも、物がどこにあるか分からない以上家主に任せる構えだ。
■柴木 香 > 「はーい………」
わたわたと。人を家に上げるのに全く慣れていない様子。
テーブルにお茶とコップと。
えんどれす・しーざー。知らないお店だー、と店名を見て思ったりしつつ。
「わふー、おまたせしたです……」
しばらくすれば対面にちょこんと座る。
■水月エニィ >
変な噂があったりなかったりする、
どこにでもあるようなピザ屋の一つ。
中身はベーコン、ソーセージ、ペパロニ、トマト、チーズの、
肉と塩の味の効いたジューシーなピザ。
閑話休題。
準備を終えて対面にちょこんと座った柴木をねぎらうように、声を掛ける。
「ありがと。お腹が空いていれば今食べても良いし、
後で食べて貰ってもいいわよ。いきなり押しかけて悪かったわね。」
"気分を変えたかったの"、と、付け加えるように呟いた。
■柴木 香 > 「ほえー……あ、じゃあ、遠慮なく。いただきます。」
美味しそうなピザである。特にお肉。
勧められれば、一言断ってから両手を合わせて。
一切れ、ぱくり。もぐもぐ。……口の中に広がるペッパーの香りと脂の乗った風味が美味しい。
「ふぇ、いきなりはおどろきましたけど、大丈夫です?
……気分を変える?」
驚いたのは事実だけど、約束はしてたわけだしあんまり気にもしてない様子。
もぐもぐしながら、器用に首を傾げた。
■水月エニィ >
「ちょっとね。ま、何時もの事だから愚痴る程でもないわ。
それよりも食べるなら食べちゃいましょう。」
笑みを浮かべてみせてから一つ手に取り、食べ始める。
美味しそうに食べる様子を見て、チョイスがベターだったと安堵もする。
また、タマネギの類は入っていない。
「どう? 最近元気にしてる?」
■柴木 香 > 「わふ、そういうことなら別にいいですけど。」
首を傾げつつも言う気がないなら聞くことでもないし、と。
「ん、元気。特に何もお変わりなく。です。
そうそう簡単に変わりもしないです。……うーん?」
こくこく。
実際のところ順調とは言わないでも、ご飯食べれるくらいにはお仕事はあるので平和、という意味ではそう。
それよりも、はて。
「……元気してるか大丈夫なのは水月さんのほう、です?」
かくーん。
気分転換、といいなにやらあったのには違いない気がする。
■水月エニィ > 「友達が増えたり、ゴミ箱に投げ込まれたり……
後は映画を観に行ったり……まぁ概ねいつも通りね。最近は良い思いが多いけれど。」
それらを同列に語りつつ、概ね良好だと締め括る。
ピザを食べつつ、暢気に柴木を見つめている。
塩気で喉も乾いたのでお茶も飲もう。
■柴木 香 > 「わふ。――概ね。うん、概ね。」
ゴミ箱とかすごく混ざっちゃいけない単語が混ざった気がする。
良好だというなら良好なのだろう、とか納得はしておく、したい。けど。
「ゴミ箱……?
あ、どーぞどーぞ。」
かくん、やっぱり気になる。
お茶のペットボトルをキュッと開けて、こぽこぽと注いで差し出した。
■水月エニィ > 「ちょっと絡まれただけよ。
ま、いつもの事だもの……ん。」
こぽこぽとお茶を注ぐ様を見る。
何処か中性的――女の子めいた顔立ちに、柔らかそうな髪のふさ。
肉付きも男らしい程ではないし太ってもいないが、ちゃんと付いている。
「……やっぱり男の子にしては、愛らしいわよねぇ……。」
空気だけでも変える腹積もりか、
それとも単純な欲望や感想か、
ぽつりと句を零した。
■柴木 香 > 「わふー……うん、いつものこと、というならいいですけど。
いや、よくないです?からだだいじにです?」
一瞬頷きかけた、危ない。
お茶を注げば再び座り、二切れ目のピザに取り掛かる。
ぱく、もぐもぐ。
「……わふ?」
何か言った?というように首を傾げながら。
やっぱりこのピザはおいしい。
■水月エニィ >
「あら、これでも大事にしているのに。
まぁそうね。もうちょっと気を付けるわよ。」
くすくす笑って、何でもないように言ってみせる。
少なくとも、凹んでいる様子はない。
故に、懲りてないみたいな色も見える。
「いえ、柴木クンって可愛いわね、って思っただけよ。
髪の毛なんか羨ましいぐらいさし……ちょっと可愛い服とか着てみない?」
悪戯げ――ではなく、強い興味の宿った視線。
冗談3割。
■柴木 香 > 「うん、もーちょっと。
女の子は特に気を付けるべき、っていってた。」
頷く。誰が言ってたかは覚えてないけど。
本人的にそれほど気にしてないなら大丈夫そう……?
「わふ?」
かくん。
「……うーん、遠慮しておきますです?そも持ってないですし。」
あと、似合わないし。こくこく。
■水月エニィ > 「誰が言ってたのかしら。
柴木クンなら考えなきゃいけないわね。」
どこ吹く風、と言わんばかりに言葉を返す。
本人としてはスルーしているつもりはないらしいが、
諦観めいた様子として、流しているようにも映るだろうか。
「……試してみないと分からないと思うのだけど、ちょっと残念ね。」
いつの間にか(手を拭いた上で)荷物から折りたたまれ圧縮袋に詰められた中華風ロリータ服を出していたものの、
遠慮しておくと言われれれば、しょんもりとそれをしまい始めた。
■柴木 香 > 「うーん、覚えてないです。
けど、それじゃあ僕が言ってたということで。」
こくこく。大事にするならそれの方がよいのです。
なんか諦めてるようにも見えるのでそれは問題だけど。
「試しても似合わないだけだと思うです?……わふ?」
取り出したものは――どう見ても所謂『かわいらしい服』。思いのほか用意周到、というか。
自分とだと体格が違うし、つまりは――
「え、もしかして態々用意したです?」
■水月エニィ >
「……前向きに検討して善処するわ。」
少し効いたのか、間を置いて応える。
とは言え未だに諦観の色は強く、中々根深そうだ。
大きく息を吐いて気を取り直す。
取り直した矢先に『用意した?』と問われれば、別の意味で参った調子を見せた。
「違うけど……別に買った後にサイズが合わない事に気付いたとか、そんなじゃないから。
良いなと思って通販で買ってみたけど胸のサイズが全然合わなかったとか、そういうのじゃないから。
見たいとか柴木クンならイケるからとついでに持ってきたとか、そういうのでもないから。」
なんだか別の意味で重い。
少々だが、部屋の気温も下がったような。
そんな自分への呪いごと。
■柴木 香 > 「善処するならよし、です……?」
食べてたピザごっくん。……えーと。
「えーと、えーと。
ほら、えーと、その、えーと、えーと。」
なんかすごい地雷を踏んだ気がしますです。
尻尾ぱたぱたあたふた。この空気を払拭するには――
「……えーと、着ればいいです……?」
折れた。
■水月エニィ > 「……ちょっと待って、気を取り直すから。」
顔を手で覆って深呼吸一つ。
少しの静寂の後に、揺れた心を律して平静さを戻してみせた。
「気を使って貰って悪いわね。
ええと、無理する事はないけれど、見てみたいのは事実。
どちらにしても使い道が無ければ売り払うつもりだから。
……そうね、着てくれたら禁止や制限以外のお願い事だったら聞くわよ。」
自分がそうであったから、折らせる事には強い負い目があるのだろう。
それに気づけば揺れた調子を強く引き戻し、仕切り直し気味に問うた。
■柴木 香 > 「えう。だいじょうぶです……?」
暫くすれば落ち着いた様子。
ぱたぱたと尻尾を振りつつ、上目づかいに様子をうかがってみたりすれば。
「あ、うん、えーと、大丈夫?
……えと、着るだけなら、うん。……着るだけなら、大丈夫。
そういうお願い事は遠慮しとくです?」
こくこく。
女の子怒らせる方が怖い。よくわかった。うん。
代わりに何か聞くよ、というのは謹んで遠慮する。減るものと言えば――えーと、ほら、男の子の矜持くらい、たぶん。
■水月エニィ > 「大丈夫よ。
多分、落ち着くのは得意だから。」
平然とした様子で応えてみせる。
それこそゴミ箱に打ち捨てられる事を何時も通りと言えるような、
当たり前のような調子を見せている。
「そう。優しいのね。それじゃあ女の子の我儘を聞いて貰いましょう。
ふふ……でも、まずはピザを食べちゃいましょうか。
あるいは冷蔵でもいいけれど、食べるかしまうかしましょ。」
■柴木 香 > 「ならいいですけど……むー。」
ちょっとわからない乙女心。
ちょっとなのか、乙女心なのかは右に置いておく。
「ん、まずは食べちゃいますです。半分こで。
……うん、着るだけなら。」
三切れめ―、二人で食べるにはちょっと多いかも?と思いつつもぐもぐ。
一応、着るだけ、という念は推しておく。着るだけ。
■水月エニィ >
しかし大分量が多い。良く食べるかなとMサイズにしたものの、
流石に2人では多かったか。もっきゅもっきゅ食べ進める。
「……写真は?」
食べている最中、思いついた様子でぽつりと問う。
念を押されて思い出した、と言う体だ。
■柴木 香 > ぱくり。もぐもぐ。ごっくん。
ぱくり。もぐもぐ。ごっくん。
こじんまりした体型のくせして一向に手が止まる気配がない。
「……見せびらかさない?」
逆に聞き返す。服は本人のだし、そのくらいはいいんじゃないだろうか。
――自分の部屋で何をやってるんだ、という疑問もちょっと沸かないでもないけど。
気にしない。
■水月エニィ >
(Mサイズを多いと思ったけれど、別にそんなことはなかったわ。)
こぢんまりとしたカラダに詰め込まれるピザたち。
内心で胃袋が宇宙に繋がっているのかしらと印象を抱きつつ、ちびちび食べてお茶を飲む。
「……見せる友達なんてあんまいないし、見せびらかさないわよ。」
最近は友人にも恵まれているとは思うが、流石に見せるようなことはないだろう。
そう判断すれば、頷いてみせる。
■柴木 香 > もぐもぐ、ごっくん。
なんだかんだでぺろりと平らげてしまった。
半分以上一人で食べてしまったけれど。
「ごちそーさまでした、わふ。」
ぺち、と両手を合わせてごちそうさま。
食後のお茶もまたおいしい、とはふーと一息。
「なら、うん、いーよ……と。」
とはいえ、そういう服の着方など知る由もない。
■水月エニィ >
……一息の後に、改めて衣装を圧縮袋から取り出す。
皺にならないような詰め方・圧縮率なのか、よれなどはない。
少しばかり整え直し、衣服を取り出す。結構多い
……基本的には、チャイナドレス軸のワンピース型。
但しロリータ色の強い目立つ長く大きい姫袖であることと、
そこに意匠を合わせたスカート・パニエを合わせ、傘のように膨らませるお姫様仕様。
付け替えパーツとして、可愛らしいケープもある。
ひらひらふわふわで、大分重い。
尻尾は考慮されていないので、尻尾を挙げればスカートがめくれるはずだ。
それを着せようとして、固まった。
着せることは脱がす事で、脱がす事は裸を見る事だ。
「……」
■柴木 香 > 「ほえー……」
普段ジャージばっかり着ている身からすれば何が何やらだけど。
うわー、豪勢だなー、と思うのと同時に、うわー、動きにくそうだなー、とか思ったりする。
なんかすごくひらひらしてるし。
「…………わふ?」
取り出したところで固まったのを見て、かくり。
ぽくぽくぽく。……あ。
「よし、ちょっと外出てて。着替えてみる。」
こくこく。
服なら頑張れば着れる、ハズ。きっと。
■水月エニィ > 「……ええ。
終わったら言って頂戴。」
男性の裸体はどうにも慣れない。
昔はまだマシだったような気もするけれど、
ここ最近――自分がハルナと統合されてからは特に慣れない。
過ぎれば当たり前に出来るけれど、そう思って一旦外に出る。
■柴木 香 > 「ですです。着替えたら呼ぶです。」
頷きつつ、いったん廊下に出てもらって――
「……わふ。」
さて、残されたのはすごく、すごい服と自分と。
暫くはえ、これなに?とかえーと、これ……わふー?とか。
なにやら不穏な声が聞こえたり聞こえなかったり。
――しばらくして。
「わふ、だいじょーぶー。」
ドアへ声をかける。
うん、多分ちゃんと着れてる。
■水月エニィ > (わふー?)
何かしらとも思いつつ、
声が掛かればドアを開けて中に入る。
「――」
れっつ、ご対面。
■柴木 香 > 「わふー…えーと、これであってますです?」
構造の理解は得意、だったのだろう、特に問題なく。
男女の体格差の分だけちょっときつめ――とはいえ、女性体型の服が普通に着れている。
フリルだらけの姫袖は丈余りで手が見えずにあまり袖に。
細身の上半身は細やかなフリルでぴっちりと彩られ、半面、ふわりと広がったフリルスカートを尻尾がぱたぱたと跳ね上げる。
「これは、うん、落ち着かないです。」
ぱたぱたぱたぱた。
せわしなく尻尾が揺れるあたり、かなり違和感がある服装ではある。
特にスカート周りが落ち着かない。
■水月エニィ >
「ばっちりすぎるわよ。
……うん。率直に言って、凄すぎる可愛さね。」
左手で鼻と口元を抑えるように隠す。
右手でスマートフォンを取り出して、カメラ機能を使ってシャッターを切りまくる。
尻尾が動いてスカートがはね上がる。
跳ね上がった時に覗くパニエが危険球。
「何かに目覚めそうだわ……」
既に目覚めているかもしれない。
■柴木 香 > 「わふ?かわいいです?」
鏡がないので自分では見れなかったりする。
くるくる回って、ピョンピョン跳ねて、ふむ。
「……あ、あんがい動きやすいかもです?」
かくーん。
ふわふわフリルは邪魔になるかと思ったけど、動き回る分にはそうでもなさそう。
重さも重いとかいうけど気になる重さじゃないし。
「……だいじょうぶです?ティッシュ要ります?」
とかやってたら、何やら顔押さえてるし。
ティッシュ抱えて、わふーと顔を覗き込んでみたり。
■水月エニィ > 「ええ、信用できる所ですもの。
とても似合うし、気に入ってくれたのなら置いていくわ。その方が私も眼福だし。」
跳ねる仕草を録画モードでちょっとだけ取って戻す。
再びぱしゃぱしゃしてたものの、覗きこまれれば――
「いえ、まだ 大 丈 」
鋼の精神で乗り気 乗り切れなかった。
つつ、と、赤い液体が一筋。
「……やっぱ貰うわ。」
■柴木 香 > 「わふ、はいどーぞ。」
あまり袖でちゃんともてないのでティッシュは両手で差し出した。
「……わふ、体調悪い?
あ、じゃあ服はちゃんと洗って返しますです。わふ。」
覗き込みながらかくーん。無理は良くないよ、と首かしげつつ。
服については頷きつつ。
■水月エニィ > 「いえ、そうじゃなくて……
……ああ、そもそも売るものだもの。暫く返さなくていいわよ。
入れる場所もないし、売りに行くのも手間だから。
厭じゃなければだけど、よほどお金に困るまでは置いていくわ。むしろ、好きに使っていいから与ってほしいわね。」
小さく首を横に振りつつ、軽く応える。
鼻血は貰ったティッシュでしっかり拭いて、ゴミ箱に捨てる。
「洗うときは手洗いで軽くをおすすめするわ。
あるいはクリーニングね。……体調は悪くないけれど、
もうちょっとゆっくりしていって良いかしら。」
■柴木 香 > 「あ、うん。なら売る―、ていうときまで預かっときま……
わふ、好きに着ていいのです?」
なら預かっておこう……と思ったけど。
好きに着ていいとはどういうことだろう、とか思う。
ジャージの他の服と言えば学生服くらいだし、ありがたく……着るのかなぁ?
「あ、うん、寛いでいく分にはどーぞ。
でもあんまり遅くまで居るのはお勧めしないです。」
こくこく、男子寮だし。
あんまり遅くまで居ると寮長に怒られそうでもある。
■水月エニィ >
「大丈夫。夕方前には帰るわよ。」
くすりと笑った後、食べたものが残ってれば、
お茶とコップを除いてお片づけをはじめた――かもしれません。
ご案内:「部屋」から水月エニィさんが去りました。
■柴木 香 > 「わふー……ならだいじょうぶです。
あ、片づけはやるですから、置いといてー……」
体調悪い人にそういうことさせるのは気が引けるので。
ぱたぱたと静止したりしつつ。
そういうわけで、結局お見送りまで着たままなのでした。
ご案内:「部屋」から柴木 香さんが去りました。