2015/07/25 のログ
平岡ユキヱ > 「…!? 陽子、お主もまたモフり者…ッ!! それもかなりの手練れ…ッ」
今の精妙なる動きはなんぞ!! と芝居がかった茶番は続くよ。
バオッ、と異能を無駄に全開にしながら、素早く間合いを取る。食器がいくつかガチャーンとか音を立てたが知らんがな。

「ずるいぞ…ユキヱさんも交ぜてくれ! たのむ!」
ヒャッフー! と欲望の赴くまま枢木の尻尾にダイブする!

嶋野陽子 > 「あ、それじゃ先輩が痛がる・・・」
と、枢木先輩の尻尾にルパンダイブする平岡さんを、
片手で優しく押し留めようとする。
「平岡さん、尻尾はソフトタッチじゃなきゃ駄目ですよ」

枢木 柩 > 「やめろお前ら!騒ぐな!触るな!」
変な汗を垂らしつつわたわたと間で慌てる

平岡ユキヱ > 片手で優しく全長218cmの同級生に押し留められ、ぷらぷらと宙に浮く。
「そーなのかー…。近所の犬や猫とは訳が違うというわけね…」
しかし、ここで挫けるわけにはいかない。
「今、正しい触り方を『学ん』だッ! つまりはこれで堂々と、
 枢木先輩の尻尾と戯れる事ができるって事よねぇ~!? 燃えろ! 私の小宇宙!」
ヤル気と希望がムンムン沸いてきたぜッ! なユキヱさんが無駄に発光して覚醒する。
何かの異能の作用のようだが、詳細不明。

「えー…」
鶴の一声、枢木先輩ご本人からの静止に、ぷしゅ~と力的なものが抜けていく。かなしそう。

嶋野陽子 > 平岡さんを優しく
床に下ろしてから、枢木先輩の方に向き直り、
「いささかやり過ぎました。」と頭を下げる。
嫌がられたら引くのがもふもふ道の掟。

枢木 柩 > 「だいたいな、犬とか猫も尻尾触られると怒るだろ、私もほら、分類は狐だから、噛むかもしれんぞ、斬るぞ。」
ほんとに燃えるな、と溜息をつきつつ

「…そして嶋野?オマエ話聞いてたか?ん?」
頭を下げられ、はぁ、今回は許そう、と手を伸ばして弱くチョップ

平岡ユキヱ > 「ちくせう…今日のところは陽子の一人勝ちか。
 しかし、第二、第三の刺客が枢木先輩に…」
後に続きそうなモフり者、ないしはもふもふ道の苛烈な未来を予感させる一人ごとをのたまっていた。

「うっ、斬るんですか…」
たじろくユキヱ。斬られることにではない。斬られるリスクさえ負った先のモフモフの境地とは
いかなるものか、求道者ないしは登山家の境地で気になったのだ。

枢木 柩 > 「ううん、一回触らせて満足させたほうがいいんじゃないかこいつ…。」

やはりジト目でそう言いつつ。

嶋野陽子 > タッチへの反応は、個体差が大きく、
一人には絶妙なタッチが、もう一人には痛いという事
が判明した。妖狐もふもふの道は険しい。

枢木先輩のチョップを受けて、そう言えばまだ耳は
試してなかったなと罰当たりな事を考える陽子。

枢木 柩 > ――平岡を眺める枢木はその視線には気づいていない。耳がピコピコと揺れる
平岡ユキヱ > 「ワハハ、やるな陽子! だが次は負けん!」
すごくいい話な青春漫画風に話をたたみにかかる、風紀委員。
尻尾にうつつを抜かす風紀がいてもいい。自由とはそういうものだ。

「終わりがないのが終わり…。それがモフり者の極地だとしても…?
 でも一回触らせてもらえるのは、やぶさかではありません!」
ハッハー世の男子よ羨むがいい! と満面の笑みで。

嶋野陽子 > 「枢木先輩、平岡さんを押さえた方が
良いですか?」と聞く陽子。
やはりこの局面は先輩を立てた方が良い。
先輩の耳はひとまずお預けだ。

平岡ユキヱ > 「おいばかやめろ! 話せばわかる!」
嶋野に押さえられたら物理的に完全制圧されるかもしれん、という恐怖がユキヱの脳裏をよぎる。

強いことと、優しいことは相反しないのだ。

枢木 柩 > 「お、ありがたい、じゃあ、次回におあずけかな?」

ふはは、と嶋野の影でにやり

嶋野陽子 > 枢木先輩の指示が出たので
「平岡さん、大丈夫ですよ。痛くはしませんから」
と言って、平岡さんを優しく抱きすくめようとする。

平岡ユキヱ > 「近づけぬ…。枢木先輩にあと一歩…その一歩が物凄く遠い!」
『体格差』という残酷な現実を、異能というものに目覚めてから久々に痛感する。
どう攻めても立ちふさがる嶋野の間合いとして掬い取られるイメージ、数十回のイメージを繰り返す中…。

「ハッ…!?」
気が付いた時には、すでに嶋野に抱きすくめられていた。モフモフじゃない。全然モフモフじゃないよ。
「グワーッ!? …ってお互い風呂上りで暑いんだけど!? 自爆する気か陽子ーッ!
 世界のモフモフの半分をおまえにやろう! 我が軍門にくだれー!」

枢木 柩 > 「そのまま部屋にたたきこんでしまえ、ふふ」

いいぞ嶋野、と勝ち確スマイル

嶋野陽子 > 何やら考え事をしていたのか、平岡
さんをあっさりと捕獲できたので、暑苦しい抱擁か
ら、多少は涼しいお姫様抱っこに変えてみる。
「平岡さん。今日の所は諦めて下さい。そうすれば
床に下ろします。枢木先輩、それでいいですか?」
と確認する陽子。

枢木 柩 > 「うん、今日はもう遅いしな、どうせなら部屋まで運んでやればいい。私ももうそろそろ戻るし。」

くぁ、とあくび

嶋野陽子 > 枢木先輩の裁定は下った。
「ごめんなさい。今日はこのまま平岡さんのお部屋に
運ばせてもらいます。何か言い残すことはあります
か?」と、平岡さんをお姫様抱っこしたまま聞く陽子。

平岡ユキヱ > 「フッ…陽子。お前のその覚悟と優しさに敬意を表する!
 …そんなあんたに頼まれては、今日はおとなしくせざるを得ない」
あー、部屋にストライクとかされなくて良かったー。と額の汗をぬぐう。
やろうと思えば、この子絶対できるはずだろうに。触った筋量や骨格のスゴ味からそう判断していたのだ。
本当にやさしい子なんだな、と思う。

「ありゃ。お疲れ様です枢木先輩。…今度、お背中流しますよ。お詫びがてら…」
下心など何もありませんよ。とニヤリと饅頭顔で笑っている。

嶋野陽子 > 「枢木先輩、お疲れ様でした。お休みなさい」
と陽子も枢木先輩に挨拶する。これから平岡さんをち
ゃんと部屋まで送り届けないと・・・

嶋野陽子 > 「平岡さん。もふもふは、相手に
喜んでもらうのが先なんですよ。だから、嫌がる相
手には無理をしてはいけません。」と、平岡さんに
もふもふの道を説きながら、平岡さんの部屋まで
歩く陽子。

平岡ユキヱ > 「そうだな。…。なあ陽子…」
思い切り抱っこされながら、腕を組んで呟く。

「枢木先輩の尻尾は…良かったか?」
教えてくれ…それだけが心残りなんだ。と適当に
真っ白に燃え尽きて死にそうなキャラの演技しながら部屋に連行されただろう。

枢木 柩 > 「おう、尻尾を触ったら殺す。おやすみ。」

にへらと笑って物騒なことをのたまいつつ見送るだろう

ご案内:「ロビー」から枢木 柩さんが去りました。
嶋野陽子 > 「先輩の尻尾は・・・
途中でビクッとしたので、『あ、失敗だ』とすぐ
に判りました」と、平岡さんの幻想を打ち砕く陽子。
残酷なようだが、これがもふもふ道の現実。

平岡ユキヱ > 「そうか…仕方ないね…」
ありがとう。おわったよ…すべてが。
とその幻想をぶち壊されたユキヱは静かに目を閉じた。

なお、普通に部屋で爆睡して次の日には元気に登校しているだろう。

ご案内:「ロビー」から平岡ユキヱさんが去りました。
嶋野陽子 > 平岡さんの部屋の前で、平岡
さんを下ろすと、「こんな感じなので、私の事はあま
り怖がらないでも大丈夫ですよ。お休みなさい」
と言って、手を振りながら自室に帰る陽子。

ご案内:「ロビー」から嶋野陽子さんが去りました。
ご案内:「ロビー」に惨月白露さんが現れました。
惨月白露 > 三人と入れ替わりで、ロビーへと入ってくる。

『………おいおい、ここ、女子寮だよな?』

すれ違った2メートルはあろう女子を二度見しつつ、
ソファーにふわりと腰を下ろす。

『ま、あんなのが『女子』と認められてるなら、
 女装っ子が一人二人混ざってても分らないってのも納得が行くな。
 ……いや、仮にも女子にあんなのって言うのは失礼か。』

内心でそう考えながらやれやれと首を振ると、
近くで買った飲み物を机に置いて、本を開いた。

『部屋の冷房、なかなか効かないからロビーのが居心地いいんだよな。』

ぱらぱらとページを捲りながら、必要に応じてメモを取っていく。
何のことは無い、ただの学校の課題だ。

惨月白露 > 飲み物を持ち上げ、そこで違和感に気が付く。軽い。

『あーあ、気が付かない間に飲んじまったみたいだな。』

いくらロビーは涼しいとはいえ、
夏という季節はなんとなくでも喉が渇くものだ。

『しゃーない、追加分を買ってくるか。』

小さく声を漏らして立ち上がると、
近くにあった自動販売機のほうに歩み寄る。
何を買おうかと悩みつつ、自動販売機を眺める。

惨月白露 > 自動販売機から出てきた水を手に取りながら、
ぼんやりと時間を眺める。

『ああ、そろそろいい時間なんだな。』

少し考える、先ほど3人組が部屋に戻っていった。
ロビーでしばらく待機していたが、どうやら人が来る気配も無い。

『……今ならいけるんじゃないか?』

こくりと頷くと、大浴場のほうに足を向けた。

ご案内:「ロビー」から惨月白露さんが去りました。
ご案内:「大浴場」に惨月白露さんが現れました。
惨月白露 > 大浴場に足を踏み入れる、とりあえず、
脱衣所には人が居ない事を確認すると服を脱ぐ。
体型はやせ形スレンダー、まぁ、決定的な部分でも見られない限りは問題ない。

胸も隠すようにぐるぐるとタオルを巻くと、
大浴場の戸を開け、中を覗き込む。

ぶわっとふきだした湯気が、顔にふきかかった。

惨月白露 > 『よし、今日はゆっくりお風呂に入れそうだな。』

中を確認すると、「ふぅ」と息をついて、ガッツポーズ。
女子寮生活で一番困るのはお風呂だ、
他の部屋はどうなっているのか、というのを彼は知らないが、
少なくとも白露の部屋には備え付けのお風呂は無い。

だからこそ、バレないように出来るだけ人が少ない時間帯を狙って、
こっそりと入るわけだが、今日のように誰も居ないというのは珍しい。
いつものように気を使わずにゆっくり入れる、そう考えながら、
とりあえず、まずは体を洗う為にシャワーのほうへと歩いて行った。

惨月白露 > 「~~~♪~~~♪」

学生の間で流行の洋楽のラブソングを口ずさみながら、
シャワーで体を流して行く。

そもそも犬族の本能として水は好きだ。
シャワーをするときはいつでも上機嫌。
普段は若干肩身が狭い思いをしているが、
今日は確認した限りは貸し切りである。

「あーーーーー。」

目を閉じて、気持ちよさそうな声をだしながらシャワーを浴びる。
地面を滑るように泡が流れて、どこかに吸い込まれていった。

惨月白露 > 「ふはー、すっきりー。」

丁寧に全身を洗って、
最後に洗面器にたまったお湯を被ってぶるぶると頭を振ると、満足気に息をつく。

「さてと……。」

しっかりと全身を清めた後、お風呂に足を入れる。
ぶるぶると全身と耳が震え、尻尾がピーンと逆立った。

「ふあーーー。」

目を伏せて顔を緩ませると、そのまま足を差し入れて行く。
ぐるぐるとかき回すと、あたりをもう一度きょろきょろと確認する。

「よし、いない、いないな?」

惨月白露 > 一度お湯に慣らすために差し入れた足を抜く。
そして、大きく息を吸って。

「やっはーーーーーー!!!」

ぴょんとお風呂の縁から飛び込む。
どぼーんと音をたてて、身体が水に沈んだ。

そのままぶくぶくとしばらく水に沈むと、
ざばぁと音を立てて水から顔を出した。

「はー、一回でいいからやってみたかったんだよなー、これ。」

そういってけらけらと笑うと、犬かきで縁まで移動して、
縁に体を預けて顔を緩ませた。

惨月白露 > 「……んじゃ、そろそろ上がるか。」

存分に一人きりのお風呂を堪能すると、
お風呂からあがってタオルを巻いた。
『名残惜しいけど。』と最後にお風呂を振り返る。

「あー、久々に気持ち良くお風呂に入ったなー。
 クッションとかタオルとかベッドとかに
 体を擦りつけながらごろごろしまくりたい気分だ。」

脱衣所に出ると、ぶるぶると体を震わせる。
耳と髪と、尻尾から水が飛び散った。

惨月白露 > 身体を拭いて寝間着に袖を通すと、うーんと伸びをして、
先ほど買っておいたペットボトルに入った水を飲みながら、
上機嫌で大浴場から出て行った。

ご案内:「大浴場」から惨月白露さんが去りました。