2015/10/23 のログ
ご案内:「部屋」に枢木 柩さんが現れました。
枢木 柩 > ここは枢木の自室。
与えられた設備をそのまま使っている。
日用品は過不足なく揃っているが、生活感が少ない。
というより物が少ない。

雑多な種類の本がつめ込まれた本棚と、机と椅子、座布団、それにベッド。
パソコンはあるが、テレビはない。そんな部屋だった。

ご案内:「部屋」に四十万 静歌さんが現れました。
枢木 柩 > 「…ん。」

今日は四十万が来る日だった。

ベッドから身を起こし、いそいそと冷蔵庫や戸棚からお菓子を
取り出す。予め買っておいたものだ。
それと、トランプ。

あまりアレコレと買うのもなんだか気合を入れすぎな感じがしたし、
何も買わないのも失礼かもしれない。悩んだ末のトランプだった。

「まぁ四十万なら常備してるだろうけれど。」

ありきたりな発想に苦笑する。それでも割りと楽しみだった。

四十万 静歌 > 枢木の自室への扉の前にたって、
ゆっくりと深呼吸。

そして思い切ってコンコンとノックをする。

「いらっしゃいますか。」

と中へ向けて声をかける。
声をかけたら、
変なところはないかな、
なんて、思わず服装を正してみたり。

枢木 柩 > 「はぁい。」
間延びした返事を返す。

――なんかやけに改まってないか?!

「まて、部屋着の私が恥ずかしすぎるからもう少し気楽に頼む…。」

苦笑しつつドアを開ける。やっぱり着替えておくべきだったか。

四十万 静歌 > 「あ、はい!
 その……
 大丈夫です!」

気楽にと言われて、ドアをあけると、
思わずそんなことを。
何が大丈夫なのかは
いった本人すらわかっていない。

「その、別にかしこまったつもりはないんですけどね。
 あ、お邪魔しますね。」

とりあえず、真っ赤になって、頬をかいて、
照れくさそうに部屋の中へと上がり込むだろう。

「ええと、あ、
 そうでした。
 これ、ケーキ買ってきたので冷蔵庫なりなんなりにどうぞ。」

そして、片手にもっていた袋を差し出す。

ちなみにカボチャモンブランである。
4つ入ってる。

枢木 柩 > 「ん、ふふ、散らかってるけどどうぞ、っていうんだろこういう時。」

相変わらずの可愛さで安心する。

「わ、んー…かぼちゃかな?美味しそう、ありがとう!」

すんすんと匂いを嗅いで中身を当てる。嬉しそうに尻尾を揺らし、
一旦冷蔵庫に保存する。後で一個ずつ食べようと考えつつ。

四十万 静歌 > 「そして、大体散らかってないんですよね。」

なんて、クスリと部屋をきょろきょろと見渡すだろう。

「ここが柩さんの部屋……」

シンプルだけど、いい部屋だな、
なんてゆっくりとうなずいて、

「とにもかくにもカボチャのお菓子を気に入っていただけて何よりです、
 せっかくのハロウィン期間ですしね。」

なんてウィンクするだろう。

枢木 柩 > 「いやぁ、何もなくてつまらない部屋だよ、四十万の部屋みたいに
可愛くしたいんだけど、なかなか思いつかなくて。」

恥ずかしそうに頬を掻く。

「…ああっハロウィン…!」

なにかすればよかった…!と頭を抱える。

「…狐のお化けってことにすればトリックオアトリートできるか…?」

うぐぐ、と唸って

四十万 静歌 > 「自分のいいなと思ったものを、
 よさそうに飾るだけでもいいと思いますよ。
 深く悩むと確かに何もできなくなりますし?」

なんて、小首をかしげてじっとみつつ、

「まぁ、それにハロウィンもまだまだこれからですから、
 慌てる必要はあるかもしれませんけど、
 慌てすぎる必要もないですよ。
 これからこれから。」

なんてウィンクしながら、
んー?と考えて――

「ハロウィン風の色合いの巫女服なんか面白いかもしれませんね。」

なんて想像しながらクスリと笑い――
パチンと指を鳴らすと、
反対側の手に先に星がついたステッキが現れるだろう