2015/10/24 のログ
■枢木 柩 > 「ふむむ、確かになぁ…。商店街をぶらついて
良さそうなものを買ってきたりするかぁ…。」
尻尾と耳を揺らし同意。
「巫女服、ほほう、イイな、懐かしいなぁ…。」
なんてしみじみと回想した矢先、ステッキの出現に軽く驚きつつ。
「四十万は魔法少女みたいな感じか?」
っぽいし。と見つめ返し、ベッドに腰掛ける。
■四十万 静歌 > 「まぁ、今はハロウィンシーズンだからこそ、
歩き回ってみれば、
相応にいいものはあると思いますよ。
それに――」
うん、と一つうなずいて、
「巫女服を本当にきるにしても、
別になるにしても、何かやるならぜひ写真にとっおきたいですね。」
なんて、笑って――
魔法少女といわれると、あはは、と頬をかいて
「魔法使いっていうともっと仰々しいものか、
シンプルになってしまって、
意表をかいてと思ったんですけど、
ちょっと若すぎましたか?」
なんていいながら、そっとステッキをなでると、
ステッキの色が白から黒へと変色するだろう。
ちなみに星の色は黄色のまま変わらない
■枢木 柩 > 「写真!じゃあ一緒に撮ろうっ」
尻尾と耳をピンと立て、楽しそうに提案する。
イベント事が好きな狐であった。
「いやいや10代の若者が何を言ってるんだ…。四十万若いぞ。
私実際その十倍は生きてるからな…。むしろ可愛い姿をもっと見せてくれ…。
って、わ、黒くなった、それしってる、
闇堕ちってやつだな!」
おおー、と拍手。何かを間違えてる気がする。
■四十万 静歌 > 「そうですね。
一緒に取りましょうか。」
クスリと笑って――
「いえ、その……」
若い、といえば若いのだが、
思わずちょっと苦笑。
「こう、なんていうか、ちょっと背伸びしたいお年頃でもあるので?」
なんて、いいつつ――
「まぁ、表面をはがしただけなんですけどね。」
と、ぴらりとステッキを覆ってた白いカバーを見せつつ――
「驚いていただけたようで何よりです?
闇落ちというには、
黒くなっただけで、申し訳ないですが?」
■枢木 柩 > 「ん。楽しみ。」
そう微笑んで、
「ほほー…なるほど、四十万お姉さんかぁ…。四十万お姉さん、ふふ」
手元で揺れる白いカバーを無意識に目でおってしまう。
■四十万 静歌 > 「お姉さんになるとかちょっと憧れますよね。」
なんて、ふんわりえへへと照れたように笑ったところで、
目で追う様子に気づき――
「――」
ふりふりと猫じゃらしのようにゆるりと動かし始めた
■枢木 柩 > 「エルピス、だったか、に、おねえちゃんって言われてるじゃないか、う、ぅ」
何でもない風に返答をしていたが、目が離せないのが露呈していく。
ぐぬぬ、といった顔で…ベッドの上で居住まいを正してしまう。尻尾があわせるように揺れる。
「あ、あの、その、四十万?」
結構恥ずかしいのか、少し顔が紅い。でも目でおってしまう。
■四十万 静歌 > 「一応従妹のお姉ちゃんですから。」
ちょっと得意げにぐっと握りこぶしを作ってアピールしてみたり。
その間にもゆらゆらと動かし――
「はっ!」
名前を呼ばれるとばっと、カバーを背後に隠して。
「そ、その、柩さんの反応がかわいらしくてつい……?」
顔を赤くしながら、
目を泳がせつつそういうだろう。
■枢木 柩 > 「にゃる、ほどn…」
あっ、とカバーを隠され残念そうな声。
慌てて口を抑え、赤い顔をそらす。
あやうく飛びかかるところだった…。
「…うぅ、本能に来るようなのはやめて欲しい…。」
ジトっと見つめる。
■四十万 静歌 > 「最初は意図してなかったのですが、
気づいたらつい……」
じーっと上目遣いに見返しながら、
「でも、
柩さんの反応が可愛いから仕方ないと思うんですよ?」
なんて反論して、小首をかしげ
「ふふ、でも、
やっぱり、こういうのには弱いんですね?」
■枢木 柩 > 「ぅぐ、可愛いじゃないか、許す…。」
まだ顔は赤かったが、苦笑して頭を撫でようと。
「ん、んー…最近は結構大丈夫だったんだけど…。
こう、わざとされると…つい、な…。」
自分じゃどうしようもないから恥ずかしいよ…と枕を抱える。
■四十万 静歌 > 「……」
おとなしく撫でられて、
静かに微笑む。
ちょっと心地よくて表情がやわらいで、
顔赤いけど。
「――まぁ、確かに本能にあらがいたいのに抗えない強さは、
少しはわかるかもしれませんね。」
と少し考えて――
「訓練すればともいえない問題ですし、
そうですねぇ。」
うん、と一つ頷いて――
「ゆっくりかんばりましょう。」
ね?といい案が思いつかなかったらしく、
枕を抱えた柩さんの頭を
撫で返そうとするだろう。
■枢木 柩 > 「か、風に揺れるカーテンとかは平気になったんだ…。♪」
なんとか弁明するも、撫でられ耳と尻尾を振ってしまう。
■四十万 静歌 > 「じゃあ、今後もゆっくりとならしていくしかないですね。」
と、ふと何かを思いついたように、
耳をやさしく指でふれてなでようとしつつ――
「理想としては、耐えれるときに耐えて、
そうでない時は存分にできるようになることかもしれませんね。」
などとつぶやく。
だが悲しいかな。
「……うう、心地よい」
本能に負けたものがもう一人。
――撫でる本能に勝てなかったよ
■枢木 柩 > 「そうだな…。」
他愛のない返答。微笑み返しつつも
耳に触れれば耳が反射的にぴこっと揺れる。
「あはは…私も撫でられるの好きだし、四十万なら別にいつでも触っていいぞ?」
耳の内側に触れれば、くすぐったそうにわずかに身動ぎをするだろう。
だが、手触りはとてもふわふわで、柔らかい。
■四十万 静歌 > 「そんなこといってると、
一日中撫でまわしますよ?」
なんてくすっと笑いつつも、
撫でるのをやめられない、
耳に触れるのをやめられないとまらない。
「でも、お言葉に甘えます。」
だって、こんなにも手触りが心地いいのだもの――
「お返しに、私も好きなだけ撫でていいですよ?
なんて、お返しにもならないかもしれませんけど。」
と微笑むだろう
■枢木 柩 > 「ん、じゃあ私も…。」
と手をのばし、両手で髪を梳くようになで始める。
時折んっ、と耳を震わせるが、
四十万が楽しそうなのでちょっとくらい…。と何も言わず。ビクッと尻尾を揺らす。
「四十万の髪、長くて綺麗で、手入れが丁寧で凄いなぁと思うよ。」
撫でながら見つめて、ちょっとはにかんで
■四十万 静歌 > 「あ、すみません、
変なところ触りましたか……!」
びくっとすると、同じくびくっとして、
大丈夫かな?
なんてはらはらした声でいうだろう。
ともあれ、撫でられるとおとなしく心地よさそうに撫でられ――
「まぁ、本当にしっかり丁寧してる人と比べると、
雑かもしれませんけどね。
もともとの髪質もあるもので?」
なんて小首をかしげ――
「それに髪は女の命ですから。」
なんて、古風なことをいうだろう。
■枢木 柩 > 「ふにぁ…あ、や、だいじょぶだ…。」
声が漏れた。恥ずかしい。
顔を赤くして目をそらす。
なんでもない、くすぐったかっただけ‥…。と手を振って
「ん、わ、私も一応頑張ってるつもりだけど。どうしてもうまくまとまらないから、羨ましい。」
早口気味にそう応える。
■四十万 静歌 > 「ならいいんですけど。」
そういって、再びなでながら、
そっと髪質を確かめて――
「無理にまとめようとすると、
やっぱり大変ですから、
美容師さんにお願いしてもらうかあるいは――」
うーん、と考えて。
「まとめないでもいいのではないでしょうか?」
なんて思わず言うだろう
■枢木 柩 > 「ん、ふ…んと、それは今のままでいいってことか?」
自分だけくすぐったいのもなんだか悔しかったので、
そっと耳に指を這わせようとしつつ、小首を傾げる。
■四十万 静歌 > 「んっ……」
耳に指をはわせると、
思わずぴくんっと体を震わせて――
それでも我慢しながら、
「ええ、今のままでも私は好きですよ?
それでも、というならいくつか試してもいいですけど……」
じっと目を見つめて
「その、柩さんにあうかはわかりませんよ?」
■枢木 柩 > 自分と似たような反応にくすっと笑いつつ、耳を撫でながら
「んぅ、それはいいかも…私あまり髪型とかに詳しくないから、
ちょっと興味あるな…。」
別に気にしないよ、と見つめ返して笑いかける。
■四十万 静歌 > 「じゃあ、今度何か試してみましょうか……
んっ……」
耳を撫で続けていると、
次第に真っ赤になってくるだろう。
でも、我慢しているのである。
お返しとばかりにちょっと耳をくにくにと弄ろうとしつつ
■枢木 柩 > 「楽しみだな、ふふ……。っ…。」
きゅ、と目を瞑って、耳のくすぐったさに思わず四十万の頭を抱き寄せるように
びくりと反応し。
同じくらい紅い顔のまま、片手で髪をさらさらと撫で、
もう片手で耳を指でつつと撫でて。
次第に口数が少なく――
■四十万 静歌 > 「むぅぅ……」
真っ赤になりながらも、抱き寄せられるようにすると、
撫でていた手を放し、
抱きつく形になるだろうか。
「――ちょっと恥ずかしいです。」
なんて、言葉を放つが、
実のところ超恥ずかしい。
かといってやめてくれともいえず、
おとなしくされるがままにされるだろう。
■枢木 柩 > 「あ。えと、その、ごめん…。」
は、と我に返り、撫でる手を止めて。
四十万を抱きとめたまま、なんでこんなに顔が熱いんだ、なんて考えつつ。
「ケーキ、食べるか…。」
そうつぶやいた。
■四十万 静歌 > 「い、いえ、お気になさらず」
そういって、じっと抱きしめた姿勢のまま――
「そうですね。食べましょうか。
でも、もう少し、このままで――」
だが、いま顔を上げることはできない。
ちょっと落ち着いてから。
――そんなこんなで――
――楽しい時は、過ぎてゆく――
ご案内:「部屋」から枢木 柩さんが去りました。
ご案内:「部屋」から四十万 静歌さんが去りました。
ご案内:「部屋」に白さんが現れました。
■白 > 「━━・・・、ここは?」
ぼんやりとした視界、
眠たげな眼を擦り周囲を見回す。
真っ白で何もおかれてない真四角な部屋、
8畳程度で床や壁は鉄のように冷たい。
良く見れば一つ真っ白な壁に溶け込むように真っ白な扉がある。
ぼんやりした視界のままその扉へと歩み寄りドアノブに手を掛けて回し扉を開けようとするが・・・
鍵は閉まっており開かない。
不安で若干鼓動が早まる。
「だ、だれか、いませんか?」
自分が持てる精一杯の声で呼んでみる。
その声は真っ白な空間に反射されていくように反響し返るばかり。
ごくり、息をのんで扉をコン、コン、と2度ノックすると・・・。
《がちゃり!》
「え・・・!」
扉が開いた勢いに負けて後ろにしりもちをつく。
ゆっくりと視線を開いた扉に向けようとしたとき・・・
首根っこをつかみ持ち上げられる自分。
「あ・・・やめ・・・、」
かすれるような声で懇願するも聞く様子はない。
相手の姿は真っ黒で何もわからない。
聞こえてきたのは
《・・・策だ、・・・する。・・・3,4年だ。》
断片的に聞こえてきた声、
まるで脳が拒むようにその言葉を遮ってるかのよう。
そして扉の外へとそのままつれてかれそうになったとき、
視界は真っ白に染まり意識は遠のく・・・。
━━━━━━━━━
「━━・・・!?・・・ハァっ・・・、ハァ・・・っ!」
再び眼が覚める、
いや、眼が覚めるというよりも夢から、眠りから覚めたというべきだろう。
覚醒と同時に体は跳ね起き、
汗はびっしょりでいまだに落ち着かない呼吸。
周囲を見渡せば本棚と自分の机とクローゼット、
見覚えのある自分の部屋であることを認識すれば
心は落ち着きをだんだん取り戻していく。
「・・・、また・・・。」
ぐったりと疲れた声、
汗でにじんだ額に右手を添えて大きく深呼吸、
これで何度目だろうか、と、再びベットへと倒れこんだ。
■白 > 再び静かに寝息をついて、
その日夢を見ることはなかった。
ご案内:「部屋」から白さんが去りました。